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ジャーナリスト・東谷暁 東電叩きによる「人災」(MSN産経)
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/159.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 29 日 07:49:22: igsppGRN/E9PQ
 

【今日の突破口】ジャーナリスト・東谷暁 東電叩きによる「人災」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110429/dst11042903050002-n1.htm
2011.4.29 03:04 産経新聞

 もういいかげんに「東電叩(たた)き」をやめてはどうか。たしかに、今回の福島第1原発事故については東京電力にも責任があるだろう。しかし、そのことといま蔓延(まんえん)している陰湿な東電叩きとはほとんど関係がない。

 まず、東電の「想定外」発言を批判して何から何まで「人災」だと言うのは、恐怖に煽(あお)られた短絡にすぎない。この世の危険には確率計算できるリスクと、計算できない不確実性があって、リスクについて東電はかなりの程度まで想定していた。

 最終的に今回の事故の原因となった非常用ディーゼル発電機不起動の確率は1000分の1だったが、東電はこれを2台並列に設置して100万分の1の確率にまで低下させていた。しかも、非常用ディーゼル発電機は頑丈で津波にも拘(かか)わらず一旦は起動したが、この非常用ディーゼル発電機のサブ冷却系が津波にやられていたためオーバーヒートして途中で停(と)まったとの説は有力である。

 なかには、巨大な津波が来ることは分かっていたのに、低い防潮堤しかなかったため事故が起こったのだから、東電が対策を怠ったことになるという人もいる。しかし、これまで14メートルを超えるような津波は三陸海岸のものであって、福島浜通りに来たという記録はない。また、最近おずおずと発言を始めた地震予知学者たちも、口を揃(そろ)えてマグニチュード9は想定していなかったという。それでどうして東電がマグニチュード9によって起こる巨大津波を想定できるのだろうか。

 そもそも、たとえ東電が巨大津波を想定していたとしても、できる対策とできない対策がある。もし想定できることはすべて予防策の対象とすべきなら、岩手、宮城、福島3県の海岸に、巨大防潮堤を建設しなかった県および政府は、あれほど多くの被災者を、最初から見捨てていたことになるのではないのか。

 私が東電叩きをやめろというのは、それが私たちにとって損だからでもある。東電叩きには、東電に責任があるから政府は援助をするなとか、東電を解体しろという主張すらある。しかし、これこそ、私たちに新たなリスクを負わせることになるだろう。

 これまでも高度な技術をもった事業体を解体したさいには、巨大なリスクが生まれた。国鉄解体では組織内の技術が守られたかに見えたが、JR西日本では制御技術と技術者集団の継承性が損なわれて、福知山線事故という悲劇を生み出した。

 また、JALについてはいま給与体系や親方日の丸体質ばかりが論じられるが、最終的に利用者の信用を失ったのは多発した事故だった。この場合も、半官半民から完全な民間企業への変身が強調されるあまり、整備という航空業のコアを外注してしまうことで、組織内に蓄積された安全技術が流出したからである。

 原発という技術は、現代における最先端の技術の塊のようなものであり、ことに安全を確保するための制御技術は、設計者と使用者との間の連携が失われれば機能が低下してしまう。しかも、制御技術は組織そのものによって維持されている。これを東電叩きに乗じた怪しげな扇動によって解体してしまえば、新たな事故を招来しないともかぎらない。そうなってしまえば、今度こそ、東電叩きによる「人災」ということになるだろう。(ひがしたに さとし)
 

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コメント
 
01. 2011年4月29日 08:10:57: 0GJJznkobY
> それでどうして東電がマグニチュード9によって起こる巨大津波を想定できるのだろうか。

では福島原発はどのくらいの地震の対策をしていたかというと、
阪神淡路大震災クラスの地震にさえ耐えられないレベルの
対策しかしてこなかった。M6以下。

そもそもMOX燃料は500年くらい地上で保管する予定なのだから、
1000年に一度の震災くらい余裕で対応できていなければおかしい。

>そもそも、たとえ東電が巨大津波を想定していたとしても、できる対策とできない対策がある。

むしろ対策など一切とらずに予定通り「廃炉」にしておけばよかっただけ。廃炉にし、解体すれば無問題。中性子でボロボロになっている原子炉を40年超えて使ったのがそもそも異常。しかも東電は原子炉が大丈夫なように見せかけるためにデータ改竄までしている。ここがまず元凶。

>巨大防潮堤を建設しなかった県および政府は、あれほど多くの被災者を、最初から見捨てていたことになるのではないのか。

県や政府に落ち度があろうとなかろうと、東電の落ち度が無くなったことにはならない。

現状では、JOCといい、もんじゅといい、福島といい、事故が起こり続けており、とっくに最悪の事態である。

もし事故を防ぎたいなら、真剣に国民の健康と安全を願うなら、
全ての原子炉を廃炉、解体すべきである。
東電の解体はその後でもいいかもしれないが、
福島は別の組織に任せるしかないだろう。
現状の対策は矛盾していると指摘されており、思いつきで
適当にやっているようにしか見えない。


02. 2011年4月29日 08:18:19: 7XxFYhBKJU
いくら騒いでも東電が真実を覆い隠して責任逃れをしているだけである。
さすが産経、いくらもらっているのかな。
赤かぶもいくらもらっているのかな。
特に赤かぶのやり方は汚い。
現在の原発の問題点を指摘しておき、多くの人に共感を得る手法に出ている。
そして、所々では大資本や自民、マスゴミなどの守旧利権集団に都合のよい話をピンポイントで載せている。
それをも信じ込ませることが目的であり、その守旧利権集団を何とか利することが真の目的である。
調子のよい受けのよい記事の裏にこのようなわなが仕掛けられている。
だから汚い!

03. 2011年4月29日 08:29:35: HP81ETgaSg
小泉礼賛者の東谷ならではだがこれでもジャーナリストと言うのが・・・

04. 2011年4月29日 08:32:22: O4Z523l902
マグニチュード9っていうが、これはモーメントマグニチュードであって、従来の基準で言えば、8.4だろ。

ジャーナリストのくせにそれすら知らないのかこのバカ。


05. 2011年4月29日 08:32:42: V4eBPiWl6O
「東電の「想定外」発言を批判して何から何まで「人災」だと言うのは、恐怖に煽(あお)られた短絡にすぎない」

 この期に及んで東電擁護の記事が出て来るとは意外だ。一応、ディーゼル発電という予備電源が用意されてさえいれば、実際に機能しなくても許されるのか?4月7日の余震でも、女川・東通・六ヶ所村で一時電源喪失していた。バックアップが機能して大事に至らなかったわけだが。予備電源が機能しなかったこと自体、東電のメンテ不足を物語っている。清水社長以来、コストカットの大合唱で安全を担保する予算迄も切り詰めてきたのではなかったか。責任を津波に帰すことが出来れば、誰も責任を問われないから都合がいいですね。国の定めた安全基準を守っていたのだから、賠償も免責されるのだという。しかし、一部では地震直後、津波が来る以前に原子炉で事故が起きたという話もある。その情報は今後秘匿されるのだろうが、東電社員は減額されてもボーナスが支給され、原発周辺の住民は職も失って流浪の民となるとあっては、社会の公正を欠くというものであろう。
 あれだけ大騒ぎした「計画停電」だが、その実は原発事故を受けて世論が「反原発」一色に染まるのを畏れて、東電と(おそらくは)経産省あたりが組んで仕掛けた一大キャンペーンであった可能性が出て来ている。次々に眠れる発電能力を掘り起こした結果、今では東北電力に融通するまで余剰電力を確保出来ている。京大の小出助教が「原発抜きでも火力・水力発電で国内電力需要をまかなえる」と語っていた通りの現実が顕われて来ている。


06. 2011年4月29日 08:45:07: Get9aY0xRA
ジャーナリスト・東谷暁
じゃなくて、原子力村の太鼓持ち・東谷暁ですね
はいはい

07. 2011年4月29日 08:48:18: yeqwIhlDvc
>現代における最先端の技術の塊のようなものであり、

40年も前の機械だろwww
原発なんてものは最先端でもなんでもない、単純な技術。


>東電叩きに乗じた怪しげな扇動によって解体してしまえば、新たな事故を招来しないともかぎらない。

ここで東電を甘やかせておくことが、東電はもちろん、
全国にある電力会社をもこんなもんで良いんだという気にさせる。
そのことこそが、「新たな事故を招来しないともかぎらない。」
つうか原発なんてやめちまえば新たな事故なんて起こらない。


08. 2011年4月29日 09:11:59: n0o3WrywJs
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E8%B0%B7%E6%9A%81
東谷 暁(ひがしたに さとし、1953年 - )は日本のジャーナリスト。
山形県出身。東電擁護派。

09. 2011年4月29日 09:25:11: ejd6AVOcIY
何をぬかす。お前(東谷)も加害者の一員だろうが。
叩き潰すべき対象者の一人。

10. あいた口が(ny 2011年4月29日 09:57:41: h0wzlKQWflwTk : NgTvDmxQk2
>非常用ディーゼル発電機不起動の確率は1000分の1
よく捏造できるものだなぁとしみじみ思うよ。

11. 2011年4月29日 10:00:05: jGKzU7J4XE
>>08
wikiの紹介文一行目に書かれたらおしまいだな(失笑)。ジャーナリストではなく
提灯ライターだ。

12. 2011年4月29日 10:46:33: lLmY2CeiQQ
東電からナンボもろたんや、とはいわん。w
こびへつらいだよな。もちろん、東電さんはちゃんとみてるよ、東谷くん。w

13. 2011年4月29日 10:49:14: 1laTubqZew
叩いているのではなく、責任を追及しているだけだ。


14. 2011年4月29日 11:30:35: tbme6X6J1Y
責任を取るべきことが起きたのに、キチンと責任追及しなかったら
いったいいつ責任を取らせることが出来るんだ?

なんでも曖昧で済ませて来たから、
今日本は、どこに逃げても原発の恐怖から逃げきれる場所がないほど
原発だらけの国になってしまったんだよ!
(沖縄くらいだろ、大丈夫なのは…)

ここで東電の責任を追及しなかったら、他の電力会社も調子に乗るだろう。
実際に浜岡原発3号機を7月に再開するとか、バカげた話も出ている。

日本の生死を賭けて、日本人の民度が問われる時代に入ったんだよ。


15. 2011年4月29日 11:54:09: oz33FCcPgo
>非常用ディーゼル発電機不起動の確率は1000分の1だったが、
>東電はこれを2台並列に設置して100万分の1の確率にまで低下させていた。

掛け合わせていいのは独立事象の場合だけ。
2台目が遠く離れたアメリカにでもあればともかく、
並べて置いたら一緒にやられてしまう。

100万分の1になるわけないだろ。
こんなことは小学生でもわかる。

原発を推進しているやつって、ひょっとしてどうしようもないバカばかり
なのではないか?

少しでも知性があれば、原子力なんてまやかし、ごまかしなしには
成立しない技術だとすぐわかるはず。

東谷暁 は小学校へ行って勉強しなおしてこい!


16. 一隅より 2011年4月29日 12:52:14: PnbUj1IYwR18o : EDdl3oR2Vp
東電を叩くべきか、東電叩きをやめるべきか、ではなく、
次の記事によれば、国(政府)も・まっ・た・く・同じくらい、批判されるべきではないですか。
 ↓

問われる福島原発の設計−非常用発電機の設置場所も対象に (ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2011年3月17日)
http://jp.wsj.com/Japan/node_201568
 ・・・・・・
 原子力安全・保安院のスポークスマン・・・は、ディーゼル発電機の設置場所、とりわけエレベーション(高さ位置)が問題との議論に反論し、原発は一定の規模の津波に耐えられると結論していたと述べた。同スポークスマンは「11日の大地震に続く津波がわれわれの想定を上回っていたのは疑いない。それが問題だ」と述べた。・・・

 東電のスポークスマンは・・・「発電機をもっと高い場所に設置できたはずだと主張できるが、そうなれば、発電機は地震に脆弱になってしまう」と指摘した。同スポークスマンは「われわれはこうした諸リスクを徹底的に勘案して、非常用発電機を低めの場所に設置した」と強調。「(発電機の設置場所が誤っていたなどと主張するのは)後智恵というものだ」と述べた。


17. 2011年4月29日 13:33:55: HP81ETgaSg
今日はヒマなんでもう一度考えてみた

>そもそも、たとえ東電が巨大津波を想定していたとしても、できる対策とできない対策がある。

じゃあ沿岸部で建設せざるを得ない日本では原発は作るなってことだよな、東谷クンw
できない対策があると認めるならw

ってかそもそも1000分の1って根拠はどこにあるんだよ


18. 2011年4月29日 13:48:37: LpO6MhNizE
東電はコイツにいくら渡したんだ?
こんな奴に金払うくらいなら、被災者への賠償金に廻すべきだろうが。

19. 2011年4月29日 14:42:38: 2N5u1dy2Mk
千歩譲って、事故そのものは「想定外」だったと仮定しても、事故後の東電の態度のどの辺が褒められたものだったのか、この東谷とかいう人に聞きたいね。(現場の人たちは別にしても、上層部のね)

20. 2011年4月29日 16:27:45: 0GJJznkobY
>>17
お前頭良いな。
同じ理屈で>>16も、
「地震と津波の両方に対応しきれないという時点で
原発を諦めるという結論しかありえないはず」と言えるね。

こんなの後知恵でもなんでもない。廃炉にすればよかっただけ。


21. nekonotama1 2011年4月29日 19:30:56: tiXg8kA1YOTGA : FsmwW6uY3E
「私が東電叩きをやめろというのは、それが私たちにとって損だからでもある。東電叩きには、東電に責任があるから政府は援助をするなとか、東電を解体しろという主張すらある。しかし、これこそ、私たちに新たなリスクを負わせることになるだろう。」と、ひがしたに さとし氏は主張する。
この記事を載せたことは赤かぶ氏も同じ考えと見える。
 
我々に損得だけで判断しろというのか!
見縊ってもらっては困る!
世の中には損得だけで判断しない人間もいるのだ!

仮に新たなリスクが負わされたとしても、ダーティーナな企業は淘汰されるべきではないか。
そうしないと東電のような反社会的な企業がはびこることになる。

やはり東電には犯してきた罪を償ってもらわねば、殺された人は浮かばれないし、被害を受けつつある人々これから障害を負って生まれてくるであろう子供たちに申し訳が立たない。


22. 2011年4月29日 19:36:30: HM686waN2s
東電社員も含めて、現地でがんばっている皆さんには頭が下がります。
でも、東電の責任はきちんとすべきです。
それが、現場でがんばっている人を含めることになってしまっても、です。

しかし、それ以上に注意すべきは、原発推進者の理屈にもなっていない推進論が復活してくることを阻止することです。
政・官・財とマスコミ含めて、また徐々に攻勢を強めてきます。

原発はなくさなければ、この不幸はまた再発します。あと1箇所でこんな事故があったら、日本には住むところはなくなります。平気なのは、いつでも海外へ逃げることのできる、ごく一部の人たちだけでしょう。


23. 2011年4月29日 21:44:12: 9GHJYNLzv6
22様の意見の通りと思います。
あと一ヶ所で原発事故が起これば、日本は終わりと言う感覚のない人が多いのには驚きます。政官財マスコミの原発推進派や原発が必要と思う国民は、未来ある子どもの人生も愛する国も取り上げる権利があるのでしょうか。

枝野が好きな言葉「直ちには」は今この時に使ってほしいです。「直ちに日本国は原発を廃炉にしていきます」それが真っ当な大人の、責任ある人間の言葉と思いますが・・・。


24. 2011年4月29日 23:00:07: rcK2Ml0c4s
単純にこの記事のように損得を考えると東電の責任追及を忘れずにし、原発問題で税金を使わせないのが一番得だと思う。

一般市民は、ジャーナリストと違って、東電からのキックバックはない。


25. 2011年4月30日 04:51:53: EGaQ73B5yp
http://www.envirovideo.com/

Extra! The Magazine of FAIR ­ The Media Watch Group
May 2011

Cover Story

Downplaying deadly dangers in Japan and at home
After Fukushima, Media Still Buying Nuclear Spin

by Karl Grossman

Ever since the start of nuclear technology, those behind it have made heavy use of deception, obfuscation and denial--with the complicity of most of the media. New York Times reporter William Laurence, working at the same time with the Manhattan Project, wrote a widely-published press release covering up the first nuclear test in New Mexico in 1945, claiming it was nothing more than an ammunition dump explosion. The Times and Laurence went on to boost nuclear power for years to come (Beverly Deepe Keever, News Zero: The New York Times and The Bomb).

A central concern of nuclear promoters, as Rosalie Bertell writes in her book No Immediate Danger: Prognosis for a Radioactive Earth, has been: "Should the public discover the true health cost of nuclear pollution, a cry would rise from all parts of the world and people would refuse to cooperate passively with their own death." In the U.S., nuclear industry and government nuclear agencies lied after the accident at Three Mile Island. In the Soviet Union, government lies flowed after the catastrophe at Chernobyl. There have been cover-up after cover-up of the smaller accidents in between (Harvey Wasserman and Norman Solomon, Killing Our Own, The Disaster of America’s Experience with Atomic Radiation; Jay M. Gould and Benjamin A. Goldman, Deadly Deceit; Low-level Radiation, High-level Cover-up).

The nuclear enterprise, with its army of PR people, has had little trouble through the years manipulating a largely compliant media, a major component of which it has owned: Westinghouse owning CBS for many years, and General Electric, NBC. And this continues in the still-unfolding nuclear disaster in Japan.

Media coverage of the Fukushima nuclear power facility disaster has ranged from dreadful to barely passable. Much of the reporting about the threats of nuclear power and the impacts of radioactivity has been outrageously poor, as journalists and their talking-head experts have parroted the assurances of Japanese and other officials that the amounts of radioactivity being released were low and thus posed "no health threat" to people (e.g., AP, 3/21/11).

Decades ago, there was the notion of a "threshold dose" of radiation, below which there was no harm. That’s because when nuclear technology began and people were exposed to radioactivity, they didn’t promptly fall down dead. But as the years went by, it was realized that lower levels of radioactivity take time to result in cancer and other illnesses--that there is a five-to-40-year "incubation" period.

Now most scientists acknowledge that any amount of radioactivity can lead to illness and death, especially in fetuses and children whose cells are dividing more rapidly than in adults. As the National Council on Radiation Protection (No. 136, 2001) has said: "Every increment of radiation exposure produces an incremental increase in the risk of cancer." Or the U.S. Nuclear Regulatory Commission ("Fact Sheet: Biological Effects of Radiation"): "Any amount of radiation may pose some risk for causing cancer.”

Much coverage reassured the public that, even if there was some risk, potassium iodide pills being distributed in Japan "block radioactivity" (CNN, 3/18/11). In fact, potassium iodide pills work only on the thyroid, filling it with "good" iodine so radioactive iodine-131, which causes thyroid cancer, cannot be absorbed. But there are hundreds of other fission products--including cesium-137 and strontium-90, both of which were discharged when the Fukushima nuclear plants erupted--and there are no magic pills for any of them.

Fox News took its coverage to another level, with Geraldo Rivera declaring (3/18/11): "I love nuclear power." And right-wing firebrand Ann Coulter on the O'Reilly Factor (Fox News, 3/17/11) asserted that "radiation [amounts] in excess of what the government says are the minimum amounts we should be exposed to are actually good for you and reduce cases of cancer." Even fellow right-wing firebrand Bill O’Reilly was taken aback. "You have to be responsible," he told her.

Coulter's comment stems from a wild theory of some nuclear scientists called "hormesis," which holds that radioactivity is good because it exercises the immune system. Coulter challenged media for not pursuing the radiation-is-good hypothesis. They should--they'll find that it's been dismissed by national and international agencies involved with radiation protection, including the U.S. National Research Council, the National Council on Radiation Protection and the U.N. Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation.

There have been huge scientific errors, even by people who acknowledged the seriousness of the disaster­such as the explanation for cesium-137 by "expert" Bill Nye, aka "The Science Guy," on CNN (3/12/11). "We hear about this substance called cesium, which is being released," anchor John Vause said to Nye. "What's the significance of that?" The "Science Guy" responded: "Cesium is used to slow and control the nuclear reaction, the fission of these very large atoms of uranium. And so when cesium can’t get in there to slow things down, it gets hotter and hotter."

In fact, cesium-137 has absolutely nothing to do with slowing or controlling fission (that's boron); it is one of the deadliest radioactive products created by fission, and one of the main reasons there's still a 1,660-square-mile Exclusion Zone around the site of the Chernobyl nuclear disaster. "The Science Guy" flubs a high-school physics exam question, and one that is crucial to understanding the health effects of nuclear accidents.

Media have betrayed a lack of understanding about the hydrogen explosions that blew the roofs off the Fukushima plants as well. It was reported that this had to do with fuel rods, and sometimes zirconium was mentioned. (e.g. LA Times, 3/16/11). But missed was a huge issue: Zirconium, which is used to make nuclear fuel rods because it allows neutrons to pass freely, is extremely volatile. It explodes at 2,000[o] F with the explosive power, pound for pound, of nitroglycerin. (A tiny speck of zirconium produces the flash in a flashbulb; a typical nuclear plant contains 20 tons.) With lesser heat, it emits hydrogen, which itself can explode, and this is what occurred at Fukushima. Using zirconium in a nuclear plant is like building a bridge out of firecrackers. It’s not hard to explain, but that didn’t happen.

Then there were the reports about three GE nuclear engineers who resigned because of defects in the GE Mark 1 Boiling Water Reactor used at Fukushima (ABC News, 3/16/11). This was in line with the spin that the problem is not nuclear power in general, but merely one flawed plant design.

While the Mark 1 design was, indeed, a factor in why the three GE nuclear engineering supervisors, Dale Bridenbaugh, Richard Hubbard and Gregory Minor, left the nuclear industry, their broader point went missing in media coverage: As they declared in a statement to the Joint Committee on Atomic Energy in Congress in 1976,

We did so because we could no longer justify devoting our life energies to the
continued development and expansion of nuclear fission power--a system we
believe to be so dangerous that it now threatens the very existence of life on
this planet.

Meanwhile, disinformation about the impacts of previous nuclear plant disasters has served to downplay the potential impacts of the Fukushima disaster.

U.S. media regularly reported that only a few thousand people died as a result of the 1986 Chernobyl nuclear power plant catastrophe--commonly used as a baseline of comparison (e.g. New York Times, 3/27/11). These numbers ignore the most comprehensive study done on the effects of Chernobyl, a book published in 2009 by the New York Academy of Sciences titled Consequences of the Catastrophe for People and the Environment. A team of scientists from Russia and Belarus studied health data, radiological surveys and scientific reports--some 5,000 in all--from 1986 to 2004, and estimated that the accident caused the deaths of 985,000 people worldwide. More deaths, they wrote, will follow. That’s the real baseline for a major disaster at one nuclear power plant.

Indeed, the senior scientist in that study, Dr. Alexey Yablokov, at a March 25 press conference in Washington, D.C., pointed out that because of the multiple nuclear power plants and spent fuel pools involved in the Fukushima disaster, and "because the area is far more densely populated than around Chernobyl, the human toll could eventually be far worse." The New York Times did not cover or run a story on that press conference at the National Press Club--or the New York Academy of Science's book.

There were also declarations that "no one died" as a result of the Three Mile Island accident in 1979 (e.g., O'Reilly Factor, 3/16/11). NPR (3/28/11) went so far as to claim that "relatively small amounts of radiation had escaped from the plant. No one was even injured."

That myth was long ago long exploded by the book Killing Our Own, which includes a chapter called "People Died at Three Mile Island," detailing infant and adult deaths. I wrote and narrated a TV documentary on the impacts of the TMI partial meltdown, Three Mile Island Revisited, that focused on the cancers and death in the area around the plant, and how its owner has quietly given pay-outs, many for $1 million apiece, to settle with people who suffered health impacts or lost family members because of the accident.

Meanwhile, media didn't mention that Japan in recent years has become a global giant in the sale of nuclear power plants. GE and Westinghouse have long been the Coke and Pepsi of nuclear power plants worldwide, historically manufacturing or designing 80 percent of all nuclear plants. In 2006, Toshiba bought Westinghouse's nuclear division and Hitachi entered into a partnership with GE to run its nuclear division. How might this huge Japanese stake in selling nuclear plants worldwide affect what Japanese officials were saying about Fukushima? This area was ignored by U.S. media--many of which have links to the nuclear industry themselves. (See FAIR Blog, 4/12/11).

A pioneer journalist on nuclear technology, Anna Mayo, had one word to describe U.S. media coverage of the Japanese disaster: "grotesque." From 1969 to 1989, Mayo worked for the Village Voice, writing a column titled "Geiger Counter." She once said (Karl Grossman, Cover Up), "I built a full-time career on covering nuclear horror stories that the New York Times neglected." Mayo was forced out after changes of ownership at the Village Voice, with "nuclear industry pressure" having much to do with her ouster: "The nuclear industry went after me. It was very obvious."

The nuclear industry on the disaster in Japan, said Mayo, "is trying desperately to conceal the extent of radiation exposure, and they’ve wheeled out the same old lies." And media, as usual, have bought the deadly nuclear deception.


Karl Grossman, professor of journalism at the State University of New York/College at Old Westbury, is the author of books on nuclear technology, including Cover Up: What You Are Not Supposed to Know About Nuclear Power, and is the writer and host of many TV programs on the issue (Envirovideo.com).

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