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全体主義世界「ニュー・ワールド・オーダー」・豆長者(年金世代が全員世界に雄飛し「全員主義世界」にした方が楽しいです)
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/251.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 6 月 07 日 09:13:10: 4sIKljvd9SgGs
 

http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-558.html
全体主義世界「ニュー・ワールド・オーダー」
投稿日:2010-04-01 Thu


  

 Palpatine

安全で安定した社会となるために。


 Keynes

さあ、大きな声で、誇らしく、今や、我々は、皆、ケインズ主義者だ。


 Padme

こうして自由(リバティー)は死んでいくのね、万雷の拍手の中で。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-472.html

1936年9月7日、ジョン・メイナード・ケインズ、ドイツ語版「一般理論」前書き

 John Maynard Keynes

総生産の理論は、この本の要点ですが、
自由競争と大きくレッセフェール(政府が干渉しない)である状況のもとで、
所与の生産から、生産と分配の理論を進めるよりも、
全体主義国家の状況に対して、ずっと簡単に適合させることが出来ます。
それが、私の理論を私が『一般理論』と呼ぶことを正当化できる理由のひとつです。
国家による管理が、もっと顕著である状態に対して、そのまま適用できます。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-321.html

ジョージ・H・W・ブッシュ、上下両院合同本会議

1990年9月11日 ※ ※ 1991年3月6日 ※ ※


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-433.html

1994年9月14日、ディヴィッド・ロックフェラー、国連大使晩餐会

 

成長は、民間部門によって、もっとも効率よく扱われますが、
その過程には、各国政府と国際機関による規制も必要であるということです。
やはり、国連が、この過程の触媒や、調整者たちの一つになれることは、確かであります。

加えて、国際貿易の妨げを取り除き、経済成長を刺激、促進することに重点を置き、
より新しい経済体、たとえば、欧州経済共同体や、NAFTA(北米自由貿易協定)や、
APEC(アジア太平洋経済協力)や、
もっとも重要なGATT(関税および貿易に関する一般協定)、
今、WTO(世界貿易機関)として知られていますが、そうしたものが、
おそらく、持続する発展を確かなものとするうえで、最適な、大きな役割を果たすでしょう。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-373.html

2005年7月27日、ロン・ポール、下院本会議場

私たち、議会だけが、外国との通商を規定する権限を持っているのです。
私たちは、過去数年間にわたって、憲法に反し、
この権限をまず大統領に、それから、国際官僚機関に譲渡することをやってきました。
それは、間違っています。実際には役立ちません。有益なものではありません。
憲法に反しています。我が国の主権をおびやかすものです。

 

私は、自由貿易こそ正しいと信じています。
しかし、これ(中米自由貿易協定)は、自由貿易ではありません。
これは、特別利益団体のための、規制された、管理された貿易です。
だから、私は反対なのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-433.html

1994年9月14日、ディヴィッド・ロックフェラー、国連大使晩餐会

 

アメリカにおいて、国内の関心事、孤立主義的な偏向が、
討論において優勢な傾向にある、こんにち、
国際関与の拡大を要求することが、
あまり人気のない立場であることは、承知しております。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-97.html

2008年4月30日、ロン・ポール「革命:宣言」 ※

私は、孤立とは全く反対のあり方に賛成しています。
それは外交、自由貿易、そして、どこの国へでも旅行できる自由です。

私の立場のことを「孤立主義」だとするのは、
自分たちの政府を通してのみ、もしくは、
国家を超えてさらに上から指図する官僚組織の媒介によってのみ、
世界の諸国民、世界の人々は、お互いに交流できるのだと、
考えているような人たちだけでしょう。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-557.html

2002年・ディヴィッド・ロックフェラー、「Memoirs」

 David Rockefeller

我々が、アメリカの最良の利益に反する活動をしている、
秘密の陰謀団の一部であると信じている者たちすらいる。
私の家族と私を、「国際主義者」と特徴づけて、
さらに統合されたグローバルな政治と経済の構造、
いうなれば、ワン・ワールド(ひとつの世界)を築くために、
世界中で他の者たちと共謀していると。
もしも、それが、訴えであるなら、私は、有罪である。
そして、私は、そのことを誇りに思う。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-471.html

2009年9月17日、ロン・ポール、Time Magazine

本当の陰謀があれば、それは、裏での計画ということです。
連邦準備制度は、陰謀だと言うことも出来ます。
なぜなら、彼らは、経済全体を動かすことを、
秘密裏に陰謀(共謀)しているのですから。

私は、良い考えの陰謀(共謀)に参加したいのです。
私は、年がら年中、陰謀(共謀)しています。
どうやって、自由(リバティー)の主張を進めていこうか、
私は、私の友人たちと陰謀(共謀)していますから。


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2008年9月2日、ロン・ポール、共和国集会、ターゲット・センター

長年のうちに、政府が、どんどん力を持つようになっています。
それは、行政府だけではありません。司法府、政府の官僚部門もです。
力が、どんどんと、個人から、州から、
ワシントンの官僚たち、政治家たちの手に引き寄せられています。
私たちが、心配しなければならないのは、それだけではありません。
さらに進んで、この力が、すべて、国際政府、
新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)に、
引き寄せられていることも心配しなければなりません。
もちろん、それも逆転させなければなりません。


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2008年11月10日、ポール・クルーグマン、ニューヨーク・タイムズ ※

経済とニューディール(政策)を救ったものが、
第二次世界大戦として知られる巨大な公共事業だった。
それが、やっと、経済が必要とするのに十分な財政出動を提供したのだ。


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2008年11月19日、ラーム・エマニュエル

 

深刻な危機を決して無駄にしてはなりません。
以前に出来なかったと思うことをやるチャンスだということです。


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2009年1月5日、ヘンリー・キッシンジャー、CNBC

 

本当に、ニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)を創り出せる時期なのです。
大きなチャンスなのです。これは単なる危機ではないのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-345.html

2009年2月20日、ジョージ・ソロス、コロンビア大学

この危機の深刻さは、誇張が過ぎるということはありません。
たとえるならば、その最も近いものは、実際、ソ連体制の崩壊だと思います。


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2009年3月4日、ゴードン・ブラウン、上下両院合同本会議

 

景気後退に取り組み、未来を築く計画のために、
どの大陸もが、グローバルなニューディール政策、
繁栄のための計画において、自らの役割を果たすことが、
我々皆のためになるのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-373.html

2009年3月31日、ロバート・ゼーリック(世界銀行グループ総裁)

ケインズの考えは、危機に直面したチャンスから生み出されましたが、
こんにちにおいても大きな影響力を持っています。
彼や彼の世代の人たちが、多国間のシステム(制度)を創りました。

彼らが、世界銀行グループ、国際通貨基金(IMF)、
そして、後に世界貿易機関(WTO)となるものの、いしずえを築いたのです。

過去60年間にあった経済危機とは違って、今回のは、グローバルな危機です。
グローバルな解決策が必要とされるのです。

もしも、指導者たちが、グローバルな責任、グローバルな管理を、
新たに創ることを真剣に考えているのであれば、国家の諸政策を監視するために、
WTO、IMF、世界銀行グループに権限を与えて、
多国間協調主義を現代化することから始めましょう。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-387.html

2009年4月2日、ゴードン・ブラウン、G20ロンドン・サミット2009

  

ニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)が出現しようとしていると思います。
国際協調の新たなる進歩的時代の基礎となります。
今日より、我々は、誰もが責任を担い、誰もが公平に扱われるべく、
グローバル化の過程を共に管理することを決意しました。
そうすることで、我々は、より持続可能な、より開かれた、
より公平なグローバル社会を築くことに同意しました。


2009年7月7日、アル・ゴア、オックスフォード ※

 

気づきそのものが、チェンジ(変化)へと駆り立てるのです。
それが、チェンジ(変化)へと駆り立てて、どうやるか、
そのひとつが、グローバルな統治と、グローバルな協定を通じたものです。


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2009年11月22日、アレックス・ジョーンズ、The Alex Jones Show

 

皆さん、大学から秘密の文書が漏れ出ました。
いかさま環境専門家の大物が、なにもかも嘘だと認めています。
地球は、寒冷化していて、二酸化炭素は、有用だと。
この連中は、それを、ずっと最初から、分かっていたんです。


 

我々は、敵の大作戦の主力艦を吹き飛ばしたぞ。
世の中のみんなと一緒にやったんだ。
ニュー・ワールド・オーダーに対する勝利だ!


2009年12月1日、ジョン・スチュワート、The Daily Show with Jon Stewart

 

哀れなアル・ゴア。
地球温暖化の正体が、完全に暴かれました。
まさに、自分が「発明」したインターネットによって。
オゥー、オゥー、皮肉、皮肉ぅ!


2010年2月9日、ワシントンD.C.

 

ジェームズ・インホーフ上院議員の家族が作った「アル・ゴアの家」(Al Gore's Home)

  

地球温暖化詐欺


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2009年10月6日、ドミニク・ストロスカーン(国際通貨基金・専務理事)、イスタンブール

  

先日、ピッツバーグにおいて、G20各国首脳たちが、
国の政策決定は、常に、グローバルな集団的利益という考えで、
満たされていなければならないということを強調しました。
我々は、この機運に乗じていかねばなりません。

我々は、2830億ドル相当の特別引出権(SDR)を配分し、
世界経済に追加的流動性を注入しています。

G20の政策の相互評価をIMFが支援するというG20の提案を、
国際通貨金融委員会(IMFC)が承認しました。
これは、我々にとって、新たな多国間政策監視を意味しています。


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2009年4月20日、ロン・ポール、ウェイクフォレスト大学

私たちが、戦いに負けますと。
私たちが、議論に負けて、この戦いに勝てなかったら、
国連は、さらに権力を持つようになるのです。
それが、提案されていることです。
彼らは、ドル本位制が、逝っちゃったと言っています。
彼らは、別の本位(基準)について話し合っています。
別の「フィアット」(命令で「お金」にする)の本位(基準)です。
国際通貨基金(IMF)や国連での「SDR」(特別引出権)になるのです。
今、国連や、もちろん、世界銀行、国際通貨基金(IMF)や世界貿易機関(WTO)があります。
彼らが、さらなる規制を求めて叫んでいます。
共和党も民主党もです。


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2008年6月12日、ロン・ポール、フリーダム・ラリー(自由の集会)

 

私たちは、国連(連合諸国)に入る必要なんかありません。
私たちに、IMF(国際通貨基金)は必要ありません。
私たちに、世界銀行は必要ありません。
私たちに、WTO(世界貿易機関)は必要ありません。
私たちに、NAFTA(北米自由貿易協定)もCAFTA(中米自由貿易協定)も必要ありません。
私たちには、そういうプログラムは、必要ないのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-353.html

2009年2月27日、ロン・ポール、保守政治活動会議(CPAC)2009

 

我が国の主権を明け渡してしまうんじゃありません。
国連とか、世界銀行とか、国際通貨基金(IMF)とか、
世界貿易機関(WTO)とかの言うことを聞くんじゃありません。
そんなもん、私たちには、なにも必要ありません。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-383.html

2009年4月24日、ロン・ポール

問題が起こったと。危機だと。
我々は、これをやらねばならんと。
我々には、規制が十分になかったと。
だから、政府によるさらなる規制が必要なのだと。
今度は、国際的な規制が必要なのだと。

それは、国際政府をもたらすという意味です。
私たちの自由(リバティー)は、減らされて行き、世界政府が、大きくなってくるのです。
それで、私たちは、アメリカ国民(ピープル)を目覚めさせるのに、必死で努力しています。

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2009年9月30日、ロン・ポール、The Daily Show with Jon Stewart

私の最大の関心は、個人の自由(リバティー)です。
個人の自由(リバティー)は、共和党も民主党も、ほとんど尊重していないことは、
長年、私は、分かっていますから、それで、私は、戦ってきたのです。
私は、政府を小さくしたいのです。
政府が大きければ、個人の自由(リバティー)は小さくなるのです。
彼らが、どうやって、大きな政府に資金を調達しているのか、知らねばなりません。
彼らは、私たちに、たくさん、課税しています。
しかし、それでは、請求書を支払うのに、十分ではありません。
彼らは、たくさん、借りています。
それでも、十分ではありません。
もうひとつ方法があるのです。
それに、連邦準備制度が、からんでいます。

彼らは、にせ金づくりの機械を持っていて、必要になれば、お金を刷ってしまうのです。
お分かりのように、私たちが、それをしたら、あなたも、私も、刑務所行きですよ。
でも、連邦準備制度は、秘密のうちに、それをやるのです。
彼らは、まんまと、それをやってのけて、政府は、大きくなり続け、急増する福祉支出、
そのうえ、彼らは、それを、こうした戦争に資金を調達するために使っています。
これは、とてもおかしいと私は思います。
議会による宣戦布告なしの戦争、終わりなき戦争。
良い戦争とか、悪い戦争とか言って。
どの戦争も、すべて、終わりが見えません。
それで、私が、連邦準備制度に、大きな責めを負わせているのは、
彼らが、その債務をマネタイズ、つまり、請求書を引き取って、お金を刷っているからです。

もしも、お金をたくさん借りられたら。
もしも、個人が、ひと月に、百万ドル借りたら、
その請求書を支払わねばならなくなるまでは、
自分たちの身の丈を超えた生活ができます。
政府が、それをする時、彼らは、金融危機、インフレ、失業、
こうしたあらゆる問題で、その請求書を支払うのです。

政府は、お金の価値を守らねばなりません、破壊するのではなく。
ですから、確かに、政府には、金融において、重要な役割があります。
彼らが、詐欺から守らねばならないのです。

 

さらなる規制は、必要ありません。
なければならないのは、詐欺を禁じる法律です。
しかし、政府が、詐欺に関与している時に、詐欺の法律を守らせることは難しいです。

企業たちには、政府のところにやって来て、特別利益を得る権利は無いのです。
リバターリアンの社会であれば、ハリバートンなんか存在しません。
彼らは、特別利益を得ているのです。

企業たちが、お金を儲けるのは、あなたや、私や、他の皆さんが、彼らの製品を買うからです。
企業の儲けは、彼らが、消費者たちに、良い製品を、良い価格で提供したということの反映です。
しかし、彼らが、政府と策をろうして、大きくなっているとすると、
政府が、大きいほど、政府が、ロビイストたちを活気づけるのです。
利益を得るためには、政府のところに行って、政府を支配しようという気になりますから。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-540.html

2010年01月23日、"Fear the Boom and Bust"、EconStories.tv ※

 

 Keynes

必要なのは、政府の支出を増やすこと、景気を刺激する時が来た。

貯蓄のことは、だから忘れて、さっさと頭から追っ払え。
言っただろ、長い目で見りゃ、俺たちゃ、みんな、死んでるんだ。
貯蓄は、破滅の元。それが、倹約のパラドックスさ。

両方の刺激策で、国家が、ギャップを埋めるべき。

金融と、財政で、それは、どちらも正しい。
公共事業だ。穴掘りだ。戦争もいいね、同じ効果がある。


 Hayek

支出ばかりに目を向けて、ひもを押すことに。
長い目で見れば、友よ、死んでいるのは、君の理論だね。
これが、悪口みたいに聞こえたら、すまないが、
私のオーストリア学派の見方で、教育を受ける覚悟を決めてくれ。

「景気刺激」なんて言っているが、それが、事態をさらに悪化させる。
それは、ただ、同じことをさらにやるだけ。さらに駆り立てる、でたらめへ。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-472.html

1950年10月30日、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス ※

 Ludwig von Mises

ケインズは、とりとめない論法で、現代経済学の教えを論駁しようともしていません。
彼は、それらを無視することを選んだのです。それがすべてでした。
貨幣量を増大させることは、一方において、あるグループたちを、
他のグループたちを犠牲にして、贔屓(ひいき)し、
他方において、資本の誤投資と、資本の非蓄積を促進する以外、
なんの効果ももたらせないという定理に対して、
彼は、決して、真剣な批判の言葉を見いだしていません。

ケインズ主義の空前の成功は、それが、現代の政府たちの「赤字財政支出」政策を、
明白に正当化するものを提供したからです。
それは、前世代たちによって蓄積された資本を散逸する以外、
なにも他に考えることの出来ない連中の、いかさま哲学です。


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1944年3月、フリードリヒ・ハイエク、「隷属への道」

 Friedrich August von Hayek

国家が「計画」すればするほど、個人の計画をますます困難にする。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-479.html

1972年、マリー・ロスバード ※

 Murray N. Rothbard

自由市場資本主義は、自由で自発的な交換のネットワークです。
そこでは、生産者たちが、働き、生産し、自分たちの生産物を、
他者の生産物と、自発的に到達した価格を通して交換します。
国家資本主義は、ひとつ、もしくは、それ以上のグループから成っていて、
政府、つまり、国家の、強制力を持つ機関を利用し、力ずくと暴力によって、
他者の生産物を取り上げて、自分たちのために資本を蓄積します。

歴史を通じて、国家は、組織的略奪と搾取のための道具として存在してきました。
その時々に、どのグループの人たちが、国家の支配を握ろうと、
それは、あまり重要な問題ではありません。
それが、東洋の専制君主だろうが、王だろうが、地主だろうが、
特権商人だろうが、陸軍将校だろうが、共産党だろうがです。
その結果は、どこにおいても、常に、生産者たちの大部分から、
それは、ほとんどの世紀において、もちろん、主として、小農からですが、
有力統治者たちの支配階層と、彼らが雇った専門の官僚集団が、
強制力をもって没収することです。

国家支配者たちは、自分たちの支配を永続させるために、
少なくとも、自分たちの支配を黙って受け入れるよう、
従属大衆を、その気にさせる必要があります。
そのため、国家には、常に、現在の制度の、
賢明さと必要性を正当化する話を作り出す知識人集団が要りました。
その正当化の言い草は、何世紀にもわたって、異なります。
時には、神秘と儀式を用いて、司祭や坊主どもが、
王は、神聖だから、従わなくちゃならんと、従属民に説きます。
時には、ケインズ主義のリベラルたちが、彼らなりの神秘を用いて、
国民大衆(パブリック)に、政府の支出は、非生産的に見えようとも、
GNP(国民総生産)を上げて、ケインズの「乗数」を活発にすることで、
皆の者が助かるのじゃと説きます。
しかし、どこでも、その目的は同じです。
従属民に対する支配と搾取の現体制の正当化です。

深い意味で、自由市場は、人にとって、「自然」な方式であり社会です。
それゆえに、それを説明し、擁護するための、手の込んだ知の体系が無くても、
自由市場は、「自然」に発生できますし、発生します。

純粋に自由でレッセフェール(政府は干渉するな)の社会は、
人々は、自ら意識することなく、自分たちの創造的エネルギーを無制限に発揮できますが、
国家統制主義が、歴史を通じて、主要なる原理でした。

公的部門と政府の活動一般には、問題と故障が、本来的に付きものなのです。
政府の分野は、生産性と能率性を測る損益の検査から除かれていて、
意思決定権を、個人ごと、協同グループごとの手から、政府機構全体の手に移します。
この機構は、高圧的で非能率的であるだけでなく、必然的に、独裁的です。
なぜなら、どのような決定であれ、常に、自分たちの願望や選択をくつがえされる、
少数派、もしくは、多数派がいるからです。
自由市場は、どの個人もグループも、最大限、自らの選択範囲を広げ、
自らの決定と選択を為し、それを実行できるようにします。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-476.html

1956年、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス、「反資本主義の精神構造」 ※

 Ludwig von Mises

野蛮の奴隷となるのを防げるものは、ただ、
レッセフェール(政府が干渉しない)の資本主義を公然と無制限に支持することです。


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2003年8月2日、ルー・ロックウェル ※

 Llewellyn H. Rockwell, Jr.

ドイツにしろ、ソ連にしろ、アメリカにしろ、リヴァイアサン国家の経済政策を、
中央計画すべてを特徴づける政治的暴力から切り離して考察しようというのは間違いです。

暴力と中央計画のつながりが、まだ理解されていません。
経済学者たちが、ヒトラーの経済施策を賞賛する傾向にあることは、まさに、その適例です。

ヒトラーの経済学者たちは、レッセフェールを拒絶し、ケインズを賞賛しました。
さまざまな意味で、ケインズを予兆してすらいましたが。
同様に、ケインズ主義者たちも、ヒトラーを賞賛しています。

1962年においてすら、ケネディ大統領のために書かれた報告書のなかで、
ポール・サミュエルソンは、暗にヒトラーを賞賛しました。
「歴史が、我々に思い出させることは、大恐慌の最悪の日々においてすら、
 効果ある公的措置すべてに対して、警告する専門家たちには事欠かなかったことです...
 ヒトラー以前のドイツにおいても、そうだったように、
 もしも、ここでも、その助言が支配的であったなら、
 我々の政府の形のあり方は、危うかったかもしれません。
 現在の政府が、再び、その間違いをおかすことはないでしょう。」

ある面、それは、驚くべきことではありません。
ヒトラーは、ドイツのニューディールをやりました。
フランクリン・ルーズベルトやムッソリーニとの違いは、詳細においてだけです。
それは、紙の上で、うまくいっただけです。
しかし、すべて、その下では、深刻な歪み(ゆがみ)が起こっていました。
いかなる非市場経済においても、それが、起こるようにです。
彼らは、短期的には、GDP(国内総生産)を押し上げたとしても、長期的には、うまく行かないのです。

経済学者たちが、「総需要」を押し上げろと要求する時、
それが、実際には、何を意味するのか、彼らは、詳細に説明しません。
それは、中央政府の経済的野望を実現するために、財産権と、結社の自由を侵害して、
消費者たち、貯蓄者たちの自発的な決定を強制的に覆すことを意味しているのです。
たとえ、そのような施策が、経済の学術上の意味で、うまく行ったとしても、
自由(リバティー)とは両立しないのですから、そんなものは、拒絶すべきです。

おそらく、そうした政策の最悪の部分は、ケインズが、いみじくも言ったように、
リヴァイアサン国家でなければ、それらのものは、考えられないことです。
総需要を操作できるだけ、十分に大きく、十分に強力な政府は、
人々(ピープル)の市民的諸自由(シビル・リバティーズ)を侵害し、
その他あらゆる権利を攻撃できるだけ、十分大きく強力なのです。
ケインズ主義者(もしくは、ヒトラー主義者)の政策は、
全住民に対する国家の剣を発揮させることです。
中央計画は、それが、たとえ、わずかであったとしても、
自由(フリーダム)とは両立しないのです。


1949年、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス、「Human Action」 ※

 Ludwig von Mises

「ヒューマン・アクション ― 人間行為の経済学」

p303

今日、実業家の一部ないし多くのグループは、
もはや自由主義的ではなく、純粋市場経済と自由企業を擁護せず、
逆に、政府によるビジネスへの、様々な干渉措置を求めている。

資本主義という概念は、不変な経済学的概念であり、
それが何かを意味するとすれば、市場経済を意味する。

えせ経済学者と政治家は、政府による規制政策の不快な結果が、
すべて「資本主義」の所産であると、人々に信じさせたいのである。

p892

無妨害市場では、貯蓄・資本蓄積および投資が一致するのに対して、
干渉主義的経済では、個別市民の貯蓄を政府が浪費する可能性がある。
個別市民は、自分の将来に備えるために、当期の消費を制限する。
そうすることによって、彼は、社会の経済的向上と、
他の人々の生活水準改善を更に促進するために、彼なりの貢献をする。
しかし、政府が介入してきて、個人の行動の社会的に有益な効果を排除する。

p893

問題なのは、個人貯蓄の一部分が、政府によって当期の消費に用いられていることであり、
また政府による、この部分の増大を妨げるものは、何もないので、
実際には、すべてを吸収してしまうことである。

p894

「我々が、我々から借りている」から公債は負担とならないという浅薄な議論は、人を誤らせる。

p895

現代の福祉学派から噴出する言葉は、すべて社会主義の著述家のそれと同様に、
資本財の豊富な供給があるという暗黙の前提に立っている。

とにかく彼らの教えは、不満足なことは、すべて過剰貯蓄と過小消費のせいであると非難し、
支出を万能薬として推奨する学説を正当化するためのものである。

p896

「現在の緊急事態においては」後日のために資本を蓄積することは問題外であるどころか、
既存の資本の一部を消費することも十分に正当化されると、彼らは常に説明しようとするだろう。

各市民の予算では、国家は支出の一費目であった。
今日、大多数の市民は、政府を給付金ばらまき機関であると見ている。
賃金生活者と農業者は、国庫に納付するよりも、国庫から受け取る金額が多いことを期待している。
彼らから見ると、国は、金を徴収する側ではなく、金を出してくれる側である。
これらの人気が高い教義は、ケインズ卿と、その弟子たちによって合理化され、
準経済学説の地位にまで高められた。
政府支出と不均衡予算は、資本消費と同義語にすぎない。
当期の支出が、どんなに有益と考えられようとも、
投資のために使われたはずの高所得の部分を相続税によって取り上げるか、
または借入によって賄われるならば、政府は、資本消費を促進する要因となる。

p897

一国の経済政策の進路を決定するのは、常に世論が支持している経済思想である。
民主的であろうと独裁的であろうと、政府は、
一般的に受け入れられたイデオロギーの支配力から自由では、あり得ない。

歴史を顧みても、政府が資本を蓄積した事例は一つもない。
政府が道路・鉄道その他の有益な公共事業の建設に投資した場合、
必要な資本は、個々の市民の貯蓄によって供給され、政府が、それを借り入れた。
しかし、公債によって集めた資金の大部分は、当期の支出に使われた。
個人たちによる貯蓄は、政府によって散財された。

http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-547.html

2010年2月21日、ルー・ロックウェル、Daily Bell ※

 Lew Rockwell ※

私は、ミーゼスや、他のオーストリア学派の経済学者たちの、
影響力を大きくしようと思って、1982年に、ミーゼス協会を設立しました。
こんにちでは、非営利で、精力的に教育と出版を行う経済学の団体で、
Mises.orgは、世界で最大のウェブサイトになっています。 ※

世界の基本的なあり方は、専制政治です。
見回してみても、自由(リバティー)は、例外です。
その例外的なものを可能にするのが、イデオロギーの仕事です。
つまり、出来うる限りのあらゆる手段を通じて、思想を広めることです。

私たちは、頭(マインド)のなかに、理想を持たねばなりません。
さもなければ、私たちは、決して、それに近づけません。
理想がなければ、進歩は止まります。
ある程度は、現実が、最終的に合致するかどうかは、重大な問題ではありません。
大切なのは、存在できる、存在すべきと、私たちが想像するものです。
私は、人(自己)と財産に対する、
法律によって認可された攻撃のない社会を想像するのが好きです。

私は、1960年代に、出版社のアーリントン・ハウスで、ミーゼスの編集者をやっていました。
1973年に、彼が亡くなった後、支援する基盤(インフラ)がなければ、
この世界で、思想が、チャンスをつかむことはないと、ますます思うようになりました。
ミーゼス主義者(ミーゼシアン)たちは、
大学にも、シンクタンクにも、そのようなものを持っていませんでした。
私は、ミーゼス主義の伝統のなかで、自由な思考のための聖地となるような研究所を、
アメリカに設立したいと思いました。

まず、私は、ご夫人のマーギット・フォン・ミーゼスに話をしました。
彼女は、承諾して、初代会長に就任することに同意してくれました。
それから、私は、同じく知っていたマリー(ロスバード)に、
学問的なことを指導してくれるよう頼みました。
彼も、わくわく感じていました。
彼は、自然な盟友です。
彼は、ミーゼスの卓越した学徒であるだけでなく、あまりに極端、あまりに過激で、
そして、ミーゼスもそうだったように、駆け引きに興じる気もなく、避けられていたからです。
彼の模範、そして、彼が、私を、自分の執行者、文字通り、遺言執行者にして、
私に置いた信頼を、私は、とても真剣に受けとめています。
さまざまな意味で、彼は、私たちの成長と成功の裏にある不可欠な力でした。
こんにち、私たちは、いまも、彼の精神に包まれています。

彼は、自由に対する最大の楽天家でした。
彼は、希望に満たされていて、絶望を嫌っていました。
それは、ただ、性格というだけではなく、もしも、私たちが、正しいことを為せば、
影響を及ぼせるという、確固たる信念に基づいた本当の希望でした。
その意味では、今、私たちが、受け入れられる以上の学生から、願書が来ることにも、
学生たちが、さらにさらに、私たちを追求し、会員のための講義が売り切れ、
何百万人に、私たちの音声ファイルが、ダウンロードされていて、 ※ ※
私たちが、印刷できるよりも早く、私たちの本が売れていることにも、
彼なら、驚かなかったでしょう。

ポール(ロン・ポール)の運動は、人々を、リバターリアンの思想に引き入れるうえで、
たいへんな影響力を及ぼしました。
ある意味、人々を目覚めさせるのに、政治を要したことに、悲劇的な要素があります。
ちなみに、この観察には、ロン・ポールも同意しています。
彼は、自分自身を、まず教育者として見ていますから。
彼が、政治を選んだのも、彼にとって、より大きな、より重要な目標のために、
効果的な経路だったからです。
そして、彼は、この40年近くの間に、執筆、演説、個人的模範において、
なんと驚くべき仕事を成し遂げたでしょうか。
彼が、膨大な数の人々を光のなかへ招き入れました。
それが、常に、彼の夢でした。
私が、付け加えねばならないのは、この協会が成功するうえで、
彼の初期の支援が、とても重要であったことです。
私たちは、彼が、私たちの特別顧問であることを光栄に思っています。


――― ロン・ポールが、金本位制を追求していることは、私たちも、よく知っておりますが、
      あなたも、その立場を肯定されますか?

はい、ですが、彼は、いかなるものにも独占権は、求めていません。
それは、金(ゴールド)も含めてです。
彼は、お金を、市場の経験に根差したものにしたいのです。
それは、複雑なものではありません。

私は、競争する金属には、大賛成です。
真の正貨本位は、常に、民間です。
それには、常に、競争する通貨のための余地が残されています。

私たちには、公認の立場があるわけではありません。
自由市場のお金と、インフレなき銀行制度へ移るには、たくさんの方法があります。
私は、どんな実行可能な道も閉ざしたくありません。


――― オーストリア学派の経済学の論理的結論は、国家の消滅なのですか?

ミーゼスは、そうは考えませんでした。ハズリット(Henry Hazlitt)もです。
その世代で、国家のない社会の可能性を検討したすべての人たちのなかで、
ハイエクが、無政府主義(アナキスト)の気質の具体化に最も近づいていると、
スーダ・シノイ(Sudha Shenoy)が論じています。
いずれにせよ、その点において、オーストリア学派で、
本当に影響を及ぼした人物は、ロスバードです。
言ってみれば、常軌を逸して、理論上の機構を押し進めたのが、彼でした。
こんにちでは、現代のオーストリア学派の人で、
無政府主義者(アナキスト)は、ほとんどいません。
それは、ウォルター・ブロック(Walter Block)、
ハンス-ヘルマン・ホッペ(Hans-Hermann Hoppe)、
デイビッド・ゴードン(David Gordon)といった、
ロスバード主義者(ロスバーディアン)たちのお陰でもあります。
一時期、ロスバードは、その見解を非難されていました。
この学派を周縁化してしまったとしてです。
もちろん、今は、彼の無政府主義(アナキズム)は、おそらく、
彼が世界に残した遺産の最大の部分です。
それが、体制側の経済学者の国家統制主義とは違って、
若者たちをとても引きつけています。


――― ランド主義(ランディズム)が復活していますが、驚かれましたか?

私は、彼女(アイン・ランド)に会って、彼女の講義を聴いて、いつも感銘を受けていました。
「肩をすくめるアトラス」(Atlas Shrugged)が出版された時のことを思い出しますと、
ミーゼスもロスバードも、熱烈な書評を書いていました。
彼女の小説は、資本主義のメッセージを促進するうえで、大いに効果的ですし、
まったく結構なことですが、重大な間違いがあります。
たとえば、資本主義の社会秩序の協調的な本質については、
彼女が、完全に理解していたとは、私は、思いません。
彼女は、消費者を、資本家ほど重要視していません。
この点では、彼女は、半分だけ正しかったのです。
しかし、概して言えば、もしも、彼女の本が、自由経済に対する流説から、
人々を解放できるのであれば、それは、素晴らしいことです。


――― あなたのウェブサイトで、出版物や情報を求めるうえで、
      どこから、始めたらいいのか、助言を頂けますか?

私たちは、どんなものであれ、常に、自分の情熱で始めます。
誰一人として等しい人はいません。
ですから、そのための検索エンジンがあります。
しかし、言わせて頂けるなら、ある時点で、
誰もが、ミーゼスとロスバードを真剣に学ぶ大志を抱くべきです。
それ無しには、教育は完了しません。

http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-549.html

1985年、ロン・ポール、「金本位制: オーストリア学派の見方」

 Ron Paul

通貨が混乱状態にある期間は、その解決策として、
常に、金(ゴールド)に注目が集まるという私の確信は、
議会が委任した金委員会(ゴールド・コミッション)の機会に強まりました。
私は、その委員を務めたことを誇りに思っています。
金委員会は、1970年代後半のインフレの高まり、そして、
金(ゴールド)に、そのしかるべき通貨の役割を回復させようという、
一般国民の大きくなる声に応えて創られました。

金委員会について、ほとんどの人々は、報道されたことしか知りません。
金本位制への復帰を却下したと。
私は、金委員会の意義は、
政治家たちと中央銀行家たちが、とても危機感をつのらせたために、
委員会が、ずらりと並らぶケインズ主義者とマネタリストたちで、いっぱいになったことだと思います。
既存の機関と取り決めを擁護する、これらの者たちが、
自分たちの、科学的通貨管理とマクロ経済学の計画についての居心地の良い理論が、
金(ゴールド)に何らかの役割を与えることで、脅かされくないと思っていることは確かです。

平均価格が、最近の景気後退の間に、劇的に下がって、
根本的な通貨改革から、再度、注意がそらされてしまいましたが、
私たちの現在の不安定な取り決めは、もう一度、破綻して、
未来に、また別の金委員会が設けられるであろうことは、私にとっては、明らかなことです。

この国の国民として、金貨の制度を回復させることが、
今、私たちが直面している最大の責務です。
自由市場が、当たり前という世界には、もう、私たちは、住んでいません。
それどころか、すべての者の利益のために、政府が、経済システムを管理統制し、
指導しなければならないと、ほとんどの人々が思い込んでいます。

既得権益や圧力団体を代理して妨害してくる政府によって麻痺させられない、
市場経済という目標は、戦って勝ち取る価値のある理想であると、私は信じています。
私が、議会に初めて立候補したのは、そのためでした。
それが、唯一、政治活動を正当化できる根拠であると、私は信じています。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-555.html

1966年、アラン・グリーンスパン、「Gold and Economic Freedom」 ※

 Alan Greenspan

金本位制に対する、ほとんどヒステリーとも言える敵意は、
あらゆる信条の国家統制主義者たちを団結させる一つの論点です。
金(ゴールド)と経済的自由(フリーダム)は、分離できないということ、
金本位制が、レッセフェール(政府は干渉するな)のための手段であること、
それぞれが、他方を意味し、必要とすることを、おそらく、彼らは、
一貫してレッセフェール(政府は干渉するな)を擁護する多くの者たちよりも、
はっきりと、敏感に気づいているようです。

赤字財政支出は、富を没収する策略に過ぎません。
金(ゴールド)は、この狡猾な過程を妨げます。
所有権を保護するものとして存在します。
このことを理解すれば、金本位制に対する、
国家統制主義者たちの敵意を理解するのは、難しくありません。


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2003年7月9日、アントニー・サットン

 Antony Sutton

それでは、この国家とは、誰のことなのか、いったい何のことなのか?
それは言うまでもなく、自称エリートたちのことである。

左派と右派の間で行われるいかなる討論も、
それが「変化」を促進するために不可欠なだけであって、
トーマス・ジェファソン流の民主制(デモクラシー)、
つまり、「最も良い政府は、最も小さい政府」という方針に沿った議論へと、
発展することは決して許されないのである。
議論も資金も常に、国家の権力を増やし、
国家の権力のさらなる行使のほうへと向けられ、
個人の諸権利は遠ざけられていくのである。

それが「左」と呼ばれようが、「右」と呼ばれようが、
「民主党」、「共和党」、または、「世俗的」、「宗教的」、
どう呼ばわれようが問題ではないのだ。

アメリカ国内において、「左派」と「右派」をうまく管理統御して国民を騙したように、
国際間においても、「ワン・ワールド(一つの世界)」というジンテーゼ(総合命題)へと
駆り立てるために、「左派」と「右派」という政治対立構造が、
まるで本物であるかのように虚構され、崩壊させられるのである。


アルカサール・デ・ベラスコ ※

 Don Angel Alcazar de Velasco

国家とは、抽象概念が作りだした形式のひとつにすぎない。
つかみどころのない形而上の存在にすぎない「国家」なるカタチを、
戦争の真犯人呼ばわりしてどうする。
世間には実益にめざとい、もっと利口な生き物たちが隠れている。
かれらは国家と呼ばれる架空世界を隠れ蓑に、
その架空国家と国民の頭の中に漂う抽象概念を巧みに悪用して、戦争を勃発させる。
私益を国益だと人々に思い込ませることに長けたそうした生き物たちこそが、
戦争の真犯人なのだ。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-553.html

2010年3月11日、ダグ・ケイシー ※

 Doug Casey ※

政府の機関は、暴力、強制に基づいていますから、
彼らは、自分たちがやりたいことを、なんでもやる権利があると思っています。
彼らは、あらゆる犯罪性を、これは国益だとか、そういう、たわごと言って、きれいに見せます。

なぜなら、政府たちは、正しいことをしたいとか、
正しいことをしようという気持ちを持ちうる人間たちではないからです。
彼らは、個人たち、政治家たちと官僚たちの集まりです。
必ずしも最も好ましい種類の個人たちというわけではありませんし、
彼らは、自分たち自身の利益を追求します。
その言っていることは、どうあれ、彼らの利益が、たまに、公益と一致することもあります。
それは、ぶっ壊れた時計でも、日に二回は、正しい時間を指すようなものです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-546.html

2010年1月22日、ロン・ポール、Antiwar Radio

私は、本質的に、まったく、政党たちには興味ありません。
リバターリアンたちが、私に怒っています。
私が、リバターリアン党を築くことを、自分の目標にしようとしないからです。
しかし、共和党を築くことが、私の目標でないことは、確かです。

私は、現実の世界に生きています。
現実は、政治の演壇に立ちたければ、二大政党の一つに参加しなければなりません。
私が、党に影響を及ぼしたいことは、確かです。
私は、しばしば言っていますが、もしも、私たちが、本当の革命を行えば、
その革命は、広がっていき、両党に影響を及ぼします。

私たちが、いったん、自由(リバティー)の主張を促進することに成功すれば、
それは、ひとつの政党にはならないのです。
リバターリアン党になるのでも、共和党になるのでもありません。
それは、アメリカ国民(ピープル)の大部分が受け入れることになります。
おい、彼ら政府が、我々を破産させるぞ、
我々を破滅させるぞ、彼らは、我々を助けられないぞと。
彼らは、たくさんの戦争を戦いすぎだと。
私たちは、こうした価値のために戦う人たちが、ワシントンに欲しいのです。
共和党、ないしは、民主党で。
そして、経済については、オーストリア学派の経済学の理解を持つ人が、両党に欲しいのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-457.html

1984年、ロン・ポール、「ミーゼスとオーストリア学派の経済学、個人的見解」

オーストリア学派の経済学は、あらゆる形の政府の干渉に対して、
「お断りだ」と言う、私の生まれついての傾向を支えるために、
私に、知の弾薬を与えてくれました。
原則を貫き、静かに、そして、自信に満ちて、
官僚的な中央計画経済とは著しく異なる、分散化された、消費者主導の、
市場の優越を支持する主張を行うための意欲を、ミーゼスが、触発してくれました。

ミーゼスは、自由社会を構築するうえで、
私たち皆が持つ責任について、はっきりと理解しています。


1922年、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス ※

 Ludwig von Mises

誰もが、社会の一部を、その肩に担っています。
他の者たちによって、自分の責任の負担から解放される者はいないのです。
もしも、社会が、破滅に向かってなだれこんでいるなら、
自分のために安全な道を見いだすことの出来る者はいないのです。
それゆえに、自分自身のために、誰もが、活発に、知の戦いに飛び込まねばなりません。
無関心に傍観しておれる者はいないのです。
皆の利益は、その結果によって決まるのです。
選ぶと選ばざると、どの人も、大きな歴史における闘争に引き込まれています。
私たちの時代が、私たちを投げ込んだ決戦に。


 


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-534.html

2009年9月25日、ロン・ポール、ミネソタ大学

政府にとって最も危険な人物は、自分で物事を考え抜く人だと、H. L. メンケンが言いました。
それが、「自由のための運動」がやってきたことだと思います。
自分で物事を考え抜く人々(ピープル)を団結させました。
私が、突然に、人々を改宗(転向)させたのではありません。
時折、少数、そうできればいいなと思っておりますが。
しかし、私は、生き残りがいたのだと思っています。
大学生や若者たちだけではありません。
このことを分かっている生き残りがいて、何かを探して、待っていたのです。
一緒に団結したいからです。
しかし、今、一緒に団結するのは、楽しい時間を過ごして、盛り上がるためだけではありません。
私たちが、一緒に団結するのは、もしも、私たちが、これを続けていけば、
この国の本質全体をチェンジ(変化)出来ると思えるからです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-553.html

2007年9月18日、アラン・グリーンスパン、The Daily Show with Jon Stewart

 

まったく、あなたの言われたことは、正しいです。
システム内のお金の量を管理する中央銀行がある限り、
それは、自由市場ではありません。
ほとんどの人たちは、それを規制と呼んでいます。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-449.html

2009年7月22日、ロン・ポール、FOXBusiness.com LIVE

彼が、1960年代に書いていたもの、
金(ゴールド)についてや、連邦準備制度に対する、彼の大きな批判や、
いかに、通貨膨張(インフレ)が、罪なき中産階級の富を消滅させるか。
つまり、彼は、すぐれていたのです。
彼は、まったく正しかったのです。
彼は、オーストリア学派の経済学者のように、たくさん語っていました。

しかし、彼は、それを捨て去ったのです。
彼は、ケインズ主義になりました。
これらの問題を引き起こしたのは、グリーンスパンひとりではありません。

世界が、この長年にわたって、基本的に、
ミーゼスではなくて、ケインズに従ってきたということなのです。
そして、私たちは、この厄介な状況に陥ってしまったのです。
しかし、現在、底流では、自由市場経済学が、健在です。
その人数が、増えていっています。
ケインズ主義は、死んでいます。
ちょうど、共産主義と社会主義が、前世紀に死んだようにです。
私たちは、事態が進む真っただ中にいますが、
経済計画と、インフレ政策(通貨膨張論)と、中央銀行制、
それが、失敗したと証明されるでしょう。
私たちは、その代償を支払っているのです。
しばらくは、これが続いていきます。
なぜなら、私たちは、起こらねばならない修正の、ほんの初期の段階にいるからです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-444.html

2009年7月21日、ロン・ポール、CNBC The Kudlow Report

誰が、連邦準備制度を動かそうが、どの人も、その知恵は持っていないのです。
なぜなら、彼らは、金融政策を通じた中央計画経済の策定者たちで、
それは、うまくやれるものではないからです。

金利は、市場に決めさせねばならないのです。
資本主義なら、お金の価格(金利)をどうしろと命ずる中央計画者は、いないものなのです。
市場において、需要と供給が、重要であるように、
資金コスト(金利)は、とてもとても重要なものです。
彼らは、それに干渉しているのです。

これは、とても大きな欠陥のあるシステム(制度)なのですが、
私の見方からすれば、議会がお金を使うように、これが助長するから、大きな欠陥があるのです。


  


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-341.html

2009年2月25日、ロン・ポール、下院金融サービス委員会

私たちは、何もないところから人為的に信用を創造して、それを資本と呼んで、
バブルをまた膨らませようと考えているのであれば、これだけは確かです。
私たちには、こうした問題を解決できるわずかな望みもないのです。

信用とは何なのか、それに対して、資本とは何なのか、私たちは、全く考え違いしています。
資本は、連邦準備制度が何もないところから創り出すことによっては、もたらされないのです。
資本は、貯蓄からもたらされるのです。
私たちは、一生懸命に働き、生産し、自分たちの稼ぎに見合った生活をし、
その残った余りが、資本と呼ばれるものです。

印刷機のスイッチを入れて、信用を増大させるだけで、市場に資本注入できるという、
この考えそのものが、全く間違った考えなのです。

現在、世界の中央銀行家たちは、計画を立てていると思いますが、
彼らが計画しているシステム(制度・体制)は、規制を国際管理下に置き、
印刷機を国際管理下に置く方向に、さらに一歩進めるものだと思います。

私たちには、人々が働きたくなる、貯蓄したくなるようなシステム(制度・体制)が必要なのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-388.html

2009年4月24日、ロン・ポール、The Lew Rockwell Show

若者たちは、政府のこの失敗を見て、自分自身にもっと正直です。
おい、こんなの、馬鹿げたデタラメみたいだぞって。
こんなもん、信じるかって。
それで、本当は、市場が、どのようにうまく機能するのかを少し聞いて、
大学のキャンパスで、どれほど反応していることか。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-549.html

2010年3月8日、ロン・ポール、Newport Music Hall ※

 

 

私は、いつも、感心することがあります。
学生、その他の皆さんが、認識していることです。
オーストリア学派という経済学派があるということをです。 ※

(ウギャーー!!!)

それは、ケインズだの、サミュエルソンだの、ポール・クルーグマンではなく、
ミーゼスや、ハイエクや、ロスバードのような人たちのことです。

(ホギャーー!!!)



Friedrich von Hayek Ludwig von Mises Murray Rothbard


 


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