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自己評価が低い人への処方箋 逃避、逃げる心をなんとかするためにはどうしたらいいのかな
http://www.asyura2.com/10/yoi1/msg/312.html
投稿者 たけしくん 日時 2016 年 10 月 24 日 10:10:10: IjE7a7tISZsr6 gr2Cr4K1gq2C8Q
 

(回答先: 自尊心・プライド 自慢話が長い人はなぜ突然怒鳴り出すのか 逃避する自分に気づいたので調べてみた 投稿者 たけしくん 日時 2016 年 10 月 24 日 09:54:43)

先の記事で逃避するおいらは自己評価が低いことが関係してくるとわかった。ではどうしたらいいのかな?同じサイトから引用してみる。今のおいらに役立つだろうか?

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/index.html

失敗の責任を、全部背負ってはいけない

失敗の全責任を毎回負う必要は無い

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/be_confident.html

自己評価を上げるにはどうすれば良いのか。

それにはまず、自己評価を下げないような
工夫(防衛機制)
が必要だ。

生きていると、自己評価が上がることよりも、
自己評価が下がるような事に出会うことが多い。

そのため自己評価を守る方法を心得ていないと、
ジワジワと自己評価が削られて下がってしまう。

それを防ぐために、まず自己評価を守る
様々な方法を身につけておく必要がある。

ではどういう風に自己評価を守るかというと、
失敗しても「これは本当に失敗なんだろうか?」と考えたり、
これはどういう失敗で、損失はどれくらいか」などと考えてみる。

そして否定できないような失敗を犯したとしても、
自分に何%くらい責任があるかを見積もってみる。

自己評価が高い人は、失敗しても、
「環境が悪かった」「タイミングが悪かった」
「準備が足りなかった」「想定外のことが起きた」などと、
失敗した原因を自分の能力以外に求めるが、
同じように失敗を客観的に評価する努力をすれば良いだろう。

自己評価が低い人というのは、
失敗すると全部自分の責任だと思って、
さらに自己評価を下げてしまいがちだが、
失敗の責任を毎回全部負う必要は無い

世の中には、失敗するのが当たり前のこともたくさんあるし、
失敗が重なって、どうしようもないようなときもある。

なので失敗しても、身体を動かしたり、
他の作業をしたりして、気を紛らわせることも重要だ。


自己評価を改善する方法

失敗して自己評価が下がるようなとき、
緊急避難的に、防御機制を使って、
自己評価が下がらないようにする。

自己評価が高い人というのは、
失敗しても「失敗ではない」とか、
「この失敗は成功するために必要だ」
などと失敗自体を「否認」する。

また「環境が悪かった」「タイミングが悪かった」
「想定外のことが起きた」などと考えて、
失敗の原因を「合理化」しようとする。

自己評価が高い人は、元々自己評価が高いので、
それに合わないような現実を拒否しようとして、
こういった行動を起こすわけだ。

なので自分を非難する人間がいると、
それを否定しようと相手を攻撃し始めたりする。

これは相手を黙らせたい思いが相手に「投影」されて、
相手が自分を攻撃しようとしているように見えるらしい。

一方、自己評価が低い人は、失敗すると
「やっぱり自分はダメなんだ」と思ってしまい、
それをそのまま受け入れてしまう。

失敗したとき「いや、自分はもっとできるはずだ」とは考えず、
やれば失敗するからと、挑戦自体を「回避」して避ける。

あるいは「他で頑張ればいいや」と考え、
失敗ときちんと向かい合わずに、別の分野で頑張ろうとする(補償)。

そうやって他の分野で成功すれば良いが、
失敗するとすぐにあきらめるような根性では、
何をやっても成功までたどり着けないことが多い。

回避するにしても、補償するにしても、
失敗したことには再挑戦をしないため、
苦手が克服できず、うまくできない事ばかり増えて、
いつまでたっても自己評価が上がらない。

なので、何でも良いからとにかく、
成功するまで努力し続けることが必要だ。

チャンスがあったら、つかみに行くべし

自己評価を変えるのは可能

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/challenging_mind.html

自己評価は様々な出来事で変わる。

自己評価が高い人は、そう簡単に
自己評価が低くなることはないが、
自己評価が低い人は高くなる可能性がある

というのも「自己評価の心理学」という本によると、
NES(negative evaluation of self:低自己評価)
と判定された女性約102人を追跡調査して、
7年後に再び自己評価を判定してみたところ、
ごくわずかに自己評価がさらに低下した者もいたが、
約半数が自己評価が改善していたと言う。

この7年間の間にどういうことがあって、
なぜ自己評価が改善したのかはよくわからないのだが、
仕事や対人関係がうまく行くことで自信ができたらしい。

※Stability and change in low self-esteem.(1995)

ただし「自己評価の改善」と「うまく行く」というのは、
どちらが原因で、どちらが結果なのかは、
互いに関係しているためよくわからない。

何かの偶然うまく行ったことで、
自己評価が高くなったのかもしれない。

逆に何かをほめられて自己評価が高くなり、、
自信を持って仕事や対人関係に臨み、
その結果「うまく行った」のかもしれない。

どちらにしても、自己評価が改善する場合、
何かの出来事がキッカケになることが多いらしい。

たとえば仕事を変わった、仕事がうまく行った、
恋人ができた、友人ができた、楽しみができた、などなど。

ただし出来事だけでは自己評価が上がらない。

というのも良い出来事に遭遇しても、
それを逃してしまう人も多い
からだ。


チャンスを逃すと、自己評価は上がらない

自己評価は、何らかの出来事によって、
高くなったり低くなったりする。

ただし何かチャンスがあったとしても、
それを逃してしまうと、自己評価は変わらない。

たとえばプライドが高く、婚期を逃した女性。

意気地が無く、好きな女性に
声を掛けられなかった男性。

こういう場合は、行動を起こさなかったことで、
チャンスを逃して自己評価が上がらない。

自己評価が上がる出来事に出会っても、
チャンスをつかむための行動が無ければ、
自己評価というのは変わらない
らしい。

これは逆に言うと、挑戦する回数が多い人ほど、
自己評価が上がりやすいと言うことであり、
自己評価が低い人は、挑戦する回数が
少なすぎると言うことでもある。

さらに自己評価が低い人は、
成功しても自分の力だとは思わないので、
自己評価が上がりにくいせいもあるだろう。

失敗したら、自分はやっぱりダメだと思い、
自己評価が下がるし、成功しても上がらない。

これではチャンスをつかみに行くのが
割に合わない行動になってしまう
ので、
自己評価が上がるキッカケにならない。

では自己評価が低い人は、
どうすればチャンスをつかみに行けるようになれるのか。

「自己評価の心理学」というテキストには、
自己評価改善のための9つの鍵」というのが載っている。

(1)自分自身との関係

  • 己を知る
  • 己を受け入れる
  • 自分に対して正直になる

(2)行動との関係

  • 行動する
  • 自分の心の中の批判を黙らせる
  • 失敗を受け入れる

(3)他の人との関係

  • 自己主張をする
  • 他の人の気持ちや立場を理解する
  • 社会的なサポートを受ける

これら9つの鍵の全てを改善する必要はない。

一つの項目にしぼり、それに取り組み続ければ良い。

というのも一つでも問題が解決すると、
連鎖的に他も改善しやすい
ということらしい。

自己評価改善の9つの鍵と「ジョハリの窓」

自己評価改善のための9つの鍵

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/nine_keys.html

自己評価を高めるには、
成功を積み重ねなければならない。

成功が積み重なると実績となり、
実績ができれば自信が生まれる

実績とは、簡単に言うと、
世間から「すごい」と言われるようなものだ。

たとえば難関大学に合格するとか、
一流企業に勤めるとかだが、
漢字検定合格などでも良い。

変な話、有名人と知り合いだと言うだけでも、
「スゲー」とか言われて自己評価が上がるから、
そういう類いのモノであれば、何でも良い訳だ。

最後の例は除くとしても、
他人から評価される実績を作ると、
自己評価を下支えしてくれる。

一旦できた実績は、失敗しても消えないので、
失敗しても自己評価が下がりすぎるのを防いでくれる。

そのため失敗したことに対して、
再度挑戦する意欲も生まれてくるわけだ。

ところが自己評価が低い人はそもそも、
挑戦する意欲に乏しいわけだから、
なかなか成功を積み重ねて実績にできない。

というのも自己評価が低い人は、
周囲からの評価で自己評価をするので、
ほめられるほどでもない小さな成功では、喜べない。

変な話、いきなり「実績」が欲しいわけだが、
それはハッキリ言って無理な話だ。

自己評価を改善する特効薬は、他人に誇れる実績だが、
実績を作るには、まず一歩踏み出すことが重要で、
さらに努力をずっと続ける必要がある。

では、どういう努力をすれば良いのかというと、
「自己評価の心理学」というテキストには、
「自己評価改善のための9つの鍵」というのが載っている。

これを手がかりに、自己評価を高める方法を考えていこう。

自己評価改善のための9つの鍵

(A)自分自身との関係

  • 己を知る
  • 己を受け入れる
  • 自分に対して正直になる

(B)行動との関係

  • 行動する
  • 自分の心の中の批判を黙らせる
  • 失敗を受け入れる

(C)他の人との関係

  • 自己主張をする
  • 他の人の気持ちや立場を理解する
  • 社会的なサポートを受ける

第一の鍵 己を知る。

自己評価を高める9つの鍵。
その第一は、「己を知る」ということだ。

己を知るというのは、
自分がどういう人間であるのか、
言葉にしてハッキリさせる
と言うことだ。

自分の能力や限界、長所や短所を、
いろいろと調べて自分のプロフィールを作る。

それによって自分がどういう人間であるかを自覚し、
自己評価を改善するということだ。

自己評価が低い人というのは、
自分の長所や短所がよくわかっておらず、
そのせいでイエス・ノーがはっきりしない。

そのため「得体の知れないヤツ」になって、
他人が声を掛けにくい
状態に陥っている。

声が掛けられないと、周囲から必要とされていないと感じ、
自己評価が下がってしまう。

なので自己開示を行うことで、
コミュニケーションを活発にすることが必要だってことらしい。

この自己開示の方法としては、
ジョセフ・ルフト とハリー・インガム による
「ジョハリの窓」が挙げられている。

ジョハリの窓というのは、自分自身に対して4つの領域を調べ、
自分がどういう人間であるかを考えるという方法だ。

ジョハリの窓(四つの自己)
自分が知っている自分 自分が知らない自分
開放の窓(公開された自己)

自分も知っていて他人も知っていること

盲点の窓(他人が知っている自己)

他人は知っているが、本人は自覚していないこと

秘密の窓(隠蔽領域・秘密にしている自己)

自分自身は知っているが、他人は知らないこと

未知の窓(未知領域)

自分も他人も気がついていないこと。新たな体験や境遇に置かれたときに初めて明らかになること。やってみたら自分にはこんな能力があると気がついた、あるいは、自分はできると思っていたが、実は全然できなかったなど。

ジョハリの窓では、「盲点領域」を自覚し「隠蔽領域」を開放して、
「開放の窓」を広げることが勧められる。

これによって、他人からアクセスしやすいようにするわけだ。

第一の鍵「己を知る」自己紹介を用意する

自己開示の鍵

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/know_myself.html

自己評価が低い人は、
イエス・ノーがハッキリしない。

意見を求められても、好き嫌いを尋ねられても、
言葉でハッキリ説明することができない。

そしてニヤニヤしてたり、ただ困っていたりするので、
「得体の知れないヤツ」と言う風に評価される

得体の知れないヤツに対しては、
話しかけるキッカケや話題がないから、
話しかけにくく、空気のような存在になる。

そうなると本人も「自分は必要とされていない」と感じるから、
自己評価をさらに押し下げる一因になる。

となると、自己評価を改善するには、
他人から声を掛けやすくすると言うことが重要で、
そのために自分がどういう人間であるか、
ハッキリ言葉にした自己プロフィールを作っておく必要がある。

そこで用いられるのが、ジョセフ・ルフト とハリー・インガム による
ジョハリの窓」という表だ。

ジョハリの窓は元々、コミュニケーションを潤滑にするために、
提案されたアイデアで、自己プロフィールを4つの領域に分ける。

それを次のように窓の形に表すため、
ジョハリの窓と呼ばれるようだ。

ジョハリの窓(四つの自己)
自分が知っている自分 自分が知らない自分
開放の窓(公開された自己)

自分も知っていて他人も知っていること

盲点の窓(他人が知っている自己)

他人は知っているが、本人は自覚していないこと

秘密の窓(隠蔽領域・秘密にしている自己)

自分自身は知っているが、他人は知らないこと

未知の窓(未知領域)

自分も他人も気がついていないこと。新たな体験や境遇に置かれたときに初めて明らかになること。やってみたら自分にはこんな能力があると気がついた、あるいは、自分はできると思っていたが、実は全然できなかったなど。


第二の鍵 己を受け入れる

ジョハリの窓は、自分がどういう人間であるかを、
開放領域・隠蔽領域・盲点領域・未知領域
という4つの窓で表すというツールである。

開放領域とは、自分自身が知っていることで、
周囲の人間にも広く知られている情報だ。

隠蔽(いんぺい)領域というのは、
自分は知っているが、
他人には見えないように隠している情報だ。

盲点(もうてん)領域とは、
自分自身は気づいていないが、
周囲の人間から指摘されるような情報だ。

最後の未知領域というのは、
新しい出来事によって発見される情報で、
これは新しいことをしないと誰にもわからない。

自己情報(自分についての情報)を、
この四つの領域に割り振ってみたときに、
開放領域が小さければ、コミュニケーションに支障がでる。

というのも開放領域にある自己情報は、
周囲の人間との接点になる情報
だからだ。

たとえば「ネコ好き」という情報が開放されておれば、
他のネコ好きの人間は、話しかけやすくなる。

「ネコ好き」を公言し、ネコグッズをいつも身につけておれば、
それだけで他人から話しかけられやすくなる。

しかしネコ好きを隠していると、
同じ趣味を持つ者からのアクセス・チャンスがなくなる。

なのでコミュニケーションの接点を増やすために、
隠蔽領域にある情報を開示
して、
開放領域を拡げないといけないというわけだ。

第二の鍵「己を受け入れる」好き嫌いを言う

自己開示の鍵

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/appreciate_myself.html

自己評価を上げる9つの鍵、
第一の鍵は、「己を知る」だった。

己を知るというのは、
自分自身のことを知るということで、
自分がどういう人であるか、
ハッキリ言葉にして用意しておく
ことだ。

自分のことは自分が一番よく知っていても、
それが言葉にできなければ、
他人に伝えることができない。

他人と何かを話すとき、
ハッキリした言葉になっていないと、
それがとっさに出てこないので、あらかじめ、
答えを準備しておかなければならないのだ。

では、どのような受け答えができないとダメかというと、
「自己評価の心理学」と言う本には、
「自己開示の鍵」として、次の点が挙がっている。

自己開示の鍵
  • 好きか嫌いかを言えるか
  • 知っているか、知らないか言えるか
  • 自分の失敗を他人に話せるか
  • 自分の成功を自慢せずに話せるか
  • 自分の長所と短所を、言葉にできるか

自分の好き嫌いが言えるかどうか、
自分がその情報を知っているかどうか、
こんな簡単なことは、すぐに答えて当然とも思うが、
自己評価が低い人には、これすら答えられない人がいる。

質問者は、その情報が必要だから尋ねているだけなのに、
「どう答えたら悪く思われないか」と考えたりするのだ。

そのため、イエス・ノーが言えないダメなヤツだとか、
自分の意見がハッキリ言えないということで、
客観的評価は悪くなってしまう。

自分の意見や気持ちをハッキリさせることで、
会話がスムーズに行うことができる。

しかし言葉にせず、ボンヤリと思っているだけでは、
コミュニケーションの手がかりにはならない。


第二の鍵 己を受け入れる

自己評価を改善する第二の鍵は、
己を受け入れる」ということだ。

己を知った時、自分の短所に対して、
どういう態度をとることができるかは、
自己評価に大きく影響する。

自分の好き嫌いや、得手不得手を受け入れ、
言葉にしてハッキリ言える人であれば、
周囲もそれなりに対応してくれる。

つまり「○○さんは、××だから」という風に、
気を遣ってもらえるわけで、自己評価は高まる。

ところが己を受け入れられず、
好き嫌いや得手不得手をハッキリさせない人に対しては、
あらかじめ気を遣いようがない。

たとえば自分は運動ができない、
スポーツが下手だと思っていたとしても、
それを言わずに隠しておれば、
周囲の者は何度もスポーツに誘ってくる。

そして好き嫌いをハッキリ言えない人は、
誘いを断る際にも、嫌いだとか苦手だといって断れないから、
そこで何か別の用事があると言って断らざるをえない。

自己評価が低い人は、苦手意識を表明したり、
相手の誘いを断ったりすると、
相手にどう思われるかほ方が心配なので、
ついついそういうウソで誤魔化そうとするわけだ。

しかしそれではまた次の機会に誘われてしまうし、
次回もまた別のウソで断らねばならなくなる。

そうして己を受け入れられず、ウソを繰り返していると、
己というものがなくなって、
自己評価はさらに下がってしまう

苦手な自分を受け入れられず否定していることも、
相手に対してウソで断るというのも、
相手をだましているから、両方とも不誠実なのだ。

一方、恥ずかしくても、運動ができないとか、
スポーツが苦手だと言うことを相手に言って断るとどうなるか。

一旦断れば、次の機会に同じような誘いは受けない。

恥ずかしいと思っていることを正直に宣言すると、
それはもはや隠さずに済むし、
周囲も自分が望まぬ誘いはしてこなくなる。
「恥ずかしいけど○○だ」と言えば済むようになる。

「○○が苦手だ」とハッキリ表明することは、
自己肯定であり自分を受け入れているし、
相手に対してもウソをつかずに済む誠実な行動だから、
好き嫌いをハッキリ言える人は自己評価が上がる。

第三の鍵「感情に正直になる」怒りを表す

第三の鍵 己の感情に正直になる

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/be_honest.html

多くの人間は、自分の気持ちにウソをつく。
自分の感情を押し殺して平静を保とうとする。

失敗して悔しいが、悔しさを否認する。
出世や昇格を逃して悔しいが、それも否認する。

怒りが起こっても、怒っていないと否認する。
こういう風に、様々な感情を押し殺す。

というのも自分の感情を公の場でぶちまけるのは、
社会的は良くないことだ
とされているからだ。

つまり感情を表に出さないと言うことは、
自分の感情や気持ちを認めないという防衛方法であると共に、
社会的な評価を下げないための防衛機制でもあるわけだ。

ところがこういう風に自分の感情を否定するのは大変だ。

というのも喜怒哀楽それぞれに身体が反応するため、
力尽くでこれらを押さえ込まねばならないからだという。

たとえば怒りの感情が起これば、目がつり上がり、
相手をにらみつけたり、歯をグッとかみしめたり、
拳を握ったり、足腰の筋肉に力が入る。

これが普通の正直な身体の反応なのだが、
これを表に出さないように、
別の筋肉を緊張させて感情を閉じ込める。

しかしそれは怒りを他人に見せないようにしているだけで、
怒り自体はなくなっていないわけだ。

なので怒りを別の方法で発散させておかないと、
怒りをずっと抑え続けねばならなくなる。

そして力尽くで感情を抑え込み続けた結果、
頭痛がしたり、歯ぎしりがしたり、
肩が凝ったり、腹や腰に痛みが出たりするというわけだ。

「腰痛は怒りである」と言う本が十数年前に流行ったが、
怒りを抑えるために足腰の筋肉が常に緊張してしまうのだ。


人間は、筋肉を固めて感情を抑える

人間は、感情を抑えすぎると、
身体が硬くなってしまう
と言う。

というのも我々は感情を抑えるときに、
無意識に筋肉を固めてしまうかららしい。

感情をぶちまけるのは、社会的には、
みっともないことだとされているため、
感情を表に出さないように、
筋肉で身体をガッチリ固めるのだ。

たとえば、怒りがこみ上げて
「この野郎」と怒りに震えているときは、
眉間にしわがより、目がつり上がり、
奥歯をかみしめ、固く拳を握っている。

歯を食いしばって相手をにらみつけたり、
手足で机や床をバンバン叩きたくなる。

ところがそれをするとたしなめられるので、、
怒りの表情を表に出さないようにする。

このとき我々が何をしているかというと、
顔の筋肉や首肩の筋肉を緊張させて、
表情が変わらないようにガッチリ固めている。

本来ならば力が入るはずの筋肉を脱力させ、
別の筋肉に力を入れて怒りを抑える
のだ。

これが習い性となると、怒りを表に出しても良い場面でも、
怒りに関連する筋肉が緊張せず、表情がドンドン乏しくなる。

怒りの感情が起こったら、怒鳴ったり、何かを投げたり、
叩いたり、蹴ったりすることで、怒りを発散しないといけない
のだ。

それをしないがために、慢性的なコリが生まれてしまい、
身体のあちこちが常に痛む状態になるわけだ。

感情を抑えると身体が歪む 怒りの解放ワーク

感情を抑えると、身体に不調が現れる

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/release_anger.html

自己評価改善の9つの鍵。
第三の鍵は「感情に正直になる」
と言うことだった。

感情に正直になるとは、
自分の心に自然に起こった感情を、
否定せずに表に出す
と言うことだ。

人前や集団の中で感情を出すのは、
日本では良くないとされる場合が多い。

そのため、自分の感情を押し殺し、
感情を他人に悟られないように振る舞う。

これは「防衛機制」の一つで、自分の感情を否認して、
感情を表に出すことで被るマイナスを回避する
行動だ。

家庭内でも、親や他の家族が怖いと、
自分の感情を押し殺して隠すようになる。
私なんかもそのタイプだ。

ところがそうして感情を他人に悟られないように、
感情を抑え続けて育つと、
人間として魅力の無い人間になってしまう。

というのも感情表現に乏しい人間は、
得体が知れなくて怪しいと思われる
のだ。

得体が知れない怪しい人には近寄りにくいから、
他人から声を掛けられにくくなる。

そして他人から声を掛けられないと、
自分は必要とされていないと感じ、
そのために自己評価が下がる
ことになる。

また本人も他人から声を掛けられると、
自分の感情を隠すのが面倒だし疲れるので、
自分からも他人を避け始めて孤独感が増す。

さらに、自然にわき起こってくる感情を抑えるクセがつくと、
身体にも様々な不快な事が起こり始める。

というのも感情を表に出ないようにするには、
顔や身体の筋肉をガチガチに固めてしまったり、
逆に身体に力が入らないようにする必要があるからだ。

これが習慣になると、感情と身体の状態がアンバランスになり、
常に緊張状態が続いて、不快症状が起こってしまう
わけだ。


怒りをぶちまけないといけない

心と身体つながっている。

そのため、無理に感情を抑え込むと、
その反動が別の部分に出る
ことになる。

「腰痛は怒りである!」という本が、
以前評判になったことがあるのだが、
自分を守るための防衛機制の一つとして、
自分の感情を否定して抑えてしまうのだ。

身体には感情に対応した動きがあり、
たとえば腹が立ったら、握り拳を握ったり、
対象をにらみつけたり、モノを投げたり、
蹴ったりするのが自然な振る舞いなのだ。

ところがそういう自分が嫌だったり、
あるいは社会的な面目を保つために、
力尽くで感情が表に出ないように振る舞うと、
身体や表情を抑えるのが習い性になって、
他の感情表現も気軽に出せなくなってしまう。

さらに感情を抑え続けると緊張状態が続くので、
体と心のバランスが狂いっぱなしになってしまって、
身体が硬くなったり、力が入らなくなってしまう。

なので人前で感情を抑える必要があっても、
それぞれの感情に応じた動きや体の使い方を、
感情が消えるまで実際にやっておく必要がある。

すなわち「怒りを解放するワーク」を、
怒りを覚えるたびにやる必要がある
のだ。

怒りを解放するワーク
  • 怒りは人間を動かすエネルギーである。
  • そのため、怒りのエネルギーを消費することが、怒りを解放するワークになる。
  • なので怒りに対して心の中で考えた行動を、空気を相手にしてやり続ける。
  • 怒りをぶつけたい相手がおれば、その相手をイメージして、殴る蹴る・首を絞める・叩くなど、様々なことを空気やサンドバッグ相手にやってみる。
  • 怒りにまかせてクタクタになるまでやり続けたとき、その怒りは解放される。

※周囲のモノに迷惑にならないような場所で怒りをぶちまけること!

第四の鍵「行動する」自分で身体を動かす

自分の感情を表に出さないというのは、実はダメ

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/act_right.html

自己評価を高める9つの鍵。
第3の鍵は「感情に正直になる」だった。

感情をあからさまにしないことを美徳とするのは、
日本やイギリス/アングロサクソンに共通だが、
感情を押し殺すのは実はあまり良くない。

というのも自己評価を高めるためには、
自分というモノがなければならないからだ。

自分がどういう人間で、
どういう価値観を保っているのか、
他人に伝わらなければ怪しい人間になってしまう

そのため、自分の感情を抑えるのは、
逆に自己評価を下げることになってしまうのだ。

自己評価が高い人というのは、
良くも悪くも「自分」がハッキリしている。

自分が好きなモノは、他人がどう言おうが好きだし、
嫌いなモノは、誰が何を言おうと嫌いだと言う。

感情表現も、楽しいときや悲しいとき、
怒っているときなど、ハッキリわかる。

こういうハッキリした態度が取れると、
他人から、どういう人間であるかわかるし、気分も見えるから、
用がある人は近づいていけるし、用がない人は遠ざかる。

ところが自己評価が低い人というのは、
何に関心があるのか、どういう気分なのか、他人にはわからない。

何を尋ねても、イエス・ノーすらハッキリ言えずに、
ニヤニヤしていたり、困った顔をするばかりなので、
「得体の知れないヤツ」「気味の悪い奴」と評価される。

人前で感情を抑えるのは、日本では美徳とされているが、
「自分の感情を表に出さない」というのは、実はダメなのだ。

楽しいときは笑顔を見せ、悲しいときは悲しい様子を見せる。
そういう人間くささが周囲を安心させ受け入れられやすくする。

そして周囲の人間に受け入れられれば、
自分に価値が見いだせるようになるので、
「自己愛的自己評価」が高まるわけだ。


第四の鍵 行動する

自己評価を高めるためには、
自分をハッキリ他人に見せなければならない。

怒りや悲しみ、悔しいという感情を否定せず、
周囲の妨げにならない程度に、
うまく感情を表すことが重要になる。

また自分の感情を否定して、
他人に知られないように力尽くで抑えていると、
感情が発散されないため、
ずっと感情を抑え続けないと行けなくなる。

そのため脱力できない凝り固まった身体になってしまい、
それが腰痛や頭痛、首コリや肩コリ、
歯ぎしりなどの原因になってしまうわけだ。

ただし感情を否定したり押し殺さないで、
現実を認めてしまうだけだと、今度はあきらめ
につながる。

自分はダメだったという事実に対して、
自分には能力が無いとか、自分には運が無いとか考え始める。

こういう考え方をすると、問題解決のための行動が起こらない。

しかし問題解決のための行動に出ない限り、
問題は解決には向かわない。

この「行動する」が自己評価を高める第4の鍵になる。

たとえば日頃から自動車の運転をしていた人は、
運転をしなくなると自己評価が下がり、
抑うつ症の傾向が出る場合があるという。

車の運転は、自分で車をコントロールすることであるから、
それによって自己評価が高まっていたと考えられる。

日常生活には、自分がコントロールできるモノがたくさんあり、
掃除や洗濯と言った家事も、自己評価を上げる作業になる。

気分が優れなかったり、機嫌が悪いときに、
掃除や洗濯などをすれば、気が軽くなるのはそのせいだ。

日常的な小さな作業は、小さな目標であり、
それを達成することで、自己評価が上がるのだと考えられる。

第五の鍵「心の中の批判を黙らせろ」

行動することは良いが、他で頑張ってはいけない

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/criticism.html

自己評価を高める第4の鍵は、
行動する」ということだった。

自分の意志で行動することは、
自分の決めた目標への挑戦であり、
自分自身でコントロールできるモノは、
達成すれば自己評価が上がる。

なので自分の意志で行動するなら、
自動車の運転でも、掃除でも洗濯でも、
自己評価を上げることができる。

自分でやり方や制限時間を決めたりして、
コントロールできることなら何でも良いわけだ。

ところが自分でコントロールできることなら、
何をやっても気分が良くなってしまうものだから、
別の問題が起こってしまう。

つまり、やるべき事を「やらない(回避)」で、
「別のことで頑張る(補償)」ということをしてしまうわけだ。

たとえば試験のために勉強しないといけないのに、
本棚を整理してみたり、他の作業に熱中してしまい、
肝心の勉強は全然進まなかったりする。

失敗しそうなこと、うまく行かなそうな勉強を回避して、
失敗しない本棚の整理を頑張ることで、埋め合わせるわけだ。

もちろん何もしないよりは、何か行動した方が良い。

自己評価を改善するには、とにかく行動することが重要で、
具体的な行動が、自己評価を高める切っ掛けになる。

行動することによって、頭の中が整理され、
それが問題解決のための突破口になることもよくあるからだ。

戦前の哲学者の西田幾多郎は、
困難に出会うと海に出かけたり、
「哲学の道」を散策することを日課にしていたそうだが、
難しい問題は身体を動かしている最中や、
そのあとにひらめくモノらしい。

これは問題解決のための行動自体はやめていないため、
回避でもないし補償でもないわけだな。


自分を変えるための戦略

自己評価は、自分がやろうと思ったことを
達成すると高くなる。

ところが行動にとりかかってまもなく、
その行動をやめてしまう人もいる。 

せっかくやり始めたのに、
なぜ途中でやめてしまうかというと、
自分の行動を自分で批判し始めてしまうからだ。

特に自己評価が低い人は、
自分の行動について批判する傾向にあり、
それが行動を完成させない大きな原因になる。

行動前は、「そんなことをしてもムダだ」
「なんのためになる?」といって行動しない。

あるいは「きっとうまくいかないだろう」と不安になったり、
「うまく行かないといけない」という完璧主義が妨げになる。

行動を始めた後も、「これではダメだ」
「なんのやくにも立たなかった」「これでは不十分だ」
などと思い始めて、そこから新たな挑戦をしなくなる。

つまり、自分の心の中に行動を邪魔する声が生まれるわけで、
この「自分の心の中の批判を黙らせる」というのが、第5の鍵になる。

こういう批判に対して「自己評価の心理学」のテキストには、

  • そう考えるのは現実的なのか?
  • そう考えることによって楽しくなるのか?
  • そう考えることによって、現在の状況に立ち向かえるのか?
  • そう考えることによって次の機会にもっと良くなると言えるのか?

と言う問いかけをしてみると良いと載っている。

また「自分を変えるための戦略」として、
次の3つが挙げられている。

1.不平不満を目標に変える

不平不満の裏にある「自分の本当にしたいこと」を探し、
それを目標にする。

2.達成が容易な目標を持つ

自分の力ではどうしようもない
「達成しにくい目標」は失敗する可能性が高い。

わざわざ達成しにくい目標を選んで失敗する必要はない。

3,中間的な目標を設定する

オリンピックに出るという目標を立てたとしても、
オリンピックに出るまでに、様々な小さな目標を作らないと、
行動が続かない。

自分を変える戦略 不平不満を目標に変える

料理と格闘技は、自己評価を上げる趣味

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/complains.html

自己評価を高めるためには、
新しいことに挑戦しなくてはいけない

自己評価が高い人は、
常に新しいことに興味を持ち、
難しいことに挑戦することで、
自己評価を高く保っているのだ。

しかし自己評価が低い人は、
失敗したときのダメージの方が怖いので、
新しいことに挑戦することには尻込みしがちだ。

なので自己評価を高めて自分を変えるには、
失敗リスクが低いことから始める
必要がある。

失敗しても損しないことであれば、
自己評価が低い人も挑戦しやすいだろうからだ。

ではどういった事に挑戦すれば、自己評価が高まるのか。
それは、自分の得意分野を作ることだという。

趣味でも何でも、自分が情熱を持てる分野で上達すれば、
自分の能力に対する自信が高まる。

自分には何らかの能力があるのだと思えば、
自己評価は高くなるのだ。

ビジネスでも、自分の弱みに焦点を当てるよりも、
自分の強みを探し出すことに、
まず焦点を当てるべきだ
、とよく言う。

「他より秀でている部分があること」が、
ビジネスでは強みになるわけだから、
それをまず見つけることが重要なのだ。

自己評価に関しても、他人より秀でていることが、
自分の存在価値を確信させ、自己評価を高める。

因みに自己評価を高めることがわかっている行動には、
料理や格闘技
などがある。


不平不満を目標に変える

自己評価を高めるには、
自分の強みを作ることが必要だが、
それは一朝一夕にできるものではない。

たとえばインターネット・マーケッターの
リッチ・シェフレンの本には、
強みとは、生まれ持った才能に、
経験と教育と技能が加わったもの
だとある。

たとえば同じ事を習ったとしても、
すぐに上達する人と、上達しない人がいる。

テニスにしてもゴルフにしても、
あっと言う間に上達する人と、
何年やってもなかなか上達できない人がいる。

この違いを、リッチ・シェフレンは、
「生まれ持った才能の違い」だとしている。

バスケットボールで「神様」と呼ばれたマイケル・ジョーダンは、
プロ野球に転向したが全く芽が出なかった。

これはジョーダンの才能がバスケットボールには向いていたが、
プロ野球には向いていなかったからだという。

超一流のプロスポーツ選手ですら、
そうやって向き不向きがあるのだから、
自分の強みを見つけられない人が多いのも、
ある意味仕方が無い話かもしれない。

しかしそれでも自己評価を高めるために、
ちょっとしたことでも良いから行動して、
自信を作っていかないといけない。

そのヒントとして、自己評価の心理学には、
3つのことが挙げられている。

最初に挙げられているのは
不平不満を目標に変える」ということだ。

不平不満があるということは、
現状に満足していないと言うことであり、
改善する意欲があると言うことでもある。

どういうことに満足していないのかを調べ、
どうしてそれが起こっているかを考え、
次にどうすれば満足できる現状に変えられるかを考える。

これがつまり「不平不満を目標に変える」という意味だ。

自分を変える戦略 できそうな目標を建てる

不平不満を目標に変える手順

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/partition.html

自分を変える戦略その1は、
不平不満を目標に変える」だった。

不平や不満があると言うことは、
現状に満足していないと言うことで、
変えたいという欲望があるわけだ。

なのでまず、自分の不平不満が、
何に対する不平不満なのかを突き止めて、
それをどうやれば改善できるか考え、
実際に改善することが目標にできるという。

自己評価が低い人というのは、
多かれ少なかれ自分のことがわかっていないため、
自分の抱える不平不満の原因がハッキリするだけでも、
行動すべき方向性が見えてくるのだという。

不平不満を目標に変える手順
  1. 不平不満を言葉にしてみる
  2. 「どうして〜なんだろう」と考えてみる
  3. 「どういう風になると、良いのだろう」と考えてみる
  4. 「理想に近づけるには、何をすれば良いのだろう」と考えてみる
  5. 「実際に何から始めれば良いんだろう」と考えてみる

という感じかな。

ただし不平不満を目標に変えたとしても、
達成が難しい目標は達成できない。

達成しにくい目標とは

  • 自分の意志ではできないことを目標にする(友達から誘われる)
  • 滅多にできないことを目標にする(高級レストランに行く)
  • 夢みたいな事を目標にする(スターになる・大ヒット作家になる)
  • 抽象的なことを目標にする(もっと自分に自信を持つ、など)
  • あまりやりたくないことを目標にする(掃除や片付けなど)

と言ったようなことだという。


達成しやすい目標を建てる

不平不満を目標に変えるにしても、
自分の得意分野を伸ばすにしても、
何かに挑戦すると言うことは、
目標を立ててそれを達成することだ。

なので自分の力ではどうしようもない
「達成しにくい目標」を建ててしまうと、
失敗する可能性が高い

達成しにくい目標とは、
大きすぎる目標や夢みたいな目標、
自分の力だけでは達成できない目標などであるが、
わざわざ達成しにくい目標で失敗する必要はない。

では、達成しやすい目標とはどのようなものか。
「自己評価の心理学」には次のようなモノが挙げられている。

達成しやすい目標
  • 自分の意志でできることを目標にする(友達を誘う)
  • 定期的にできることを目標にする(散歩など)
  • 現実的なことを目標にする(学校に通う・習いごとを始める)
  • 具体的な事も目標にする(わからないことを確かめる)
  • 自分の好きなことを目標にする

自分でできること、定期的にできること、
現実的なこと、具体的な事、好きなこと
…という5つやね。

達成しにくい目標としては、
夢みたいな事というのもあったが、
たとえば「オリンピックに出る」というような目標なら、
現実にオリンピックに出ている人がいるわけだから、
目標においても構わない。

ただしその際は、オリンピックに出るという目標を、
いくつかの目標に分割する必要がある。

それが自分を変える戦略その3に挙がっていた
中間的な目標を設定する」ということだ。

オリンピックを目標にするなら、その途中に様々な段階があり、
一つの段階ごとに目標を作れるはず。

大目標・中目標・目先の目標と言う風に、
目標を分割するのも、達成しやすい目標の立て方だ。

自分の強みを見つける質問

自分の得意分野を見つける質問

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/my_strength.html

自己評価を高めて自分を変えるには、
失敗するリスクが低いことに挑戦し、
少しずつ自信をつけていく必要がある。

リスクが低いことに成功しても、
自己評価はさほど上がらないが、
行動すること自体に効果があるのだ。

自己評価が低い人は、とにかく
行動する回数が少なすぎるため、
まず行動することを多くしたい。

しかし失敗するリスクが低い事と言っても、
それを見つけるのは難しい話だ。

というのも掃除や洗濯などでは、失敗しなさすぎるし、
自己評価を高める効果が高い料理や格闘技は、
なんだかんだ言って大変だ。

なので「ずっと続けられる」方を優先して、
自分の得意分野を見つける方が良いかもしれない。

自分の得意分野は「強み」になりやすいから、
それによって自己評価を高くすることができる。

ではどういったモノが強み・得意分野になるのか?というと
インターネット・マーケッターのリッチ・シェフレンの本によると、

  • 自分の得意なこと
  • 楽しいこと
  • 生き生きすること
  • 少しずつスキルアップしていること
  • 時間がたつのを忘れてやっていること

などらしい。

このリストで思いつかない場合は、次のリストで考えてみる。

というのも得意分野の事というのは、
あまり大した努力をせずとも、あっさりできてしまうものだから、
それが強みだと気づかないことも多いからだ。

自分の強みを見つける質問
  • 他人より速くできることは何?
  • 他人からよくアドバイスを求められることは何?
  • 他人によくほめられることは何?
  • 子供の頃、得意だったことは何?
  • 子供の頃、友達よりも上手にできたことは何?

自分にとっては何でも無いことが強みになる

自己評価を高めて自分を変えるには、
自分の強みを知ることが重要だ。

自分の強みというのは、
リッチ・シェフレンによると、
生まれ持った才能に、教育と経験と
技能(スキル)が加わったものだという。

シェフレンによると、
誰にも何らかの方面で才能や適性があり、
その方向で努力することが成功の近道
だという。

たとえばバスケットボールの神様・マイケル・ジョーダンは、
バスケットボールの才能はあったが、
プロ野球の才能はさほど無かった。

なのでマイケル・ジョーダンが、
もし先にプロ野球に挑戦していたら、
プロにはなれたかも知れないが、
おそらく神様とは呼ばれなかっただろう。

そういう風に、人にはそれぞれ得手不得手があるので、
自分に適性がある方面で努力しないと成功できないのだ。

不得手なモノは、必要最小限のレベルまで
できるように努力すれば良いだけで、
それ以上やっても、決して強みにはならない。

強みを見つける質問にもあったように、
「他人より簡単にできることが強み」なので、
才能のあるヤツが努力して経験を積めば、
適性がない人間は全くかなわないわけだ。

もちろん、才能があっても教育を受けていなかったり、
努力しスキルを身につけ経験も積まないとダメであるが。

なので日頃の自分の行動を振り返って、
一番時間を忘れてやっていること、
子供の頃に良くやっていたことや得意だったことなどに、
目標を設定するのが得策かも知れない。

自己評価を効率よく高めるのは、料理や格闘技だと言うが、
それに近い趣味を探してみるのも良いかもしれない。

第六の鍵「失敗を受け入れる」及第点で良い

第6の鍵 失敗を受け入れる

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/accept_failure.html

自己評価を高める第5の鍵は
「心の中の批判を黙らせる」だ。

自己評価が低い人は、行動を起こすたびに、
「こんなこと何の役に立つ?」
「うまく行きっこない」などと考えてしまう事が多い。

何かやってみようと思って始めてみるが、
うまく行くような予感がしないため、
だんだん否定的な事を考え始め、
せっかく始めたことでも早々にやめてしまうのだ。

自己評価が低い人は失敗を極度に恐れており、
行動し始めた後も、常にやめる口実を探しているのだ。

途中でやめれば失敗という結果も出ないので、
口実を見つけてやめようとするわけだ。

ところが途中で辞めると言うこと自体も、
「うまく行かないことを始めてしまった」という失敗だから、
やっぱり自己評価を下げてしまうことになる。

挑戦から逃げても自己評価は下がるし、
挑戦しても自己評価が下がるので、どうしようもない。

そこで次に重要になるのが「失敗を受け入れる」ということだ。

これは失敗してもいいや、とことん頑張ったならいいや、
と言う風に考えるべしって事らしい。

実際、自己評価が高い人というのは、
新しい挑戦をすること自体に価値を感じている。

新しいことを始めること自体にワクワクしており、
新しい挑戦をする自分を高く評価する。

特に他人が挑戦しないようなことには喜んで挑戦し、
成功するか失敗するかは、さほど気にしてないのだ。

成否にかかわらず、やるだけやって、
へとへとに疲れ果てたらそこで満足する。

俺がこんなに努力してもダメだったんだから、
自分には向いていなかったんだろう
」という風に考えるのだ。


失敗して良い余地を知るべし

何か新しいことを始める場合、
失敗する確率は非常に高い。

と言うか、新しいことなんだから、
最初は失敗するのが当たり前
だ。

たとえば水泳だとか、自転車に乗るとか、
最初からうまくできる人間は滅多にいない。

何度も何度も、何度も失敗した後に、
泳げたり、自転車に乗れたりするのが
普通の状態のはずだ。

ところが自己評価が低い人は、
最初の数回でできないと、もう挫けてしまう。

頑張ろうと思っても、すぐに挫けてしまい、
ダラダラと続けてみるということもできない。

できるまで続けないんだから、できないのは当たり前で、
変な話、「できない自分」を確認したら、そこでやめてしまう。

「自己評価の心理学」のテキストによると、
失敗に対して恐怖を覚えやすいのは、
完璧主義者や完璧主義者の親を持つ子供
だという。

彼らは合格水準が高すぎて、
100点満点が成功で、99点は失敗だと捉えるため、
100点満点が取れなければ、自己評価は下がってしまう。

となると、100点満点が取れなさそうな事には、
挑戦する意欲を持てなくなるのも当然だ。

積極的に行動できない人は、たいていの場合、
物事を成功か失敗の二元論で考えている
のだという。

要するに、100%成功以外は、みんな失敗って事だね。

しかしそれって、自分で勝手に決めた合格点であって、
世間的な、客観的な合格点ではない。

肝心なところさえ、ちゃんと押さえておれば、
枝葉末節のことは適当で良いって事もよくある。

なのでその合格基準が現実的な根拠に基づくものか、
自分で勝手に決めた理想なのかを再確認する必要もあるだろう。

要するに、どれくらいの失敗なら大丈夫なのか、
失敗して良い余地を知ることも重要なことだ。

第7の鍵 自己主張をする

http://self-esteem.amiyazaki.com/ForLowPrider/asserting_myself.html 

きちんと自己主張ができるようになると、
自分の希望を通したり、人から尊重してもらえるばかりでは無く、
気分が安定して自己評価が高まる。

自分の権利を主張できるというのは、相手の迷惑になったり、
相手の機嫌を損ねたりするリスクが冒せると言うことでもある。

自己評価が高くなれば、自己主張ができるようになる。

逆に、自己評価が低い人は、相手から見捨てられたり、拒否されるのを恐れて、
自己主張をすることができない。

もし断ったら相手は機嫌を悪くするだろう、とか、
仲違いの原因になるに違いない、とか考えて、
何も言えなくなってしまうからだ。

その結果、自己評価はますます下がることになる。

そしてきちんと自己主張をするのが難しくなると、
対人関係において、別のやり方をとることになる。

自分の意見や希望を言わず、
反対に他の意見や希望は全て受け入れてしまう。
頼まれると嫌と言えない。

逆に、自分の意見や希望は特別なモノだと考え、
相手の意見や希望は大切にしない。

このとき、相手が自分の言うことをきかないと、
強引な手段に訴えて、無理矢理押し通そうとする、

このやりかたは、通常は自己評価が高い人に見られるが、
自己評価が低い人も我を忘れたときにこういうことをする。

要求が通らなかったり、人から反対されると、
不機嫌になったり声を荒げるのは、
自己評価が高くてかつ不安定な人だ。

自己主張ができて、かつ、相手の主張も受け入れられると、
自己評価は高くなる。

 

▼現実的な見方・失敗を受け入れる見方

失敗は、ただの不愉快な出来事・嫌になっちゃうね
失敗は、一つのステップ・今度挑戦するときはもっとうまくできるように準備しよう。
たいていの失敗は、取り返しがつく。このくらいのことはどうって事は無い。
あえて失敗を好むようなことはしない。失敗には慣れない。
失敗はみっともなくない。他人から見たら、もうちょっと頑張るべきだと見えるかもしれないが。
今回は失敗してみ、最後に成功すれば問題が無いと考える。いつかは成功する。

成功者は、成功した話しかしないことも多いが、最初に失敗した話をする人もいる。
失敗した話は、それを聞いている人にとっても参考になるので、
失敗から教訓を得るためにも失敗話は話す方が良い。

 

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