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局所的な土壌汚染は福島第一原発から200km以上離れた東京にも存在したのだ。放射性セシウムがこの3ヵ月間でさらに蓄積
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投稿者 TORA 日時 2011 年 6 月 26 日 16:11:49: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu242.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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局所的な土壌汚染は福島第一原発から200km以上離れた東京にも
存在したのだ。放射性セシウムがこの3ヵ月間でさらに蓄積されている

2011年6月26日 日曜日

◆放射能汚染ここが「ホットスポット」だ! 土壌と水のセシウム値はどこまで深刻なのか東北6県と300km圏内を徹底調査東京・千葉・埼玉・神奈川・・・全17都県 6月25日 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9510

「私には1歳、3歳、4歳の3人の娘がいます。5月に民間が調査した結果、亀戸(江東区)の土壌から高い数値の放射性セシウムが検出されたと新聞で目にし、衝撃を受けました。福島ではなく、東京にもホットスポットはあるのだと思い、山内教授にお願いして、江東区内の11エリアを調査したのです。その結果、江東区内の下水処理施設『東部スラッジプラント』の周辺地域で2000ベクレルもの高い放射性セシウムが計測されました。この地域には子供たちがサッカーや野球をして遊ぶグラウンドもあります。都に除染するよう要望書を出しました」(石川代表)

 それは、下水道局の調査で表に示した脱水汚泥のセシウム汚染が明らかになったわけだが、この汚泥を焼却した灰の汚染数値はさらに高かった。石川代表らが問題にした「東部スラッジプラント」で排出された焼却灰からは、1万2000ベクレルのセシウム137と、1万1000ベクレルのセシウム134が検出されたのだ。

「この焼却灰が風に乗って飛び散った結果、東部スラッジプラント周辺の放射線量が都内の平均値よりも数段高い0・25マイクロシーベルト近くになったと思われます」(前出・石川代表)。

 局所的な土壌汚染は福島第一原発から200km以上離れた東京にも存在したのだ。

 本誌は今回、福島第一原発から300km圏内に位置する全17都県の、土壌と水の汚染度を調査した。各自治体が発表しているモニタリングポイントで検出された放射性セシウム(セシウム137と134を合算したもの)の量を取材し、まとめたものが1ページの図表だ。各県とも1回もしくは数回しか土壌調査を実施していないが、福島第一原発は爆発後も放射性物質を放出し続けている。

 放射性セシウムがこの3ヵ月間でさらに蓄積されているのは容易に想像できるだろう。各県のホットスポットはどこか。以下、順に見ていこう。

 福島を除いて深刻な数値なのが栃木県だ。150km圏内にある酪農の町・那須塩原市は1826と突出して高い。日光市・1037、矢板市・1128も目を引く。「JAなすの」の担当者が言う。

「酪農家の方たちは、もう怒りを通り越しています。このままいけば、生活できるかどうかも分からない状況ですから。一番困っているのは牧草の問題です。やむを得ず、輸入物の牧草や穀物を使っている農家もあります。せっかく育てた牧草を使えず、悔しい思いをしています」

 同じく福島の隣県で高数値が記録されたのは、宮城県の白石市・684、柴田町・693、丸森町・557。いずれも、8286ベクレルを記録(4月16日)し、現在、放射線量の急上昇でホットスポットとして注目されている福島県伊達市に近い。

200~250km圏にある群馬県も高い数値が出ている。下仁田町・569、嬬恋村・485、高崎市・236など、土壌調査した8ヵ所のうち5ヵ所で200ベクレルを超えた。下仁田町を管轄する「JA甘楽富岡」の担当者がこう話す。(中略)

「4月6日の調査以降、学校の校庭の土壌調査は一切やっていない。モニタリングだと言って、学校に線量計を置いて、積算値を測っている。これは被曝実験じゃないのかと憤りを覚えます。心配なのは、最近、福島市内の複数の親から、『子供が鼻血を頻繁に出すようになった。こんなことはなかった』という相談が続いていることです。本当に福島県内に住んでいていいのでしょうか」

 文部科学省は今月に入って、福島県内11ヵ所の土壌からストロンチウムも検出されたことを発表した。最も多かった浪江町ではストロンチウム90が250ベクレル、ストロンチウム89が1500ベクレル。飯舘村でもそれぞれ120ベクレルと1100ベクレルを検出した。

「ストロンチウムはカルシウムと似た構造をしており、骨にまで到達する。骨髄でβ線を出し続けることになり、白血病になる恐れがある」(前出・山内教授)

 本稿は、各県がこの3ヵ月間に実施した土壌調査を元にまとめたが、やはり注視すべきは、調査後に蓄積されたであろう放射性セシウムの蓄積量である。前出・山内教授がこう指摘する。

「放射能汚染には、汚染地に長く住み続けることで多大な影響を受ける低線量被曝のリスクがある。その危機を避けるためにも、住んでいる地域の実際の数値を知る必要がある」

 現在、市民レベルの調査のほうが行政より先行してしまっている。世界的な事故を前に、このていたらくでよいのか。

(私のコメント)


福島原発からはいまだに放射能が流出し続けて止まらない。水素爆発による放射能の爆発的拡散は収まったが、建屋が吹き飛んだことによる水蒸気の拡散で少なくはなっても、放射能は風に乗って毎日のように東北から関東一体に撒き散らかっている。それが長期化すればホットスポットに溜まってきて問題になって来ている。

民主党政権は菅総理の辞める辞めないで、放射線対策はほったらかしであり、学校の校庭などの放射線調査が4月以来行なわれていない。仕方がないから市町村が計り始めていますが、政府はなぜ動かないのでしょうか。枝野官房長官は「今のところ問題ない」と繰り返していましたが、長期化してきた現在では問題が起きつつあります。

福島原発にしてもメルトダウンからメルトスルーの段階まで悪化していて、溶けた核燃料は圧力容器や格納容器を溶かして外部に漏れ出してコンクリートを突き破って地中にまで達しているらしい。そうなると水で冷却のしようがなくなる。だから水を毎日かけ続けていますが、2000度以上の核燃料は水の届かない地中に達していれば冷やしようがない。

最近では福島原発の敷地の地中を鉄板で囲って地下水の流出を食い止めようとしているようですが、詳しい報道がない。もっぱら汚染水の浄化装置の話ばかりだ。これは当初の電源さえ回復すれば冷却装置が働いて問題は解決するといった思い込みとよく似ている。これだけ長期化すれば二次災害や三次災害が起きてきて手遅れになりますが、政府の動きが鈍い。

このまま100日経ち200日経ちしているうちに、200キロ離れた東京も汚染地域になってしまうだろう。しかし政府はろくに放射線測定もせず放置しているのが分かりませんが、増税だけは一生懸命のようだ。このまま菅政権を放置していれば放射能は拡散し続けて止まらないだろう。数年経てば子供たちに甲状腺ガンが増え始めるかもしれませんが、政府の動きが鈍いのは国民を人体実験してみようと言うつもりなのだろう。

福島原発から拡散している放射能は微量でも長期化すれば蓄積されてホットスポットが都内の各地で出来始めるだろう。そうなれば東京も子供が危ないとして避難しなければならなくなるかもしれない。放射能の拡散を止めるには原子炉を建物で覆わなければなりませんが、冷却は出来るのだろうか? 核燃料が地中にまで達していれば水をかけても冷やせない。

国民を守ることが政府の役目なのですが、枝野官房長官は確定したことしか報道してはならないとして、放射能汚染が広がっているにも拘らず発表を控えた。その為に飯館村などの汚染が広がっているにも拘らず被曝している。更には伊達市にまで広がっていても実態の調査が進んでいない。汚染レベルが高くても避難すれば助かる人でも放置されていればどうなるか分かるだろう。

原発安全神話を広めてきたのも政府でありマスコミも協力してきた。脱炭素社会をスローガンにして原発が次世代のエネルギーとして柱となってきた。その反面では自然エネルギーは脇にやられて来た。最近ではそうした事実が隠しきれなくなって発表されてきましたが、それが逆に国民の過剰反応を招いている。

菅政権では行き当たりばったりで、消費税だ、TPPだ、浜岡原発だと打ち上げ花火だけで、深く考えてはいないようだ。最近では電気の全量買取だとか言い出していますが、それも深く考えてはいない。脱原発にしても同じであり、原発を停止するにも解体するのも新たな問題が出て来る。海江田大臣は原発安全宣言をしていますが、福島が片付いていないのに安全宣言が出せるのが無責任だ。原発は一度大事故になれば止めようがなくなってしまう。汚染の問題は半永久的に残ってしまう。

農家や酪農家などは放射能汚染に戦々恐々としていますが、放射能は一度広がってしまうと除染するのが大変だ。原発の専門家は圧力容器や格納容器で守られているから安全だと言い続けてきましたが、水で冷却できなければ圧力容器も格納容器も穴が開いて核燃料が漏れてしまう。だから全停電が起きたら直ぐにでも海水を注水する用意すべきですが、水素爆発するまで放置された。

軽水炉型の原子炉の致命的な欠点は、停電しただけでメルトダウンしてしまうことであり、専門家たちはそのような状況を想定できなかった。国防上でも問題であり周辺設備を破壊しただけで原爆並みのダメージを負ってしまう。朝生でも沖縄に原発がないのは米軍基地があるからだと上杉氏がいっていましたが、厚木や横須賀に原発を作れば米軍は出て行くのではないだろうか?

 

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コメント
 
01. 2011年6月26日 17:16:12: R0CX945mHs
基本認識がおかしいのではないか。

>放射能は風に乗って毎日のように東北から関東一体に撒き散らかっている。それが長期化すればホットスポットに溜まってきて問題になって来ている。

そのように放射能がどんどん撒き散らかっているのであれば、すでにヨウ素など半減期の短い放射性物質が無くなって、半減期の長い放射能しか無くなっている以上、東北関東地域の線量は徐々に高くなっていくわけだろう。現実はどうか。福島市と東京の例を挙げる。

福島市:http://www.fmu.ac.jp/home/lib/radiation/radiation_background_in_Fukushima_City.png
東京:http://mextrad1.blob.core.windows.net/page/13_Tokyo.html

東京の場合は過去デーからの変動傾向をも見ればよい。他の地点も調べてみればいいが、みんなおおまかには同じ傾向だろう。
福島市パターンか東京パターン。

東京は3/15に放射能雲が通り過ぎたが、一過性でほとんど後に残らなかった。ところが3/21頃の汚染はレベルこそ高くなかったが、その影響は今なお跡を引いている。福島は3/21の影響はなかったが、3/15の放射能が雪で降り積もった。これは注意深くグラフを見れば、誰にでもわかることだ。

その後、放射能(主にセシウム)が降り積もることはほとんどない。


02. 2011年6月28日 02:29:04: pTiPXIOU9I
>投稿者様
投稿有難うございます。

スラッジ周辺はドンドンとチェルノブイリ並み化していってるようですね。

政府、官僚、政治家・・・果断な対策は打ち出せてない。

東京都の知事も役人も同じだ。
「汚染魚缶詰をODA資金で買取って
ビンボーな外人に食わしたれー」なんて朝飯前なんだろなー。(ダメイキ)
そんな連中に危機感なんかないんだろな。
日本が腐り切ったのは、腐り切った人物がアチコチにポストを占めているからだ、
と言う事が、今度の原発事故で次つぎに曝け出されて来たとおもいまっす!
ここまでひどく成ってるとはオモワザリキでした。
単に電気の作り方の問題ですむハナシでは無いようです。たとえば01のカキコのように。


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