 この時期には、事業者は消火系ラインを用いた海水注入作業を行っていたが、消防ポンプの故障等で注水が確認できておらず、注水を見込んでいる３月１４日１９時５４分以降においても流量が十分でないものと想定すると、燃料の溶融は進み、溶融した燃料は原子炉圧力容器の下部に移行したものとなっている。
 燃料に内包されていた放射性物質は、燃料の損傷・溶融とともに原子炉圧力容器内に放出されて圧力抑制室に移行し、圧力抑制室のプール水で吸収されるものとなっている。ヨウ素の放出割合としてはどちらのケースも約１％としている。

おやあ？「圧力抑制室のプール水で吸収されるものとなっている。」とは？・・・保安院もとことんバカか？この時分、隔離時冷却系が水を汲み上げ尽し、なおかつバカ東電が格納容器に水を注入しないという許されないミスを犯したせいで、圧力抑制室は水が空っケツとなり、それゆえに圧力抑制室が圧力パンパンになり破裂したんではなかったっけ。

１号炉の建屋外壁が吹き飛んだ後もまだ圧力容器はしっかり守られているとか言っていた。

殺人幇助か、教唆か。

原発の危険性については、議論するまでもないでしょう。それを認めた上での、議論を皆しているのだと思いますよ。人間の力で処理できない廃棄物が産生される時点でだめでしょう。どのように「安全な原発」ができてもだめでしょう。

地震ですでに破壊されていたという情報を信じていいのですか。これまで、隠蔽しまくっていた政府が、正しい情報を出すと、素直に信じるのですか？地震ですでに壊れていたから、原発はダメという結論にはなりませんよ。ウソしか言わない政府は、「耐震性の高い原発を作りました」とウソを言うのがおちですよ。

つまり、保安院（つまり政府）の発表の意図は、まずは、原発事故が菅のパフォーマンスと関係がないというウソを流布し、さらに、事故処理に何の落ち度もなく、全て、地震のせいにしようという魂胆から出たものでしかない。同じ一次情報を使っても、解析手法により、いくらでも、恣意的な結果が導けますよ。私は、後出しの方を信用しません。

一番大事なことは、情報を隠蔽せずに開示すること。原発を廃棄するしないの議論でも、最後は、情報の透明性や開示にかかわる問題に帰着することになります。もう少し頭を使いましょう。