★阿修羅♪ > 原発・フッ素11 > 882.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
<政界地獄耳>「原発の安全性」無視の歴史(日刊スポーツ)/不破氏の「原発」講義に反響広がる(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/882.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 5 月 29 日 10:34:27: KbIx4LOvH6Ccw
 


(画像クリックで紙面拡大)

【政界地獄耳】「原発の安全性」無視の歴史
[日刊スポーツ 2011年5月28日付]

 ★政府の原発事故後のコントロール能力が、施設の安定化にせよ、情報管理にせよ、安全というには程遠いお粗末なものだったことは連日の報道でよく分かった。今、我が国の原発建設の安全性に対して戦い続けてきた政治家の問題提起が話題になっている。元日本共産党委員長、社会科学研究所長・不破哲三が今月10日に講演した「科学の目で原発災害を考える」(同14日付「しんぶん赤旗」)が党ホームページに掲載されている。

 ★「原発に詳しい」と自負する首相もいるが、不破も東大物理学科卒業。国会議員生活34年、18人の歴代首相と“対決”してきた不破の、原発に対する感想は「論戦をした私自身の実感を言うと、質問に答える政府側が、原子力の問題をほとんど知らないで、済ませていることにあきれ続けた歴史」という。

 ★「最初の76年1月の質問は、三木武夫内閣の時でした。当時は原発は6カ所に9基、出力の合計は400万キロワットほどでした。そこへ政府が、9年後には4900万キロワットにまで増やすという原発の『高度成長』計画を立てたのです。その原子力発電所の1つ1つが安全かどうかの審査をきちんとやっていると責任を持って言えるか、という問題です。政府側の答弁は『十分やっています』ですよ」から始まり、浜岡原発が地震の危険地帯であることの指摘、老朽炉が多いことなど利潤第一主義で安全対策を怠ってきたことと、歴代政府が根拠のない安全宣言をしてきたことが整理されてつづられている。

 ★「原発がいわば国策」という言葉が恒常的に使われるが、不破の話を聞いていると安全対策抜きでここに至ったことがよく分かる。何よりも現政府関係者たちは一読すべきだ。政治のなすべき役割がよく分かる。(K)

--------------------------------------

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-29/2011052902_03_1.html

2011年5月29日(日)「しんぶん赤旗」
不破氏の「原発」講義に反響広がる/新聞・TV 「政府関係者は一読すべきだ」


 日本共産党の不破哲三社会科学研究所所長が10日に行った講義「『科学の目』で原発災害を考える」(本紙14日付)への反響がマスメディアでさらに広がっています。

 日刊スポーツ28日付コラム「政界地獄耳」は、「今、我が国の原発建設の安全性に対して戦い続けてきた政治家の問題提起が話題になっている」と不破氏の講義を紹介。「利潤第一主義で安全対策を怠ってきたことと、歴代政府が根拠のない安全宣言をしてきたことが整理されてつづられている」と書き、「不破の話を聞いていると安全対策抜きでここに至ったことがよく分かる。何よりも現政府関係者たちは一読すべきだ。政治のなすべき役割がよく分かる」と締めくくっています。

 同日放送の朝日ニュースター「パックインジャーナル」では、キャスターの愛川欽也さんがこのコラムをとりあげました。愛川さんは、不破さんが「国会で原発問題を質問してきた中で一番大変だなと思った」のは、答える側の大臣が原子力の問題をほとんど知らないことだったと語っていると紹介しました。

 これに早野透桜美林大学教授は「(不破氏の講義を)私も読んだ」と述べて、原子力が安全性など顧みられない軍事技術から始まったことなど講義の内容を語り、「原子力利用は、今なお未熟な技術なんだ、もともと軍事(目的)なんですよ」と強調しました。

 ジャーナリストの二木啓孝氏も、「毎日」21日付の岩見隆夫氏の「近聞遠見」で紹介されていたので「近くの『赤旗』の販売店に行って私も読んだ」と発言。「核燃料の最終処理場は日本に実はない」と話し、「トイレのないマンション」ぶりを指摘しました。

==============================================

【関連記事】

「科学の目」で原発災害を考える/社会科学研究所所長 不破哲三(日本共産党HP)
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2011/20110510_fuwa_genpatsu.html

近聞遠見:トイレなきマンション=岩見隆夫(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/iwami/news/20110521ddm002070120000c.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年5月29日 13:23:20: KOuIzw3SKI
え!日本共産党は核推進派ではないのか。
原水爆禁止運動は核推進か否かで分裂したのではなかったの。
中国の核実験を賛美したのはどこの日本共産党なの?
でも記事をよく読んでみると、原発反対とは言ってないね。

02. 2011年5月29日 14:46:42: 47FOcDtdrw
 熔融塩トリウム原子炉に移行するしかありません

03. 2011年5月30日 05:00:07: WwY2DZx8bI
>01
賛美したか、やむをえないとしたかは分からないが、日本に原爆を二発も落として、あちこちで原水爆実験をやっていた「ならず者国家」に対抗したという未熟ではあるがロジックは、当時としては止むを得なかったのではないのか? 現代でこそ呆れたハナシではあるが。

27日(金)夜、会社の帰りに日比谷を通りかかったら「反原発」の集会があってつい足が向いた。「原水禁何とか?」系の集会で、ン十年前にタイムスリップしたね。ゲートでは○○同盟××派と称するオジオバが陣取っていて彼らの政治集会と思ってスルーしてしまうところだった。

参加者も旧左翼的ロードー組合の旗が多く、ドイツで20万人なんてデモが報じられるが、これじゃ無理だなと思った。かくして積年の怨念を乗り越えられない反原発勢力には希望がないことをもい知ったね。

折りしも日比谷公園で開催されていた「世界のビールフェア」には、野音の数十倍の若いサラリーマン諸氏が集い、ビアジョッキを手に手に「乾杯」の祝杯合戦に興じていた。何に乾杯なのか分からないが、世紀末に乾杯に聴こえたよ。


04. 2011年5月31日 01:54:38: hgg18j9w0s
>>1
共産党は脱原発に政策転換したんだよ。無知だな。相当な年の人かな。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素11掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素11掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧