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京大原子炉小出、視聴者から質問「郡山5μは?、ガンダーセンのホットパーテイクル、文殊引き抜」6月23日たねまきジャーナル
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/294.html
投稿者 ジャック・どんどん 日時 2011 年 6 月 23 日 22:50:05: V/iHBd5bUIubc
 

6月23日毎日放送たねまきジャーナルの要約、原発全廃男さんからいただきました。
今日は、視聴者からのホットな質問コーナーでした。


2011年6月23日 21:37:32:

ジャック・どんどんさん、原発全廃男です。コメント欄が増えていますが、23日の小出先生のお話、もんじゅの話など、重要です。また、スレッドたてお願いいたします。
 毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会で放送されました。毎日新聞本社論説委員の近藤伸二さんの解説でした。

 原発のニュース、汚染水処理で、」細かいトラブルで本格稼動のめどがついていません。セシウムが取れておらず、汚染水が計画通り通っていなかったのです。福島では雨が予想され、3号機への水の量を減らしています。

 環境省、海水、湖の放射能汚染(セシウム50ベクレル/リットル以下、ヨウ素30ベクレル以下)、福島県いわき市を除いて大丈夫で、枝野氏は大丈夫と言い、追加的な被曝で、飲料水より厳しく調べています。

 スズキ、浜松中心の配置を転換します。津波、原発事故リスクに対応するためで、他の企業にも影響しそうです。移転は静岡県内を想定しています。

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 そして、小出先生のお話、リスナーの質問特集で、実家は福島郡山で放射線量の高いところにあり、近所の公園で4.7マイクロ、5.7マイクロシーベルト/時間が出ました。芝生の値が高く、雑草を刈れないが、と言うことで、「難しい」、普通の環境なら空間のガンマー線は0.05であり、その100倍、事故での放射能が降り積もっている、そこで子供が遊ぶなら芝生を剥ぎ取る、年寄りならそのままとの選択もあるのです。子供がいるなら必ず剥ぎ取って欲しいのです。

 20日の放送で、福島の汚染値を引き剥がす、土の除染でどれだけ大丈夫か、について、「大丈夫」という言葉は被曝に関して使ってはいけない(安全、安心もアウト)、「どこまで受け入れざるを得ないか」であり、土を剥ぎ取ると被曝量は1/10(5cm取る)、3月の事故で降り積もったもので、今後大量の放射能が降り積もるかは不明だが、今のところは3月の半ばより空気中からたくさん降り積もることはない、土は除去して欲しいのです。

 ドイツからのメール、ガンダーセンという人が、原子炉からホットパーティクルが出ており、東京でも出ている、車のエンジン、フィルターに引っ付き、アメリカのシアトルでも汚染されているというのですが、このことについて、福島の原発は壊れて高温になり、放射性核種が微粒子になり、各方面に流れている、それをホットパーティクルといい、肺に吸い込んだら局所的な大量被曝になり、プルトニウムはアルファ線を出し、ついた近傍を被爆させる、注意しないといけない、アルファ線を出すものを調べないといけない、プルトニウムより、ヨウ素、セシウムが問題、そして今後プルトニウムの被曝が問題になるとのことです。

 奈良の人から、周りに原発に無関心の人が多い、関西にも放射能が出るということを外で言うなと言われたのですが、関西の被爆は、関西だけでなく、九州、沖縄、アメリカ、ヨーロッパにも降り注いでいるのです。ただし、量は福島周辺は濃密であり、関西は薄いだけの違いで、注意しないといけない、自分の身が心配なのか、奈良の子供たちが心配なのかが問題なのです。

 もんじゅの落下装置の引き抜きで、これ、うまく行くか、失敗したらどうなるかで、「私も心配である」、もんじゅは特殊で、福島は炉心を水で冷やせるが、もんじゅは水が使えないので、ナトリウムを使っている、空気に触れると火事、水に触れると爆発で、冷やすナトリウムのある場所に、燃料中継装置を落としてしまった、空気中に引き出すと火事になり、重量は10トンあり、大変なクレーンが要り、こんな作業を空気に触れずにやれるのか、配慮してやっても、万一空気に触れたら火事になり、もんじゅだと水すらかけられない、手をこまねいて見るしかない、大規模な事故になる可能性があるのです。「事故になったら福島の比ではない」のです。95年にはナトリウム漏れがあり、とてつもなく扱いの大変な原子炉なのです。

 今日はリスナーの質問で、私も聞きたかったことを聞けました。今後も小出先生のお話を紹介いたします。

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61. 2011年6月23日 22:03:00: I064i8uhe6
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です。続いて、元財務官僚の高橋洋一さんによる、増税ナンセンスのお話がありました。これは、良かったら破産板にスレッドをお願いいたします。
 続いて、元財務官僚の高橋洋一さんによる、増税に関する面白いお話があり、これもお知らせいたします。

 菅総理は、財務官僚に洗脳されている、財務大臣になると、消費税を上げたくなると言うのです。官僚が大臣にささやいて、外で挨拶して増税の話をして、大臣が増税の話を始めるのです。菅総理はこれに染まった人なのです。去年6月、消費税の話、それまでしていなかったのにはじめた理由はこれです。

 増税の前にやることがあり、経済成長、日本のGDPは20年間同じで、こんな国世界にない、経済が伸びないから税収も伸びないのです。年金は、本当に必要なら、所得の再配分もある(社会保障の目的)のに、消費税はそういう性格ではないのです。

 菅政権の成長戦略、言ってもやっていない、基盤が弱くて出来ていない、今はすべて増税であり、政権、菅総理で1〜2ヶ月でコロコロ変わっている、デフレ脱却も、総理になる前は言っていたのに、やめています。

財務官僚の性で、自分の使える金か欲しい、成長したほうが税収が伸びるのに、97年、消費税を上げて税収は減った、税収最大は90年であり、経済成長を狙わないのは高橋さんも不思議なのです。

 こういう時は減税は考えても増税は考えない、貧すれば鈍するのです。

 増税しても、年金問題は成長しないと、解決しない、さらに増税となるのです。成長したら、所得の多い人がたくさん税を払うので良いのです。

 復興財源を国債でまかなうこと、震災が100年に1回なら、100年に分割して返せるのですが、増税をするのは、震災のショックを他のところでまたまわすのです。100年国債を出すのが通常なのです。復興債は3年、それで経済を破壊してしまうのです。

 被災地からも増税反対があり、増税で震災をまかなうのはないのです。

 短期でやりたいというのは、増税したいと財務省が思っているとしか思えないのです。結局、こっちに回っています。

 復興構想会議の人に財務省が振付けて増税と言わせているのです。挨拶でいきなり増税というものではないのです。

 震災は戦争と同じで、最初に金をつけて、予算の関係なくやらないとだめなのです。


 2000兆円の借金はありますが、700兆円の資産もあり、天下り先の子会社を売れば大分返せるのです。企業なら、大変なら子会社を売る、なぜ売らないのか、「危機と言うのはウソ」であり、国債に関しての保険をかける(デフォルトしても保険でまかなう)、ギリシャは潰れるかも知れないので保険は高いが、日本の20倍!日本の保険料は日本の最低であり、日本は100年で破綻しない、ギリシャは5年で破綻するのです。日本は、先進国で最も破綻しない国なのです。大丈夫なのです。

 震災、原発で日本の評価、データを見たら、日本の状態は元に戻っています。財務省は、データ抜きで大げさに言う、しかし、破綻するなら、保険が高くなるのです。

 お金の調達は、埋蔵金が30兆円あり、資産は700兆円、しかし、それに手をつけていないのは財務省の言いなりであり、子会社を売らないのも財務省天下りだからなのです。高橋さん、小泉政権で埋蔵金40兆円出しているのです。小泉、安部政権だと出していたのです。今の政権はそれをせずに増税しようとしているのです。

 仕分けで、枝野氏、蓮舫氏、こんなことより埋蔵金と言ったのに、財務省にいいようにやられているとのことなのでした。

 これで、時間になりました。貴重なお話でした。  

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コメント
 
01. gataro 2011年6月23日 23:42:07: KbIx4LOvH6Ccw : IBBS2pmUMM
音声はこちら。

20110623 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://youtu.be/37NCB4xuUdk

【福島原発】6/23/木★高速増殖原型炉「もんじゅ」
http://youtu.be/Pc8wwLkKFVU



02. 2011年6月24日 01:39:47: qLZggB8icY
「ガンダーセンという人が、原子炉からホットパーティクル」
これについてはウルトラマンブログにエントリーがある。
以下引用
独立機関の研究者が日本の車のエアフィルターを調べたところ、東京の平均的な都民は4月中、毎日約10個の高放射能粒子を吸い込んでいたことがわかりました。同じ研究者によれば、福島県民は東京都民の30〜40倍の高放射能粒子を吸い込んでいると見られています。
私が驚いたのは、アメリカ西海岸のシアトルのエアフィルターからも、住民が4月のあいだ毎日約5個の高放射能粒子を体内に取り込んでいたとわかったことです。
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/06/blog-post_13.html

03. 2011年6月24日 11:40:10: YC4vJtaYHU
福島原発30キロ圏外で採取されたつくしも放射能に汚染されている。
>これは、中野英之准教授(京都教育大学)が現地で採取して、押し葉にして送ってきてくれた“つくし”の放射能分布像である。X線フィルムに感光させた。・・・
放射能の主成分であるセシウムかヨウ素が、土から吸収されて胞子に代謝されて移行した可能性が高い。
  つくしの茎全体がうっすらと標識されているが、根から吸収されたものが移行していると考えられる。
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1080.html

>これは、放射能汚染した「タンポポの葉」のX線フィルム画像である。
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1083.html


04. 2011年6月24日 21:56:28: bjk45N1c2M
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、今日はたね蒔きジャーナル、小出先生のお話はお休みで、南相馬市の桜井市長のお話がありました、ここに掲載します。

 毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、震災の被害額が約17兆円ですが、これには原発事故の数字は入っていないのです。放射線量を測る線量計、購入、測定分析費用の補助を佐藤知事がすることになりました。30万人の子供、妊婦に配り、60億円使います。市内の子供の疎開を、仮処分が福島地裁に行われています。3.8〜6.7ミリシーベルトの被曝であり、代理人は、福島の子供を代表して提訴した、1ミリ以下のところは福島にはもうないのです。

 そして、福島県南相馬市の桜井市長のお話がありました。4回目の登場であり、5月の初めから、震災直後、避難してきた人も、ふるさとがいいと、戻ってきているのです。7万の町に、4万人います。困っているのは、避難準備区域に、子供、妊婦、介護の必要な人はいてはいけないと国が決めているのに、緊急の患者、介護もいるので、日常生活が送れないのです。南相馬市、介護施設、病院を通常通り開所してくれと要請して通りました。しかし、入院できるベッドはもともとの1/4しかないのです。

 復興構想会議、5月2日に視察に来て、5月になり初めて南相馬に来るとは何事だ、と言うことなのですが、明日構想発表(第一次提言)なのです。会議より、桜井市長に何も打診はなかったのです。進展は、報道で知っただけなのです。挨拶して、その後話が深まっているのではないのです。南相馬市は原発事故で4つに分けられており、具体的な案がいるのですが、一番多く避難している人が多い、原発避難者をどう復帰させるか、その他の議論はなかったのです。福島問題は復興構想会議の別枠での話しなのです。

 桜井市長、タイム誌に世界の100人に選ばれたのに、桜井市長の意見なしに復興会議の提言が出るのです。

 政府、東電に関して、東電は最初から社長が来ても、復興の原点は心の復興である、それが補償で人間の心をだめにしている、金は手段であり、心のケアはないのです。それでは、人間生きていけません。地域再生に、東電が支えてほしいのですが、何もしていません。東電は国の後ろから補償するというだけで、20km、30kmと国の定めたものにより、市民は分断されているのです。水野さん、補償額を減らすためではないかと言うとそのとおり、金でケリをつけようとしているのです。復興策が、人をダメにしているのです。本当に困っている人に、お金の差がついて、連帯に分断が出来てしまうのです。

 そのため、エネルギー政策転換を国が打ち出していくべきであり、原発はもうだめ、南相馬は原発でお金をもらっていないのです。

 菅政権に対して、現場を再生させる目標を持ち、そのための法整備をして欲しいという桜井市長の意見であり、遅い、みんなじれているのです。そこへ、力強くメッセージを出して欲しいのです。早急に法の整備、原子力災害で、法整備がなかった、今回の事態に国が全責任を負う、東電に負わせるというものがいる、全国の原発を持つ自治体の不安も払拭されないのです。

 桜井市長がyoutubeで訴えて、その後反応があったものの、反応はだんだん弱くなっているのです。田中康夫さんは2週間に1度来ているものの、前のようによく来る議員は減ったのです。政治家のエネルギーは減っていると指摘されていました。

 

 被災地、現場はこのように困っており、中央の政治家で、心から思っている人は少ないとのことでした。

 以上が桜井市長のお話でした。これをお知らせいたしました。



05. 2011年6月24日 22:26:24: QvG6WrNktc
>独立機関の研究者が日本の車のエアフィルターを調べたところ、東京の平均的な都民は4月中、毎日約10個の高放射能粒子を吸い込んでいたことがわかりました。同じ研究者によれば、福島県民は東京都民の30〜40倍の高放射能粒子を吸い込んでいると見られています。
>私が驚いたのは、アメリカ西海岸のシアトルのエアフィルターからも、住民が4月のあいだ毎日約5個の高放射能粒子を体内に取り込んでいたとわかったことです。


エアフィルターから、というところがポイントですね。

肺に入ったということ。

ほんの数粒で、というのは見飽きるぐらい見た。


06. 2011年6月26日 16:56:08: l8ChSyRGuA
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、6月25日、小出先生、八戸での質疑の模様がきましたのでここに書きます。

そ小出先生、昨日八戸で原子力について講演され、その模様が、ユーストリームに掲載されていました。

講演の動画、

http://www.ustream.tv/recorded/15604038

質疑応答の動画、

http://www.ustream.tv/recorded/15606233

 講演は4時間近くあるので、質疑応答を見て、採録しました。

 井戸水の汚染:福島のとなりに住んでいる人で、50m〜100mの井戸水をつかっているが、井戸水は、深いところから掘ると、表面の汚染が流れ込むことはないが、大気に放射能が汚染があり、そのレベルの井戸水汚染はたぶんない、チェルノブイリの汚染地帯、その土地を離れられないひとがいる、汚染された村に戻るしかない人がいる、そこの泉の水は、放射能汚染なしのこともある、地下水脈への汚染がないことを祈りたいが、正確なことが分からない。

 東電、日本政府が小出先生から知恵をもらっていないのかについて、小出先生、20ミリシーベルトの被曝を余儀なくされている場所、健康状態に問題がないのか:東電、政府は小出先生に一切意見を求めていない、参院の行政監視委員会に出たことはある、政治は嫌いだが、今回の事故を防げなかったことについて、自分の責任もあると思い、出た。衆院の議員から話をしてくれ、公明党から話をしてくれとの要請もあるが、小出先生、来年3月まで予定がいっぱいで、新しい仕事を受けないことにしている。政府から来ても、受けることなし。政府が小出先生の意見を聞かないのは、いまさら聞けないのだろう。

 小出先生の健康、心配してもらいありがたい。小出先生、実質的な被曝はない、放射能が何かよく知っている、被曝を避けられるか分かっている、防護可能である。被曝の測定も出来るが、測定不能な(ゼロではない)レベルで、原発作業員の被曝とは違う、内部被曝は測れず、内部被曝したこともあるが、大した被曝ではなかった。目に見える重大な被害は受けていないのです。

 福島原発はどうなるか、早く収束できないか:これからは、正確に答えられない、一番大切なものは正確なデータであり、原子炉の水の量、温度、圧力であり、正確なデータが出ていない、1号機、原子炉の水はないと思っていたが、東電、政府は原子炉の半分は水がある、破壊を免れたと言っていた。しかし、炉心がむき出しになると水蒸気爆発が起こり、圧力容器が破壊され、格納容器も破壊され、破局的な状態で放射能放出になると思い、そうならないようにと思っていたが、5月12日、炉心に水がないと東電は言い出した、東電がデータをコロリと変えた、そのとおりなら、水蒸気爆発のシナリオはなくなったものの、圧力容器は融けて(ウランは2800℃で融ける、鋼鉄は1400℃で融ける)、コンクリートを融かしつつ落ちている。

格納容器の壁が融けたらすべて終わりで、1号は融けた塊が外へ出ており、水を入れて冷やす段階ではなく、出た放射能をどう閉じ込めるかであり、地下に10mほどの壁を作り、放射能を閉じ込めるしかない、政府、東電も届いているのに、1000億円の工事費が要るので、28日の株主総会で問題になり、それまでこの対策をしないと言うのです。小出先生の思いつくようなことは政府、東電は知っている、小出先生のところにおもちゃのような原子炉がある、現場を知り尽くしているものが事故を収束できる、東電、福島の人(昔は敵だった)にエールを送っているのです。

 猛烈な被曝環境であり、周りを囲み、その中の汚染は仕方ない、それで防ぐしかないということなのです。

 フランスの学者が、核燃料が600℃で融けると言っていることと、福島の子供たちの被曝線量のこと、東京も汚れている、子供を東京に置いていいのかについて:600℃で融ける、科学的にはいろいろな現象が起きるが、ウランの、酸素と混ぜた二酸化ウランは2800℃で融ける、その周囲は燃料棒、パイプはジルコニウムで出来ており、850℃で周りの水と反応して、この反応はものすごい熱を出し、ジルコニウム反応が600℃で始まっても、二酸化ウランが融けることはありえる。融けてしまうと、周りのものと化合物を作り、融点が変わるのです。何度で融けるかは問題ではないのです。

 子供を守ること、東京でも1ミリ/年を越えている、そこに子供を住まわせたくない、子供が1ミリ/年以上の被曝をしないように、学校他を除染する、表土を5cmはがす、後者の除染を東京もすべきだが、青森、日本全国でやり、避難について、小出先生も分からない、避難は大変な重荷であり、生きてきた歴史を切る人は大変、一方被曝の危険もある、被曝を我慢するのか、生活崩壊を認めるのかも、一人ひとりの考えなのです。

 この他、5月10日に、ジャーナリストの岩上安身さんのインタビューに小出先生が答えられたものもアップされていました。

http://iwakamiyasumi.com/archives/10401

 以上、お知らせいたしました。


07. 2011年6月27日 21:59:49: CFbh67Gebs
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、今日のたね蒔きジャーナル、まずは平野元官房長官のお話です。

 毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。

 原発関係のニュース、循環冷却システム、今日稼動して1時間ほどでダウンです。アメリカやフランスの装置に頼らず、日本にいいものがあるのに、それを使わないという平野さんの指摘がありました。

 ゲストに、元官房長官の平野博文さんが出て、不信任案、菅総理が辞めるからと否決したのですが、菅総理は居座り続けていますが、あの、鳩山−菅会談にいたのが平野さんで、野党の出す不信任案に与党が同調するのは極限の状態で残念である、民主党の分裂もあるので、極限状態を総理、執行部が汲み取らないといけないのにやらなかった、それで、民主党に結束するようにと、菅総理、ひとつの花道をと、引退してもらうための覚書を平野元長官が作ったのです。しかし、菅総理居座りで、それについて平野さんの意見を聞きたいとのことなのです。

 自民党浜田議員に政務官になって欲しいという意味、唐突な一本釣りで、自民党切り崩しである、菅総理が自民党の神経逆撫でであり、大阪の平野さん、審議に影響ありとのことでした。平野元長官、参院のねじれのため一本釣りの意味はあっても、国会運営に悪影響がある、人事、十分相談していないものだとのことです。菅総理が相談できる相手は平野元長官、分からない、平野元長官、4月に菅総理と話をして、挙党体制をと言ったのに、菅総理、やっていないのです。

4者会談、菅総理は辞任と言わなかったことについて、確認書で、官邸から来たもので、辞任・退任に向けてのことという話が来ていたと言う事でした。不信任案の瀬戸際で、党を分裂させない、自民党に戻さないため、衆院解散せず、残り2年で信用を取り戻すため、民主党を国民の期待に沿える様に再生させる、しかし、いつ菅総理が辞めるかは、国会の法案を放り出すのではなく、復興基本法、第2次補正編成で菅総理を辞める花道とのことで、「早期」として、それは1ヶ月で出来る、6月に復興会議の答申が出る、それを受けての補正であり、遅くとも、7月には出来上がるとの平野元長官のめどであり、3ヶ月ではないのです。

このめどは、7月いっぱいで結論が出るとのことであり、しかし、菅総理に、期限を切ることはなし、現職、前職総理での会談で、法案成立で菅総理辞任のことなのです。しかし、再生エネルギーまで菅総理伸ばしている、この点で、平野元長官、菅総理にだまされたという意識はない、総理の言葉は重いのですが、菅総理は特例公債と2次補正のめどで、7月で菅総理辞めるとの平野元長官の意識です。国会の法案は野党との協力が要り、花道へのハードルが高い、政権はここまでやらせてくれとの駆け引きをすべて表でやり、収拾がつかなくなったのです。

反原発解散は絶対にあり得ない、菅総理はベトナムに原発を売りに行った、それで日本は脱原発と言えないのです。他の国にインフラを売り込みにかけているのに、エネルギーのベストミックス、原子力依存を減らすのはいいが、菅総理が脱原発というべきでないというのが平野元長官の考えです。しかし、大阪市、平松市長は脱原発であり、それは、すぐにやめるという意味ではない、割合、比率を変えるという意味で、来年5月〜6月には関西の原発はすべて止まる、関西でエネルギーをどうするのか、という平野元長官の、民主党の脱原発は行かないという考えでした。

 しかし、大阪の平野さん、原発再開への不審が強いこと、この原因は浜岡であり、浜岡を止めたら、他の原発は大丈夫なのかということであり、福島の原因を特定し、その対応をして大丈夫と言わないと国民、地元の理解が得られないと言うことでした。

 菅総理退陣に「花道」というのが国民不在とのリスナーの意見があり、これは、平野元長官、途中放棄でなく、めどがついたらやめてほしいということです。が、リスナーも菅総理に早く辞めて欲しいので、平野元長官、復興法案が出来、財源のめどがついたら勇退して欲しいとの見解でした。ポスト菅に平野元長官が出ることはないとのことでした。しかし、リスナーより、このままだと民主党、解体しろという意見も来ています。

 菅総理、沖縄の知事と会い、普天間の海外移設は難しい、辺野古と言い、菅総理、今の案以外に普天間固定化を変えることは出来ないというのです。沖縄の人が県内は困ると言っているのに、平野元長官、沖縄県民の意見も分かるが、普天間の危険性を取り除く、沖縄の軽減を2番目にするのが大切で、日米の安全保障もあり、何を最優先するかであり、将来は基地を削減するものの、今は沖縄、日本周囲は脅威もあり、日本国政府のことも考えて欲しいとのことでした。閣議決定の文書に、そういうこと(県外)を求めることはあると書いてあるのです。

 以上、平野元長官の発言をお知らせいたしました。



08. 2011年6月27日 22:01:11: CFbh67Gebs
ジャック・どんどんさん、続いて、小出先生のお話、汚染水処理と、被曝調査、使用済み核燃料のことです、また、スレッドたてお願いいたします。

 続いて、たね蒔きジャーナル、原発の話になりました。

 原発のニュース、上関原発、山口知事は埋め立て免許を延長しない方針です。14万平方メートルの海を埋め立てて原発を作るものの、反対派の反対と、福島事故により中断し、山口知事、埋め立ての許可申請を認めないということであり、上関原発の建設は困難になりました。

 福島の人の、ホールボディーカウンターによる検査が始まり、長期間の低線量被曝の影響はわかっておらず、今後30年調査する、調査は問診表であり、200万人の検査を行うのです。問診により被曝量を推定するのですが、大変です。

 アメリカ、ネブラスカの原発が氾濫した水に入り込まれ、非常用電源が作動しました。その後、外部電源はつながりましたが、アメリカでは施設の安全に問題なしと言っています。しかし、原発は水浸しなのです。

 そして、小出先生のお話、汚染水の浄化、10日前からやってもトラブル続きで、今日も1時間でアウト、循環冷却の試みは失敗、汚染水浄化もトラブル続きで、技術はトラブルを超えてやっていくしかない、循環冷却も、トラブルは続く、これを乗り越えてやっていくしかないと言う事です。トラブルを学び、前に行くかは不明である、相手が放射能であり、被曝が避けられない、トラブル+被曝+汚染で、たどり着けるか、わからないのです。循環冷却は、小出先生もやって欲しいと言っていましたが、原子炉の炉心が健全ならやらないといけないものの、炉心はメルトダウンしており、循環冷却に意味がないという可能性もあるのです。また、梅雨で、汚染水が増える、このまま汚染水はあふれ出すので、水はすでに漏れている、循環冷却をするしないに関わらず、汚染水除去が必要なのに、それが進んでいないのです。

 福島県民への被曝線量の調査、原爆被爆者への調査を生かしつつやっていく(いつどこにいた)ものの、100日前のある時に自分が正確にどこにいたか思い出せない、かなりの誤差をもって評価するしかないのです。100日前の内部被曝の推定は相当な困難があるのです。ヨウ素とセシウムだけで、プルトニウムも考慮しないといけない、ストロンチウムはホールボディーカウンターでは分からない(排泄物の分析をするしかないが、誤差が大きい)、ストロンチウムは推測できる(土がセシウム、ストロンチウムでどれだけ汚れているとかで、被曝の推定は出来る)が、相当大きな誤差を含むものなのです。福島県民に、結果が出るのは何十年後にがんで死ぬかを見るのです。

 原発の核燃料のゴミ、使用済み核燃料、燃料プールで冷やさないといけないのに、行き場のない核燃料が原発に保管され、プールの7割は核のゴミで埋まっている、これの行き先は再処理で原発に残らないとしてきて、従来はイギリスとフランスに再処理してもらっていたのに、最近、六ヶ所村で再処理しようとしても、本来は97年稼動なのに、いまだに実現していない、3000トン分の使用済み燃料プールを六ヶ所村につくり、それも満杯、このままだと、各地の原発の使用済みプールは満杯となり、「糞詰まり」で原発が止まる、今のものは中間貯蔵施設と言われており、青森に5000トンの施設を作っている、もちろん危ない、1基の原発の160倍の核のゴミであり、もし地震で倒れたらえらいことで、どの自治体も受け入れず、青森、むつが受け入れたのです。

 今日のお話は以上でした、明日以降も小出先生のお話をお伝えいたします。



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