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校庭20mSvは妥当か?<この値を「妥当でない」と批判する声が強いが、私はそれを否定する。>(Openブログ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/491.html
投稿者 独歩 日時 2011 年 5 月 04 日 20:28:53: OcXlFVq.c5uyc
 

http://openblog.meblog.biz/article/4554876.html(Openブログ)


◆ 校庭 20 mSv は妥当か?

 子供への放射線の許容量として、年間 20 mSv という値が指定されたが、この値を「妥当でない」と批判する声が強いが、私はそれを否定する。なぜ? 「年間 20 mSv は安全だ」という意味ではなく、「もっと本質に目を向けよ」という意味で。

 ──

 子供への放射線の許容量として、年間 20 mSv という値が指定された……と思われている。だが、正確には、「学校の校庭の放射線量」である。
 また、年間 20 mSv というのは、積算値ではなく、瞬間値である。(年間 20 mSv に相当する 3.8μSv/時 → 出典http://response.jp/article/2011/04/19/155157.html
  
 さて。この値は妥当だろうか? 「妥当ではない」と批判するのは、先ほど辞任した小佐古敏荘だ。

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http://www.webdice.jp/topics/detail/3037/

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間 20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間 1mSv,特殊な例でも年間 5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間 20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間 10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

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 一見、まともなことを言っているようだが、計算ができていない。
 (1) 彼は「年間 1mSv」という値を示しているが、これは自然状態(2.4 mSv)よりもずっと低い。そんな値を満たす土地は、ほとんどない。彼の言うとおりにしたら、世界中のどこにも住めなくなってしまう。
 (2) 小学生が校庭に出るのは、1日に何時間もない。せいぜい、体育の時間とか、朝礼の時間とか、昼休みの時間だろう。このうち、昼休みは校庭を禁止して、朝礼は体育館でやることにすれば、体育の時間だけで済む。それは週に4時間(コマ)程度。平均して、1日に 30分程度。1日に半時間だけなら、24分の 0.5 だから、「一年中ずっと浴びている」という計算にはならない。彼はどうも、「一日中ずっと校庭にいる」というふうに計算しているようだが、とんでもない計算ミスだ。「一日中ずっと校庭にいる」のではなくて、「1日に30分間だけ校庭にいる」が正しい。当然、その 30分だけなら放射線は「年間 20mSv」に相当するが、それ以外の時間では、その値に達しない。総計すれば、「年間 20mSv」よりも低い値になる。
 (3) 問題は、校庭にいる時間じゃない。通学時間の方が多いのだから、その時間に浴びる放射線を忘れていたら、どうしようもない。
 (4) 屋内にいる時間だって、問題だ。屋内にいても、木造では半分、コンクリートでも数分の1の放射線を浴びる。ゼロになるわけではない。そのことを忘れていたら、どうしようもない。

 ──

 では、どう評価するべきか? 
 「年間 20mSv」というよりは、「 3.8μSv/時」で考えた方がいい。この値が、校庭だけでなく、外部の空間全体に当てはまるのだ。校庭にいなければいいという問題ではない。子供以外の大人だって、外にいる間、ずっと浴びている。

 さて。
 「年間 20 mSv を許容するのはけしからん」という人が多いが、年間 20 mSv というのは、そもそも、「計画的避難区域」に指定されている領域だ。( → 首相官邸 )
 とすれば、計画的避難区域の場所に「1年間ずっと住み続ける」ということは、ない。5月末までの1カ月程度だけのことだ。当然、「年間 20mSv」という値にはならない。だから、校庭の「年間 20mSv」の問題だけなら、たいして騒ぐ必要はないのだ。

 問題は、むしろ、「年間 20mSv」の外側の地域である。「年間 20mSv」未満の領域は、「計画的避難区域」に指定されていない。したがって、ずっと放射線を浴びることになる。
 かといって、この領域の人々をやたらと避難させるとしたら、対象領域が広くなりすぎる。( → 地図 )
 ま、「年間 20mSv」でなく「年間 10mSv」にしても、範囲はある程度は限定されるから、この範囲の人々も、本当ならば避難した方がいいのかもしれない。とはいえ、今後、放射線の垂れ流しが収束すれば、避難する必要はなくなる。
 何しろ、避難というのは、その住民の生活を破壊してしまう、ということに留意しなくてはならない。あっさり「避難すればいい」というものではないのだ。(あなただって、今すぐ家を出ろといわれたら、困るだろう。)

 ── 

 結論。
 (1) 「年間 20mSv」という数値は、実際にその数値になることを意味しない。小学校の場合には、校庭にいる時間だけだ。
 (2) 大人の場合は違うが、それにしても、計画的避難地域にいるのだから、あと1カ月ぐらいのことにすぎない。
 (3) どうせ心配するなら、1カ月後以降も避難しない、「年間 20mSv」未満の領域の心配をする方がいい。
 
《 以下、加筆。(最後まで) 》

 さて。よく考えてみよう。
 現在の 3.8μSv/時 という値は、いかにして生じているか? コメント欄で指摘されたが、「今は原発からは飛散していない。以前に大量放出されたセシウム(半減期が長い)が原因だ」と言われる。
 なるほど。私もこれを書いたときは、そのことを考えていた。ただ、本項を書いたのは、寝る前の30分間ぐらいだったから、思いつきのアイデアを考慮不足のまま書いてしまったようだ。(そのせいで、上記のように、全面削除するハメになった。  (^^); )
 改めて調べると、たしかに指摘の通りだ。次のサイトに詳しい説明がある。


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http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51949057.html(toshi_tomieのブログ)

 3月中は、放射線強度が急激に減衰しましたが、4月になってからはほぼ横ばいになりました。この変化は、減衰定数6日(半減期4日)と減衰定数400日(半減期280日)以上の、二つの減衰曲線でフィッティングできます。短半減期と長半減期の成分比は、6箇所全てで20:1でした。
 3月中は、核崩壊の半減期が8日のヨウ素131が主でしたが、その放射能がほぼ消えた後は、核崩壊の半減期が30年のセシウム137の放射線が主になっていると考えられます。
 4/25に報告した、つくばと、原発敷地内の放射線強度も、ヨウ素131とセシウム137と考えられる二つの成分で説明できる経時変化をしました。

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 なかなか有益な情報だ。
  
 なお、このサイトでは指摘していないが、問題は、外部被曝の場合である。内部被曝の場合には異なる。
 内部被曝はどうかというと、雨によってすでにセシウムは土中にしみこんだと思える。だが、土が乾燥すれば、部分的に浮遊することもありそうだ。
 そのことへの対策としては、マスクが有効だろう。これによって放射性物質の9割を除去できるからだ。
 「通勤・通学時や、校庭に出るときは、マスクをしろ」
 という方針を示すといいだろう。
  → 外部被曝と内部被曝(http://openblog.meblog.biz/article/4552837.htmlの [ 付記2 ])
 
 まとめ。
 (1) 現在の放射線は、すでに飛散したセシウムの分である。セシウムの半減期は長い。なかなか減らない。/政府の測定値は 20メートルの高さの測定値なので、1メートルの高さでの測定値では 50 mSv となる。
 (2) 50 mSv という値は、短時間のうちに受けるのであれば少し問題だが、1年間をかけて受けるのであれば危険水準には達しない。(同じ累積量でも、原発作業員ならば少し危険だが、飯舘村では危険ではない。)
 (3) 問題は、内部被曝だ。それを避けるには、当面、マスクをするといい。
 (4) 5月末以降は、計画的避難区域の外に出るので、校庭がどうのこうのという問題はもともと存在しなくなる。
 

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 [ 付記1 ]
 では、避難した6月以降はどうか?
 政府の方針では、「時間がたって放射線の量が減ったら、飯舘村に戻ればいい」ということらしい。
 しかし、セシウムの半減期は 30年。ヨウ素と合わせた減衰曲線では、半減期が1年以上だ。となると、1〜2年以上も避難し続ける必要が出そうだ。
 それを避けるには、表土の除去が必要となる。だが、そのためには、莫大な費用がかかる。あまりにも巨額となり、負担できそうにない。それよりは、1〜2年ぐらい避難してもらった方が、コスト的に見合う。

 [ 付記2 ]
 いろいろと難しくて、「これだ」という正解は見つかりそうにない。
     ( 注。次項ではそれなりに名案を出している。)
 ここで、私なりに推奨策を出すなら、次のようになる。
  ・ 外部被曝の分は「危険でない」と割り切る。
  ・ 内部被曝の分は、当面はマスクでしのぐ。
  ・ 6月以降には、9月末まで避難する。その理由は次のことだ。
   「8月中は土が乾燥するので、砂塵を吸い込む内部被曝の可能性がある」

 では、戻ってもいい時期は、いつか? 10月とも言える。だが、12月頃には、空気が乾燥しそうだ。その一方で、このころにはセシウムは(地下にしみこんで)かなり減少していそうだ。また、冬に近づけば、「風邪の防止のためにマスクを付けるといい」ということも成立する。

 いろいろと考えると、大人ならば、10月には戻ってもいいと思える。ものすごく危険だということもなさそうだ。いくらかは危険はあるが、他のことでも同じような危険にさらされることもある。(慣れない土地では、交通事故に遭いやすい。そのことの死亡率の方が高い、ということも考えられる。)……というわけで、大人の場合は、「迷惑料」の負担だけで、10月には戻ってもらってもよさそうだ。仕事や生活の問題もあるし。
 また、マスクさえすれば、最初から避難しなくてもいい(出たとしてもすぐに戻っていい)とも言える。

 ただ、子供は別だ。子供はしばらくこの地を離れた方がよさそうだ。特に、成長期に当たる年齢(中学生に当たる年齢)では、外部に出た方がよさそうだ。大人の場合と違って、子供ならば一定期間を下宿などで暮らすことも可能だろう。

 あまり簡単ではないが、私としては、以上のように考える。

 [ 付記3 ]
 放射線の量だけなら、「中学生以外は避難しなくてもいい(マスクをすれば)」と言ってもいいかもしれない。(できれば小学生・高校生も避難した方がいいが。)
 
 しかし、現状の放射線とは別に、将来の危険がある。それは4号機の爆発という危険だ。(大きな余震にともなって発生する危険がある。)それはプルトニウムの飛散を意味するので、とても危険だ。そうなったら、また同じ領域が被災するかもしれない。また、現在の計画的避難区域とは別の領域が被災するかもしれない。
 この危険性を考えると、「できれば1年間ぐらいは避難した方がいい」と言える。(福島原発が安定するまで。)
 私の立場としては、「現在の放射線よりも、将来のプルトニウム爆発の方を問題視するべきだ」という理由で、避難をお勧めする。ただし、それは、強制ではない。「万一の場合にプルトニウムをかぶってもいい」と思うのであれば、現在地に留まってもいいだろう。
 私としては、「 20mSv/年 の地域で避難するかどうか」よりも、「プルトニウム対策をちゃんとやれ」という問題の方が大事だ、と考える。
  → プルトニウム爆発の危険(http://openblog.meblog.biz/article/4547533.html)  

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コメント
 
01. 2011年5月04日 20:48:36: 0GJJznkobY
内部被曝は水や食材によるものが甚大で、
空間線量と合わせた時、とても20mSvにとどまるとは思えない。

ヨウ素131、セシウム137などというのは核種のほんの一部で、
トータルでの被曝量は軽くその二倍を超える。

ストロンチウム、プルトニウム、ウランについては、既に爆発して大量に飛散、降下しているので、実際にどのくらい降下しているのか調査する必要がある。


02. 2011年5月04日 20:55:22: 2N5u1dy2Mk
> (1) 彼は「年間 1mSv」という値を示しているが、これは自然状態(2.4 mSv)よりもずっと低い。そんな値を満たす土地は、ほとんどない。彼の言うとおりにしたら、世界中のどこにも住めなくなってしまう。


自然放射線を出す天然核種と事故によってばらまかれた人工核種の生体内での作用の違いをまったく無視している。もっと勉強してから物を言え!


03. 2011年5月04日 21:00:35: d1INYqu1to
>(1) 彼は「年間 1mSv」という値を示しているが、これは自然状態(2.4 mSv)よりもずっと低い。そんな値を満たす土地は、ほとんどない。彼の言うとおりにしたら、世界中のどこにも住めなくなってしまう。

ICRP勧告(1990年)に基づいているのだと思います。
この線量限度には自然放射線による被曝と医療行為による被曝は含まれていません。


04. 2011年5月04日 21:01:35: iA4r5cagh6
>「通勤・通学時や、校庭に出るときは、マスクをしろ」

このスレッドは、表題と内容に齟齬がある。

謝罪の上、直ちに全文削除すべきだ!!


05. 2011年5月04日 21:02:20: F0z0gOtGR6
ドイツでも20mSvは、原発従事者だけに許された値だ。

06. 2011年5月04日 21:12:16: FpVPO6YryM
この人の記事は 二度と読まない!

07. 中年A 2011年5月04日 21:13:42: HbJDdjz1CEw4s : DzL9eUFAVE
十分な情報を与えて、住人に決めさせるべきです。

http://www.psr.org/news-events/press-releases/psr-statement-increase-allowable-dose-ionizing-radiation-children-fukushima-prefecture.html
を見てほしい。かなりの人数ガンになってしまいます。

しかもそれは他のコメントでも出てますが、外部被爆のみ。
現在給食はあろうことか地元素材、空気も現在も原発から放射性物質が漏れており、かなりの内部被爆になるおそれがあります。(3/15に京大の小出先生が東京で空間線量の7倍以上との測定+計算しておられました。)
政府は内部被爆は外部の2%(であってましたっけ?)。ぜひ安全サイドで評価して欲しい。


08. 2011年5月04日 21:19:36: dgpmMZmKrY
 今、あなた(投稿者 独歩さん)にも現地の正確な情報は伝わってはいないということを認識すべきです。原発から30キロ以上離れた福島市の小学校の庭で強い放射能を計測されるのはなぜですか? SPEEDIの情報がこれから公開されるそうですが、もっと前に公開されていれば、飯館村や福島市の放射能が高い理由はもっと早くに納得できたと思います。政府はこれからも情報を小出しにするでしょう。
 小佐古敏荘氏が退任した理由の中には、彼が口にした以外の理由が見えています。政府内にいて知り得た情報は許可無く公言できません。
 それが何なのかは日本版ウィキペデイアに頼るしかないのが残念です。尖閣沖衝突事件のビデオを流してくれた海上保安官に続く人が待たれます。
 

09. 2011年5月04日 21:45:23: okXOsNlMKY
必死の屁理屈。いくらもらえるのかね。

10. 2011年5月04日 21:58:03: bjtb3heDPQ
ダメだねえ。話にならない。

上の方でも指摘されている部分だが

> (1) 彼は「年間 1mSv」という値を示しているが、これは自然状態(2.4 mSv)よりもずっと低い。そんな値を満たす土地は、ほとんどない。彼の言うとおりにしたら、世界中のどこにも住めなくなってしまう。

「年間 1mSv」は、自然に浴びるものだけでも2.4 mSvあるから、人工的な放射線はこれだけにしておいた方が安全という考え方で決められたわけだよ。
勉強不足。もう後を読む気が失せた。

この独歩という投稿者、前にもこの馬鹿ブログを貼っていたな。
(怒鳴った菅首相 <国民の生命を守った> Open ブログ
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/293.html
投稿者 独歩 日時 2011 年 5 月 01 日 17:01:26: OcXlFVq.c5uyc)

どうやら投稿者=ブログ主のようだな。
もうやめろ。阿修羅レベルに達してないよ。
ま、世の中にはこんな馬鹿もいるという参考にはなるからいいか…


11. 2011年5月04日 22:12:11: 1beF1Wtsfu
>問題は、むしろ、「年間 20mSv」の外側の地域である。「年間 20mSv」未満の領域は、「計画的避難区域」に指定されていない。したがって、ずっと放射線を浴びることになる。 かといって、この領域の人々をやたらと避難させるとしたら、対象領域が広くなりすぎる。

20ミリシーベルト以下にすると避難地域が増えてどうしようにもなくなることを恐れた苦渋の決断ではないか?


12. 2011年5月04日 22:40:14: uxlNd4cbaw
コウいう " イカサマ野郎!!!!!!!! " ( 独歩 ) に限って、自分じゃ絶対に福島県の原発 100 km 圏内に近付きもしネーし、モシ仮に自分の子や孫が福島県内の学校にデモ通っていようモノなら、クラスで一番先に他県へ転校させるゼ ペテン師め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

13. 独歩 2011年5月04日 22:46:21: OcXlFVq.c5uyc : MEgSBvxbmk
>04
表題は、あくまでもブログ内の表題と、その前文におけるブログ主の表明からの引用です。
ブログ内にも書いてありますが、「年間 20 mSv は安全だ」という意味ではなく、「もっと本質に目を向けよ」という意味での、「妥当でない」という意味です。

14. 独歩 2011年5月04日 22:46:42: OcXlFVq.c5uyc : MEgSBvxbmk
>10
私はブログ主とは違います。このブログ主より、知識量も、思考力もずーっと低いと思っております。
ですから、bjtb3heDPQさんに反論する知識などは、持ち合わせてはおりませんが、彼のブログ内のコメントから抜粋して、返答とさせて頂きます。

(Posted by 管理人 at 2011年05月04日 09:06)

 理想論はそうでしょうし、普段ならばその方針でいいでしょうが、今のような緊急時には、1 mSv というのは非現実的です

 そこまで理想論を言い出したら、火山国の日本では、温泉地のあたりでは子供たちが避難しなくてはなりません。
 細かなことを言い出したら、高圧線の下に住んでいる子供たちの方がはるかに心配です。他にも、化学工場の近くにいる子供とか。
 日本中に「ちょっと危険な地域」は多数あるのですから、理想論を言い出したら、ひょっとしたら日本には住める場所がなくなる。

 私としては、1mSv よりは、国道のそばに住むことの方がはるかにリスクが高いと考えます。国道のそばの住居を居住禁止にすることの方が先決です。

(Posted by 管理人 at 2011年05月04日 22:13)

一般的な平時に比べて、緊急時には一時的に規制の放射線レベルを高めてもいい。平時には 1mSv/ 年だが、緊急時には 1mSv/ 年〜 20mSv/ 年 までの範囲で変更してもいい。このことは、世界的に認められている。以下、引用しよう。
──
国際放射線防護委員会( ICRP )の報告。
委員会は長期間の後には放射線レベルを 放射線レベルを 1mSv/ 年へ 低減 するとして、 これまでの勧告から変更するとなしに 現時点で の参考レベル 1mSv/ 年〜 20mSv/ 年の範囲で 設定すること (ICRP 2009b 、48 〜50 節) を用いることを勧告します。
→ http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110405-3j.pdf
──

平時における 1mSv/ 年 という値(可能な限り下げようとした値)を、どんなときにも墨守しようというのは、原理主義的すぎて、現実離れしている。
それはいわば、「ちょっとでも事故を起こす可能性のある人は自動車を運転してはいけない」というような非現実的な発想。
理想ばかりを語っていると、現実を見失う。ちゃんと世界標準の発想(専門家の発想)を理解しましょう。

「 20mSv/ 年では高すぎる」という発想なら、まだ理解できなくもないが、「 1mSv/ 年 でないとダメだ」なんて理屈は、専門知識の欠如を暴露するだけだ。


以上です。年間1mSvをどう見るかですけど、ブログ主はただ単純に、年間2.4 mSvの自然放射と比較して、値としては、ずっと低いものだということが言いたいのだと思います。


15. 独歩 2011年5月04日 22:53:17: OcXlFVq.c5uyc : MEgSBvxbmk
>>12
ただブログを転載しただけで、イカサマしているとは認識はしておりませんが、福島県の原発 100 km 圏内に近づくかと問われれば、特に用が無ければ近づきません。近づかなければならない用事があれば、その用の内容と、放射能リスクとを比較して決定しますが、コメントの内容を見ますと、ここに集まっていらっしゃる人達よりは、比較的、そこに行くことが容易なのかなと思われます。
自分の子や孫についても同様の考えを持っております。

16. 2011年5月04日 23:06:32: E2YReWLDxc
アメリカ科学アカデミーのチェルノブイリに関する報告書でも、自然放射線以外に浴びてよい人工放射線量は年間1mシーベルト(国際基準)に準拠しています。「Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment by Alexey Yablokov, Vassily Nesterenko, and Alexey Nesterenko 2008年」
もうすこし勉強してから発言した方がいいでしょう。

17. 2011年5月04日 23:12:51: pdiJ2zZgxg
緊急時の期間は、曖昧ではあるが、小佐古さんの考えでは2週間程度ということである。だから、一時的に、平常時より高い値が許容されている。既に、2か月が経過しようとしている。さらに、子供を対象としている。政府はとんでもないことを行っている。こんな事が許されて良いのか?

18. 2011年5月04日 23:15:26: WTaCFGwRDw
ふーん、この投稿者は自然プラスの理屈がまだわからないのですね。なるほど。

19. koji 2011年5月04日 23:22:45: 2R7oqVMhIYlxM : AbB2M45cBz
チェルノブイリ付近で毎時0.7マイクロシーベルトの所でも人が住んでいないのに、福島市では毎時1.7マイクロシーベルト 確かに身体にはすぐに影響ないのが筋ですが、プルトニウムを皆さん忘れてると思います。ものすごくヤバイです。

校庭だから大丈夫?あなた頭大丈夫?学校で出された放射性物質入りの食べ物を全員残しますか?外部、内部の被曝で年100ミリシーベルトくらいはいくと思います。しかも子供そしてプルトニウム。俺なら東電の社長を間違いなく殺してる。本当日本人大人しいね、人災と知ってても許すよね。


20. 2011年5月05日 00:06:30: 1laTubqZew
独歩さん、一読をお勧めします。

1ミリと20ミリ・・・ICRPは何を言っているのか?
http://takedanet.com/2011/05/post_4165.html


21. 2011年5月05日 00:36:59: FsmwW6uY3E
どの様な人間がこのようなデタラメを書けるのか。

良識を疑う。

悪意によるものか無知のなせる業かと考えてしまう。


22. 2011年5月05日 02:14:03: bjtb3heDPQ
>>14 

>>10です。

「返答」と称してなんか長々と貼ってあるけど、どれも「年間20mSv」にする屁理屈と言い訳が書いてあるだけ。何の意味もない。
で、該当部分のトンチンカンに対する俺も含めて数人の指摘に対して何も答えていないんだけど。

> 年間1mSvをどう見るかですけど、ブログ主はただ単純に、年間2.4 mSvの自然放射と比較して、値としては、ずっと低いものだということが言いたいのだと思います。

そう言いたいんだったらそう書けばいい。あれは全く分かっていないか、あるいは故意に誤解させようという書き方。それに、他の人も言ってる通り、自然界の放射能との比較は無意味なんだってば。

ブログ主本人でないとのことだけど、このブログの内容に賛同して貼ってるわけだよね?
やっぱし、何か貼るんだったら、もっと勉強して、調べてからの方がいい。
当面は阿修羅に投稿されるいろんな記事を読むだけでもよほど勉強になると思うよ。


23. 独歩 2011年5月05日 09:17:58: OcXlFVq.c5uyc : MEgSBvxbmk
>>22
そうですね。この分野について、あまり知識が豊富でないのに何か貼るのは、控えることにします。

24. 恵也 2011年5月05日 10:51:45: cdRlA.6W79UEw : Xbz8CDHSMI
>> 年間 20 mSv に相当する 3.8μSv/時

間違い!
3.8μSvX24X365/1000=33mSv
言葉は正確に使いましょう。

この20mSvというのは、1日数時間表にいて、密閉した部屋に数時間いて
とかいうモデルの計算であり単純明快なものじゃない。
そういえば原発の電気代が安いというのも、架空のモデル計算であり原発推
進派のデマです。

ーーーー引用開始ーーーー
政府=資源エネルギー庁は、電源別の発電単価の試算値を発表して、原発
の電気は安いと言いつづけて来ました。
しかし、その試算でも年々原子力の優位は怪しくなり、92年にはLNG火力と
同じ、9円/Kwhになってしまいました。

そこで、政府は99年に計算方法を変更した結果、原子力の単価は一気に5.9
円ということになりました。
大胆ですねえ(^^)。
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/plice.html

>> 彼は「年間 1mSv」という値を示しているが、これは自然状態(2.4 mSv)よりもずっと低い。
低くはない、それでも人体には高すぎ危険。
日本での外部被曝はもっと低く、これは放射性カリウムなどの食べ物なども入れたもの。
放射線とは低ければ低いほど、人体は安全なの。

ーーーー引用開始ーーーー
京大の医学部で上野さんという人が神奈川県と大阪府だけに集中して、都市単位
までおとして、都市の平均と市町村までもおろして、平均とそこでの発生率ということ
で、10いくつかのガンについて調べたんです。そこでは、神奈川県も大阪府もきれいな
影響が出た、
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kuroha/ichikawa_report8.htm


25. 2011年5月07日 03:30:33: uJ56yqyYXQ
 掛け算のわからないバカを装ってどっかのバカ教授の「おそるるに足らず」というヨタ話の書き換え。
 まぁどうせ終わる原子力だから

以下の映像でも見ておけば
 http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/584.html


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