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人間は幸福な一生を送るためにはどうすれば良いのか
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投稿者 PCOG 日時 2012 年 1 月 26 日 11:36:20: QQblZfjbsVI.6
 

人間は死んだらどうなるのか?人間は何の目的でこの世に生まれてきたのか?

以上の命題は古代ローマ以降思想家の研究課題であった。余も齢85歳となり、そろそろ死期も近づいたと感じる昨今であるが、人生の締めくくりとして、高揚した洞察力を駆使してこの命題を考察することにする。

さて、人間の身体を創る設計図が遺伝子であり、DNAの中に人の場合30億個の遺伝子が並んでいることが分かっている。遺伝子の指示に従い人体が出来上がる過程は極めて精巧且つ複雑であり、まさに想像を絶する神秘性を帯びたものである。ダーウインの進化論や遺伝子の突然変異だけでは絶対に説明不可能である。人間はアメーバから進化した偶然の産物と考えることはどうしても出来ない。「何らかの大いなる力」が働いて、初めて人類がこの世に誕生する事が出来たと考えざるを得ない。宇宙の生成も亦然り。ここに吾人は、輪廻転生を信ずると信ぜざるとに拘わらず、造物主(神)の存在については、之を認めざるを得ないことになる。地球上の全ての生物(人・動物・植物)は何れもその細胞の核の中に、遺伝子が並んだDNAを持っている。つまり地球上の全ての生物は造物主(神)の創ったものと考えざるを得ない。そして、地球上の全ての生物は造物主によってDNAに組み込まれた指令によって、生きているものと考えられる。

つぎに、生物(人・動物・植物)と造物主(神)との意思の疎通は可能かについて考えてみる。

造物主(神)は、人間の五感では認識できない次元の違う多次元の精神界に存在するのではないかと考えられる。更に、造物主の精神の一部は生物(人・動物・植物)の精神の一部に組み込まれているものと考えられる。生物(人・動物・植物)は死んだ場合、肉体・固体は消滅するが精神(霊魂)は精神界に吸収されることになる。そして、万物の根源は波動によって構成されているのであるから、波動によって生物(人・動物・植物)の精神(心)と多次元の精神界とは繋がっているものと考える事が出来る。

上述の推論から、人間は死んだ場合、肉体そのものは朽ち果てるが、肉体から分離した霊魂は多次元の精神界へ戻る事になる。

つぎに、人間は何の目的でこの世に生まれてきたのか?について考えてみることにする。

それではこの命題を解決するに当たって「大腸菌は永遠に生き人はなぜ死ぬのか」について考えてみることにする。大腸菌は安定していて異状分裂の危険はないが、反面進化がない。人間の細胞は癌に変化する危険を内臓しているが、反面進化がある。

大腸菌の遺伝子はゴム輪のような環状をしており、異状分裂を起こさない。異状分裂を起こさないから、栄養や酸素、水分といった環境が整えば永遠に生き続けることが出来る。しかし進化はしない。

人の遺伝子は進化の過程で遺伝子情報が複雑化し、環状から線状になっていった。そして、有性生殖をするようになり、線状の遺伝子は分裂などの過程で、切れたり、くっついたり、遺伝子変異をみるようになっていった。

このように遺伝子異常をもったものが永遠の命を持つと、遺伝子異常はさらに集積し、種は滅亡してしまう。線状の遺伝子を持ったもので種の滅亡を逃れたものは、実は死を獲得したものであった。人のDNAにも死がプログラミングされた。ヒトという種が絶滅しないで今も続いているのは、個々の死があったからである。遺伝子異常は集積することなく、個々の死でもって終る。

今日吾人が生きていられるのは、過去の見ず知らずの人や隣人の死があったからである。他の人の死で吾人は今生かされている。人は絶滅から逃れるために死を獲得したのである。吾人もいづれ、次世代へ命をつなぐために死んでいく。人としてこの世に生を受けた者として、自然で必要な役割であり宿命である。

さらに、線状遺伝子を持つ生物には進化がある反面遺伝子変異の発生を受忍せざるを得ない。よって、非健常者の犠牲の上に健常者の存在があることを忘れてはいけない。

そして人のDNAに組み込まれた生き抜くための強烈は闘争本能は、今日でも国家間の戦争を必要悪として是認しており、領土や資源獲得等のための紛争が絶えない。よって、吾人は過去の戦没者の犠牲のうえに生かされていると言える。

さらに、吾人は他の生物を食べてつまり他の生物の死の犠牲のうえに生かされている。

さて、造物主(神)が生物(人・動物・植物)を創ったあとは、生物(人・動物・植物)と精神界の造物主(神)との意思の疎通に基づく、環境により一層順応した進化がなされるものと考えられる。ここに進化は「環境順応性を高める人間と造物主との共同作業である」と言うことが出来る。

因みに、今日の自然科学はミトコンドリアDNAの解析により、現代人共通の祖先は、20万年前アフリカに現れた、一人のアフリカ人女性であるとの科学的な結論を出している。

造物主(神)は人間を生態系の頂点に位置づけられた。そして、人間の心は造物主(神)に通じている。この真理と誇りを忘れることなく、地球を宇宙の楽園にするという究極の目的に向かって、吾人が現在置かれている環境下で精一杯の努力をして生き抜くことが、造物主(神)の意思に従うことになる。

科学が進歩発達して生活が便利になり、金や物が豊かになっても、人間は幸福にはなれないことは現在の社会が立証済みである。余が85歳にして悟ったことは、「人間はこの世に貴重な存在として生を受けたのであるから、物心がついたなら人生の目標を定め、自分が置かれている環境に応じて、軌道修正と休息を交えて、全力を尽くして目標に向って前進すればそれでよい。成功失敗は時の運であり問題ではない。とにかくこの世と別れるときに、あのときもっと頑張っておけば良かったと後悔するような人生を送るべきではない。精一杯頑張りぬいたので我が人生に悔いは無いと、にっこり笑って死を迎えることができたら立派な人生を送ったことになる。」ということである。

詳述すると、吾人は「精神性の向上により精神的な喜びが得られる」と言う「真理」を認識する必要がある。それでは、精神性の向上に資する為の具体的な方策を例示すると、哲学する心(人は何の目的でこの世に生まれてきたのか自らの心を徹底的に探求する)・感謝する心(先人や生物の犠牲によってこの世に生かされている)・反省の心(間違いを正す)・奉仕の心(世のため人のために役立ちたい)・まろやかな愛の心(愛は神の喜びの表現であると言う事を理解する)・勉学する心(読書の習慣をつける事により情報量を増やす)・勤勉の心(働くことに喜びを感ずる)・スポーツする心(体力と気力の練成をする)・技術を磨く心(各人が携わっている職業に係わる技術の工夫向上を図る)・施しの心(努力して得たパイを他人や社会に還元する)・良心に恥じない心(良心に問う事により良心に従った行いをする)・美を探求する心(芸術の研鑚をする)・自然を愛する心(環境破壊をしない)・科学を探求する心(演繹法や帰納法を駆使して真理を発見する)等無数に有ると思料されるが、以上例示したような心を身につけるべく実践する事である

如かして、吾人は歴史を通して或は生物の生態系における食物連鎖を通して「弱肉強食・優勝劣敗」と言う、生存競争上の「真理」を学んでいる。地球上の生物は全て「弱肉強食・優勝劣敗」と言う、生存競争上の「真理」の基に、適応と淘汰を繰り返し乍ら進化し成長発展を続けて来た。人類も亦然り。さて、人類は核兵器を創り出してしまった。核兵器を用いての戦争が勃発すれば、人類を含む地球上の全ての生物の絶滅と地球そのものの壊滅を招来する事になる。これは、造物主(神)の望むところではない事は明白である。

そこで、人類にとっては今後、「弱肉強食・優勝劣敗」と言う、生存競争上の「真理」」を「精神性の向上により精神的な喜びが得られる」という「真理」に止揚することが必要不可欠の命題となる。人間の良心(神の心)を大いなる愛、つまり人と人との愛をも含んだ人類愛、延いては宇宙の万物への愛、と捉えて人間各人が「精神性の向上」を目的として、切磋琢磨するように、人間のアイデンティティに根差した意識革命をする必要がある。遺伝子として受け継いだ逞しい競争心を各人の「精神性の向上」と言う目的に向けて奮い立たせる他に、人類が生き残る道は無い事を自覚する必要がある。例えば「弱肉強食・優勝劣敗」と言う、生存競争上の「真理」を、各国間の争いを解決する手段として、武力を行使すると言う形で表現した場合は、人類の滅亡のみならず地球の壊滅を招来する事になる。

ところで、今日実社会における、人と人、企業と企業、国と国との間における、経済的な熾烈な競争は神が与えた試練であると考える事が出来る。精神性の向上には絶好の機会であるから、創意工夫して競争に勝利してパイを手にする事は、努力に対する正当な評価であり喜ばしいことである。問題は勝ち得たパイを社会に還元する事によって、社会の福祉を増進させる目的がある事を忘れてはならないと言う事である。努力精進して得たパイを社会に還元する事に、精神的な喜びを感ずるように、人格を向上させなくてはならない。例えば、地震等の天災による被災者救済の為の義援金の提供、福祉社会実現の為のボランティア活動、育英の為の奨学金給付に係る財団法人の設立等、還元の方法は無数に有ると思料される。国際的に有名な「ノーベル賞」「日本国際賞」「京都賞」等の科学賞も、同一のカテゴリーに入れる事が出来る。

この様に、勝者が敗者を不幸にするという、生存競争上の「真理」の中に介在する矛盾を止揚すると言う命題のもとに、競争に勝利する事が、精神性の向上につながる事になる。勝者である自分が獲得したパイを、競争相手であった敗者をも含めて社会に還元する事によって、人類の幸福を増進させるべく、意識革命をする必要がある。たとえ「真理」の中に矛盾が介在する場合であっても、矛盾を止揚する事により、つまり「精神性の向上により精神的な喜びが得られる」と言う「真理」にまで高める事により、人類の平和と繁栄を招来する事が出来る。

ここに吾人は、「精神性の向上により精神的な喜びが得られる」と言う「真理」の存在を認識する事が出来る。因みに、魂の浄化・魂の鍛練・人間性の向上・人格の向上・精神性の向上、はいずれも同意義の文言である。如かして、更に精神的な喜びの質の向上に努めること、つまり精神的な喜びを、限りなく良心(神の心)に近づけるべく努力(修行)する必要がある。

結論としては、「人間は終生、人のため、世のため、に尽くすことで己を磨き続けることに喜びを見出して、精一杯の努力を重ねつづけること」がこの世に生まれてきた目的である。 (旧提言5必参照)

最後に、極めて長いスパンで将来を展望すると、人類がDNAに組み込まれている「闘争本能」を制御して、同じくDNAに組み込まれている「協力してパイを獲得する。そして、獲得したパイを分かち合うという本能」を駆使することで、核兵器を用いた馬鹿げた戦争を起すことなく、地球上に今後益々共存共栄した場合であっても、今日の自然科学は、極めて遠き将来においては、太陽系惑星のみならず銀河系宇宙そのものも消滅すると予言している。そして其の頃には人類が銀河系宇宙以外の惑星へ移動する手段も実用化されているものと思われる。

http://www12.bb-west.ne.jp/matuoka/  

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