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6月24日 複合汚染! 測定されてないアルファ線ベータ線は 『実測値の数倍存在』する可能性!
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/330.html
投稿者 南の島のチョッパー 日時 2011 年 6 月 24 日 16:54:38: a31ICjyB9jsaI
 

以前から懸念していたことだが、説明しやすい資料を見つけたので、掲載する。

「あんしん食品.jp」さんがAERA 6/27号から引用した表を、まず見て欲しい。

福島第一原発から飛散した主な放射性同位体(核種)全31種
http://www.anshin-shokuhin.jp/radioactivity/223.html


拡散したと見られる核種31種類とその総量、線種、MeV、物理的&生物学的半減期、更には具体的な人体への影響まで掲載されている。

『元データは原子力安全保安院2011/6/6公表』とあり、保安院がこんな親切なものを発表をするのかいなと覗いてみたら、6月6日付のプレス発表資料に

東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価について
http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110606008/20110606008-2.pdf

この13ページの素っ気ない数値表が、元データらしい。

ただし、表のタイトルには
「表5 解析で対象とした期間での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)」
但し書きで
「表4で示す各ケースのうち、実態の1号機では感度解析ケース2、2号機では事業者解析ケース2、3号機では事業者解析ケース2」
など工作を臭わす表記があり、信憑性は例によって例の如し、と読みたい。

臨界爆発をあくまで水素爆発としている姿勢により、反応後生成物の組成や種類が怪しい。
そもそもウランが入っていない。
表には「1号機・2号機・3号機・合計」しかなく、共用プールや4号機の値は記載されていない。
・・・等々、相変わらず見え透いた細工だが、ここはひとまず無視しよう。

まず、AERA表に並んだ各核種の崩壊様式に注目・・・ずらーっと31種並んだ中で、γ線を出しているのは

セシウム134(β,γ) 1.8京 半減期2.1年
ヨウ素132(β,γ) 470兆  同 2.3時間
ヨウ素135(β,γ) 630兆  同 6.6時間
ヨウ素133(β,γ) 680兆  同 20.8時間
ヨウ素131(β,γ) 16兆  同 8日
イットリウム91(β,γ) 3.4兆  同 58.5日
だけである。γ線だけでなくβ線も出していることに注目!


そして残る25種類の核種は、すべて「α線かβ線のどちらか」
その中で飛散量が多く半減期も長い主なものを挙げると

ストロンチウム89(β) 2000兆 同 50.5日
ストロンチウム90(β) 140兆  同 29.1年
セシウム137(β) 1.5京 同 30年

あとは量は少ないが半減期の長い、プルトニウム類(α)
3号機のMOX燃料が臨界爆発したんだから、少ないわけは無い気がするが・・・
ウラン系(α,β)も飛散してるはずでこれも懸念される

半減期が長いものは、量子線放出がまれにしか起こらないと言われる。また、α・β線は飛距離も格段と短い。
だが、ホットパーティクルとなって体当たりしてきたら、どうなるか?

α線は、ヘリウムの原子核だからデカく(だから透過性が極めて低い)、放射能強度はβ・γ線の20倍と評価される。(ちなみにβ線は電子核、γ線は電磁波。)

吸入や経口で体内に入ってしまうと、至近距離から隣接する細胞だけにターゲットを絞り、DNAをブチ抜くのである。

現在、測定されているのは、ほぼγ線のみ。
他の2種は装置と技術が揃わないと難しい。
飛距離が短いので、測定値に実効性があるかも疑問となろう。

しかし、そこら中にウヨウヨいるとしたら?

マスクをせよ。
肌を隠せ。

少しでも早く、高度汚染地帯から脱出するしかないのだ。

 

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コメント
 
01. 2011年6月24日 17:23:01: XwKJUS0hvI
体内に有る放射性カリウム6000ベクレルなどはどうやって計ったのでしょうか?
もし、おなじように6000ベクレル以上あるのなら比率で言えば同じ比率になるのでは?
また、今までも内部被曝量を少なく見積もっていたら少ない量で被害が大きい事になっていたのが、きちんとはかれば多い被曝量で同じ被害が生じていた事になる。つまり、単位被曝当たりの被害は少ない事になる。

02. 2011年6月24日 18:25:33: E4bT3Bpr2w
>>01

>体内に有る放射性カリウム6000ベクレルなどはどうやって計ったのでしょうか?

カリウムの同位体比率がわかれば、全身のカリウム量から、放射性カリウム量が割り出せると思います。
因みに、カリウム1g中のカリウム40は約30ベクレルだそうです。

>また、今までも内部被曝量を少なく見積もっていたら少ない量で被害が大きい事になっていたのが、きちんとはかれば多い被曝量で同じ被害が生じていた事になる。つまり、単位被曝当たりの被害は少ない事になる。

預託実効線量について、調べてみてください。
放射線荷重係数や組織荷重係数が関わってくるので、少々面倒です。


03. 2011年6月24日 21:59:02: B1ZhhZMSbM
γ線のエネルギー毎のスペクトル分布が判れば線種の濃度が判り、濃度からβ線の
強度を計算できるはずだが、α線種は判らないし、そういう計算してるのを見たことない。
α線β線の測定機は市販のものがあるが、何故か測定は大変だということになっていて発表されない。
高いとこにあるモニタリングポストがγ線だけを測定しているのはそれなりに意味
があるとは思うが、同じγ線計で地上1mや5cmで測定することに意味があるとも
思えないのだが、あちこちでそういう無駄なことをしているのもよくわからない
誰か説明してくれないですかね

04. 2011年6月25日 17:16:52: aQY6pXt3lQ
保安院(他)命に関わるもんをえらく淡々と書くなとまず呆れる。
分析結果に感情をこめて書けというのも変な話だが。
保安院、東電、文科省・・・の会見を聞くと、本当にこの連中、
放射能ばらまいて済みませんでした、住民放置して済みませんでした
感がまったく感じられず気分が悪くなる。彼らは省益、社益のために
やっているので、責任など感じる気もないのだろうが。

保安院がまとめた放射性物質放出解析図を見て、ますます、訳が
わからなくなってきた。

例えば、解析結果の2号機の時間毎の放出分析を見ると、どう見ても
2号機爆発(SC破損)に先立って、大量の放射能を放出している
と解析している。爆発が6時だが、実際は夜中に大量の放射能を
ばらまいている計算だ。

ところが、15日の現地の放射線モニタリングデータを見ると
(正門前しかないが)未明に放射能レベルが急上昇している
そぶりが全くみられない(異常に高い値で安定はしている)。

なぜ、計測結果と解析結果が合わないのか?

不気味なことに、福島第二原発のモニタリング、
茨城県北部の環境放射線モニタでは、15日未明に
放射線の急増が検出されている。

この事実は、解析結果とは矛盾しないが、東電発表の
モニタリングデータの動きと整合しない。

風向きは15日未明はほぼ安定して北風。
特に風が舞っていたというわけではなさそうだ。

当局が出しているデータ(実測値とされているものと解析結果)
が矛盾しているように思われるのもおかしければ、
実測値とされているものが環境放射能の推移と合わないのも
おかしい。まったく訳が分からない。

うがった見方だが、15日の未明の放射能大量放出を
伏せておくために、モニタリングポストのデータの値を
細工していたのではないかとまで疑ってしまう。

なお、この15日未明(と思われる)放射能雲は、
関東を直撃したものである。

首都圏の混乱を避けるためにわざわざ値を伏せたとも
考えられなくもない。


そして#2SC破損、#4爆発、その後も大量に放射能を
ばらまいている。こいつが、昼くらいから南東に変わった
風に乗り、原発北西方向、伊達〜郡山への深刻な第1撃
となった。

SPEEDIの結果は隠蔽され、本来であれば原発内での放射線レベル
急増と風向きから、どの区域で退避、ヨウ素剤服用、そういった
対策が取れたはずなのに、福島県民は不作為のうちに被曝させ
られた。中には、原発に近いからといって、あえて風下の避難所
に避難させられて、避難した結果、より酷く被曝させられてしまった
方々も居られる。

原子力推進側のいう安全は、一気に100ミリシーベルト被曝しなければOK
という理屈だ。枝野のいう「直ちに・・・」発言にしても、山下のいう
100ミリまで安全にしても、1ミリを目標にしますといっているが
依然として20ミリまで被曝を容認している文科省も、内部被曝年5ミリ
シーベルトから逆算して食品の暫定基準を定めた連中も、みな、
(100ミリ以上で発症するとされている)急性障害がでなければ、
責任から逃れられると思っている連中だ。

保安院、東電、政府の言うことを鵜呑みにしていると、大変な
ことになる(なってしまっている)。


試算ではプルトニウム、ネプツニウムが評価されているが、
当然、ウランも出ていないはずがない。

しかし、土壌サンプルを取っても、ウランの場合は自然に
結構沢山あるため、原発由来のウランが増えても、
増加が検出できないだろうということと、ウランの重さ
当たりの放射能がプルトニウムより非常に弱いことから
わざわざ発表していないという姑息な作戦と思われる。
測って検出できなければ言わなくてよいという彼らの理屈である。

重量比で言えば、恐らくウランはプルトニウムの10倍の
オーダーで放出されていると思うが、ウランの半減期は
プルトニウムより4桁以上長いので、ベクレル数では、
相当小さくなる。(人間的には半減期3万余年も
数臆年、数十億年も変わりないが)
したがって、事故で出てきた分の被曝量でいえば、
ウランはプルトニウムよりも2桁以上小さい影響と
推定できるので、とりあえず、プルトニウムを注視
しておけば(そのリスクを少し自衛的に上乗せしておけば)
良いのではないだろうか。


05. 2011年6月25日 22:27:46: B1ZhhZMSbM
>>04
> 測って検出できなければ言わなくてよいという彼らの理屈である。

計ってないわけがないと思うのですが、本当に計ってないのかなぁ
それならそれで、それなりにあっぱれとおもふ


06. 2011年6月27日 07:42:11: jkjPZztSnU
ここは今後のポイントで大変怪しいと思います。
どうせデータ改ざんでしょうけど。

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