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パンナム機爆破テロ裁判の証拠物に新疑惑  (ROCKWAY EXPRESS)
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/799.html
投稿者 新世紀人 日時 2011 年 7 月 21 日 11:53:32: uj2zhYZWUUp16
 

http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/593/

パンナム機爆破テロ裁判の証拠物に新疑惑

ロッカビーに墜落した機体の一部

◆7月19日

 今進められているNATO諸国によるリビア空爆の背景に、1988年12月におきたパンナム機103便爆破テロ事件が絡んでいることは、4月1日号の「石油のためのリビアの血:バンパイアー・ウォー」で示されている。この事件は墜落地点の名称からロッカビー事件とも言われている。

 リビア人情報部員であったアブデルバセト・アル・メグラヒともう一人が犯人だということで、最終的にはカダフィ大佐も折れて賠償金を27億ドルも支払わされた事件だ。これを内心不服としていたカダフィ大佐が後になってリビアに入ってきた欧米石油会社をゆすってキックバックをさせ始めたことで、欧米側がカダフィ追放を決意して始めたのが、リビア戦争だという。

 しかし以下の記事では、やはりパンナム機爆破テロ事件には決定的な証拠となる物体の件で、疑惑があることが暴露されている。証拠となる小さなプリント基板が「航空機の残骸の上に発見された」などという点は、あの9・11事件の犯人のパスポートが、崩落したビルの残骸の上で発見された、という点を思い出させる。どちらもありえないことだ。よくも平気で嘘を言えるものである。


この小さい破片が風で遠くに飛ばされないで航空機の残骸と一緒に発見?

 レバノンのハリリ元首相暗殺事件にしても、このパンナム機爆破事件にしても、結局は欧米側の仕業であるにもかかわらず、濡れ衣を欧米側に盾突く者たちに被せてきている。つまりシリアやリビアだ。その最たるものが2001年9月11日同時多発テロ事件だろう。この犯人に仕立て上げられたのがアラブ・イスラムのアルカイダであり、オサマ・ビン・ラディンだ。

 7月11日号の「英国警察主席情報アナリスト:2005年7月7日地下鉄テロは内部犯行」の記事のように、これからはどんどんとこのような真相暴露的記事が続発してくる。いやすでに続発しているのだ。そして誰が真の犯人であるかが、明白になってくる。殆どすべてが内部犯行であり自作自演なのだ。

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●パンナム機爆破テロ裁判の証拠物に新疑惑
http://www.heraldscotland.com/news/home-news/new-doubts-over-crucial-evidence-in-lockerbie-trial-1.1112514
【7月18日 John Ashton – Herald Scotland】

 パンナム103便は1988年12月21日にスコットランド上空で爆破され270人が死亡した。

 爆破の容疑を掛けられた二人のリビア人の裁判は2000年の5月にオランダにおいて開かれた。裁判中、検察側の証人であるトーマス・ヘイズ博士は、爆発物の時限装置の破片と言われるものに関して、爆発物の残留物を残しているかどうかのテストは行われなかった、と証言した。

 しかしながら、覚書によれば、テストは実際行われたのであり、その結果はネガティブだった。

 この発覚した内容は、スコットランド議会の公正委員会が、2001年のアブデルバセト・アル・メグラヒの有罪判決に対する公開調査を要請することを考慮し始めたところで出てきた。

 この動きを推進する人々は、メグラヒはパンナム機爆破事件で間違って有罪となったと考えている。そしてメグラヒの無実を証明する証拠を隠したことで、警察と王座裁判所の刑事部(Crown Office)を非難している。

 法医学的証拠は、PT/35として知られるこの破片は、時限装置の一部で、リビア情報機関にスイスの会社のMeboから提供されたものだ。Meboのオフィスはメグラヒが共同所有する会社と共同で使用されている。

 この訴訟によれば、この時限装置と爆発物は東芝のラジオカセットの中に仕込まれて、布切れと共にメグラヒがスーツケースに入れたことになっている。

 ヘイズはイギリス国防省と繋がる王立兵器研究開発庁(RARDE)に雇われていた。RARDEからの科学者らは、墜落地点のロッカビーで発見された物体の検査にかかわっていた。

 ヘイズは2000年6月の裁判で、PT/35、つまり東芝のサーキットボードの破片の爆発物残留のテストは行わなかったと語った。それは、その外見から爆発でダメージがあったことは明らかだったからだ、と言う。

 彼は更に、残留物を発見するチャンスは、「消え入りそうに小さい」が、航空機の破片の上にこの残留物は発見されたことを認め、またその他の物体のテスト結果は明かされなかったと付け加えた。

 1990年4月3日付けの以前は機密だった覚書は、フランス警察がロッカビー調査団を訪問したことを書いている。彼らは1989年のフランス航空のニジェールでの爆破事件の調査をしていた。覚書は、ベテラン調査官のスチュワート・ヘンダーソンがフランス代表団に対して、「東芝のプリント基板は爆発による汚れの痕跡はなかった、そしてそれは爆発物が完全に爆発燃焼仕切ったからだ。PT/35でも同様で、爆発物の残留物の点ではネガティブだった」と語ったとある。

 ヘイズが覚書に書かれているテストの件について知っていたかどうかは分からない。また彼が慎重に裁判を間違った方向に導いたという示唆はされてない。ヘンダーソンは法廷では証言していない。また彼が不適切な行動を取ったという示唆はされてない。

 スコットランド国民党のスコットランド議会議員で公正委員会のメンバーであるクリスティーヌ・グラハムは昨日、「これは、増え続ける証拠に加えられるものである。今日これが法廷に提出されたならば、メグラヒの有罪判決は、筋の通った疑惑を越えて有罪と証明されるテストには耐え得ないだろう」と語った。

 公開の調査の要請は、「メグラヒのための正義」キャンペーングループによって提出された。ロッカビー事件で死んだ娘の父親であるこのグループメンバーのジム・スワイアー博士は昨日、「メグラヒ裁判の最後で、PT/35はいかがわしさの雲に包まれてる印象だった。それ以来私が学んだ事は、何かが異常なほどおかしいぞという疑惑を膨らませるものばかりだった」と語った。

 法廷では、ヘイズは1989年5月にその破片を爆発で破損したシャツのカラーの中に発見した、と言っている。しかしながら、彼の実験ノートとカラーの証拠物名札は説明できない変更がされている。そしてその他の公式ドキュメントは発見の日付を1990年1月としているのだ。

 ヘイズを雇っているRARDEは、1970年代と80年代での裁判上での一連の失敗に係わっていた。1990年には、ヘイズと彼の先輩たちは、元控訴裁判所の裁判官のサー・ジョン・メイによってマグワイヤー・セブン事件についての報告書の中で批判されていた。この事件は、IRAと繋がる爆発物を扱っていたことで告訴された人々を裁いたものだ。サー・ジョンは、容疑者が無実であることを証拠は示していることを彼らは知っていたのに法廷に通知することを怠ったと述べた。

 PT/35を見た後、Meboのオーナーであるエドウィン・ボリアは、それは試作回路基板の物で、実際に作動する時限装置に使われるものではない、と語った。

 警察のこの覚書は、スコットランド犯罪事件再審委員会によって制作された800ページのメグラヒを有罪とした報告書に添付された何百もの一つである。しかしその潜在的な重要性は明らかに無視された。

 クラウン・オフィスはこの覚書については直接コメントをしようとしない。ロッカビー事件の調査を行ったダンフリースとギャロウェイ警察の共同発表では、「有罪か無罪かを決定する唯一の適切なやり方は刑事法廷である。メグラヒは満場一致で有罪とされた・・・控訴裁判所の5人の裁判官によって彼の有罪は満場一致で支持されたのだ」と語られた。 

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2011/07/19 (Tue) 国際政治


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