鳥取県西部地震では９２０ガル、阪神淡路大震災では８００ガル、十勝沖では９７０ガルなど軒並み１０００ガルはざらで、中越沖地震や中越地震では２０００ガル超も観測されてる現実があるにもかかわらず２００８年の敦賀、美浜、もんじゅの地震基準加速度を４００や５３０ガルから６００や６５０ガルに引き上げる程度の甘い改訂に見られるように、ご都合主義の安全結果を導いているのでも判る通りだ。

福島は地震一発で再循環ポンプや復水器回りなどが破断して壊滅したのだ。

東電と保安院の言うことを垂れ流しか。こんなでたらめを平気で言っているのに、検証はないのか。嘘でも言った者勝ちか。

これじゃジャーナリズムじゃない。東電や経済産業省の広報だ。

もともと、いい加減な新聞だと思っていたが、こんな記事を書いた奴、それを承認した奴、その周りにいた奴、みんな恥ずかしくないのか。

お前らの読売新聞がでたらめなのは、お前らが全員が屑だからだ。

意気地なしの屑野郎。

読売新聞はこの報告書を読んでから、この記事を書いたんだろうね。
０１さんの言うとおり基本的なところが分かっていないようだが、
報告書の提灯記事を書くのではなく、科学部記者の良心で、自分が分からなければ
署名入りで専門家の批評を載せて記事にして欲しいよ。

だいたい壊れていたのは客観的事実のようなのに、今頃「東電に対して耐震安全性評価を求めていた。」とは何だ。「自分たちは間違っていなかった」と言いたいためにこんな調査を実施したのか。さっさと事故の原因究明をせよ。
それが出来ないのなら、つじつまが合わなくとも実際のあらゆる記録をオープンにして賢人お知恵を借りるべきだろう。

そもそも、まだ事故を片づけることすら出来てない東電が、拙速にこういう結果報告を出してくること自体、なんとか地震のせいでなかったことに評価結果を捏造して、地震が原因となった場合の巨額の賠償責任を逃れを画策しているのがミエミエである。

�Aメルトダウンして放射性物質を撒き散らした

�@と�Aは両立しない。

下記ＵＲＬは「原子力安全基盤機構」が平成２２年１２月に提出した資料である。いわば原発の「診断書」である。
http://www.jnes.go.jp/content/000117490.pdf

地震の相当加速度３００ガル〜２０００ガル、津波波高３ｍ〜２３ｍまで想定した地震の程度、津波の波高程度により原子炉本体を含め、建屋や機器がどんな損傷を受けるかシミュレーションしたもので、今回の福島原発事故は、東電や経産省にとって「想定内」だった地震津波により「想定どおり」に原発施設が損傷を受け「想定どおり」に暴走していることになる。

特に冷却系統の損傷は、津波によってではなく、３００ガル、４００ガル、５００ガルといった、地震の低加速度振動領域によって設備の「内部要因」、つまり設備の持つ取り付け強度、建て付け具合の脆弱性から損傷破壊されたことが資料から読みとれる。原発の「診断書」は東電、経産省のウソを許さないのだ。

東電はそんな真面目に考えてはいず、どうせ１０年も原子炉の中を見れない絶好の状況では、配管が地震でぶっ飛んでいてもバレはしないし、メルトダウンの細かい理由付けなどはどうにでもなるってわけで、今はとにかく「郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのも、みーんな津波のせいなのよ」としたいだけ。

１０年以上も経っちまえばたとえそんときバレても、日本人は過ぎたことは水に流す素晴らしい文化を持っているので、経験則からして騒ぎにしないことは判っているし、だいいちみなあちこち癌や白血病しながらの放射能暮らしにもすっかり馴れて、生活に忙しいから関心を持たないということも判ってるという東電の読み。
万一騒いでも時間が経った話だから適当にあしらっておけばうやむやに出来るってわけ。

といいたいのであろう。

それにもかかわらず、燃料プールに亀裂がはいり、
地盤沈下で建物は傾きつつある。

これらは間違いなく水素爆発ではなく地震のせいだ。

設計が根本から間違っていた、甘かったということ。

他の原発でも同様の事故は起きることは明らかだから、
運転再開をしてはならない。