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都内170カ所 放射線データ 専門家はどう見たか (日刊ゲンダイ) たまる所には近寄るな 
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/445.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 27 日 16:00:52: igsppGRN/E9PQ
 

都内170カ所 放射線データ 専門家はどう見たか
http://gendai.net/articles/view/syakai/131181
2011年6月24日 掲載 日刊ゲンダイ

日刊ゲンダイ本紙独自調査

 先日、日刊ゲンダイ本紙が独自調査した都内の放射線量では、最高値が有明の2.91マイクロシーベルト(毎時)だった。ほとんどの地点は0.10以上で、文科省が発表しているデータの2、3倍だった。これらの数字をどう捉えたらいいのか。あまり神経質にならなくてもいいのか。専門家に見解を聞いてみた。

●たまる所には近寄るな

 独自調査にあたり、場所の選定や測り方のアドバイスをいただいた元立教大学理学部教授の佐々木研一氏はこう言った。
「毎時0.2〜0.3マイクロシーベルトの数値が出た地点がいくつかありましたね。年間に直すと、1.752〜2.628ミリシーベルトになる。日本の年間自然放射線量は1ミリシーベルトですから、かなり高い。こういう場所には常時いないことです。結果的には放射線と健康の因果関係がつかない数値かも知れないが、わずかでも被曝すればなにがしかの影響はある。徹底して排除することは難しいが、強いところに積極的に近寄るのは避けることです」

●内部被曝に注意

 環境ジャーナリストの天笠啓祐氏は結果を受け、こう指摘する。
「放射能ががんや白血病、遺伝子障害などの晩発性障害の原因になることはよく知られていますが、これ以下なら安全という基準の数値がありません。被曝すればするほど集団被曝線量リスクが高まる。これはひとりの人間のリスクではなく、集団でどのようなリスクが増えるかというものです。今くらいの線量が続けば、首都圏で数百人から数千人に影響が出るとみています。特に胎児や子どもは非常に少ない線量でも発がんリスクが高まるだけに心配です。放射性物質はもう大気中にはほとんどないと考えられます。雨と一緒に地面に降り注いでいるため、河川や地下水として流れている。海洋生物への影響と、それを摂取した際のリスクも問題になってくるでしょう」
 今の政府の対応をみていると、薄まれば安全と言わんばかりだ。
 しかし、調査でも明らかになったように薄まった放射線が草むらや雨どいにたまったりする。それが危険なのである。
 

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コメント
 
01. 2011年6月27日 16:33:00: Ef1AIkOfzg
>放射性物質はもう大気中にはほとんどないと考えられます。

どこのことを言っているのでしょうか?
東京のことでしょうか?そうだとしてこれは正しいことですか?

4月23日に原子力安全委員会が1日当たり154兆ベクレル大気中に放射能か放出されていると発表しましたが、その時以降劇的に良好な変化が福島原発にあったとは聞いたことがないので、現在も154兆ベクレル以上の放射能が大気中に毎日放出されているのと違いますか?


02. 2011年6月27日 17:47:44: 76GWGrQqBI
巻きあがっていると思うよ。
数日前の大風のあと、0.01から0.02多くなってしまった。
近所の森がざわざわしていた影響かと思う。

反対に大雨の後、家の中が0.01へった。


03. 2011年6月28日 00:35:05: KAuzfuaLbU
3月中の大気汚染はすごかったが、それ以降は落ち着いていることは間違いないと思われる。
ただ、東京西部でも民間の計測では、空気中の線量は3.11以前の数値よりまだ高い。
その理由としては、下記が考えられよう。
@少量ながら原発から依然として大気中に放散されている。A地上や、ビル家屋等に付着しているのでその影響で線量が下がらない。B風が吹いて地上や屋根に付着している放射性物質がまきあがっている。C廃棄物に蓄積していた放射性物質が焼却により放散されている。

04. 2011年6月28日 02:02:04: 9HNdOfobow
福一ライブカメラの様子では、毎日、放射性物質が拡散していることは間違いありません。その量は不明ですが。

05. 2011年6月28日 14:43:37: aQY6pXt3lQ
3月中旬に比べれば、純粋な空気中のちりの放射能レベルは数桁下がっているのは事実。

ただ、それは土埃のような二次的なちりは評価していないと思われ、土埃があがれば、当然、そこからの内部被曝は警戒しないといけない。

3月中旬のちりの一部は、雨などでフォールアウトして地面に移行した。
東京もかなり地面につもっているので、空中線量は事故前より高い。悪名高い新宿の上空データでさえ、マスメデは平常の範囲に収まっているといっているが、平均値をみると事故前より50%ちょい高い。東京の事故前は確か0.04程度だったはず。増分の殆どは地上からのセシウムの影響と考えられる。(3/15の激しい線量増は殆どが空中に漂うちりから)

もともと自然放射能は雨が降ると(空中のラドンなどが溶けて降ってくるため)増える。したがって平時でも雨が降れば0.07くらいまで新宿で値が上がるがこれは雨が止めば下がる。今のように平均して0.06前後を推移するというのは明らかに事故の影響。

いま高めに落ち着いている理由は、03さんの推測のAが主因と思う。
風の強さと放射線量が相関すればBもあり得るが、十数メートルまで影響するほこりはいまのところあまりないか。ただし地上1メートルでは土埃は無視できないので要注意。
Cは局地的に非常に影響がある場所がある。江東区の汚泥処理施設付近で、相当危険なレベルで検出されている地点がある。
@も正解。04さんの指摘のとおり、もくもくの煙(あるいは見えていない蒸気)から平時に比べて膨大な放射能がばらまかれていることは確か。しかしその値は事故当事者は明らかにしていない。
ただ、3月中旬の数十万テラベクレル級の放出が余りにも甚大すぎて、その後の垂れ流しの影響が(見た目上)表に出てこないだけ。これは東京のみならず、各地のモニタリングデータをみても同様の傾向。

たとえば2号機の扉を全開にしたとき、18億ベクレル放出を予測していたが、これだけ出しても、既にバックグラウンドの値が高すぎて検出できない。平時に18億ベクレルも出せば、すぐばれて大問題になるものも、最初が酷すぎて、兆候すら表に出ない。

比較的信頼に足るデータは、雨からの降下物データなのだが、最近、N/D(検出限界以下)が多すぎて、いまいち使い物にならない。かなり検出上限は甘目(高い値)に設定されていたと思う。


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