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小出裕章:「地下ダム建設を」:地下水から検出のストロンチウム90はコンクリートと反応したもの
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/275.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2011 年 6 月 23 日 14:05:31: 6nR1V99SGL7yY
 

小出裕章:「地下ダム建設を」:地下水から検出のストロンチウム90はコンクリートと反応したもの
http://www.youtube.com/watch?v=gJX1bAGSiEE

<地下水から検出されたストロンチウム90>

これはどこから来たのか?

(1)東電は建屋の水素爆発時に空気中に飛散したものが地面に降下し
雨水などにより地下に浸透したものと説明している。

(2)小出助教の見解
建屋の外に出たストロンチウムは通常は酸性。
酸性のストロンチウムは水に溶けにくい。
水に溶けるにはアルカリ性になる必要があり、
床のコンクリートと反応するとアルカリ性になる。

(1)と(2)は矛盾しない。
(1)も(2)も両方起きていることもありうる。
(1)もあると思うが、
(1)が存在することが、(2)を否定するものではない。

つまり、東電の言うように、屋外に飛散したものが地下水まで浸透している
ことがあるとしても、だからといって、メルトスルーした核燃料がコンクリート
を通過し、地下水まで到達していることを否定する<根拠>とはならない。

(2)を論理的に否定することができない以上、
地下ダムの建設を早急に開始せねばならないと思う。

<参照>
福島第一原発原子炉:メルトスルー・地下ダム
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2011/06/post-2de1.html  

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コメント
 
01. 2011年6月23日 14:12:26: G3gj6mvDCw
汚染水の色がおぞましいですね。

02. 2011年6月23日 14:55:46: IOzibbQO0w
炉の周辺で基準の170倍というと、これまでの汚染レベルから考えて
非常に少なく感じるけれど

>(2)を論理的に否定することができない以上、地下ダムの建設を早急に開始せねばならない

原発に限らず、論理的に否定できない場合は、全て対策をとるという戦略だと
無限に対策とコストが必要になってきそうだけど
それは本当に正しい?


03. 2011年6月23日 15:10:46: h6cbKB908I
絵を見ると、地下水が微妙に切れて海に届いていないが、実際は
どうなんだろう。

04. 妹之山商店街 2011年6月23日 15:29:45: 6nR1V99SGL7yY : BZF698eYMY
>>02

>>(2)を論理的に否定することができない以上、
>>地下ダムの建設を早急に開始せねばならない

>原発に限らず、論理的に否定できない場合は、全て対策をとるという戦略だと
>無限に対策とコストが必要になってきそうだけど
>それは本当に正しい?

「無限」かどうかということが問題ではありません。
極めて具体的な問題です。

地下水から検出されたストロンチウム90は、
建屋爆発時に飛散したもの“だけ”であり、
メルトスルーした核燃料がコンクリートと反応したものではない、
ということが証明されれば、いいだけの話です。

メルトスルーした核燃料が地下水に浸透していない
という根拠はあるのでしょうか?


>炉の周辺で基準の170倍というと、これまでの汚染レベルから考えて
>非常に少なく感じるけれど

「炉の周辺」ではなく、“地下水”におけるレベルだと思います。

「少なく感じる」かどうかは、個々人の感覚です。

“少ない”としたら、“まだ”地下水に浸透しているのは、
“少ない”というだけのことであって、

“まだ”その程度で済んでいる内に、早急に対処すべきだと思います。

“無限に”対処せよと言っているのではありません。

“明日隕石が原発に落下する可能性はゼロではないから対処せよ”と
言っているのではありません。

もっと、極めて“具体的な”課題だと思います。


05. 2011年6月23日 16:44:28: FL3HBMFVVs
ストロンチウム90って水より軽いんだっけ?


汚染水を満遍なく混ぜたら、基準値の1,700倍くらいになったりして・・・


地中にも浸透しているはずだから 地下水にも海にもまんべんなく


いきわたるんだろうな〜。


06. 2011年6月23日 18:28:40: qLZggB8icY
分厚い圧力容器を溶かした100tもの溶融した核燃料が薄っぺらい格納容器を溶かさないわけがないのだ。
しかしどこまで悪くなるのかふくいちは日本は。
地下水蒸気爆発だけはするなよ。

07. 2011年6月23日 19:08:47: vJW61Ise0M
やっぱ猿に原子力は無理だよなw

08. 2011年6月23日 19:29:34: KAuzfuaLbU

地下水蒸気爆発,すでに起っているとの分析あり。↓

http://hamanora.blog.ocn.ne.jp/kaiin02/2011/06/post_8986.html

これによれば、3/12 15:35 大部分のデブリは鉄筋コンクリートシールドと基礎地盤の泥岩を突き抜けて200m下の砂岩層に到達。砂岩層で水蒸気爆発。
以下、一部を引用


@事故の経過
東電の報告は黒字で示す。赤字は、JNES(原子力安全基盤機構)による原発事故シミュレーションより推定した。
3/11 14:46 マグニチュード9.0の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が発生し、運転中の1号機、2号機、3号機は制御棒が入り、核分裂は停止した。
3/11 14::47 非常用ディーゼル発電機2台が起動。津波到達までは非常用炉心冷却系は自動起動なし。
(非常用炉心冷却系_緊急炉心冷却装置は1度も起動せず。)
3/11 14::52 非常用復水器が起動。
3/11 15:03 非常用復水器が停止。
3/11 15:10 非常用復水器の起動・停止を15:30まで繰り返す。
3/11 15:13 原子炉水位計(燃料域)は-300cmを示し、スケールダウン。燃料棒全露出と考えられる。福島第一原発の事故に係る事故記録_20110516より
3/11 15:16 15mを越す大津波により海水ポンプ、燃料タンクを奪われて、非常用ディーゼル発電機が停止。

3/11 15:37 全交流電源喪失(TBU)。海水ポンプ、燃料タンクを奪われて、非常用ディーゼル発電機が停止。原子炉の冷却機能(緊急炉心冷却装置)が働かなくる。
逃し安全弁を開放せず。高圧注水系が起動せず。
3/11 18:01 炉心温度が燃料(ペレット)自体が溶け始める2800度に達する。電源喪失(TBU)後2.4hr。
3/11 18:55 原子炉圧力容器に穴があく。電源喪失(TBU)後3.3hr。
圧力容器の底に水がなかったので水蒸気爆発は起こさなかった。
3/11 19:30以前原子炉の水位・圧力・温度データは未公開である。
3/12 05:25 格納容器に穴があく。電源喪失(TBU)後13.8hr後。格納容器に水蒸気と窒素は充満していたが格納容器の底に水がなかったので水蒸気爆発は起こさなかった。又、デブリがサプレッションプールに流れ込まなかった。
3/12 05:50 淡水注入開始。
3/12 10:16 格納容器のベント開始。
3/12 10:24 格納容器のベント2回目。
3/12 10:25 格納容器のベント3回目。
3/12 11:20 圧力容器温度上昇(残存したデブリ(溶融ウラン溶岩)の再臨界。
3/12 15:35 大部分のデブリは鉄筋コンクリートシールドと基礎地盤の泥岩を突き抜けて200m下の砂岩層に到達。砂岩層で水蒸気爆発。
3/12 15:36 格納容器とシールドの隙間から漏れた水素に引火、水素爆発。
3/12 20:20 原子炉への海水注水開始。


09. 2011年6月23日 19:38:11: KAuzfuaLbU

すでに、地下水蒸気爆発をおこしているとの分析が出ています。
具体的には
3/12 15:35 大部分のデブリは鉄筋コンクリートシールドと基礎地盤の泥岩を突き抜けて200m下の砂岩層に到達。砂岩層で水蒸気爆発。

http://hamanora.blog.ocn.ne.jp/kaiin02/2011/06/post_8986.html


10. 2011年6月23日 19:41:01: KAuzfuaLbU
09は、08が反映されなかったので重複投稿です。m(__)m 削除願います。

11. 2011年6月23日 19:47:29: Pj82T22SRI
>>02 >(2)を論理的に否定することができない以上、地下ダムの建設を早急に開始せねばならない
原発に限らず、論理的に否定できない場合は、全て対策をとるという戦略だと無限に対策とコストが必要 

普通は、逆に、被害状況を確認(できない場合は推測)してから対策を立てるものだから論理の立て方がおかしいね

「メルトスルーした核燃料がコンクリートを通過し、地下水まで到達」したことを示す実証的・論理的な証拠を見つけ、その量と広がりを推定し、無駄なコストや人的リスクを最小化して効果的な対策を立てるべきだろうね

狂牛病対策のように無意味に高いコストを払うくらいなら、その分、補償など、他に使うべきだろう


12. 2011年6月23日 20:29:02: z2D65LYHE6
東電、ああ言えばこう言う。地下ダムを何故早く着工しないかとの質問に対して
>「地下水の流速は1日5センチメートルから10センチメートルなので、沿岸に達するまで1年以上の時間的猶予があると考えている」
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/152.html

ストロンチウム90は、最速で地下水に達したのか?
原発の地盤はどうなっているのでしょう?


13. 2011年6月23日 21:26:37: kOyoGsg2so
東電も東電だが小出氏の地下ダム構想も果たして有効か
地下水を抜き、抜いた地下水はタンカーで柏崎に運び浄化する方が良いのではないか
この状況だと巨費を投じて地下ダムを建設してもあっさり突破されるような気がしてならない

14. 2011年6月23日 21:48:10: qLZggB8icY
>地下水はタンカーで柏崎に運び浄化する方が良いのではないか
小出さんが言っているのはこれと地下ダムの両方だ。
問題は官邸がウスノロな事だ。
馬鹿菅に往復ビンタでも食らわせたら良いのか?

15. 2011年6月23日 22:33:50: PgPBMdxElo
しかしマスコミの図では今も圧力容器の底にまだ溶けた燃料があり、それは水の中にあるという事になっていますね。
少しだけ溶けた燃料が圧力容器から格納容器に落ちていってるが、燃料が落ちる穴があるのに水が減らずに溶けた燃料をとりまいている、という不思議な図です。
これは、どの号機の何時の時点の図なんでしょうか。



16. 2011年6月23日 22:39:32: gf7OQcxcqA
石を溶かすガスバーナーの温度は
何度でしょう
食料の内部被爆が怖いかも

17. 2011年6月24日 00:40:11: qLZggB8icY
小出さんも土を溶かしながら固まりが大きくなるのでどこかで止まると言っている。
ただ何メートルかわからないと。

18. 浅見真規 2011年6月25日 13:07:41: AiP1TYI88G3dI : mPgULr7q8Y
>(2)小出助教の見解
>建屋の外に出たストロンチウムは通常は酸性。
>酸性のストロンチウムは水に溶けにくい。
>水に溶けるにはアルカリ性になる必要があり、
>床のコンクリートと反応するとアルカリ性になる。


小出先生の上記の御主張は誤りです。

2号機付近の地下水はストロンチウム89が19ベクレル、ストロンチウム90が6.3ベクレル(注1)です。
放射能としては危険な数値ですが、質量としては極めて微量です。
(私の計算が間違ってなければ、19ベクレルのストロンチウム89は千分の0.929ピコグラムです。
6.3ベクレルのストロンチウム90は0.196ピコグラムです。)

建屋の外に出たストロンチウムは酸化されて酸化ストロンチウムになりますが、
酸化ストロンチウムは強塩基性酸化物であり、水と反応して水酸化ストロンチウム(注2)になります。
水酸化ストロンチウムはアルカリ性(注3)です。
水酸化ストロンチウムは熱水には溶ける(注3)ため、発熱状態の核燃料の近くでは相当程度は
水に溶解します。しかし、水酸化ストロンチウムは低温水にはほとんど溶けません(注3)が、
0度で100立方センチメートルの水に0.41 g (注3)なので、1立方センチメートルの水で0.0041g溶けます。
これはピコグラムで表示すると、41億ピコグラムです。
*****
(注1)下記のasahi.com(朝日新聞社)HP記事参照
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106120181.html>>5月18日に採取した1号機付近の地下水からは、
>ストロンチウム89が1立方センチあたり0.078ベクレル、>>90が0.022ベクレル検出された。>>2号機付近の地下水は89が19ベクレル、90が6.3ベクレルだった。


(注2)wikipedia「酸化ストロンチウム」によれば、
>組成式はSrOで、強塩基性酸化物である。
>・・・・・(中略)・・・・・
>水中では激しく発熱しながら分解して水酸化ストロンチウムになる。


(注3)wikipedia「水酸化ストロンチウム」本文によれば、
>強塩基として分類され、
>・・・・・(中略)・・・・・
>溶解度は冷水に対しては低いが、
>熱水に対しては急激に増大する点が水酸化カルシウムと異なる。

また、wikipedia「水酸化ストロンチウム」記事右側のまとめ欄に、
水への溶解度が、0度で100立方センチメートルの水に0.41 g となってます。


19. 浅見真規 2011年6月25日 14:18:55: AiP1TYI88G3dI : mPgULr7q8Y
>>18に関して小出先生にメール出しておきました。

20. 浅見真規 2011年6月25日 18:24:35: AiP1TYI88G3dI : mPgULr7q8Y
>>18の補足・訂正>>19ベクレルのストロンチウム89は千分の0.929ピコグラムです。


変な書き方しましたが下記の意味です。
「19ベクレルのストロンチウム89は0.000929ピコグラムです。」


>水酸化ストロンチウムは熱水には溶ける(注3)ため、
>発熱状態の核燃料の近くでは相当程度は水に溶解します。


この部分削除します。
東京電力は空気中に放出されて敷地に落下し雨に溶け地下に浸み込んだと、
冷水に溶けたとの主張らしいので、上記の部分は無意味ですので無視して
ください。


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