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生成AIを活用したシステム開発の現状と展望 - 生成AI時代を見据えたシステム開発に向けて
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=108813
日本総研 2024年09月30日
上記は、半年前の状況を結構まともにまとめてある資料。
下記は私の個人的状況めも
14年ぶりの開発で驚いた生成AIの威力
てんさい(い)
ソフトウエア開発を久しぶりにやり出した。
14年くらい前は現役でやっていたが、しばらくはソースコードを書くことはあまりなくなっていた。最近はじめた業務システムの改修では、再びコードに向き合うことになった。
最後に触った統合開発環境は、うろ覚えではeclipse(Javaなどの開発で使われる統合開発環境)だった気がする。それ以降は秀丸(シンプルで高機能なテキストエディタ)でソースコードを触る程度だった。
仕事でソースコードを書くなら、何を使おうかと調べてみると、以前と状況が激変している事に気がついた。まるで別世界だ。
数年前から生成AIなどが騒がれていたが、私には全く関係ないと思って注目していなかった。時々Microsoft Copilotに質問したら結構調べて返答くれるので便利だな、と思う程度だった。
今回の開発タスク
今回の開発仕事の要件は以下のとおり:
- データを表形式で出力する
- ソート順が変更できる
- 1ページあたりの表示件数の変更ができる
- まずはプロトタイプをつくり、顧客に見せ、要望によってデザインを変更するため、変更しやすい仕組みにする
技術スタックとしては、処理はLaravel、デザインはTailwindCSSと上司が決めた。
未知の技術との出会い
さてさて、Laravelは参考書を読んだことはあるが実務は初めて、TailwindCSSは参考書をちらっと見たことがあるが、これも実務は初めて。どこから手をつけるべきか悩んだ。
調べてみると「Cursor」というエディタを使うと、AIの力で自動的にコード生成ができるという。半信半疑で試してみることにした。
驚きの開発体験
Cursorエディタに以下のように指示を出してみた:
> 「項目1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、を1ページに25行表示する。TailwindCssを使う。サンプルをくれ」
すると、あっという間にテーブル表示のコードが生成された。さらに続けて:
> 「項目1の背景はオレンジ、同様に項目2,3は黄色、項目4,5は緑、の色をつけてくれ」
> 「項目1,2,3,4,5,6,7,8,9,10のサンプルデータベースを作ってくれ。」
> 「項目1,2,3,4,5,6,7,8,9,10のサンプルデータを200件作ってくれ。」
> 「データベースの内容を、作成したサンプルページに表示してくれ」
> 「項目の後ろにソートボタンを表示し、それをクリックしたら昇順ソート…」
これらのコマンドを出すたびに、AIが瞬時にコードを生成し、機能を実装していく。さらに「中身を解析して説明してくれ」と指示すると、生成されたコードの仕組みを詳細に解説してくれた。どのファイルがどんな役割を持ち、どのようにデータが流れているかまで、わかりやすく説明してくれたのだ。
開発の未来
14年前の開発とは全く違う世界だった。調べたところによると、このような高度なAI支援開発が一般的になったのは2024年の半ば頃からだという(複数の技術ブログ情報による)。そして、その後もどんどん使いやすくなって今のようになっているとのこと。
かつては何日もかけて調べ、試行錯誤していた機能が、数分のプロンプト入力で完成してしまう。コードの理解も、ドキュメントを何時間も読み込む代わりに、AIに質問するだけで得られる。
長いブランクを経て開発の世界に戻ってみれば、そこには想像を超える進化が待っていた。これからの開発者には、コーディングスキルよりも、AIとの対話能力や要件を適切に伝える力が求められるのかもしれない。
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