以下に上記記事の一部抜粋
＋＋＋＋＋大手ＴＶで｢浜岡｣が議論された。
　昨日(4月21日)朝のＴＶで元地震予知連絡会会長の大竹正和氏が「浜岡」原発に関する解説をしていました。大竹氏はＴＶに登場する多くの地震研究者の中では群を抜いて言語明瞭、論旨明確な歯切れの良い語り口で知られています。ところが、昨朝に限っては、口元が振るえ且つたどたどしく、言語も不明瞭で別人のようでした。浜岡原子力発電所での津波地震対策は当事者の中部電力がＴＶに登場して語るべきです。その上で、キャスタからの鋭い疑問に中部電力が自らの口で応えるべきでした。しかし、そうした場合、中部電力関係者は、うまく応えることができず「立ち往生」することが想定されたのでしょう。替わって、その説明をさせられたのが大竹氏であったようです。大竹氏には不快な一時であったようで、それが表情を歪ませたようです。
(中略）
　というわけで、昨朝、大竹氏はキャスタから舌鋒鋭く「何時起きるかわからないのであれば、防護策が完成するまでは、一旦浜岡を停止させるべきだ。何故それができないんか」と詰問されていました。こうした質問が想定されたからこそ、中部電力はＴＶ出演を拒否したのでしょう。かくして、大竹氏が、ただオロロするのみということになりました。いずれにせよ、東海地震発生は「想定外」の事象でないことは確かです。そうとすれば、津波地震対策が完成するまでは浜岡の稼動を停止スベキであると、地震学者は声を上げるべきと思います。