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ビン・ラディン殺害報道の背後にある計画   (ROCKWAY EXPRESS )
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/641.html
投稿者 新世紀人 日時 2011 年 5 月 05 日 20:58:08: uj2zhYZWUUp16
 

http://rockway.blog.shinobi.jp/

ビン・ラディン殺害報道の背後にある計画

ビン・ラディンがいたと言われている建物

◆5月5日

 ビン・ラディン殺害のストーリーが二転三転している。既に5月3日号の「オサマ・ビン・ラディンは二度死ぬ」で示したように、政府のストーリーを信じるのは、これだけ見ても困難である。

 ビン・ラディンは戦闘によって殺害された、と言われていたのに、その戦闘そのものがなかったというし、女性を盾にしてビン・ラディンは反撃していた、というストーリーも否定された、というか、ビン・ラディンは武器を持っていなかった、というのだ(だから戦闘もなかった)。

 では、なんで逮捕しなかったのか、という質問には政府は答えられないでいる。ビン・ラディンが世界的テロリズムの首謀者であり、元締めである、と言われ続けてきたのだから、彼を逮捕し、尋問すれば(お好みならば得意の拷問でも使って)テロリストのネットワークの全貌が明らかになったかもしれないのにもかかわらず、それもしないで、武器を持たない老人を殺害した・・・

 しかも、9月11日同時多発テロとビン・ラディンとの関係は、アメリカのFBIによれば、明確ではなく、彼らははっきりとした証拠は持っていない、と言われている。(http://www.thepeoplesvoice.org/TPV3/Voices.php/2009/07/25/no-hard-evidence-connecting-bin-laden-to-11
 
 しかも、遺体を海に流しただけでなく、その遺体の写真も公開しないという決定をしたという。これでは、いくら善良な人間だって、アメリカ政府の説明を信じるわけにはいくまい。もうすこしうまく嘘をつけないものか、という意見がアメリカ人の間からも上がっている、という。さもありなんである。

 それでもアメリカ政府がアフガンから撤退する方向で今回の劇の上演をしたのならば、ブログ子は許せる(ただし関係者を殺害したことは許すわけにはいかない)、としたのだが、それがどうなるものか、予断を許さない情勢のようだ。恐らくはオバマ大統領自身は戦争終結・撤退の方向であろうが、その他の部署では反対勢力も強いようで、その綱引きが水面下で進められているのであろう。

 今、暫くは静観せざるを得ないようだ。


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●ビン・ラディン殺害報道の背後にある計画
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=24625
【5月4日 by Dr. Paul Craig Roberts】

 アメリカ政府のビン・ラディンに関するストーリーはあまりに杜撰なため、根本的な情報が変更されるのに48時間も掛からなかった。ホワイトハウスのジェイ・カーネイ報道官による新しいストーリーが3日に提示されたが、日曜日の夜の発表内容とはえらく違っていた。激しい戦闘はなかった。オサマ・ビン・ラディンは女性の背後に隠れたりはしなかった。そしてまさに、カーネイは、「ビン・ラディンは武器を持っていなかった」と語ったのだ。

 ドナルド・ラムズフェルド元国防長官の説明によれば、「地上で最も危険で、最高に訓練されていて悪辣極まりない殺し屋たち(http://www.defense.gov/news/newsarticle.aspx?id=43817)」であるアル・カイダと対決していたにしては、SEAL(海軍特殊部隊)の一人もかすり傷を負っていないから、銃撃戦のストーリーは即座におかしいと思わされた。

 最初のストーリーの全ての詳細部分がすっかり変更された。SEALによって殺害されたのは、ビン・ラディンの妻ではなく側近の妻だった。SEALによって殺害されたのは息子のハリドではなく、ハムザだった。

 カーネイはストーリーの変更は、「戦場の霧(戦闘中の混乱状態)」によるものだ、とした。しかし銃撃戦はなかったのだから、どこからこの「戦場の霧」がきたのだ?
 
 ホワイトハウスはまた、オバマ大統領と国家安全保障チームは中継で作戦の展開を注視していた、と言うストーリーを捨て去った(ホワイトハウスはこのチームがモニター画面を注視している写真を公開したのにもかかわらずだ)。この映像はSEAL要員のヘルメットに装着されたカメラから送られてきていることになっていたものだ。

 もしもオバマ大統領がイベントを見ていたのならば、彼は銃撃戦がなかったことを知ったはずだ。だとすれば、ビン・ラディンが銃撃戦で死亡したと発表することはなかったであろう。このストーリーを捨て去ったもう一つの理由は、もしもイベントがビデオに撮影されたのならば、世界中のメディアはそのビデオを見せろと要求するだろう。しかしもしもイベントが演出された劇であったならば、ビデオは存在しない。

 武器を持たないビン・ラディンが何故、銃撃戦もない中、SEALによって頭を打ちぬかれて殺害されねばならなかったのか、という説明はなされていない。「我々は彼を殺(や)った」という政府のストーリーを信じる人々は、この作戦は歴史上もっともぶざまな作戦としか思えないだろう。この惑星上で最も価値ある情報を持つ人物を意味もなくかつ必要性もなかったのに殺害するというこの「とんまさ」はなんなのか?

 アメリカ政府によれば、世界のテロ組織は「首謀者」であるビン・ラディンを通して活動していることになっている。SEALの銃撃大好き野郎のお陰で、一発の銃弾は最も価値あるテロリスト情報を破壊してしまったのだ。恐らくこのSEAL野郎は、自分の銃に刻み目を入れて、オサマ・ビン・ラディンを殺害したのはマッチョでタフガイの俺だと生涯自慢するつもりだったのだろう。
 なにせ、ビン・ラディンは、この惑星上で最も危険な人物で、アメリカとヨーロッパ・イスラエルの同盟国を出し抜き、9月11日同時多発テロで「世界で唯一の超大国」に屈辱を加えた人物なのだ。

 このようなビン・ラディン死亡の基本的なストーリーが、ストーリーの根本的な変更が要求される「矛盾点」を認める事もないまま48時間も持たなかった時、遺体が存在しない点、襲撃でビン・ラディンが殺害されたという証拠の不在、襲撃さえもなかったという点を合せて考えてみれば、疑惑を否定できない下地が出てきたことになる。
 
 この全体のエピソードは丁度もう一つの1964年8月4日のトンキン湾事件かもしれないのだ。この事件は起きていないのだが、北ベトナムに対する戦争を仕掛ける口実として成功した。そしてこの戦争で膨大な損失をアメリカとベトナムにもたらし、途方もない利益を軍・治安関連複合体にもたらしたのだ。

 アメリカがビン・ラディンを逮捕する代わりに、不必要な殺害をするほどまるっきりとんまであるという点は疑いないことだ。しかし、ビン・ラディンが除去されたという証拠をアメリカはすばやく処理してしまったということを誰が信じるだろうか? 政府は成功の証拠を海に捨ててしまったが、いくつかの写真があり、いつか公開されるという政府のストーリーは信じがたいものだ。

 私に電子メールをよこした一人は、「何が問題かというと、傲慢にもひどくなる一方のこの嘘をでっち上げる杜撰さであり、政府が人々を欺く能力に深い自信を持つようになってきたかのようで、信用してもらえるよう装う努力さえも殆どしなくなってきたことだ」と書いている。

 政府というものは、はじめから自分達は市民を欺くことができると信じ、愛国者法を弄ぶ事で服従させてきた。「メイン号を忘れるな」「トンキン湾」「大量破壊兵器」「ライヒスターク・ファイア(ドイツの国会議事堂放火事件)」・・・上演された出来事といんちき事件は延々と続く。もしもアメリカ人が歴史なるものを知っているならば、そう簡単にだまされることもないものだが。

 本当の問題は:「ビン・ラディンの死」にはこの先、どんな予定が組まれているのか、ということだ。

 この問題には多くの回答がある。多くの人々は、オバマは再選問題を控えているが支持率が低いことを知っている。ニューヨーク・タイムズ紙・CBSの世論調査で、ビン・ラディン襲撃後には支持率に強い上昇が見られたのに驚いた人がいただろうか? ニューヨーク・タイムズ紙は、「大統領への支持が共和党と無党派層の中で大きく上昇した」ので、「国家的誇りの輝き」が「党利党略を越えて」強まってきた、と報じている。全体では大統領の仕事ぶりを認めている人々が48%から57%に上昇したと言っている。ワシントンでは、支持率が24%上昇したことが上演された出来事を正当化している。

 その他の可能性としては、財政赤字とドルの救済を考慮した際、オバマはアフガンでの戦争と占領、戦線のパキスタンへの拡大を終結させることが必要になってきたことを理解した、ということだ。この戦争の目的はビン・ラディンにあったのだから、この目的の達成で、アメリカは面目を保ちつつ撤退することが出来るし、そうすることで、アメリカの財政赤字を救済することができる。

 もしもこれが予定に組まれた事ならば、応援したいものだ。しかしながら、もしもオバマの予定がそうだとすると、軍・治安関連複合体はすばやくそれに反対する動きを始めたことになる。CIAのレオン・パネッタ長官はアルカイダがビン・ラディン殺害の報復をするかもしれないと宣言することで、戦争継続を図るためのでっちあげ攻撃のドアを開けた。クリントン国務長官は、ビン・ラディン殺害が成功したことは、更なる戦争、更なる成功を正当化させると宣言した。国土安全保障省は、ビン・ラディンの殺害は「地元の暴力的過激派」たちをテロ攻撃に駆り立てるかもしれない、と宣言した。「地元の暴力的過激派」とは定義されていない言葉使いだが、新しく生まれたこのブギーマンは、環境保護者と反戦主義者も含むようだ。「被疑者」のように、この言葉は誰でも政府が取り締まりたい者は含まれることになろう。、

 政府の各部署では、ビン・ラディン殺害の成功を拷問などの件で、自分達を擁護し、計画を推進するためにすばやくその機会を捉えた。アメリカ人は、ビン・ラディンが見つかったのは、何年も前に東ヨーロッパにあるCIAの秘密の刑務所に勾留されている者を拷問することで聞き出した情報の結果だと聞かされているのだ。

 このリストアップされた可能性のある計画と付属の計画は、完璧には程遠いが、疑惑を持ち独立した思考が出来る者たちには、出発点として役立つだろう。上演された劇の背後にある計画は時間の経過と共にその姿を現すだろう。我々はただ、主流メディアから聞かされることは計画を進めるようデザインされたものだという点に注意しそのように理解することだけだ。

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2011/05/05 (Thu) 戦略


(新世紀人コメント)

米国政府のズサン作戦はなにも今回に始まった事ではない。
9・11もそうであったし、イラク戦争開始の理由もそうだった。
そうであれば、今回の混乱?は目新しくはない。
しかし、それにしても準備不測で混乱していて乱暴だ。
と言う事は、
今後に引き起こされる様々な事態も混乱して乱暴なものとなるだろう。
切羽詰っているのですよ。

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