米国で、１９５０〜８９年の４０年間に乳ガン死亡者が２倍になった。
J.M.グールドは、全米３０５３郡が保有していたその４０年間の乳ガン死亡者数データを検証。
核関連施設から１００マイル（161�q）以内にある郡では乳ガン死亡者数が増加し、以遠にある郡では横這いか減少していることが分かった。
許容量以下で日常運転していても、原子炉周辺は乳ガンの危険性が高いということを示す。
地図を見れば分かるが、１００マイル基準では“日本人はみな原子炉の近くに住んでいる”ということなる。日本の乳ガン死亡率は、アメリカの倍以上の割合で着実に増加してきた。
http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/naibuhibaku/naibuhibaku1.htm#12setsu

ローレン・モレ博士のレポートでは、乳ガンによる死亡の多発地域と、核関連施設の所在地の二つの地図が並ぶ。両地域は見事に重なっている。
・「放射線タイムズ」Vol. 6 No.2 ２００８年３月号（ちょっと開きにくいです）
http://www.harmonicslife.net/Blog/2008/GensBlog/20080416/MarinCountyRadiation.doc

こちらがオリジナルの乳癌多発地域マップ。超多発・多発の濃淡もあり、見やすい。
・High Risk Counties Within 100 Miles of Nuclear Reactors
核関連施設から１００マイル以内のハイリスク地域
http://www.mindfully.org/Nucs/100-Miles-Nuclear-Reactors1996.htm
・こちらは、モレ女史のレポートが開けない方のために「米国の原子力発電所マップ」
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01070504/06.gif

＊「医猟地獄の犠牲になるな」目次　http://hon42.com/iryou/index.php
統計上の癌の死亡率は、極度に低くなるように統計的な偽装操作をされている。
抗がん剤を初めとする３大治療の効果が高まったように見せかけるのが目的である。

■扱った患者約三〇〇人中、五年以上生存したのは三人に過ぎないのに、、、
「５年生存率たったの１％が、３０〜６０％に上がる統計のカラクリ」
研究者は自分の研究成果をよく見せるために、嘘ではないがギリギリの段階までデータの一部を強調したりする。そうしないと、明日から研究費や患者さんが来なくなるかも知れないからだ。
ある癌専門雑誌に掲載された膵癌手術に関する論文には、五年生存率２０％とか、６０％とかの数字が並んでいた。その施設で扱った患者数は約三〇〇人で、五年以上生存したのは三人に過ぎなかったにも関わらずだ。
五年生存率１％のはずが、なぜ、６０％といった数字が出てくるのか？それは、死因を、手術死や他の病気といういうことにして生存率を高めるような統計的処理を行うからだ。
例えば肺炎で死んだら、他病死なので生きていると見なして統計処理をすることが許されている。こういった統計的処理は、医学界では全く当然のことと考えられている。

■統計の誤魔化し：生存率０．７％が２０％に変身する裏ワザ
　ある大学病院では二二年間に治療したすい臓ガン患者七一六人の五年��生存率″を二〇％と発表している。この数値を見せられた患者や家族は「それでも五人に一人は助かる」と一緒の望みを抱く。
　ところが、この��生存率″数値には、仰天するゴマカシがあったのだ。近藤医師によれば、じっさいに五年生存した患者は五人しかいなかったのだ。五を七一六で割ると〇・〇〇七。つまり五年��生存率″は、わずか〇・七％にすぎない。
これを二〇％にデッチアゲで膨らます、戦慄の「分母減らしのウラ技」とは、

▼まず、治りにくいすい臓の体部、尾部にできたガン、五年生存するのは難しいガン患者を外して四六五人に絞る。さらにガンを切除できた通常タイプのすい臓ガン患者二〇二人にさらに限定し、分母はどんどん縮んでいく。
▼非ガン死〜抗ガン剤副作用で肺炎などで死んでも��ガンで死んだのではない�≠ﾆして統計上のガン死から除外する。同様に「術死」「在院死」「重複ガン」「再切除」……などもドンドン除外していく。
▼相対「生存率」〜現実の生死にもとづいた��生存率″が「絶対��生存率″」だ。しかし三〇代、七〇代の「絶対��生存率″」が共に五〇％だとすると、高齢者はガンで死ななくても死亡する確率が高い。そこで「生命表」で��修正″したものが「相対��生存率″」だ。そこで高齢者は��割増�＝@つまりゲタをはかせて��修正″する。「相対��生存率″しか報告しない医学論文は、絶対��生存率�≠ｪ低いことを隠しておきたいのではないか」「相対��生存率″が一〇五％になったりする場合もある」　（近藤医師、前出）
http://hon42.com/iryou/tou.html
http://www.hon42.com/iryou/nihon.php

■上記を踏まえて、癌の罹患率＆死亡率を眺めると興味深い。
癌の罹患率は増加し続け、死亡率は上記の詐欺的な統計操作を経た上で緩やかに減少している。
http://ganjoho.ncc.go.jp/data/public/statistics/backnumber/2010/files/fig15.pdf
http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics02.html

　�@　低線量被爆でも癌リスクは相対的に高くなる。

　�A　沖縄が日本一長寿なのは、原発がないから。

静岡県の浜岡原発でも3月11日の震災直後からすでに放射性物質が漏れ出ていた
http://foomii.com/00018/201106010700003969

論文 http://circ.ahajournals.org/cgi/content/full/105/5/570 の
《図5 》ストロンチウムのせいでパーフォリンが低下する
http://circ.ahajournals.org/cgi/content-nw/full/105/5/570/FIG5
http://circ.ahajournals.org/content/vol105/issue5/images/large/10FF5.jpeg