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「村八分」にされ助手のまま 安斎 育郎さん…今朝(5月20日)の朝日新聞15面、「耕論 原子力村」から
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/496.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 5 月 20 日 17:32:49: KbIx4LOvH6Ccw
 

朝日新聞の電子版にはアップされていないので、芥川賢治という方のブログ(http://dreammakerk.blog92.fc2.com/blog-entry-2055.html)から孫引き。

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<耕論 原子力村>
「村八分」にされ助手のまま 安斎 育郎さん

朝日新聞 2011年5月20日付 15面

安斎 育郎さん 立命館大名誉教授
 
40年生まれ。専門は放射線防護学、平和学。東京大助手を経て、86年立命館大教授。 08年から国際平和ミュージアム名誉館長を務める。

私は1960年にできた東京大工学部原子力工学科の第1期生、15人の1人でした。国が原子力産業に必要な専門家を育成するため、各分野の研究者を寄せ集めてつくった学科で、「原子力村の村民養成機関」というわけです。当然、同期生のほとんどは原子力業界に進みましたが、私は学生のころから「原子力の安全が秘結したらどうなるか」ということに関心があり、1人だけ原子力政策を批判する立場になりました。 

国が原子力推進のためにつくった学科から「反原発」の人材が出るなど、あってはいけないことです。私は東大で研究者だった17年間、ずっと助手のままでした。主任教授が研究室のメンバー全員に「安斎とは口をきくな」と厳命し、私は後進の教育からも外されました。研究費も回してくれないので、紙と鉛筆だけでできる研究に絞らざるを得ませんでした。東京電力から一時研修に来ていた人は、去り際に「安斎さんが原発で何をやろうとしているか、偵察する係でした」と告白しました。 

私は「村八分」にあったからこそ、原子力村の存在を強く実感できたわけです。「私に自由に発言させないこの国の原子力が、安全であるはずはない」と、直観的に分かりました。

そもそも、原子力産業は国家の意思なしにはスタートできません。原発は事故が起こった時の被害総額があまりに大きく、大量の使用済み燃料処理にかかる最終的なコストもはっきりしない。一般の企業がこんなリスクを背負うことは到底できず、産業化には「原発をつくる。一定限度以上のリスクは国が肩代わりする」という国策が前提となります。  
「国がやる」ということから始まっているから、「やるのがいいのか、悪いのか」という話には、そもそもならない。「反原発」は即、反国家的行為とされます。原子力業界が批判を受けつけない「村社会」になるのは必然だったと思います。
 
しかも、「村民」は業界や国だけにとどまらず、原発の建設候補地でもカネを使って、地元の政治家や住民を原発推進派に仕立てていきました。
 
私たち原発を批判する研究者は「せめて事故のリスクを分散させるために、原発の集中立地はやめよ。原子炉の出力にも制限を設けよ」と言い続けたのですが、黙殺されました。村の閉鎖性が福島第一原発の事故を悪化させた一因だったことは否めません。 

一方で事故後には、これまで原子力利用の推進派だった専門家16人が、事態の深刻さを率直に認め、政府に提言しました。村全体からみればわずかな人数とはいえ、それだけ今回の事故が「村民」にも深刻な影響を与えた、ということでしょう。     

(聞き手・太田啓之)


 

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コメント
 
01. 2011年5月20日 18:10:03: njKyvENSJM
この間村八分をヒーロー化する発言に違和感を抱き続けてきました。
私の体験から言えば、村にもいられなくなることもよくあります。
村に八分されながらもいられたと言うことは、そういうことです。
ご苦労はあったでしょうが、もっとつらいことも世の中にはたくさんあります。
だまされないでください。

02. やっしゅう 2011年5月20日 19:26:16: jjxcN666.SoZ6 : UQfh2v4KyE
何をだまされないのか言って下さい。何の根拠もなく人を誹謗中傷するのはあちら側の方と思われます。自分の過去を謝りもしない村民が事態の深刻さを云々は全く信用できませんが、この安斎さんは信用できると思えます。それを否定してどうしようというのでしょうか?何か悪意を感じます。村八分でも居続けることの方が去るよりもきついはずです。去るは逃げると言うことそちらの方が楽なのは自明だと思いますけれどもいかがでしょう。

03. 2011年5月21日 00:18:07: 9BGnJUFSZQ
>>01-02
単に、「公務員は何をやってもやめさせられない」の原理が
大学でも発揮されてきた、ということだけなんじゃないかな。
そういう意味で安斎という人は恵まれた人なんでしょう。

04. 2011年5月21日 07:27:47: PUmIWv6OYE
東大時代の様々な形で妨害をうけたころは、京大でやりたいことをできた小出先生以上にある意味では大変だったと思う。


05. 2011年5月21日 07:47:05: zYyCHzh1Ss
東大原子核工学科、最低だな。

06. 2011年5月21日 13:33:38: yHiwTwKnoA
>02   01より
事故直後から安斎氏には期待しました。
私が大昔立命館大学にかかわりがあったからです。
彼のホームページも、彼の発言も、ネットで見られるものはすべて拝見してきました。
かれは少し前から福島県内で調査・助言活動をしていますね。
その間の発言もネットで公になっているものはほとんど拝見したとおもいます。

私の浅はかな偏見かもしれませんが、彼とあの主婦の方々に人気のある武田氏とは違いがいくつかありました。
武田氏は現地調査をしていません。安斎氏はしています。
安斎氏は、原子力関係科学者にあの声明文を出させるために働きかけたそうです。
武田氏はきいていません。ポイントは安斎氏です。

武田氏は事故直後から、読者の声に耳を傾けながら、毎日のようにホームページをアップデイトして、福島だけでなく近県の一般の人々に、危険と対処法protection measuresを語ってきました。食品を通じた内部被曝についても外部被曝の危機との兼ね合いを計らいながら、一貫して語り、土壌除染についても語っています。彼が個人的に何を願っているかに関係なく、それらの点で私は彼に期待してきました。

安斎氏は、今までの原子力政策の誤りと、放射能の危険性について一般的な解説をし、食品からの内部被曝と言う、チェルノブイリの研究報告のほとんどが触れている内容について当初はかたりませんでした。少し前から、福島県内のそれについて語り始めました。しかし、関東・東北のそれについては5月19日現在、語っているでしょうか。

以上の経緯から、私は彼を民衆の健康と命を考慮しているリーダー・スペシャリストとしてはあてにしていません。私も関東圏の被爆者です。


07. 2011年5月21日 21:39:39: tEuMUcieh
安斎氏、東大のなかで反原子力の立場を貫くのは、並大抵の意志で
ないとできないことだ。敬意を表します。

08. 2011年5月21日 22:35:57: LLyrxUA7Bw
安斎さんは大変だったろうと推測します。
 主任教授が安斎さんと口を聞くなと厳命するくらいですからいじめのなにものでもないでしょう。教授学者がこの程度ですから。東大の教授ってこの程度の頭の持ち主なんでしょうか?驚きますね。人格バカ?学問をしている人とは到底考えられない?。だもの何年したって原子力研究なんて出来ないでしょうね。 教授の前に自分の頭の程度を考えなければね。教授を返上しないとね。

09. 2011年5月22日 00:18:04: ZXRu6WJ5cg
「公務員だから辞めさせられない」で済んだのは、大学が国直轄だった時代に
常勤の教官(当時の助手=現在の助教以上)の地位にいた人だけですよ。
独立法人化してからの国公立大学は、企業の紐付き研究は多いし、昔みたいに
自動的に文科省から予算が下りることもなくなりました(役人のポチにしか
予算が付かない)から、「反骨」の人は助教にさえなれません。

50歳以下の世代で「反骨」に学者は、多くが私立大学、それも無名の低偏差値
大学の教員が有意に多いと思われます(国公立や有名私立では雇って貰えない)。


10. 2011年5月22日 08:50:07: RkqVoA6qJQ
人としての生き方の違い


>01 氏に共感

ガラクタにかこまれた先進国日本、ガラクタのような日本人だらけ。

確実にいえる、大学、高専は減らせ 無駄な研究が多い。
(日本に資質ある人間がこんなにいるはずがない。国連に依頼して教授の資格審査をやれ)
バラマキ国債じゅうたんの上に公務員の生活が成立してるのも現実。
おめでたい日本人


11. 2014年7月15日 23:15:04 : fItv1dKnmQ
>>08
>主任教授が安斎さんと口を聞くなと厳命するくらいですからいじめのなにものでもないでしょう。
教授学者がこの程度ですから。東大の教授ってこの程度の頭の持ち主なんでしょうか?驚きますね

主任教授の話を聞かないで安斉さんの話だけで、判断する貴方のコメントに驚きました。
私の同じ研究室の院生で、思い込みばかりが先行し、自分の考えに反する論文を読まずに
議論を続ける人はいました。その人が書いてくる研究の中間発表では、仮説の検証が不足していることを
指摘されても受入れず、自分の見解に固執する方でした。また、研究室のカンファランスでは、
否定的な意見をされると、直ぐに怒りを爆発させて研究の話題とは関係の無い人格攻撃(罵詈雑言)を
浴びせるようなことも多々ありました。そのような院生に、指導教官がサジを投げてしまうのは仕方ないと思います。

科学的根拠や、実験・調査などの事実を積み重ねずに、ただ批判や否定をするだけなら、それは研究者ではなく、単なる世間話と同じです。時々そのような院生はいます。

そのようなことを考慮もせずに「この程度の頭の持ち主なんでしょうか?」とおっしゃる貴方こそ、その程度の頭なんではないでしょうか?貴方が「人格バカ?」ではないでしょうか?
貴方こそが「自分の頭の程度を考えなければね」


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