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福島を訪れただけで1500cpm超えの内部被曝した人が報告されているだけで数千人居るということ。国会質疑
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/399.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2011 年 5 月 18 日 14:09:11: KqrEdYmDwf7cM
 

http://4travel.jp/traveler/misimadaisuki/bbs/#1000871180
コレだけ汚染すると現地では飲食禁止でしょうね。
by pochifxさん | 2011年05月18日08時54分

福島の内部被曝調査について、
5月16日の予算委員会の最後にすごい事を話していました。

■要点を簡潔にまとめると・・・
福島を訪れただけで1500cpm超えの内部被曝した人が報告されているだけで数千人居るということ。
どのような計測方法かというと原発に置いてある「ホールボディカウンタ」という装置で内部被曝を計測する。
1500cpmを超えると精密検査が必要だそうです。

【ソース】
開会日 : 2011年5月16日 (月)
会議名 : 衆議院 予算委員会
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=40987&media_type=wb
柿澤議員の答弁(委員会の最後の答弁)↓のURL
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40987&media_type=wb&lang=j&spkid=20027
(わたしはgom player で見られました。http://www.gomplayer.jp/

SPEEDIが予測した「幼児の甲状腺への影響」の話から始まる。
いまも大人の内部被曝を調査してない。
そこで柿澤議員は政府が内部被曝を追跡調査するように指摘した。

(gom player では 7:42:30 頃から柿澤議員の質問が始まる。ここから見ると話がわかりやすい。
 7:53:00 からホールボディカウンタの話)

12:00頃、報告されているだけのホールボディカウンタ調査の話。
   1500cpm超えが4956件(判明してるだけで4766件が立ち寄っただけで1500cpm超え)。
   10000cpmを超えた件数は1193件。

柿澤議員「これは大変な結果ではありませんか。1500cpmを超えると精密検査が必要な人なんですよ」

14:10 頃に柿澤議員「採尿やホールボディカウンタで調査をしないと、後で原発事故との関係が証明できない」

20:30 頃に柿澤議員「 福島の住民、そして福島に行っただけでもホールボディカウンタ調査必要でしょ?」と菅首相に問う..


RE: コレだけ汚染すると現地では飲食禁止でしょうね。返事を書く
by ミシマさん | 2011年05月18日09時07分

pochifxさんこんにちは。
私も一昨日ライブで、そして昨日webで繰り返し聞きました。

本当に恐ろしい現実だと思いました。

ツイッターで「昨日の国会で分かったこと。東電福島原発を除く国内の原発で働く職員で、3月11日以降、精密検査が必要な放射線量の値を示した職員は4956人、その内、福島県に立ち寄った人が4776人。それら職員は、東電福島原発に入ったわけではなく、福島に立ち寄っただけだという事実。」とつぶやきましたが、反応はありませんでした。

この事実も、もっと広く知ってもらいたいと思っています。

                               ミシマ  

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コメント
 
01. 2011年5月18日 15:32:28: HYHUspnQ6g
 神奈川県立がんセンター[045-391-5761(内線2110)]に電話して、内部被爆量をホールボディカウンター(WBC)で測ってくれるかどうか聞いたところ、「測定機械がないから測れない」とのことでした。核医学科があるのに、明らかにウソを言っていると思います。新潟県立がんセンターなら測れるらしいので、通常、全国の基幹病院となるがんセンターなら測れるはずです。なんでも、測定依頼が殺到すると困るということで、会議の結果、断る方針にしたとのこと。医師も見殺しに加担するので困ったものです。静岡県や京都のがんセンターなら測れるかもしれません。
 川崎あたりの空間線量の高いところに住んでいる、乳児の内部被爆量が、738cpm(周辺自治体通報レベル)を超えていたらどうするのでしょうかね〜〜。
 まったく困ったものです。住民の被爆量を測って、後で、政府から怒られるのを怖れているんだと思いますね。京都のがんセンターなど、測ってくれそうな病院を自分で探してみます。被爆量が多くて白血病になりそうなことが、後から判明しても遅いんです。

02. 松本義久 2011年5月18日 15:59:55: Ibr//rQvkL5/2 : rvTfiDA42E
安全ではありませんが安心してください

ただちに影響のあるレベルではないです(w


03. 2011年5月18日 18:26:46: dgpmMZmKrY
菅首相のホールボディカウンターをすぐに測ってやってください。彼は被爆している可能性が高いから、是非ともすぐに隔離してください。

04. 2011年5月18日 18:50:53: TH6ry05dzQ
03>への追加コメント
馬菅ついでに、頭を良く計ってもらった方がいいですよ。多分かなりの空洞があると思うよ。

05. 2011年5月18日 19:18:13: uLQnIW7MQw
>経産省審議官「ホール・ボディ・カウンターは原子力関係施設に45台。東電の小名浜原発に移動式のものを持ってきて、事故発生以降、14日までに204件の測定をしたと報告。結果については分析と評価に時間がかかっており、4月中には全体の報告が出てくると聞いている」。私の質問に答えていない。
http://hiwihhi.com/310kakizawa/status/58829347959750656
>福島第一原発の作業員から1500cpmのスクリーニングレベルを上回る数値が出たとの報道も。私の情報では、よその原発の作業員で、家族を迎えに福島県内にわずか1日足らず滞在し、3号機の水素爆発のあった3月14日以前に離れた人が、職場復帰のためWBCで測定したら大幅に上回ったと。
http://hiwihhi.com/310kakizawa/status/64221699134074880

06. 2011年5月18日 19:49:33: uLQnIW7MQw
外部被爆だけで、この位ある。
>03:17 pm March 17, 2011
Steve Herman knows about that. He's a correspondent for Voice of America who got a Geiger counter scan Thursday in Koriyama, a town 37 miles from the Fukushima Dai-ichi plant as the crow flies.
http://www.npr.org/blogs/health/2011/03/17/134627643/decontamination-after-radiation-exposure-simpler-than-you-may-think

>「これはホールボディカウンター *1(以下、WBC)という機器で測った体内の放射線量です。単位はcpm(カウント)で、1分間で5368回、放射線が照射されている、という意味です。738cpmを超えると周辺自治体に通報され、1500cpmを超えると『精密検査を受けてきてくれ』と言われ、病院行きになります。その基準をはるかに超えているんです」・・・福島県外に逃げた同僚は約1700cpmだったからです」
>「私は3月11日を最後に福島第一原発には行っていませんが、現在も働き続けている同僚が、信じられないことを言っていました。震災後、2週間ほど浪江町(福島県双葉郡、原発から10km圏内)に避難していたある作業員が、仕事を再開すべく、東海村(茨城県那珂郡)に移った。そこで作業前の検査としてWBC検査を受けたところ、基準値の実に100倍以上となる、8万cpmというとんでもない数字が出たというんです」
>「知人が事故後の福島原発で働いていたのですが、やはり数万単位の内部被曝をしていました。3月半ばから3日間、5号機付近で電源の復旧工事をしたんです。暴走していた1〜3号機から少し離れているし、5〜6号機は点検のため震災時は停止していた。まさか内部被曝しているなんて思わず、会社に言われるまま、柏崎刈羽原発まで行ってWBCを受けたら『4万cpm出た』と言うんです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4496


07. 2011年5月18日 21:33:04: kzMCouN9V2
01さん
日本中の人があなたと同じ事をしたらどうなりますか?

自分の被曝量を考えるより、人の迷惑を考えて行動しましょうよ。


08. 2011年5月18日 23:01:22: LsxPMpcxEs

>>07

かなりの混乱が生じるだろうが、その原因を作ったのは東電であり、政府である。
(正確な情報を隠蔽していることも含めて。)

あんたにとやかく言われる筋合いはない。


09. 2011年5月19日 01:22:04: MATbm21y7o
07さん
あなたの方な人が、事故の実情や放射線量を隠ぺいする東電や政府を支え、住民の被曝・被害を拡大することで、最大の迷惑を広げる根源です。

それとも、あなたは、政府・東電当人、あるいは御用学者の類ですか。

よくこんなことがいえたものです。

こういう人が「パニックになると困る」という一つ覚えの自己正当化で、情報隠ぺいを図るのでしょう。
どうか自分だけは、正しい情報を知ることを拒否していくらでも放射線を浴びてください(あなたがそのような場所にいるといいのですが)


10. 2011年5月19日 02:24:13: MEn5PxD5aA
東電の社長と経産省の小役人を福島に廃棄物として送るべき。

11. 2011年5月19日 09:12:10: u1qEffIDaU
柿沢議員がんばつてください。放射能被害から国民を守つてください。

12. 2011年5月19日 10:06:40: mFF6DOCj9g
07さん
おかしなかんがえですねぇ!
皆がしたら大変だから黙ってろ?って聞こえますが?

もうすでに政府と東電の隠ぺいによって
凄い数の住民が大変なことになってますよ!

すべてが菅政権の隠蔽工作です!
そして今後も是が続きます!
日本人は哀れです


13. 2011年5月19日 13:56:46: IV8vpzxuiI
日本人には07見たいな人が多すぎ。07みたいな人が自民党を支え、利益優先で原発を作ったんだろうが!責任とれ。

14. 2011年5月19日 18:50:43: eVg8fYtMEE
矢ヶ附飼n・琉球大学名誉教授のコメントより。

WBCは人体を通過するガンマ線しか測定できない。
アルファ線やベータ線を発する放射性物質が
体内にあっても、カウントできないので、
核種(原子核の種類)によって違いますが、
測定値の3倍から5倍は被曝していると考えるべき


15. 2011年5月19日 19:16:00: PkWdIqFQ3g
白血病を発生させるストロンチウムは測れないのですか?
なるほどそれで魚のストロンチウムは捌いて潰してから測定しないと分からないと武田先生が言っておられたのか。

16. 2011年5月19日 19:52:52: eVg8fYtMEE
>>01さん
茨城のWBC所持機関(被ばく医療機関の2次医療機関になっている病院にて)
で、似た質問をしました。被ばく医療フローチャートに乗っ取り、
保健所でガイガーカウンタ→基準値超えが1次2次医療機関へ というコトで
WBC検診は一般人受診はしていない、と言われました。
内部被ばくを見るのに、外部被ばく(急性放射線障害)を基準値とするのは
おかしいです・・・ICRPなど親原発寄り指針は、内部ひばく・低放射線被ばくは
無視しています。

17. 2011年5月19日 22:00:12: eA0IPpXqMc
飲食禁止は、放射線管理区域だね。

東電は本当のこと言えや。

米軍はとっとと東電を空爆しろよな。


18. 2011年5月20日 19:47:58: A23mTmmEBM

原爆実験は瞬間の話ではない。1950年代・1960年代の米ソなどの核実験、1970年代の中国の核実験とずっと続いていた。
それでも1960年代の東京近郊で幼少時代を過ごして、現在も健康に過ごしている人は大勢いる。

「福島ではプルトニウムは極微量と言われてるがそれでもアメリカで検出したとなると」それより規模の大きい米ソなどの核実験により、1960年代の東京でのプルトニウム239は、今回の福島原発事故よりも多かったはずである。
それでも1960年代の東京近郊で幼少時代を過ごして、現在も健康に過ごしている人は大勢いる。

ソース:http://sankei.jp.msn.com/life/news/110428/trd11042823060023-n1.htm  

東京電力福島第1原発の事故で現在、東京の地表から検出される放射性物質(放射能)の量は事故前の数万倍に上る。しかし1960年代初頭にも、海外の核実験の影響で、日本でも同レベルの放射性物質が検出されていた。それでも健康被害が生じたことを示すデータはなく、専門家は「過度な心配は不要だ」との見方を示している。(小野田雄一)  
   
   パニック起きず  
 研究機関「気象研究所」(茨城県つくば市)によると、これまで放射性物質が国内の地表から 最も多く検出されたのは63年(昭和38年)6月。東京で放射性セシウム137が、1カ月間で1平方メートル当たり550ベクレル検出された。米国や旧ソ連が繰り返した大気圏内での核実験で拡散した放射性物質の影響によるものだ。以降、数年間、1カ月に1平方メートル当たり数十〜数百ベクレルを観測した。  
   
  その後、60〜70年代の中国などによる核実験やチェルノブイリ原発事故(86年)で放射性物質の降下量が一時的に増えたものの、90年代以降、1カ月の地表への降下量はピーク時の1万分の1以下となる0・01ベクレル程度に落ち着いていた。  
   
 「雨が降ると、親や先生から『放射能が含まれているのでぬれないように』と注意された」。  
  都内に住む男性(61)は小学生当時をそう振り返る。ただ、社会がパニックになった記憶はないという。  
   
 1962(昭和37)年度の厚生白書などによると、相次ぐ核実験を受け、国は61年、「放射能対策本部」を設置。同本部は「汚染はあるものの人体に影響はない」と判断していた。
 このため、水や食品の摂取制限などは行わなかった。

4月は数百ベクレル

 都内の放射性物質を測定している「東京都健康安全研究センター」(東京都新宿区)の4月1〜28日の観測によると、同区の1平方メートル当たりの降下量は、最大値が11日の170ベクレル、最低値が12日の4ベクレル。降下量は降雨など天候で大きく増減するが、単純計算すると、月間数百ベクレルとなる。

 同センターは「健康に影響が出ることはないと考えている」としている。

 原発周辺の福島県の1平方メートル当たりの降下量は、測定結果がまとまっていない日も多く、月間降下量が不明で、これまでのところ過去との比較はできない。

過度の心配不要

 「放射線医学総合研究所」(千葉市稲毛区)も、現在の東京の地表から60年代と同レベルの放射性物質が検出されていることについて「望ましいことではないが、健康への影響はないと考えられる」とする。

 「このレベルの放射性物質が健康に影響するなら、50〜60年代を生きた世代のがん発生率や死亡率が他の世代に比べ高くなっているはずだが、そうした統計的なデータはない」と理由を説明した。

 ただ、インターネット上には放射性物質とがんの因果関係を結びつけるような書き込みもある。

 「日本人の死因は長らく(1)脳卒中(2)がん(3)心疾患−の順だったが、81年にがんが首位になり、がんで死ぬ人の割合は右肩上がりに伸び続けている。50〜60年代に放射性物質を多くの日本人が取り込み、がんの発症率が高まったためだ」

この指摘に対し、同研究所は「長寿になるほど、がんの発症率は上がる。がんは複合的な要因で発症するが、がんが増えた一番の理由は、日本人が長寿化したためだと考えられる」と否定。その上で「ストレスがたまると免疫機能が低下し、がんなどの発症率が上がってしまう。神経質になりすぎるのも禁物だ」と過度の警戒に注意を促している。
 
  ソース:http://sankei.jp.msn.com/life/news/110428/trd11042823060023-n1.htm



19. 2011年5月20日 19:49:59: A23mTmmEBM

以下、調べた情報を記載します。

@体内放射能は無限に蓄積される?「改訂版放射能そこが知りたい(安斎育郎著)+原発事故緊急対策マニュアル(日本科学者会議福岡支部、核問題研究委員会 編より」

摂取と排泄はやがてバランスする。

 放射能で汚染された食品を、来る日も来る日も食べ続けたとしましょう。この場合、体の中の放射線は、どんどん蓄積され続けるのでしょうか。
 たとえば、セシウム137の半減期は30年です。放射能が半分に減るのに30年もかかる。ちょっと考えると、こんなに寿命の長い放射性核種をつぎからつぎへと体内に取り込めば、どんどんたまっていきそうです。本当はどうなのでしょうか。
 この問題を理解するには、生物学的半減期や有効半減期のことを知る必要があります。

 セシウム137を例にとりましょう。たしかに、この核種の放射能が半分に減るのに要する時間は30年ですが、私たちの体の中に入ってきたセシウム137は、そこにいつまでもじっとしているわけではなく、尿や糞から排泄されることによって、体の外に追い出されていきます。日本人の場合、セシウムを100だけ摂取したとすると、そのうちの半分を排泄によって体外に追い出すのに約3カ月必要です。これを「生物学的半減期」というのですが、幸い、セシウム137の場合、物理的な半減期が30年と長くても、生物学的半減期が3か月程度と短いために、体内に取り込まれたセシウム137は、割合に速く追い出されてしまうのです。

 体内に取り込まれた放射能が100あった場合、これが、物理的減衰と生物学的排泄の両方によって、とにかく半分の50に減るまでの時間のことを「有効半減期」と言います。物理的半減期と生物学的半減期と有効半減期の関係は、つぎのとおりです。
有効半減期=(物理的半減期×生物学的半減期)÷(物理的半減期+生物学的半減期)=(30年×0.25年(3か月))÷(30年+0.25年(3か月))=0.247933884年

*0.247933884年=約3カ月

セシウム137の場合には、物理的半減期が生物学的半減期よりも圧倒的に長いので、このような場合には、有効半減期はだいたい生物学的半減期と同じになります。

摂取と排泄のバランス

セシウム137を毎日食べ続けると、体内量は無限に増えていきそうな気がしますが、実際には、ある時点までくると摂取量と排泄量がバランスして、それ以上は増えなくなります。逆の言い方をすれば、摂取量と排泄量がつりあう状態になるまでは、体内量が増え続けると表現してもかまいません。ちょっとした理論的考察によって、平衡状態での体内放射能(ベクレル)は、次式で求められることが知られています。

 体内放射能の平衡値=1.44×(1日当たりの放射能摂取量、ベクレル/日)×(有効半減期、日)

カリウム40の体内量

私たちは天然の放射性核種であるカリウム40を、1日50ベクレル程度食べています。この元素の生物学的半減期は約60日、物理的半減期12億6,000万年ですから、有効半減期は60日となります。したがって、下に計算されているように、私たちの体内には、カリウム40が4300ベクレル程度は、たまっている計算になります。実際には、1日当たりのカリウム摂取量や生物学的半減期にはかなりの個人差がありますので、誰でもピッタリ4300ベクレルというわけではありません。しかし、大人なら4,000〜5,000ベクレルの体内放射能をもっていることは、実際に測定した結果としてもよく確かめられた事実です。
 当然、1日あたりの摂取量が多ければ多いほど、また、有効半減期が長ければ長いほど、平衡状態に達したときの体内放射能のレベルは高くなります。しかし、それでも、無限に増えるわけではありません。

平衡時の体内放射能(ベクレル)=1.44×(1日当たりの放射能摂取量、ベクレル/日)×(有効半減期、日)

(例)カリウム40(天然放射性核種)
    1日あたりの平均摂取量:約50ベクレル/日
    有効半減期:約60日
   ゆえに、私たちの体内のカリウム40の放射能は、
 体内量(ベクレル)=1.44×50(ベクレル/日)×60(日)=4,300(ベクレル)

放射性核種の種類と特徴

放射性核種:プルトニウム239、物理的半減期:24,400年、生物学的半減期:200年(骨)・500日(肺)、有効半減期:198年(骨)・500日(肺)

放射性核種:ストロンチウム90、物理的半減期:29年、生物学的半減期:50年(骨)・49年(全身)、有効半減期:18年(骨)・18年(全身)

放射性核種:ヨウ素131、物理的半減期:8日、生物学的半減期:138日、有効半減期:7.6日(甲状腺)

放射性核種:コバルト60、物理的半減期:5.3年、生物学的半減期:9.5日、有効半減期:9.5日(全身)

放射性核種:イットリウム90、物理的半減期:64時間、生物学的半減期:38年(全身)・49年(骨)、有効半減期:64時間(全身)・64時間(骨)

A何となく不気味な内部被曝「改訂版放射能そこが知りたい(安斎育郎著)より」

 放射線の浴び方には、いろいろあります。時間的に言えば、一度にどっと浴びたのか、それとも、同じ線量をだらだらと少しずつ浴びたのか、という問題もあります。また、全身に浴びたのか局所に浴びたのか、というのも重要な点です。と同時に、体の外から浴びたのか、それとも体内汚染をおこした放射性物質によって、体の中から浴びたのか、という分け方も重要です。よく内部被曝の方が外部被曝より危険なのではないかという疑問を耳にします。体の内側から浴びる方が不気味なので、その気分はわかるような気がします。しかし、実際はどうなのでしょうか?

 たとえば、生殖腺が内部被曝で1シーベルト浴びた場合と、外部被曝で1シーベルト浴びた場合を考えてみましょう。両者の影響に違いがあるでしょうか、それとも同じでしょうか?
 
 体の外から生殖腺が浴びる場合には、多分、ガンマ線のような透過性の放射線のことが多いでしょう。稀には、かなりエネルギーの高いベータ線の被曝によることもないとはいえません。その場合には、ベータ線は生殖腺に当たって主として表面近くで吸収される可能性が強いので、ガンマ線被曝の場合のように生殖腺全体がほぼ均等に浴びるということにはならないかもしれません。

一方、生殖腺自身に取り込まれた放射性核種による被曝の場合には、どういう放射性核種かに応じて、アルファ線の場合もあるだろうし、ベータ線の場合もあるだろうし、ガンマ線の場合もあるでしょう。あるいは、それらの組み合わせの場合もあるに相違ありません。とくにアルファ線の場合などは、それを放出する放射性核種が、生殖腺内でどういう分布をしているかによって、被曝線量の空間分布もずいぶん違ってくる可能性があります。

 このように考えてくると、ひとくちに「生殖腺が1シーベルト浴びた」などと言っても、線量の分布などが微妙に異なる可能性があるので、そう簡単な話ではありません。しかし、今のところ、同じ臓器が同じシーベルト浴びたのなら、それが外部被曝によるものであれ内部被曝によるものであれ、生物学的な障害度に基本的な差はないと考えられています。とくに、浴びる放射線が両方ともガンマ線とかベータ線とか同じである場合には、そこにできた放射線の傷跡が外から来た放射線によるものか中から出た放射線によるものか、区別する根拠はまったくありませんので、同じものとして考えていっこうに差し支えありません。

 もちろん、かたや、骨に入り込んだプルトニウム239によって骨髄に1シーベルト浴びた、というケースと、かたや、外部被曝のベータ線によって皮膚に1シーベルト浴びた、というケースを同等に扱うなどということはナンセンスです。同じ臓器がほぼ似たりよったりの浴び方で放射線を被曝した場合には、それが外部被曝によるものであれ内部被曝によるものであろうが、本質的な差はないのです。

 全身線量の求め方

 いろいろな臓器が不均等に被曝したような場合、全身線量を求めるにはどうすればよいでしょう。単純に各臓器の線量を加え合わせばよいでしょうか。そう簡単ではありません。なぜならば、臓器によって、遺伝的影響や癌の危険度が違うからです。発癌の危険性が少ない臓器が1シーベルト浴びるのと、その危険性が大きい臓器が1シーベルト浴びるのとでは当然意味が違ってくるので、各臓器の重要性に応じて重みづけの係数(荷重係数)をかけて合計しなければなりません。下の表は、国際放射線防護委員会がこうした目的のために設定した係数の値です。

 実行線量当量とは?

 外部被曝であれ、内部被曝であれ、いろいろな臓器が異なる割合で被曝した場合には、この表の係数を乗じて重みづけをしながら合計線量として同じ尺度で比較することができます。なかなか面倒なことですが、そのようにして計算された線量の値は共通に比較ができて便利なので、とくに「実行線量当量」と呼ばれています。言うまでもないことですが、下表の係数を全部加え合わせると、当然1.0になります。

 *荷重係数
生殖腺:0.25、乳腺:0.15、赤色骨髄:0.12、肺:0.12、甲状腺:0.03、骨表面:0.03、残りの組織:0.30

B◇対応は花粉症対策と同じ「(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)のネット情報より」

 放射線とは、ものを突き抜ける能力が高い光や粒子のことです。そして、放射線を浴びる(=被ばくする)と、遺伝子にダメージが生じ、人体に悪影響を及ぼすことがあります。放射線を出す能力を「放射能」、放射能を持つ物質を「放射性物質」と呼びます。

 今回の原発事故では、原子炉からヨウ素、セシウムといった放射性物質が漏れ出し、大気中にまき散らされています。たとえれば、スギから「放射線を出す花粉」が飛散している状態と言えます。放射性物質も、そこから出ている放射線も目には見えません。

 窓を閉めて、家の中にいれば、吸い込む花粉の量が大幅に減ります。放射性物質も同様で、屋外と比べ、屋内の被ばくは10分の1程度に減ります。しかし、放射性物質から出る放射線の一部は、窓や壁を突き抜けますから、家にいても、放射線を完全に避けることはできません。

 放射性物質による被ばくには、「外部被ばく」と「内部被ばく」があります。外部被ばくは、衣類や皮膚に付着した放射性物質から放射線を浴びることで起きます。家に帰ったら、屋外で上着を脱ぎ、服はよくはたいて放射性物質を落としたうえで、シャワーを浴びれば問題ありません。洗濯物は外に干さず、窓はできるだけ開けず、換気扇もなるべく使わないようにしましょう。要は、花粉症対策と同様、「花粉」を寄せつけないことが大事なのです。

 雨が降った場合は、放射性物質を含んだ水滴が皮膚に付着しないように、レインコート(できれば使い捨て)を使うと安心ですし、折りたたみの傘を携帯するとよいでしょう。

 体内に放射性物質が入り、身体の中から放射線を浴びる「内部被ばく」は、より危険です。身体の表面に付着した放射性物質と違い、体内の放射性物質は洗い流せないからです。外出するときは、ぬれたタオルなどで口や鼻をふさぐと安心です。テーブルの上に置く果物などには、ラップをかけ、食べる前に洗うとよいでしょう。

 ◇日常生活でも自然被ばく
 ただし、現段階では、避難した原発に近い地域の住民の人たちを含め、一般の人の健康に悪影響が出るとは考えられません。被ばくを心配し、「サーベイメーター」による検査を希望する人が増えていますが、そもそも「被ばくした」「被ばくしていない」という議論はナンセンスです。なぜなら、私たちは、普通に生きているだけで、必ず「被ばくしている」からです。

 大気中には「ラドン」といった放射性物質が含まれますし、宇宙や大地からの放射線による被ばくもあります。ホウレンソウなど食べ物にも放射性物質が含まれます。世界平均では、年間約2・4ミリシーベルトの放射線を浴びます。この「自然被ばく」の量も、場所によって異なります。たとえば、イランのラムサール地方では、年間の自然被ばくが10ミリシーベルトを超えます。日本から、この地方へ引っ越せば、被ばくが増えるわけですが、ラムサール地方でがんが多いというわけではありません。

 耳慣れない「シーベルト」という言葉は、放射線が人体に与える影響の単位です。ミリは1000分の1、マイクロは100万分の1を意味します。1シーベルト=1000ミリシーベルト=100万マイクロシーベルトとなります。

 もう一つ分かりにくいのは、「毎時10マイクロシーベルト」という表現です。これは、1時間あたり10マイクロシーベルトの被ばくがあるという意味で、線量率と呼ばれます。毎時10マイクロシーベルトの場所に3時間いれば、30マイクロシーベルトを被ばくするという意味です。線量率は「蛇口から流れ出るお湯の出方」、たまったお湯の量が「何ミリシーベルト」という数字で表されます。

 ◇発がんリスク、喫煙以下
 では、どのくらい放射線を浴びると身体に悪影響があるのでしょうか? 原爆の被害を受けた広島、長崎のデータなどから、100ミリシーベルト以下では、人体への悪影響がないことは分かっています。このレベルの被ばく量は症状が出ないだけではなく、検査でも異常な数字は確認されません。

 100ミリシーベルト以上の被ばく量になると、発がんのリスクが上がり始めます。といっても、100ミリシーベルトを被ばくしても、がんの危険性は0・5%高くなるだけです。そもそも、日本は世界一のがん大国です。2人に1人が、がんになります。つまり、もともとある50%の危険性が、100ミリシーベルトの被ばくによって、50・5%になるということです。たばこを吸う方が、よほど危険といえます。

 現在、文部科学省が、各地の線量率を測定しています。最も値が高い福島県の数値でも、風向きなどで高めの地点もありますが、多くの地点で、毎時数マイクロシーベルト程度です。測定は屋外で実施していますから、屋内に退避していれば、線量率は毎時1マイクロシーベルト以下です。東京、埼玉、千葉などは、屋外であっても、その10分の1以下です。

 毎時1マイクロシーベルトの場所にずっといる場合、どのくらい時間がたつと身体に悪影響が出始める100ミリシーベルトに達するでしょうか? なんと11年以上の月日が必要です。通常より高いといっても、現在の放射線のレベルは人体に影響を及ぼすものではないことが分かります。

 繰り返しますが、事故の現状では、発がんリスクの上昇を含め、一般の人たちの健康被害は皆無と言えるでしょう。安心して、冷静に行動していただきたいと思います。


20. 2011年5月20日 19:52:12: A23mTmmEBM

1年間に20ミリシーベルトという数字の線量を受ける程度、つまり自然放射線の年間平均の約10倍ほどならば、50年間にわたって浴びても、急性の影響としては何ら問題はない。
 ところが、この50年間の総計となる1シーベルト(1,000ミリシーベルト)を1分間で全身に浴びた場合には、かなりの数の人に吐き気などの「急性放射線症」が現れる。
 このような理由から、放射線による障害を考えるときには「長い間の足し算」ではなく、一度に浴びる放射線の種類と量が大問題となってくる。

念のため、どのくらいの放射線量を一瞬のうちに浴びたら、具体的な影響として現れるのか、「しきい値」のメドを示しておきたい。「ふつうの生活では自然放射線を年間平均で2m㏜程度浴びる」ということが判断の手がかりだ。

  造血機能の急性被曝によって機能低下が起きる「しきい値」は500m㏜
  精巣の急性被曝によって一時的赴任が起きる「しきい値」は150m㏜
  同じく永久不妊が起きる「しきい値」は3,500m㏜
  卵巣の急性被曝によって一時的赴任が起きる「しきい値」は650m㏜
同じく永久不妊が起きる「しきい値」は2,500m㏜


21. 2011年5月20日 21:49:03: A23mTmmEBM

 *特徴は放射能漏れ

 チェルノブイリ原発事故における大きな特徴は、「放射能漏れ事故」であるという点だ。
 放射能とは「放射線を発する能力」であり、ここではほぼ放射性物質と同じ意味と考えてさしつかえない。つまり、放射線が漏れただけでなく、放射線を出し続ける物質が原子炉の外部に漏れてしまったのが、チェルノブイリ原発事故の最大の特徴だ。

 具体的にいえば、原子炉の燃料だったウラン235が、核分裂によって約半分の質量になることによって生まれたさまざまな放射性物質が、外部の空気中に放出されてしまっている。セシウム137やヨウ素131などがその代表的な物質だ。

 また、ウランの原子核に陽子が二つ増えてつくられるプルトニウムにも、何種類かの放射性物質があって、アルファ線を放出することが知られている。

 「放射線漏れ」ならば、放射性物質は外部に出ていないのだから、その物質をすみやかに隔離すれば、それ以上の放射線漏れは起こらない。ところが「放射能漏れ」が起きると、つまり放射性物質が外部に拡散してしまうと、その物質からの放射線の放出が長い間続くことになる。

 ヨーロッパ各国で食物の流通や摂取を制限したのは、食物についた放射能が体内に入ると「体内被曝」を起こすためである。放射性物質が体外に排出されるか放射能をなくすまで、食べた人が過度の放射線にさらされる可能性がある。

 もちろん、土壌中などに留まった放射性物質からも放射線は出され、体外被曝の原因となる。だが、その場を離れれば被曝せずにすむ、という性質のものでもある。ところが体内に入った放射性物質は、どこまでもついてくる体内被曝をよぶため問題となる。

 チェルノブイリ原子力発電所の事故現場で働いていた人々、彼らは大量の(放射能ではなく)放射線を浴びた。そのため急性で強度の放射線障害を発生させることになって、死亡したり重傷を負った。それは痛ましい事実なのだが、これに加えて事故を大きくしたのが放射性物質が漏れて、大気中に広まったことである。心配される被害予想のケースが、「放射能漏れ」によって大きく広がったことによる。

 その点で心配されたもののひとつが、時間の経過とともに周辺住民のあいだでガンが多発するのではないか、という予測であった。

 *ガン発生は予測より軽度だった

 事故が発生した翌日に、チェルノブイリ周辺の空中では、1時間に平均して10m㏜(ミリシーベルト)の放射線量が測定されたことから、住民に避難命令が出されている。発電所を中心とした、30キロ圏内から避難した住民が受けた放射線の量は、平均して33m㏜(ミリシーベルト)。内訳としては、外部被爆が20m㏜(ミリシーベルト)、内部被爆が13m㏜(ミリシーベルト)と評価されている。

 こうした放射線の影響が、ガンとなって現れることが心配された。そしてヨウ素131が原因と思われる子供の甲状腺ガンの数は、確かに増えたとされる(日本の規制値の17〜450倍以上のヨウ素131を含む牛乳を摂取したことによるものと考えられ、福島第一原発事故では、乳製品に対して早期に規制が行われた)。

 ヨウ素131の半減期は8日、つまり8日ごとに半分の量となるため、短い期間で消えるとされる。ところが、ヨウ素は体内に吸収されると甲状腺に集中する性質がある。そのためだろう、事故から10年後の調査として、事故時に被曝した(細胞分裂がさかんな)幼児や小児に甲状腺ガンが増えているとの報告があったのである。

 では、その他の晩発障害、とくにガンの発生に対する影響はあるのだろうか。誰もが心配した可能性であった。

 しかし、事故から14年後に発表された、国連科学委員会の2000年報告は意外な内容であった。「事故時の小児集団における甲状腺ガン以外のガンの増加は、確認されていない」。事故による放射性物質で汚染された隣国ベラルーシ周辺の地域に住んでいる人でも、その地域の放射線のレベルは自然放射線のレベルと同じくらいか、せいぜい数倍にしかすぎなかったと報告書はいう。

 さらに今後、放射性物質は減少するのであるから、将来にわたっても、事故による健康への悪影響を恐れて生活する必要はない、としたのであった。

 
 


22. 2011年5月21日 04:09:00: A23mTmmEBM

 *X線の発見と同時に始まった防護の歴史

 放射線による障害の歴史を見てくると、三つの時期に大きく分類することができる。
 まず最初は、放射線の急性障害がおもに問題になった時期。レントゲンによってエックス線が発見された直後から、エックス線研究ブームともいうべき状況のなかで発生した障害である。特性をほとんど知らぬまま扱ったことによるもので、いまとなっては因果関係が最も明らかな障害でもある。

 これに続くのが、被曝後、時間がたって現れる晩発障害がおもに問題になった時期。急性障害を防止する対策がとられたことで、障害は発生しなくなったように見えた。ところがそう見えたのは一時的なことで、その後時間をおいてからダメージが顕在化する障害もあることが判明した。放射線量や被曝のパターンによっては、急性の障害は見られなくても(あるいは急性障害だけで終わらずに)後から別種の障害が現れることを知ったのであった。

 エックス線やラジウムの利用が始まった当初は、患者や医師あるいは技師のあいだに見られる種しゅの障害と放射線との因果関係は明らかではなかった。放射線は目に見えないこともあって、安全だといった思い込みもあったようだ。しかし、その後の多くの経験によって、1900年頃からエックス線自体に障害の原因があるということがわかりはじめ、必要以上に人体などに当てない工夫が始まった。

 たとえば、エックス線発生装置と患者のあいだにフィルターを置いて、弱い放射線を遮蔽してしまう措置や装置の開発。あるいは患者との距離を遠くするなどの、放射線の性質を利用した対策がとられた。その結果、1900年代初期の頃になると、放射線障害の発生は目に見えて少なくなった。

 この結果から医師たちは、こうした放射線対策が万能と考えて、エックス線による診断や治療をさらに進めた。ところが、こうした「放射線の量が多すぎることで発生する障害」に代わって皮膚ガンや白血病などのような「放射線の量にしたがって発生確率が増える症状」が確認されはじめた。

 こうして最後にガンが注目されるようになった時期が始まった。急性障害だけでなく晩発障害への対応もはかられたにもかかわらず、さらに放射線影響と考えられるガンがいわれるようになったのである。

 このような経過をたどって、現在の放射線防護の議論の中心は、「量に応じて特定の症状が現れる」ものから、「量に応じて発生確率が高まる」、いわゆる「放射線のリスク」にどう対処するかという点に移行することになる。

 *積み重ねられた防護データ

 放射線とさまざまな障害との因果関係が明確になるにしたがって、法的に放射線の使用を規制しようとする動きが始まった。この規制化への動きを加速する要因になったと思われるのが、戦時中のイギリスで起きた事件である。

 大一次世界大戦のただなか、戦傷者を救護するためにエックス線診断が活躍した。しかし作業環境が悪かったことから、イギリス軍でエックス線診断に従事した人たちは、防護がほとんどない状態で長時間の診断をしていたのであった。イギリスの放射線学会はこの事態を憂慮して、軍部に対して労働条件の改善をおこなうよう勧告している。

 1920年代に入ると、さらにエックス線の診断技師に障害が増える。見過ごせない状況となって、イギリスでは、民間の任意団体として「英国X線及びラジウム防護委員会」が発足、放射線作業の基準に関する勧告を発表した。

 こうした動きに刺激されて、1925年にロンドンで開催された第一回国際放射線医学会議では、放射線防護のための国際組織をつくることが議論された。そして、3年後にストックホルムで開催された第二回の会議によって「国際X線及びラジウム防護委員会」が結成される。1950年には名称を「国際放射線防護委員会」と変えて、放射線防護に関する世界的なオーソリティとして現在にいたっている。

 放射線防護に対するグローバルスタンダードを提供しているこの国際放射線防護委員会は、一般の公衆と放射線下で作業する人に関する勧告を出している。それぞれの勧告内容は、各国における放射線障害の防止に関する法律などに反映されている。

 このように、放射線の発見から障害の認識、そしてそれにともなう防護の検討の道のりは、一世紀をこえる歴史の産物といってよいだろう。その過程におけるさまざまな経験が、放射線障害を防止するための土台となる知見として今に活かされている。

 なかでも放射線の防護にとって、とくに重要なデータとなったのは、第二次世界大戦の末期に不幸にも二度にわたって日本に投下された原爆であった。原爆は投下された直後、放射線の急性障害(早期障害)が発生している。が、放射線防護の検討をするにあたって、もうひとつ重要な点は、晩発障害といわれる障害である。

 この晩発障害を追跡するため、1947年には原爆障害調査委員会、のちの放射線影響研究所が被爆地である広島と長崎に設立された。

 研究所では、1955年の国勢調査の付帯調査によって把握された被爆者にもとづいて、約十二万人の固定した人口集団を設定して、予測される放射線の晩発障害に関する調査を続けてきた。具体的には、被爆者の白血病、白内障、被爆小児の成長発育、出生前被爆者と被爆二世への影響、などに関する調査である。

 放射線業務に従事する人が「これ以上放射線を受けてはいけないとされる量」である線量限度を定めるにあたっても、こうした被爆者の疫学調査から得られた結果が用いられている。また、放射線の影響を解明し、必要な措置を施すにあたっての重要な基礎データとなっているのも、もちろんのことである。


23. 2011年5月21日 09:39:55: A23mTmmEBM

 *広島・長崎の原爆被害と放射線

 「放射線の影響」が「放射線の害」あるいは「放射線障害」となって現れるのは、大量の放射線が防護もなく放射される事故が発生したときに、ほとんど限られることとなった。

 ひとくちに放射線の事故といっても、まず実験室などで予期しない放射線を浴びたといったケースから始まる。放射線を扱いはじめたばかりの頃には、技術者や医師が予期できなかった影響を受け続けて、ついには障害を発生させたという事例も数多い。

 しかし、なんといっても歴史的に最も有名な放射線障害にかかわる事故(といより事件)は、広島と長崎に投下された原子爆弾によって発生した、放射線の被曝による影響といってよいだろう。

 1945年8月6日、広島市の上空に投下された原子爆弾によって、死亡した人の数は114,000人を数える(当時、広島市には約350,000人がいたと推定されている)。

 長崎に原子爆弾が投下されたのはその3日後の8月9日で、70,000人の生命が奪われた(当時の長崎市には約240,000人がいたがいたと推定されている)。

 当時のこの二市にかかわる記録映画を見ただけでも、その被害の凄まじさは言語を絶するものであるのがわかる。

 この出来事をを歴史的にどう評価するかとなると、実に様々な側面をもった出来事だけに、軽々しい表現は避けなければならない。しかし、放射線影響の研究に関していえば、たいへん貴重なデータを提供したという事実を認める必要がある。

 本来なら起きてはならない事態だけに、理論による計算や小規模な実験では得ようのない現象を目の前に展開させた。それらの調査や観察によって知られた内容は、放射線の影響や素顔を明らかにする、重要な手掛かりを与えてくれることになった。多くの人々の生命によってあがなわれた、貴重な科学的資料なのである。

 実際に、広島と長崎の二つの都市へ原爆が投下されたあと、いわゆる「原爆の被害」に関して、多くの追跡調査とそれにもとづく分析がなされてきた。いまでも追跡調査や分析が続けられているものも多い。

 核分裂によって発生した放射線の正体はどのようなものか、そして、その放射線が人々に与えた影響とはー。

 その影響についても、被爆後まもなく現れた早発障害の詳しい原因、ずっと先になって現れる晩発障害の具体像、ともに初めて明らかにされる解析内容となった。

 そこで明らかになったひとつの事実は、「原爆は放射能によって人を殺傷する」という一般的に広がっているイメージが、必ずしも的を得た理解ではないことだ。

 放射能という言葉は「放射線を出す能力」をさすから、「原爆の放射能による被害」とは原爆が爆発(核分裂)を起こしたときの放射線、分裂によって生まれた放射性物質から出た放射線、これらの放射線によって受けた被害と読み直してもよいだろう。このような原爆にかかわる放射線が人々を襲って殺したのは事実だとしても、放射線によって広島では十万人以上の人が死んだというのは、正しい認識ではないということがわかったのだ。

 *ヒロシマ原爆の被害の実態とは

 ヒロシマ原爆の核爆発によって生じたエネルギーが、どのような姿をもって人々を襲ったか。前代未聞のできごとだけに、その実態をつかむまでには時間が必要だった。

 さまざまな調査やシュミレーション研究などの結果、原爆の爆発によって放出されたエネルギーの50%、つまり半分は猛烈な爆風となり、35%は熱エネルギーとなったのがわかった。

 爆発によって数十万気圧という超高圧がつくられ、周囲の空気が瞬間的に大膨張することで爆風が生まれた。その風速は、爆心地付近で秒速280メートル、3.2km離れた地点でも秒速28メートルという想像を絶する猛烈なものだった。

 また、爆発で発生した火の玉は瞬間的に数百万℃にもなった後、表面の温度が7,000℃の火球となって、地面や周辺を熱照射する。この熱によって、爆心地から1.2km以内の人は致命的な熱傷を受けることになった。

 こうして、原爆エネルギーの85%が爆風と高熱になって、人々に大きな被害を与えたのであった。そして、爆発エネルギーの残りの15%にあたる部分が、放射線のエネルギーとなって放出された。

 まず爆発とともに、核分裂で生じる中性子(線)とガンマ線が、上空の爆発点から降り注いだ。つづいて、核分裂によって生まれた新たな放射性物質が崩壊を起こして、アルファ線やガンマ線、ベータ線が放出される。また、中性子が地上の建物などに衝突して生み出した、放射性物質からの放射線も含まれた。

 これらの内容は、日米が合同でつくった原爆放射線を評価する検討委員会などで長年検討された過程においてわかってきたことである。ヒロシマ原爆の多大な被害は、まず原爆エネルギーの85%を占める爆風と高温によって引き起こされ、残り15%のエネルギーをもった放射線の影響が加わった。

 この事実をふまえることで、放射線の影響に関する調査と研究が、より具体的かつ正確にすすめられることになった。人間は、どの程度の放射線量まで平気でいられるか、どのあたりの量から要注意としなければならないのか、大きな手がかりを与えてくれたのである。

 *原爆の放射線による障害

 ヒロシマ原爆によって浴びせられた放射線の量は、爆心地からの距離や遮蔽物の有無などによって異なり、数ミリシーベルトから6,000ミリシーベルト以上までと幅が広い。平均では約160ミリシーベルトとされている。

 この放射線による被害の度合い、つまり重症度は、ほぼ浴びた線量によって決まる。ある程度以上の量の放射線を浴びると症状が出はじめ、線量が多くなるにしたがって症状の種類が増え、その症状も重くなる。

 原爆の場合、爆風と高熱による被害が大きかったため、映像記録などの「被爆のありさま」としては、外見もわからないほど焼け焦げた無残な遺体が多い。これは前述のように熱風によるものであり、放射線による障害としては(程度の差こそあれ)他の被曝ケースと質的に変わるものではない。

 大量の放射線を浴びた人の急性の症状(影響)としては、まず脱力感、吐き気、嘔吐などが現れる。そして数日のうちに発熱、脱毛、下痢、喀血、吐血、血尿などが見られる。また、骨髄組織が損傷を受けることから、赤血球や白血球の減少も目立つようになる。

 こうした症状は、基本的に放射線の量が多いほど顕著となり、その後の体調変化も異なってくる。細胞やDNAが受けたダメージの程度によって、臓器としての損傷の深刻度も異なり、どのような経過をたどるのか決まることになる。

 その条件を大まかにいえば、まず急性の症状の経過について、二つのケースに分けられる。

 まず、細胞に修復力や増殖力があれば、時間とともに回復する。この場合、まったく後遺症のようなものが残らないことも珍しくない。放射線そのもは体内に蓄積したり毒のようになって体内に残ることがないのだから、一時のダメージから完全回復する可能性も高いのだ。

 もし細胞の修復力や増殖力が弱ければ、臓器の損傷は深刻なものとなる。障害が回復するまで身体がもつか、あるいは障害に耐えて生命を保てるか、または耐えられなくなるか。あまりに大量の放射線を浴びれば、全身にわたって細胞がダメージを受けての死亡ということもありうる。

 *晩発的影響と遺伝的影響への誤解

 障害の種類にはもうひとつ、被曝から何年もたった後に、おもに遺伝子関係に現れる晩発障害(晩発影響)がある。これは、放射線を浴びたときDNAや染色体が傷つき、細胞の修復はできたが遺伝子レベルに異常が残った。その結果が突然変異となって、時間の経過とともに症状として明らかになったもの、と考えられる。

 白血病や各種のガンがその代表で、ヒロシマ原爆の調査でも被爆者にガンが多く見られるとの報告がある。そして、もうひとつ目立つのは胎内被爆者と幼少期被爆者に特有の障害が見られること。胎児のときに被爆した人には知能発達遅延が、幼児のときに被爆した人には成長や発育の遅滞が見られるという。「分裂がさかんな細胞ほどダメージを受けやすい」という放射線の影響を思い出してもらえば、理由がわかるはずだ。

 しかし、同時に、放射線の影響は「非特異的」であることを思い出してほしい。他の原因によってもガンは発生するし、個人の遺伝的な特性によって発ガンしやすかったり発病にいたらなかったりする。つまり、ある以上の放射線を浴びた場合、ガンが確率的に発生しやすくなる。しかし、この量を超えたらガンになるという「しきい値」は存在せず、放射線量が増えるほど「ガンの可能性は高くなる」としかいえない。

 もちろん、多量の放射線を浴びたら必ずガンになるというものでもない。その点で脱毛などのような「確定的影響」とは異なる性質をもっている。そして、障害の発生確率の問題であるから「確率的影響」と呼ばれている。

 繰り返しになるが、放射線を浴びるとガンになるという表現は正しくない。放射線を浴びるとガンになる確率が高くなるというのが、確率的影響を語る時の正しい表現なのである。

 ところで、原爆の晩発影響として心配される障害のひとつとして「遺伝性の障害」がある。ひとくちにいえば、原爆被害者の子供には先天的な異常や染色体の異常が出やすくなる、といわれてきたのであった。

 その理由は、放射線によって遺伝子の突然変異が起きるのだから、生殖細胞の遺伝子に突然変異が起きる可能性も高いはずだ。すると、被爆者から生まれてくる子供にも、精子や卵子を通じて遺伝子レベルの異常をもつ子が多くなるはずだ、というものだった。

 ところが、事実は違った。

 いくつもの調査研究グループや調査プロジェクトが、追跡調査や疫学調査によって被爆した人々の遺伝的な影響を迫ったのだが、現在のところ影響ありとする特別なデータは見つかっていない。

 一方で「親が被爆者だから子供にも影響が出る」と考える人も多いが、それは想像という根拠のないものをもとにいうのではなく、現在も続けられている、科学的な研究の結果にもとづいて判断されるべきものである。

 このたぐいの誤った想像からくる解説に最も苦しめられたのが、被爆者の人々とその子たち。被爆したというだけで、その子が社会的な差別を受けて、就職や結婚などでも大きなハンディを背負わされてきた。それも過去の話ではなく、現在でも受けているというのが実情だ。これだけでも、放射線の影響について意味なく怖がるほうが、よほど社会的に恐ろしいことだとわかるのである。

 *放射線の人体への影響(単位:ミリシーベルト)

     100:全身被曝、これより低い線量では放射線影響は確認されていない
     500:全身被曝、白血球の一時的減少
    1,000:全身被曝、吐き気、倦怠感(10%の人)
    3,000:局部被曝(皮膚)、脱毛
 3,000〜5,000:全身被曝、50%の人が死亡
     5,000:局部被曝(水晶体)白内障、(皮膚)紅斑
 7,000〜10,000:全身被曝、死亡


24. 2011年7月30日 14:23:12: SyBUgg71pM
>それでも1960年代の東京近郊で幼少時代を過ごして、現在も健康に過ごしている人は大勢いる。

道路に交通信号など無くても事故も起こさず怪我もせず死にもしない人間が圧倒的多数だ
子供のころからヘビースモーカーで70〜80まで元気に生き延びる人間も大勢いる
問題は健康を害してしまう極少数の人をどう救うかだ
原発被害は被爆と晩生障害の関係が「よくわからない」ために東電も国もシラを切って賠償をしないだろう
見捨てられた被害者を出さないためには、今極力被爆自体を減らすしかないんだ


25. 2011年7月30日 14:27:37: SyBUgg71pM
>「雨が降ると、親や先生から『放射能が含まれているのでぬれないように』と注意された」。  
>都内に住む男性(61)は小学生当時をそう振り返る。ただ、社会がパニックになった記憶はないという。

そうだよ
正しい情報を与えても日本人ならパニックにならないの
じゃ今回なぜ政府は正しい情報を出さないんだ?
パニック防止のためじゃない、責任回避のためだ


26. 2011年7月30日 14:38:27: SyBUgg71pM
>ストレスがたまると免疫機能が低下し、がんなどの発症率が上がってしまう。神経質になりすぎるのも禁物だ

神経質にならずに安心して水や食品を手に入れられるように、事故が起きて汚染が始まってから急に基準値引き上げるような姑息な事やめれ
より厳しい基準値で広範な検査をすれば売れなくなる食品が沢山出るだろうが、お母さん方は安心出きるだろ、神経質にならずに済むだろ
基準以上の食品は東電が引き取って社員食堂に出せば良い
一般人は放射能汚染でただでさえ肉体的ストレスを受けているのに精神的ストレスまで引き受けられるか


27. 茶色のうさぎ 2015年7月17日 23:27:51 : qtmOTsgWNIsK2 : euaXsogFdg

2011 年 5 月 18 日の投稿って、被曝中の貴重な証拠だと思います。!

当時、飯館村なんて避難しないで住んでる人も居たですね。!7月中旬まで。!

今後の検証の貴重な投稿だと思います。! 事故の真っ最中で、3号機も白煙中だったですね。!

福島や周辺は、数10〜100μSv/hくらいで、ヨウ素131もタップリだったと思います。!

総被曝量の計算も逆算できますね。! 当時の記憶を思い出して居場所のメモ書きを。!と思います。!

現在は、4年後の、2015年ですよー。! この投稿は今後も、何回も復活を、と思います。! うさぎ♂

当時、被曝した人は今後かならず病気ですよー。!10年20年後。!


28. 2015年7月18日 21:02:21 : OSjF1Q2W5g

>>それが外部被曝によるものであれ内部被曝によるものであれ、生物学的な障害度に基本的な
>>差はないと考えられています。

A23mTmmEBM 御用君、長文を必死こいて、ご苦労なこったなぁ・・・

この一文のみで、御用の嘘つきがばればれなんだよ・・・

=====

      内部被爆は、

      **エネルギーが全く違うだろう→→→距離dの2乗に比例

       つまり磁力と同じで、近いと爆発的な力(エネルギー)になる
       だから、組織に固着すると、組織も遺伝子も破損する。
       ちょっと離れてると同じ極の磁石でも殆ど作用しないが、
       くっつけようとすると、極端に大きな力が働く。

       *心筋なら、「心筋繊維破断」、「心筋細胞溶解」、「心筋細胞浮遊」

       が起きて、スカスカになるので、ぴ慢性心筋梗塞でぽっくり・・・・

       *心房の内壁にくっつくと、ベータ線などで組織が破壊され、やがて穴が開く

        これがチェルノブイリ・ハート・・・現在でもウクライナには死を待つ小学
        2年女子まで居る。

       *イットリウムが膵臓に選択的に取り込まれ、組織を破壊

         これで糖尿が増える。


         A23mTmmEBM 御用君 、 内部被爆も外部被爆も違う・・・知能検査すれば

〜〜〜〜〜〜 
        *Kは、組織に固着しないんだよ・・・全部体外に出るだろう・・・


   ■:CsやSrやPuがKと同じで危険じゃないなら、

     【 君がCTやMRI検査のときに、是非、是非、Csを造影剤に使えよ!! 】

    せいぜい、長生きできるぞ・・・、自分の体でやってくれよ・・・

     医療用の造影剤は、カリウム同様に、体の組織に固着しないから安全なんだよ・・・

======

   ▼▲:核実験で地球被爆したのに、パニック起きず・・・・


     お前ら御用が騙したからだろう・・・。

     食の欧米化で癌は増えたと騙し続けた・・・

     日本人以外は伝統職しか食べてない。→→→それでも同じ様に癌だらけに
     欧米人は初めから食は欧米食。→→→核実験前は癌は少なかった
     それで、世界中で、癌は激増した。


    ★:厚労省の資料では、核実験の10年目からは、

      女性の子宮がんは8倍に激増している。

====
    A23mTmmEBM 御用君 イギリスのセラフィールドでも、ロシアのマヤーク核実験場でも、

     アメリカのスタンフォード実験場でも、君のうそはばれてるんだよ・・・・

     アーネスト・スターングラス博士の資料でも、論駁されてんジャンよ・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 >>しかし、この量を超えたらガンになるという「しきい値」は存在せず、放射線量が増えるほど
  「ガンの可能性は高くなる」としかいえない。

 <<まだ、そんなウソをつくんかい・・・情け無い・・・

 
  ★;低線量と、高線量被爆とは、癌の発症率は全く同じだぁ・・・:★

   
     市川定夫教授がWHOから貰った資料で証明されてる。

     僅かな低線量被爆者と、かなりの高線量被爆者の、癌の発症率が全く同じ。

     図を見ると、低線量で大きなピークがあり、その後に急に低下、その後は線量に比例して
     癌の発症率は上昇のカーブを描き、やがて低線量被爆者の発症率と並ぶ高さになり、その
     後は(被ばく線量が増えても)あまり高くならない。

=====

     今更、嘘つきサ○ケイ新聞を、誰が信用するんだぁ・・・安倍の落書き帳だろう・・・

〜〜〜〜〜〜〜

    http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/140811j0105.pdf

   8ぺージ目を見れば分かる。


    ■:一年の垂れ流し放射能は、 【 22「兆」ベクレル 】だった・・・・2014年


     ストロンチウム:一日で   50億Bq
     セシウム   :一日で   20億Bq
     トリチウム  :一日で  150億Bq


     ★ Cs:Sr:3H = 1 : 2.5(倍) : 7.5(倍)

      SrはCsの300倍も危険だと言われてるんなら、2.5x300=750倍

     魚のCsが、100Bq/kgなら、 Srが 250 Bq/kg で、
     Csに換算すると、

      100 + 250x300倍 = 75000 Bq/kg に相当

     汚い原子力村は、汚染水垂れ流しで、Csしか計測しない・・・・

=======

       
    http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/140811j0105.pdf

   8ぺージ目を見れば分かる。

     トリチウムは、毎日、150億Bqって、人殺しかぁ・・・

     じわじわと、病人だらけにされるんだよ・・・

======

    ◆リンパ節リンパ管の疾患◆ 2010年V.S.2013年
           
静岡県 10 → 28 → 62 → 87 人 →870% 【870%】

でしたが、静岡県城北浄化センター(汚水処理場)の脱水汚泥のヨウ素131の放射能
(Bq/kg)をみると、

 平成23年05月27日    12.2
 平成23年12月09日   190
 平成24年06月07日   160
 平成25年03月07日   430
 平成27年03月03日   360

◆:大人は子供の7〜8倍の甲状腺がんを発症し、切除後の再発や、他への転移した場合には、
ヨウ素131を治療に使用するので、排尿により汚水に出てきます。通常は6ヶ月〜12ヶ月
の間隔を空けるので、出ない月はゼロです。
◆原発事故後にヨウ素剤治療が急増した証拠が、下水処理場にも見られる。

   どうしてこんなに病人が増えてるんだ・・・厚労省のHPくらい確認しろよ・・・

======

厚労省のHP資料に基づく専門医ナビやCaloo発表では、
 順に2010、2011、2012、2013年 最大増加%

◆手足先天性疾患◆

東京都 228→248→374→377   165% 最大年%
神奈川県 33→60→156→145   473%  【473%】
宮城県   33→78→167→52   506%   【506%】
埼玉県   41→42→116→184  449%  【449%】
全国 1405→1838→2377→263  4131% 169%  187%


◆リンパ節リンパ管の疾患◆
 
北海道 11→114→188→150→        【1709%】
静岡県 10 → 28 → 62 → 87 →870% 【 870%】
千葉県 36 → 45 → 79 → 144 →400% 【 400%】
福島県 11 → 62 → 64 → 70 →636% 【 636%】
埼玉県 46 → 74 → 118 → 191→415% 【 415%】
新潟県 10 → 0 → 32 → 37 →370%  【 370%】
宮城県 13 → 30 → 20 → 45 →346% 【 346%】
全国 1355→2512→2956→328→ 242%


◆新生児乳児の先天性心奇形◆

神奈川県 51→89 →229→266 →552%  【552%】
新潟県 12 →37→37→44→   367%  【367%】
埼玉県 50→75→141→14 →  294%  【294%】
栃木県 11 →1 →14→26 →  236%    
東京都 294→472→677→625 → 213%
全国 1739→2589→3486→3490→201%


   ★:これらをどう説明するんだぁ・・・:★

====

 遺伝的な要因・・・・最新のウクライナ国立医療センター長は、被爆は遺伝と発言している・・・ 


 

     ★:被爆遺伝の決定版:大瀧教授のネイチャー掲載論文:★

 The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly

  デモ読むんだなぁ・・・

    1:福島の奇形の蝶を沖縄に持ち帰る
    2:沖縄の健康な蝶と交配させる
    3:2で生まれた蝶と、沖縄の健康な蝶と交配させて、3世代目を造る

    これで、3世代目でも、36%に奇形が発生→→→被爆の遺伝が証明された。

    尚、蝶だから、無いかの疾患は調べてない。
    内科の疾患も加えたら、70%以上は間違えない。

〜〜〜〜

  ★★:遺伝子は、虫もねずみも人間も全く同じ→→→人間でも起こりうる・・・


    C-、N-、O-、S-、など、遺伝子の共有結合は、虫も人間も全く同じだから・・・

===

  ▲▼:福島の原子炉内の放射能は、【 チェルノの数十倍〜 】も残っている

     どうすんだ、廃炉・・・

    Cs-137,    チェルノブイリ       福島第一

              8.9E+15 Bq    2.7E+17 Bq


   Eisenbud Gresell 2000 から・・・、Cs-137のみで、30倍も残ってる・・・

  
  ■■:放出Xe-133の量は、福一が断然多い・・・

    
      原子力保安委員会    福島第一  1.1 E+19  Bq
       ストールら      福島大一  1.53E+19  Bq

               チェルノブイリ  1.7 E+17 Bq ※

   ※ サムラーら1991年の計算、
     及び、2000年のモールド物理学協会も同じ数字、

============

      
   ★★:がん登録法案:★★


    全てのがん患者の情報は、政府機関に報告する義務があり、また、

  『 これを外部に漏洩すると、2年以下の懲役、または、100万円以下の罰金。』を検討・・中


  http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=148306&name=2r985200000352di.pdf

   このHPでは、

1) 秘密漏示等の罰則
○ @ 全国がん登録の業務に従事する国・独立行政法人国立がん研究センター・都道府県の職員等
又はA これらの機関から当該業務の委託を受けた者等が、当該業務に関して知り得た秘密を漏ら
したときは、2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処することとすること。
B 3.A〜Dにより全国がん登録から顕名のがん情報の提供を受け、その取扱いに従事する者等が、その業務に関して知り得た秘密を漏らした場合についても同様とすること。
○ @〜Bの者が、その取り扱う全国がん登録に係る情報を、自己又は第三者の不正な利益を図る目
的で提供し、又は盗用したときは、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処することとすること。
○ 病院又は診療所内で2.の都道府県への届出の業務に従事する者が、その業務に関して知り得た
秘密を漏らしたときは、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処することとすること。
○ 2.で都道府県から報告徴収を受けた病院の管理者が、その報告を拒んだとき等は、20万円以
下の罰金に処することとすること。


 現在は、この様だけど、痔民と原子力ムラは、厳罰化を検討中・・・・・


  ★★:何故、隠したがるんだぁ・・・、公害被害者のように見捨てるためだぁ・・・

〜〜〜〜〜


      いい加減、チームセコイや御用のアルバイトは、長々書くなよ・・・

===


29. 2015年7月18日 21:33:46 : OSjF1Q2W5g
==
     
   ▼▲:2014年で、12,400Bq/kgのセシウム・・・かいぃ・・・


クロダイで12,400Bq/kgのCs〜水産総合研究センター(水研センター)では

https://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr25/260110/20140110.pdf


(独)水産総合研究センター(水研センター)では、福島県水産試験場と連携し、他の多く
の海産魚種と比べて放射性セシウム濃度低下が遅いクロダイについて、その原因を研究して
きました。
今回、この研究のために福島県水産試験場から提供されたクロダイの内、2013 年11 月17
日にいわき市四倉沿岸(仁井田川河口沖合約400m、福島第一原発から直線距離で約37km 南)
で採取されたクロダイ1 個体(全長445mm、体重1,399g)の筋肉(可食部)から、セシウム
134 とセシウム137 の合計値で12,400Bq/kg(生)の放射性セシウムが検出されました。
福島県水産試験場からは、2013 年10 月24 日から11 月18 日にかけて採取されたクロダイ
37 尾を、今回のクロダイと同時に提供されています。高い濃度が検出されたクロダイ以外の
放射性セシウム濃度(セシウム134 とセシウム137 の合計値)は4.87〜426Bq/kg(生)の範
囲です。

〜〜〜〜〜〜〜
  
   ちぇんと調べれば、30,000Bq/kgとか、50,000Bq/kgとか

   幾らでも見つかるんじゃねぇのぉ〜〜

〜〜〜〜〜〜〜

     しかも、しかも、Csしか計らない・・・・トリチウムはCsの7.5倍も垂れ流し

     凍土壁失敗で、汚染水200トンを直で流したいと言い出した東電・・・

     金出せば、3Hでも除去できる。
     ODAで27兆円も越後屋のためにばら撒くなら、汚染水除去しろアホノミクス・・・

     福一訪問時は、地下鉄サリン以上の重装備で視察。
     被爆が恐かったんだろう。宇宙服みたいに重装備。
     完全にブロックしてんじゃねぇのかぃ・・・

====

      どこが、どこが風評被害なんだぁ・・・・


     つい先日も、220 Bq/kg の米が見つかった・・・インチキ検査機ではない

     検出限界が、75Bq/kgのインチキ検査機で、十数秒のデタラメ検査・・・

     誤差が多すぎで、100Bq/kg超えても、NDと表示・・・

===

     福島では、Cs:Srの比は、 7;6 だよ・・・

===

      チェルノブイリ法では、6.5mSv/年 以上で強制移住だぁ・・・

      日本では、それ以上でも農産物を作らせて、日本中に売りまくれ・・・政策・・・

===

     ▲▼:正義の見方、アルファ通信社社長は、300億円の借金で倒産:▼▲


      原子力ムラから不正なモニタリングポストを設置しろと言われ、断ると仕事を
      はすされた。
      裁判を起こすも敗訴。

      今置いてるモニタリング・ポストは、越後屋のインチキ・ポストだぁ・・・・

===

     ▲▼:アメリカでさえ、一都13県の食材を輸入禁止中:▼▲


    http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kaigai/pdf/150424_2-01.pdf


     アメリカ人が恐れて口にしないものは、日本人も食べるべからず・・・だろう・・・

===


30. 2015年7月19日 00:28:39 : OSjF1Q2W5g
==

距離dの2乗に比例→→→反比例でした・・・


  細胞に固着→→→距離を1μmなら、1/(100万分の一x100万分の一)=1兆倍


   と言ってる作家が居る。惜しいけど、これは間違いで、ある程度の上限の範囲で、
   距離の2乗に反比例する。
   けど、エネルギーは無制限には高くならないので、夫々の核で上限があります。


   とにかく、Kは固着しないし、医療用の放射性物質も体に残らない。半減期も短い。

===
    以前、神戸大学の教授が福島の土ほこりを測定したら、104万Bq/kgだった。
    運が悪く、そんなのにやられたら、福島に行って来るだけでも・・・・

    欧州では、初期被爆よりも、ホットパーティクルの吸い込みの影響が大きいとも言われ
    実際には、食品なのか、初期のブルーム吸引なのか、ホットパーティクルの吸い込みな
    のか、何が一番の影響だったかは研究者で分かれてますが・・・・

    きのこやベリーが好きな欧州人、それが主食だった旧ソ連圏の人々と、日本人が同じじゃ
    無いだろうけど、日本人は魚文化だから、汚染水がじわじわと効いて来るんで小ねぇ・・・

    牛肉も、全県のが<25Bq/kgって、意図的な改ざんとしか思えませんが・・・

===
     いい加減、いつまでも国民を舐めてると、またまたデモで爆発するだろう・・・

     24ヶ月間も、実質賃金の減少を連続していて、子供は戦争に出されて、
     おばちゃんたちも、怒りに火が点くだろう・・・

===


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