福島第１原発の半径２０キロ圏にあり、事故の影響で県内での就職が難しくなった福島県南相馬市の県立小高工業高校の３年生約１５０人が２１日、首都圏での集団企業訪問を始めた。

　高校によると、原発事故後、福島県内の高校の集団企業訪問は初めてで、生徒らは東京都日野市の日野自動車本社工場などを訪問。２３日まで都内や千葉、神奈川両県の企業を見学する予定。

　伊藤裕隆校長は「生徒の進路を保障するには県外に打って出ないといけない。生徒が将来を切り開くきっかけになってほしい」と話している。

　小高工業は長年、進路決定率１００％を誇り、今春は１０６人が県内に、５６人が県外に就職した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/300445.html
　

コメント
01. 2011年6月21日 13:11:52: z3JPTJSWDM 　老人はまあなんとでもなるが、若者は可哀想だ。健康の問題、就職、進路の問題、結婚、出産の問題等々、あらゆる夢や希望が挫折させられていく。すべからく原発が原因だ。かつて戦争が多くの若者（の夢や希望）を殺していったように。恨んでも恨みきれないだろうなあ。 　それでも生きていかなくてはいけない。つらいな。でも関東はダメだよ。危険すぎる。九州だって原発が２カ所あるし、日本中危険だらけだ。 　もっと発想を変え、広い視野に立ってみたら。 　僕ならとりあえず日本脱出を目指すかもしれないな。
02. 2011年6月25日 22:58:58: 1a5jl9ySJY まさしく、この高校に通う３年の親です。 現実は全て受け入れてるつもりでしたが、コメントを読んでホントに大切な時期に可哀想な子供達だと思いました。 進路、就職など未来の夢も叶わないかもしれない事も可哀想ですが、部活で最後の集大成に向けて毎日毎日練習に励んでいたのに、一瞬にしてその希望もなくしてしまったのです。 一時期は落ち込んで何もできない状態でしたが、この就職活動で何かに希望を持って前へ進んで行ってほしいです。 この準備に色々大変だったと思いますが、学校の先生方、企業の方々に感謝しています。

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