地震の揺れ→　配管や原子炉損傷→　損傷部分から冷却水漏出→水位低下　が本当

はじめから判ってるんでしょうが〜。

このウソは悪質ですぞ!

☆浜岡原発廃炉の始まり

　メルケル独首相の判断の速さ（３月１５日に旧型の７基の原発停止）と対比すれば菅首相の判断は遅いのですが、経産省や電気事業連合会などの反発を恐れての極秘協議１か月での結論のようです。原子力・原発マフィアが跋扈する日本ではかように何をするにも時間が浪費されるようです。だって今すぐ超東海地震が起きれば、菅直人の「英断」だって無効になるのです。３日遅れた中電の結論も致命的の可能性さえあるのです。歴史的にはヒロシマの３日後にナガサキがあります。ヒロヒトにはナガサキを避ける十分過ぎる時間があったのです。

　さて、運良く浜岡原発が原発震災を免れると仮定すると、この後いずれかの時期にフクシマでは地震動で配管破断が起きていたことが周知されているはずでから、その時点で浜岡原発の廃炉が決定されているはずです。よって全く無効な津波対策の無駄な金が使われるか否かは、フクシマの事故の全容が周知される時期によります。もっとも万が一フクシマで配管破断がなかったと仮定しても、超東海地震での浜岡原発の場合は制御棒挿入不能や配管破断の起こる確率が高く、いずれにせよ浜岡原発廃炉が最善の選択です。さらにそれでも危険は残り、そう使用済み核燃料は浜岡原発に残るわけです。福島第一４号機の危機を目の当たりにしている以上、それをど忘れすることはできません。使用済み核燃料を比較安全な場所に移動することなども考慮しなければいけません。六カ所も危なく、さてどこへ？かように地震活動期の日本列島には安全な場所などどこにもなく、浜岡原発廃炉の後も運だけを頼りに生きていくしかないようです。

▼『世界』（2011May no.817）

福島第一原発事故はけっして“想定外”ではない

議論されない原発中枢構造の耐震脆弱性

田中三彦

頁１３５――

･･･強い地震動にさらされたために、原子炉圧力容器を出入りしている管のうちのいずれかが――たとえば、かねがね地震時の健全性が問題にされてきた再循環系配管が――破損（または破断）し、そこから冷却剤が大量かつ継続的に噴出する冷却材喪失事故が起こり、そのために格納容器の圧力がどんどん上昇し、設計圧力の２倍にまで達した、というのがその答えである。･･･（中略）･･･繰り返せば、以上の推論過程には大津波も全交流電源喪失も１度も登場しない。大津波がこなければ全交流電源喪失もなかったかもしれないから、水素爆発という極めて危険な事態を回避することは、あるいはできたかもしれない。しかし、冷却材喪失事故そのものを回避できたわけではない。

＞再循環系配管が――破損（または破断）し、そこから冷却剤が大量かつ継続的に噴出する冷却材喪失事故が起こり、そのために格納容器の圧力がどんどん上昇し、設計圧力の２倍にまで達した、というのがその答えである。

　確かに、その可能性は強い。ただ、事態はもっと複雑そう。週刊誌とかテレビでも、地震当日、つまり、３１１の地震直後、作業員の方が1号炉で白煙を見たということを報じている。また、311後のことだが、作業員の方が、建屋の外で、雪のようなものを防護服の隙間がたまたまあったために、そこから首筋のところへあびてしまい、線量を測ったら極端に高くて、直ぐにアルコールでふき取ったという。

つまり、地震そのものによって少なくとも1号炉は壊れていて、その壊れ方は単にどこかの配管が破断したと言うだけではなく、複数の箇所が壊れていて、炉心を循環していた水が外界に漏れ出していたということ。

どちらにしても、情報隠ぺいがされていて、分からないことが多くある。
東電も隠しているし、保安院も隠している。原子力安全委員会も多分隠している。政府もさまざまな情報を隠している。

今朝のＮＨＫの日曜討論で、浜岡原発の立地地点での地震発生確率が８７％で、福島は０％だったのに、福島で地震が起こったと国会議員が言っていた。つまり、地震の予測が間違っていたと言うわけだが、本当は、地震の予測自体が今回間違っていたわけではない。東北地方太平洋沖地震は震源域が福島第一原発から１００ｋｍ以上離れていた。地震がＭ９規模であまりに大きかったからその影響を受けたと言うことであり、福島の原発立地地域で地震が起こったわけではない。

いろいろなことが混乱していて、情報も錯綜し、このままでは、ケネディ暗殺のときの調査委員会報告書、福知山線脱線事故の事故調査報告書と一緒で、肝心な点は一切ごまかされたものになりかねない。

原発は常時１００％出力で運転しているから地震動で冷却水配管や高圧蒸気配管が破損すれば時間をおかずに熱交換が不可能になり原子炉内は高音、高圧になり更に大きな破壊に繋がると思う。

02. 戦争とはこういう物 2011年5月15日 19:00:29: N0qgFY7SzZrIQ : cc7bPh94OA
　振動による原子炉損壊は以前から言われていたが，ついに「東電関係者」も見とめざるを得なくなった。これまで「津波以外は耐えた」と言いつづけた関係者は皆謝罪すべき。
　更に、他の原発は損害は無かったのか、疑うべきだ。

　２人は震災発生直後、４号機タービン建屋の調査に向かった後、行方不明になった。３月３０日に発見され、いったん第２原発に移して除染。４月２日に県内の遺体安置所に運ばれ、福島県警による検視が行われた。

以前gataro投稿だったかありましたが、このお二人の死因は12日以降に放射能漏れがあるので11日はなかったとして処理された。と報道に疑問を持っていたが、今回の振動による原子炉破損で11日から放射線が漏れていたなら、この判断で良かったのか?　原子炉事故で死者2名ということもあったのではないか?

04. 2011年5月16日 08:57:27: nBsrx8EfJE
■このての新情報は注意して見る必要がある。

原発が危機的状況だった事故の初期に菅がヘリベントを遅らせたことが水素爆発そしてレベル７の原因だったことをカモフラージュするための情報ではないかと常に疑いの目をもって検証すべきだ。

なにが事実かはほｔんどわからない。
都合が悪ければ議事録等の記録がないｋとになっている。

原発事故初期の発言記録等はないと枝野は言う。
子供の被爆許容量２０ミリシーベルトを決定したｇじろくはないと言う。
会議も行われずに決めたという。

菅・枝野発する情報はすべて嘘という前提で見ることだ。