本来、自民政治と決別するはずの民主党政権は、丸ごと官僚に取り込まれてしまった。
官僚を押さえ込める実力者は、霞ヶ関全体で排除してしまう。
国を食い潰して太る、シロアリのような存在だ。

この差は、ファシズムとそれが引き起こした戦争について真剣に反省したか否かだ。

当時の西ドイツ大統領であったヴァイツゼッカーは第2次大戦終結40周年に当たり、以下のように演説した。

「我々は、戦いと暴力支配とのなかで斃れた人々を悲しみのうちに思い浮かべる。ことに強制収容所で命を奪われた六百万のユダヤ人・・・ソ連・ポーランドの無数の死者・・・命を失った同胞・・・虐殺された・・・シンティ・ロマ（ジプシー）、精神病者・・・銃殺された人質・・・ドイツに占領されたすべての国の抵抗運動の犠牲者を。

罪の有無、老幼いずれを問わず、我々全員が過去を引き受けねばならない。全員が過去からの帰結に関わりあっており、過去に対する責任を負わされているのである。

過去に目を閉ざすものは結局のところ現在にも盲目となる。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険にも陥りやすいのだ」。

こういう認識を持つ国民は、過去から学び未来をよりよく生きようとすることができる。人の命、健康、幸福が真剣に考えられ、守られ、増進される。

こういう認識をもてない国民は過去を正しく清算することなく、その過去に引きずられながら、過ちを繰り返しながら滅びていくのか。

この国では、国民は戦前と同じ天皇の官僚に統治される民というう名の家畜だ。その生命健康は、国家という牧場の経営的観点から論じられる経済問題に過ぎない。「電力の安定供給のために原発はそれでも必要だ」。

こんな国にしてしまった世代の一員としてその責任を痛感し、慙愧の思いでいっぱいだ。

あの時は、2000�q離れていても、甚大な被害があった。
原発事故が国境を越えて、簡単にどこでも汚染することを彼等は骨身で知っている。

日本人も、次に韓国等で原発事故があったら、
同様に反原発活動が高まるんじゃないだろうか？

でも、その前に今活動が始まらないと、
２０年後の日本人はいったいどれだけ生き残ってるんだろうか…？

空恐ろしいと思う。

現時点では素晴らしい！

日本がこうなったのは政府に無関心で放任していた国民の責任だ。

自業自得。

日本人はちょっと頭がおかしいんではないか。

阿修羅掲示板に来ると　ほっとします。