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くだらん話で無駄に時間を消費するのはイイカゲンにしたら:20分間のやりとりを明らかにすれば済むこと
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/685.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 5 月 25 日 03:27:16: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 原子力安全委員長はただの馬鹿者であることが判明 (木走日記) 投稿者 七転八起 日時 2011 年 5 月 24 日 23:03:17)


「海水注入」&「再臨界」の話があほくさい神学論争のような状況を呈している。

班目委員長は1号機の水素爆発を考慮すらできなかったことで専門家としての生命は終わっているのだから、それほど意味があるとは思えない話はさっさと決着を付けて終わりにして欲しい。

菅首相をはじめとする官邸サイドと班目委員長は、3月12日の18時から20分間にわたって海水注入に関わる話をしたとのことだから、ある一言(部分)を取り上げてああだこうだではなく、流れとしてどのようなやりとりをしたのかを明らかにすれば済むことだ。

海江田大臣は、この問題絡みで、12日の夕方の協議について記録がないとふざけた ことを言っているが、それ自体が犯罪的不始末であり、そのような政府が事故調査委員会を設置するなんてまったく容認できない。
国会に事故調査委員会の運営を委ねるべきだ。

(手間がかかる事務官の速記ではなく、ビデオや録音で保存するのは当然の措置である)

枝野官房長官の説明では、「SPEEDI」の試算結果が3月12日に首相官邸に届いていながら菅首相に届かなかった問題も誰がなぜ届けなかったかはっきりしていないという。


ほんとうかウソかはともかく、当時の言動記録がないなかで、政府に任命された委員が、政府(政治家・専門家・官僚)の言動に関する可否をまともに調査できるはずもない。

この間いろいろな問題について“予行演習”をやってきているので、どのように口裏を合わせればいいのか“小利口な”人たちは熟知したであろう。

■ 官邸(政治家)サイドが(海水注入について)班目委員長にどういう内容の質問をしたのか。

統合本部発表では、「総理から再臨界の可能性について問われた原子力安全委員長が可能性はゼロではないとの趣旨の回答をした」となっているが、唐突に再臨界の可能性を問うことは考えにくい。

たとえば、「[メルトダウンしている状況で](海)水を注入するとJCOのときのように再臨界するようなことはないのか?」とか、「海水を注入して、再臨界などの問題が生じることはないのか?」とかなど、どのような脈絡のなかで再臨界絡みの質問をしたのかが重要である。


[]のなかは、都合で公表時に省略しても可。官邸サイドは知らなかったそうだから(笑)

□ それに対して班目委員長が、両者合意のように、「(再臨界の)可能性はゼロではない」と答えた。


■ 官邸サイドがそれを聞いてどういう確認をとったのか

班目委員長の答えを聞いた官邸サイドは、たとえば、「じゃあ海水は注入しないほうがいいのか?」とか、「ゼロではないと言われても困る。具体的にどれくらいの可能性があるのか?」とか、「再臨界になったらどういう危険性があるのか?注水しないのと比べて、どちらがより危険なのか?」とかなど、なんらかの反応をしたはずだ。

「(再臨界の)可能性はゼロではない」と聞いただけで、まさか、海水注入の是非がすぐに判断できたわけではないだろう。


■ 班目委員長が官邸サイドの再質問にどう答えたのか

その再質問に対して、たとえば、汚染水処理のときのように「私にはわからない」とか、「保安院にも相談して欲しい」とか、「私は判断しかねる。本部長(首相)が判断して欲しい」とかなど、答えを明らかにすべきだ。

(24日昼の「ミヤネヤ」で松尾貴史さんはこの問題でこのようなやりとりを明らかにすることが重要だと言っていた)

「ミヤネヤ」で出された情報をまとめると、(元の木走まさみずさんの時系列とは少し異なるようだ )


3月12日

●14:58 真水注入停止(※その時点の条件で使える真水がなくなった)
●15:36 1号機水素爆発
●18:00 菅首相が海水注入について検討指示
  〜20  班目委員長「可能性はゼロではない」発言
       海江田大臣が東電に準備指示
●19:04 東電が1号機で海水試験注入開始
●19:25 東電が海水試験注入停止
●19:40 保安院などが首相に海水注入の検討結果を説明
●19:55 菅首相が海水注入指示(※保安院レポートにも当日版で記載あり)
●20:05 海江田大臣海水注入命令(※保安院レポートにも当日版で記載あり)
●20:20 東電海水注入再開
●20:40 東電ホウ酸投入


 元々の1号機の「海水注入問題」は、海水を注入すると廃炉にせざるを得なくなるから東電サイドが渋ったという内容として取り上げられていた。

 それが突然、政府関係者のだれかが新聞社(読売?)に菅首相の判断で止まったという話を流したことが発端で、現在のような状況に至っているらしい...。


何を目くらましするために、この問題を長々と引っ張っているのか、皆目見当がつかない。

※ 参照投稿

「1号機問題:意味がほとんどない「ベント」や「海水注入」の遅れが問題視されるという錯綜状況」
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/604.html


「1号機は津波ではなく地震による損傷でメルトダウン:再循環パイプの破損で津波前から毎時25トンの冷却水漏れ」
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/584.html


「衆議院予算委員会の審議でみたグラフをもとに「1号機問題」を補足:ますます見えてくる管政権の国民軽視のエセ言動」
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/625.html

 

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