1 ：名無しさん＠涙目です。(catv?)：2011/05/18(水) 13:55:54.76 ID:ugDZdZqC0● ?2BP(0)

意見共有で「集団の知恵」が低下：研究結果
2011年5月18日　Brandon Keim

「集合知」(Wisdom of the crowd)とは、多数の個人の推測から、驚くほど正確な平均回答が導き
出される統計的現象を指す。個人的バイアスが互いを相殺する結果だ。

集合知は、数量で表わせるような問題の推測において最もよく発揮されるため、集団の知恵という
より、「集団の精度」と表現するのが適切かもしれない。この現象は何十年も前から文献に記されて
きた。古くは1907年、イギリスの人類学者フランシス・ゴルトンが、見本市の来場者たちは雄牛の
体重を言い当てられるという話を取り上げている。そして、経済学者James Surowiecki氏による
2004年のベストセラー『The Wisdom of Crowds』[邦訳は「みんなの意見」は案外正しい』(角川
書店刊)]によって、集合知という現象は広く知られるようになった。

スイスのチューリッヒ工科大学の数学者Jan Lorenz氏と、同社会学者のHeiko Rahut氏はこのほど、
集合知に関する最新研究を行ない、被験者に、他の被験者が考えている推測を教えたところ、集合知
が低下するという結果になったと発表した。

『Proceedings of the National Academy of Sciences』に5月16日付けで掲載された論文によると、
「集団は最初のうちは『賢い』が、他者の推測を知らされると、意見の多様性が狭まり、それに
よって(集合知が)低下する」という。「穏やかな社会的影響であっても、集合知効果に悪影響が及ぶ」

Surowiecki氏が述べているように、集合知が発揮されるためには、一定の条件がそろわなければなら
ない。つまり、集団の各構成員は多様な意見をもち、また、それらの意見にはめいめい自力で到達
する必要があるという。

この条件が欠けると、集団の知性が損なわれることは、幾度かの金融バブルが証明している。群衆
行動のコンピューター・モデリングでも、情報の流れと多様な意見とのバランスが崩れることで、
集団の知性が低下する可能性が示唆されている。

>>2以降につづく

>>2のつづき

今回の被験者はチューリッヒ工科大学の学生144人で、研究チームは彼らを小さく仕切った個室に
入れ、「スイスの人口密度、イタリアとの国境線の長さ、チューリッヒに入ってくる移民の数、
および2006年の犯罪件数」を尋ねた(質問は全部で5回行なわれ、それぞれ、正答に近い場合は報酬
が提供された)。

テストが進むにつれて、自力で答えを考えた被験者のほうが、平均回答の精度が高くなり、集合知
の傾向を示した。反対に、他者の答えに影響された被験者は、回答の精度がかえって低くなった。

研究チームは、精度の低下は3つの効果によるものとみている。1つ目は、彼らの言う「社会的影響」
だ。これによって、人々の意見に多様性が乏しくなった。2つ目の効果は、「範囲の縮小」だ。
数学的に言うと、正しい答えが推測範囲の境界的な位置に集まったことを意味する。そして、これら
すべての要素に拍車をかけたのが「自信の効果」、すなわち、被験者たちが自分の推測により確信
を深めたことだ。

（図）http://img2.wiredvision.jp/news/201105/2011051821-2.jpg
左側は、他者についての情報を得られなかった被験者の反応

「社会的影響が作用すると、真実は、より中心から遠ざかる」と、研究チームは記している。この
問題は、市場や政治にも当てはまるとチームは考えている。市場も政治も、集団的評価に左右
されるシステムだ。

「世論調査やマスメディアは、情報のフィードバックを大きく促進し、そのことが、事実に対する
われわれの判断を狭い範囲に絞り込む」と研究チームは記している。集団知は有益なものだが、
使い方を誤ると、「間違っている可能性がある考えに対する過信」を引き起こすという。
ソース
http://wiredvision.jp/news/201105/2011051821.html

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今、福島の人が強制退去になっているのも
形而上学的な神学上のテーゼか何かなのかね？

寝言にもほどがあるな。

こういうリアリティのなさが原発推進をもたらすんだろう。

何が「神学論争」だ。人の命が関わることに、神学論争も、
コストもあるものか。

こいつら、人の命もコストで測るのだろうな。

結局、このフクシマ事故で、東電は、本当の責任を取ろうしなだろうし、
とれないだろう。

原発は経済の問題ではなく、人の命もからんだ政治問題だ。

実際、市場が完全であれば、長期的な賠償コストや廃棄物処理コストも含んで
原発の現在価値を割り出して、決定できるというのは正しいが
現実にはそうではない

例えば、先進民主主義国では、新しい技術に基づく巨大システムの場合、不安バイアスやローカルの選挙権者の権利尊重バイアスが大き過ぎるから、経済合理性で判断すると最適解には到達できないだろう

分割電力会社間の競争は、原発と再生可能エネルギーとして上で、

原発「プラントの現在価値の計算にバイアスが入らないように政府が競争条件をコントロールする必要はあるが」なわけだ。

現在では再生可能エネルギーが十分に開発されていないので、まず現時点での単純なコスト計算では原発が勝つかも知れない。

だが、原発電力コストについては、本当は、地元への懐柔費用（今は政府が支出している交付金だ）、その廃炉費用、使用済み核燃料処理費用、事故時損害賠償引き当て等を正当きちんと加算しなくてはならないので、その場合は原発が勝つかどうか不安だ。そこで、少なくとも既存の原発については「現在価値の計算に」彼らが言う「バイアス」が入らないようにしておかなければならないわけだ。この中には当然賠償責任の免責問題も入り、池田氏は当然自然災害免責だから、結果として損害賠償コスト引き当ては既存、新規ともに大幅に少なくなる。

このような操作をして原発勝利を確実にすると言うことだ。

だが、これは根本からおかしい。

私が新規参入発電会社なら、発電送電分離を前提で、現時点ではガズタービンだが、研究開発投資を確実にやって（志を同じくする競合他社と共同もありうる）再生可能エネルギーの実用化をはかり、長期的にはこれを原発をやる会社（そんなものが市場に存在すればだが）への差別化とする。

このような会社と真実のコストをすべて負担する原発会社が市場においてまみえれば、原発会社の敗退は明らかだ。

だが、池田氏はこのような競争を始めから言っていない。彼の競争はあくまで「プラントの現在価値の計算にバイアスが入らない」原発会社と現時点での再生可能エネルギーを電源とする電力会社に限定する。

要するに、彼のような人間が競争とか言うときには、いろいろな操作が入ると言うことで、これは、官僚が競争を許すときと同じ手口だ。

ペテンだ。

自由化すると結局自然エネルギーがはじき出されちゃうんだよ。
だから、自由化よりも、自然エネルギーを電力会社に全量買わせる仕組みをつくるべきだと思う、

ノビー「「相関」というのは、45度線になったときが最も高く、垂直または水平になったときはゼロ（相関なし）です。」
　　　　　　　　↓
「これは間違いです。45度でなくても、60度でも、15度でも一直線上に乗っていれば相関は１（＝最大）です。また、垂直、水平は相関ゼロとは異なります。これはそもそも相関が計算できないケースにあたります。」
　　　　　　　　↓
「ご親切にありがとう。そんなことわかってますよ。逆にいえば、直線であれば座標軸を適当にとれば45度線になるので、私の言明も間違っていません。」

その金に対する見方も正しくない、ツケを将来に先送りする原発が現時点でコストが低いといっても始まらぬ。

それはそれとして、あいかわらずこのひと、原発を経済的利便性のみからしか論じられないのだな。
原発がいいか悪いかって、この人は「いいか、悪いか」を、どういう側面で語っているのか？
経済効率からか、国民の生命の安全性からか、環境汚染の面からか。あまりにも粗雑な問題提起やお粗末な議論の立て方に
あいた口がふさがらないのでつが？

検察問題で一躍人気者になった郷原信郎は東電株を持っているが、郷原は原発は安全なものだと思っていたとツイッターで告白している。皆が良識派と賞賛していた大学教授の郷原でさえ、原発マフィアの詐欺的プロバガンダを疑いもせず信じるようなレベルだ。

原発マフィアが、原発を通じ核兵器開発技術を蓄積することで国際的立場を強めたい各国政府の下心につけ込んで、あるいは経済性・危険性を似非技術論で誤魔化し「原発政策こそ将来産業」と世界的に世論形成する状況、つまり、作為的か本来的かはどうでもよいいわゆる「目先の利益」だけで動く守銭奴発想しかない投資家、経済人など推して知るべしである。

市場に任せるというのは、そのように社会に責任を持たないということである。
決めるのは市場ではなく大衆の意志である。

すでに破綻した時代遅れな市場原理主義は、池田もういい加減にしたらどうだ。

そもそも日本の原発事業推進が、発電コストやリスクの議論から始まったとは思えない。
リスクというなら地震大国で国土面積が相対的に狭いのだから、リスクということでは議論の余地がない。
原発事業を嫌がって尻込みする企業を国策と称して関わらせてきたことを考えれば、分かりそうなことではないか。

ゲテモノ国策・原発事業はそれこそリ、スク評価の次元そのものがまったく違うということだ。

池田さんはせいぜい諭吉でも食べといてください。

田舎の貧困を選ぶか、都会のスラムを選ぶか。

一方、原発推進論者は、むしろ市場を独占をしたい一部の財閥系企業群の欲まみれの思惑が見え見えだ。裏目的（核兵器保有）”以外にこれ以上原発を推進する正当な理由などないはずだ。

それから、コスト比較には、廃炉コストや高レベル放射性廃棄物処理のコストも含めて計算されなければならないはずだろう。

困るのは、ノーベル（ウラン炭鉱のダイナマイト、他）やロスチャイルド系企業をはじめ、軍産学複合体の連中だろう。池田氏はその“学”に含まれるうちの1人なのだろう。

尚、原子力産業において日本と関わりが深いフランスでは、アレバ社（細野とパイプあり。三菱重工と提携）やボロレ（電気自動車「ブルーカー」を発表）、ブイグ＆アルストムと組む原発推進派のサルコジにとっても、都合が悪い展開に違いない。

小泉を賞賛する連中は、米国奴隷に等しい。小泉のやってきた政策は、100％
米国（ロックフェラーなどの資本家）の要求である年次改革要望書そのまんま。
アメリカの要求を日本の改革と称して、何やら時代が変わる風な調子で騙して
いただけ。原発利権には全く無視で、電波利権で文句を言うのは、通信分野
に関する米国側関心事項と相まって正当化されようとしているだけ。
言ってる事もやってる事も米国の言い分そのまんまというのが可笑しい。
そもそも、一緒になってつるんでる孫が、ルパード・マードック（バックに
ロックフェラー）の子分だし、米国の後ろ盾を得ているのは間違いないだろう。
まあ、日本人は米国の外圧に弱いと言うことをネタにして日本一の金持ちに
なったんだから、恩もあるのだろうけどね（笑）