【高速増殖炉もんじゅ】回収した落下装置の先端に傷　原子炉内部の装置も傷ついている可能性　運転再開は先行き不透明

http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/46465400.htmlより

もんじゅ 落下装置の先端に傷

7月1日 6時56分
去年、１４年ぶりに運転を再開した、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で、原子炉内に落下して、６月に回収された装置を調べたところ、装置の先端に僅かに傷がついていることが分かりました。日本原子力研究開発機構は、原子炉内部のほかの装置にも傷がついている可能性もあるとみて、詳しく調べることにしています。
高速増殖炉「もんじゅ」は、去年５月、ナトリウム漏れ事故以来１４年ぶりに運転を再開しましたが、去年８月、核燃料を交換するための、長さ１２メートル、重さおよそ３トンの金属製の装置が原子炉内に落下し、装置が原子炉のふたに引っ掛かり、抜けなくなりました。このため原子力機構は、先月２４日に装置を回収し、異常がないか点検してきました。その結果、筒状になった装置のつなぎ目の部分が変形していたうえ、先端部分に接触してこすれたような、幅およそ１０センチの傷がついていることが分かりました。先端の傷は、装置が落下した際に、原子炉内部のほかの装置に接触してついた可能性もあるということで、原子力機構は、ほかの装置にも傷がついている可能性もあるとみて、近く、装置を分解し、詳しく調べることにしています。もんじゅは、ことしの春以降に発電を目指すとしていた計画が大幅に遅れ、さらに福島第一原発の事故の影響も出るとみられていて、先行きが不透明になっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110701/k10013896211000.html

長さ１２メートル、重さおよそ３トン
↑↑
これが落ちて傷がないわけない

１９９５年に事故ってから今まで、
毎日５０００万円の維持費がかかってきた「もんじゅ」君

もう、廃炉でいいよね
ほら、どう考えたって、「もんじゅ」君はダメだって！
　　　　↓↓↓

もんじゅ：落下装置撤去完了　弱点露呈　復旧費用１７億円、工事に１０カ月　／福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110625ddlk18040637000c.html
もんじゅの構造に詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「もんじゅは軽水炉と比べ事故の調査、復旧に膨大な労力がかかる。これでは今後、商業炉として実現するはずがない」と指摘している。

が！しかし！

奴らは、動かす気、マンマンなのである！
　　　　↓↓↓

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110628/CK2011062802000128.html
もんじゅ「出力試験遅れても」秋には復旧する
もんじゅの年間維持費は１４０億〜１５０億円が必要

な☆ぜ☆な☆ら、

原子炉や配管が、傷が付いていようが、ヒビ割れていようが、運転していいのである！
↓↓↓

現在もひび割れ運転は可能　原発の基準で政府が答弁書
http://www.47news.jp/CN/200301/CN2003012801000340.html
原発の設備や機器の損傷について「現在の法律で、ひび割れがあっても安全上問題がなければ運転が可能」とする答弁書を閣議決定した

２００３年に、自民党と東電でそう決めたから、大丈夫！
(｀・ω・´)ｷﾘｯ!!

そうです・・・
人の命より原子力！

この記事もあわせて、お読みください。
☛福島原発よりヤバイ、高速増殖炉「もんじゅ」の本当の実態と担当課長の死
　http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/45993249.html

コメント
01. 2011年7月01日 12:09:10: 1Na1hLhxgw 毎日5000万円の経費がかかっているということは、その金が誰かのところへ行く。 だから何かしていなければならない。 必要なのは、組織を廃止し人を移動させる仕組み。
02. 2011年7月01日 12:12:11: iQinVlOl1c タダでさえ石油ストーブでガソリンを燃やすのと同じ位危険だと小出氏や広瀬氏が訴えてるのにヒビ割れ運転なんか絶対にさせてはいけない！自爆テロ行為だ。 安全上問題がなければなんて勝手に決めるなよ。
03. 2011年7月01日 12:17:38: Ba5FgPCp7w もんじゅ　こんなもん　廃炉に決定じゃ！ なにを　ゴソゴソと金亡者が画策してるんじゃ。 自殺者（本当に自殺かぁ？？）まで出しておきながら〜 何て人の命が　軽いんだろう… 地獄は金の亡者が作るんだな。
04. 2011年7月01日 12:21:06: WWPdCisWSY 原発に限らず、どんな類の大事故でも事故前には前兆として小さな事故、ミスが重なって起こっているとよく言われる。（失敗学） ナトリウム漏れ、燃料棒交換装置落下、もう大事故の前兆としては十分だね。 そう遠くない将来にドッカーンといくかもしれないね。 アメリカが手に負えない技術を日本がコントロールできるわけない。
05. 2011年7月01日 12:31:09: vYaTE3dzKU アメリカやフランスでさえサジを投げたプルトニウム。 三流国家の日本に使いこなせるわけが無い。 三流は言い過ぎだったか。悪い悪い、二流だ。
06. 2011年7月01日 13:09:57: 183U02GDLU ひび割れ運転は可能　原発の基準で政府が答弁書 ↑こんなんで運転していたら、原発故が続発すると思う。素人考えですが。
07. 2011年7月01日 14:41:41: h6cbKB908I フランスのサジの投げ方は、 「おもいもよらない危険な現象があらわれたため。」 それを、外郭団体がやる・・・・怖すぎだ。
08. 2011年7月01日 15:12:11: Y3zbOZUhPQ もんじゅは廃炉にすべき でもプルトニウムだらけで解体もままならないらしい
09. 2011年7月01日 15:29:34: PjJwQwMWSY もんじゅを動かそうと思っている 人たちはどんな頭の構造をしているのでしょうか。 今なら、廃炉に出来るなら、廃炉にすべきと 思います。 福島だけでも大変なのに、今度は国が滅ぶの ではないでしょうか。 今なら間に合うなら止めましょう。
10. 2011年7月01日 17:11:17: Kx9laFN81Q 原発推進者・責任者は家族を含め、原子炉１０００ｍ以内に居住を命ずる。

11. 2011年7月01日 21:09:48: xFhARAfuLI 落ちた時に出来た傷、引っ張り上げた時の傷、正直原因はなんだっていい。 大体解体ってそんなに簡単に言うな。 運転再開も簡単に言い過ぎる。 なんか全てがあいつらに言わせると簡単過ぎて腹が立ってくる。
12. 2011年7月01日 23:42:46: EbYhz07urA 解体ってのは引き上げた装置だか棒のことでしょ。 こんなものを調査すんのにも毎日5000万円掛かってる。 そのお金にはエリート電力社員やエリート関連企業の役員や社員の生活が掛かっている。 さらに無数の下請け、孫請け会社がぶら下がっている。もう20年以上も。 急に廃止なんてされたら食い扶持がなくなってしまう。 浜岡停止でケツに火がついた。 落っこちた装置をはやいとこ引き上げなければもんじゅも絶望的とみなされて 廃炉にされちまう！ そうなると核燃料サイクルそのものが不可能とされて全国の原発が廃止になっちゃうかんね。 それだけは避けたかったので、今回、このタイミングで本気出した。 延々と税金チューチューするため。
13. 2011年7月02日 01:02:50: 001gwLfPp6 質問です。 現在燃料中継装置がシリンダーごと抜かれている状態ですが、燃料棒は取り出せるのですか？ この状態の最中に、万が一ナトリウム配管に異常が発生した場合、燃料棒を散りださないで修理できますか？ 以上２つがＮｏだとすると、時限爆弾状態は続いていると思うのですが、どうでしょう？

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