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京大原子炉・小出「子供の内部被曝、土壌汚染、簡易測定機」6月30日たねまきジャーナル
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/655.html
投稿者 ジャック・どんどん 日時 2011 年 7 月 02 日 08:07:16: V/iHBd5bUIubc
 

6月30日のたねまきジャーナル、原発全廃男さんから要約いただいてましたが、スレッド立てを忘れておりました。音声もフォローしていただいています。

前半は、小出さんの解説、後半は、福島の子供を守るネットワークの中手さんのお話です

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2011年6月30日 22:23:48:

ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、今日の小出先生のお話、子供の内部被曝、土壌汚染、簡易測定器のお話です、また、スレッドたてお願いいたします。
 毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今夜は千葉猛さんの司会、毎日新聞本社論説委員の池田昭さんの案内で放送されました。

 原発関係のニュース、子供たちを放射能から守るネットワーク、子供の尿から放射性セシウムが出ました。最大1.3ベクレル/リットルであり、福島市の子供の内部被曝の可能性は高いのです。枝野氏も心配していると言っています。健康への影響を調査します。

 政府の原子力災害対策本部、放射線の高いホットスポットの避難地域の指定をしています。伊達市などの113世帯です。

 

 そして小出先生のお話、福島市の市民団体、6歳の子供の尿検査で、放射性物質の検出があり、これについて、小出先生の見解は確実に福島事故から来たもので、内部被曝は確実、本来人の体からは出ないもので、セシウム137は通常より一桁多い、非常に高い、セシウム135は半減期2年、事故が起きないと環境にはない、検出=原発事故=内部被曝なのです。セシウム137は核実験にも出る、しかし、尿には通常で0.1ベクレルであり、体に影響は必ず出ます。

尿にはカリウム40があり、セシウム137の1000倍はある、被曝の危険度は、カリウムの方が危険とのことです。しかし将来の発ガンのリスク、必ず増えます。人間の発ガン率、セシウムで上乗せされるのです。尿からの検出、排出される可能性もありますが、体にたまるのもあるのです。今回の測定、何月何日かということも大切です。大量に取り込むと排出も多い、その後は少なくなるのです(5月下旬の採取)、3月の採取だと、もっと高い値になるはすです。長期的に、低線量被曝することになるのです。

 対策は土地を離れる、食べ物で取らないことであり、学校給食に汚染度の少ないものを子供に与えて欲しいのです。

 リスナーの質問で、一番多いのが、農水省の200ベクレル/kg以下の汚泥は肥料に出来ると言っていますが、食物汚染に関しては、地球上、セシウム137で汚染されている、土の汚染は0.1ベクレル/kgであり、つまり2000倍を許すとは、尋常なことではないのです。しかし、土壌汚染の効果は不明ですが、想像を絶する汚染なのです。これを肥料としてまくと汚染します。

 週刊誌に、関西の放射線、大阪で0.34マイクロシーベルト、芦屋で0.2マイクロシーベルトと、役所の数値より高いので、関西は花崗岩で高いと役所は言うものの、関西は花崗岩で、ウラン、トリウムの量が多く、六甲山は高い、驚くほど高いものではない、また週刊誌の測定がどう行われたかも不明、簡易型測定器は誤差が大きく、数値を信用しないほうがいいのです。10個測定器があると、値は何倍も変わります。放射線測定、厳密に言うと大変に難しい、小出先生でも難しい、簡易型測定器は山ほどの仮定のものにやるので、測定器を持って、どの場所がどの程度、相対的なものしか分からないものであり、1回計って騒ぐのは良くないのです。

 今日のお話は以上です。簡易測定器の話など、初めて知りました。これを、お伝えいたしました。

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40. 2011年6月30日 22:25:17:

ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、続いて、福島の子供を守るネットワークの中手さんのお話です。これもよろしくお願いいたします。
 たね蒔きジャーナル、続いて、福島で子供を守る活動をしている中手さんのインタビューがありました。子供たちの長期被曝の危険性があり、福島では子供たちに線量計を配っているのですが、子供たちの状態、親御さんのお話で、中手さんのお話です。

 子供たちを守るネットワーク、5月1日に結成し、4月19日の文科省の20ミリシーベルトは安全との基準に驚いた親たちが、子供を守るために結成し、この値は小佐古参与が辞任したものですが、あまりに高い放射線量で不安になり、反面、国は対策を取ってくれると期待したら20ミリで、国は子供を守ってくれない、そのため、親が動きました。給食に地元の食材がある、校長に部活の停止を求める、文科省に抗議する、そういう集まりで、当初250人集まりました。今では530人になっています。

 今日、中手さん、東京に行き、測定、除染をやっている人がいて、自分たちの子供の尿を検査して内部被曝を検査し、東京のグループと一緒に測定し、記者会見を行いました。覚悟していたものの、内部被曝に深刻なのです。住んでいて、放射線の不安は大きい、中手さん、避難の相談もしています(避難区域外)。中手さん、奥さんと小学生の子供二人は岡山に疎開させています。行政から出る数字を見ると、3万人以上自主避難されています。生活で負担、家のローンもあり、決断は大変、子供の健康のため避難する人がいる、しかし迷っている人は何倍もいる。夏休み前に自主避難のピークが来ると思われます。負担は大変、中手さんも共稼ぎで、やっています。

 避難している人に、行政の支援は、避難区域外、自主避難には全くないのです。全く無視されています。福島県で、自主避難者への支援を求めています。

 住民の長期的な健康調査、福島の人は複雑であり、しっかり調べるのではなく、福島県では放射線防護に力を入れていないのです。むしろ被曝を増やす安全宣言を行っています。対策を取っていません。被曝を研究、調査している模様で、それに中手さん、協力したくないのです。

 子供の反応、小学生は親の影響が大きく、親御さんの注意(マスク、土はいじらない)がいる、それがないと無頓着、中高生は心配、部活で外での練習が心配なのです。中高生、親の言うことを聞かないので、子供に正しい知識が要るのです。高校生では、ある種のあきらめ、「どうせ将来結婚できない、子供を産めない」とも言うのです。

 事故当初、政府が「ただちに影響しない」といい、将来の不安を増したのです。子供たちの自主避難、かなりの数であり、中手さん、危険性の高いところは避難を国が促進すべき、子供の疎開はやって欲しいのです。親子で意見の違うものは悲しいのです。行政が子供を守って欲しいのです。しっかりしたモニタリングが欲しい、公の発表に不信感を持つ人が増えている(メルトダウン、出た放射能の量)、何を信じていい、福島市内では、噂話があっという間に口コミで広まり、「福島は全員北海道に避難」とか言ううわさがありました。疑心暗鬼で、そういう空気なのです。

 中手さん、国への働きかけ、今日も記者会見、対策本部へ要請(避難区域拡大、疎開、除染など)をしたのです(本部長は菅直人)。5月は文科省に働きかけたものの、学校内のことだけしかやらないので、災害対策本部へ要請したのです。文科省に子供を守って欲しかったのです。

 校庭の放射線量、75%以上で放射線管理区域と同じ被曝であることが分かり、そこに30万人の子供たちがいるのです。信じられない数値ですが、これが現実です。

 中手さん、国にやって欲しいのは、学校ぐるみの疎開をやって欲しいのです。除染は子供たちを安全な場に移してからにして欲しいのです。

 被曝環境下の親御さんのお話を聞けました。これを、お伝えいたしました。



・「たね蒔きジャーナル」音声(6/30)
http://www.youtube.com/watch?v=uVlhKBZAi_4

・「たね蒔きジャーナル」音声(6/30):後半部分
@http://www.youtube.com/watch?v=Sh1khP81QQc
Ahttp://www.youtube.com/watch?v=2ir5O2dTNME

 

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コメント
 
01. 2011年7月02日 09:16:46: AvTw2RhIB2
いまNHKでとんでもないことをほざいている東大の唐木とかいう学者、
こいつ犯罪的だぜ。
放射能を少々浴びても大丈夫だと。
20ミリシーベルトでも肥満程度の健康被害だと。WWWW
DNAの破壊ってことをどう考えているのか。

02. 2011年7月02日 11:21:01: hwp7ZItEZI
俺も見た。東大はダメだね。もう終わってるよ。
つまり、関東は終わりだから、当然、東大も終わりだ。

誰があんな馬鹿教授に教わりに行くものか。

優秀な奴は東大なんか行くものか。それどころか、日本を逃げ出すよ。


03. 2011年7月02日 12:34:20: 3yQ7A4rZKc
>>01
この人物ですか?
唐木英明東大名誉教授
>日本の獣医師、農学者(獣医薬理学)。日本学術会議副会長、東京大学名誉教授、世界健康リスクマネージメントセンター国際顧問、食品安全情報ネットワーク代表者。
東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長(第10代)などを歴任した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E6%9C%A8%E8%8B%B1%E6%98%8E

ホメオパシーに対しては厳しい態度を取りながら、20mSvは少々浴びても大丈夫。学者として矛盾しています。もう、学術会議副議長ですから、日本の科学、全滅の予感。
>日本学術会議はホメオパシーの科学的根拠を否定する会長談話を取りまとめ、2010年8月24日に公表した。記者会見に同席した唐木は「この談話で一番重要なのは、ホメオパシーは科学的に否定されているということです」と語り、会長談話の狙いや意義を説明した。そのうえで唐木は「科学的に全否定されているものを医療従事者が使えば患者を通常の医療から遠ざけかねず危険だ。『ホメオパシーは効かない』というメッセージを伝えることが重要と考えた」と指摘し、日本国内の医療現場に広がり始めたホメオパシーの危険性を訴えた。
(ソース同上。)


04. 2011年7月02日 12:50:15: k1mFG50u9c
30万人超の学童疎開か。深刻だなあ。やるなら早くやって欲しい。「モウ結婚も出来ない。子供を作れない。」だなんて、中高生に言わせて平気か。一事が万事テ言うけれどもこの国はホント狂っているよ。政府は頼りにならないから民間でナントカ。

05. 2011年7月02日 15:11:04: pPCiGvlihE
福島の二の舞にならないうちに、小出先生の八戸講演を載せて下さい。
「東京の子供は避難すべきだ、しかし、非難しろとは言えない」とお話しになったそうです。

06. 2011年7月02日 19:45:15: NDjhnBZhs2
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、6月14日に、小出先生がTBSラジオに出られた時の模様が来ましたので、ここに載せます、また、よろしくお願いいたします。

 小出先生の非公式ブログを見たら、小出先生が6月14日、TBSラジオ「DIG」に出られた録音がアップされていました。司会は神保哲夫さんの模様です。

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/02/tbsradio-dig-jun-14/

 20日近く前ですが、6月11日の反原発の日の直後であり、例によりこれを聞いて書き起しました、皆様にお伝えいたします。

 小出先生、原発はいつか事故を起こすから反対してきたのに、言葉に出来ない、無念なのです。

 福島事故について、肝心なことは分からないのです。一番大切なのは正確な情報なのに、東電の公表するデータ自体が覆され、変わってしまう、推定が変わってしまうのです。今どうなのか、小出先生すら分からないのです。具体的に、原子炉の中に水があるのか、炉心(燃料棒)に半分水があると言っていた(半分助かっていると思っていた)、水を入れて原子炉を冷やせると思っていたのに(外から水を入れてあふれさせるのはだめ)、炉心に水なしと東電が言い出した、炉心は融け、メルトダウンを認めました。2つ意味があり、炉心溶融、水蒸気爆発が起きて、圧力容器が破壊され、格納容器も破壊されると思っていた(破局)ので、これを防がないと、と思っていたのに、メルトダウンが起きた、水蒸気爆発はなく、最悪のシナリオは回避されました。メルトダウン、圧力容器も無傷ではない、融けた燃料が格納容器の底に落ちて、損傷する(鋼鉄の場所が融ける)可能性が強いのです。

 穴がいくら開いているのか分からないのに、マスコミの絵にはそんなちゃんとした絵はなく、水が残っている絵しかないのですが、水蒸気爆発は回避されたものの、しかし、最悪が回避されたか不明、東電の情報がしっかりしていない、水位計を調整したのは1号機のみであり、まだ、最悪の可能性があるのです。

 1号機、東電の言うとおりなら、炉心は格納容器の底にあり、炉心冷却はできない、冷温停止は不可能であり、そうなれば、原子炉建屋全体を覆う(チェルノブイリの石棺)しかない、燃料は地下にもぐるので、地下に壁を作る必要があり、地下水汚染を防ぐ、5〜10mの壁が要るのです。一刻を争います、国も、東電もどこまで汚染されているか、分かっていないのです。

 海の汚染は77万テラベクレルに入っていないのです。

 水蒸気爆発は怖いが、それがなくても、未だに漏れている、原発周囲は高濃度の汚染であり、爆発しなかったから良かったと言えるのか、それは心配で、環境に漏れる総量が爆発と今とどちらが大きいか分からない、しかし、大気中にばら撒かれるのは大変で、海への汚染は大変だが、陸上の土地の汚染は避けられる、故郷を追われる人の苦痛は避けられると判断されています。

 今後の対策、東電がメルトダウンしていると言うなら、地下を防ぐのが最良です。しかし、東電、政府のやり方は混乱しており、戦争状態で誰が指揮を執っているのか不安である、出来る最善のことがひとつしか出来ないのに、それができていないのです。専門家にも分からないことがあるのです。

 小出先生、原発の危険性を訴えてきたが、ここまで至った原因は、端的に言うと「油断」、こんな事故を起こすと原子力推進派も思っていなかった、起きてしまったら何の準備もなく、事態の悪化のみ、後手後手に回ったわけです。安全神話を信じていたのかについて、原発は絶対に安全と誰も思っていない、しかし、滅多に起こらないと推進派は思っていて、自分の生きているうちは起こらないと思い、対策を立てていなかったのです。安全委員会も起こるはずがないと思っており、安全委はダブルチェックになっていなかったのです。

 この他の原発を止めるか、ドイツ、イタリアで止めたのですが、原発を止めたら電力が足りなくなる、しかし、小出先生の本に、足りると書いてあり、日本でなぜ脱原発にならないか、6月11日に脱原発デモも起こった、原発を否定する声は大きくなっていると小出先生、感じられています。40年前から反原発ながら、小出先生の意見を誰も聞いてくれなかった、原発の地元など、小さな、組織されないと声が出なかったのが、今、組織されない声がどんどん出ていると感じられています。

 その時の時代背景(化石燃料がなくなるなど)もあるものの、ドイツ、日本でも原発の専門家以外も原発に反対するようになったと、みんな原発のウソを読み感じているのです。

 小出先生、電気を使わない生活をしており、原発に反対して、原発の電気を使わないのですが、電気は使う必要はない、どんなことでも環境に影響があり、必要なものを、みんな考えて生きるべきなのです。

 小出先生、今後恐ろしいのは「子供たちの被曝」、大変な汚染であり、一部の人は避難され、二度と故郷に帰れない、しかし、避難していない人も大変な汚染であり、そこで子供たちが被曝させられるのは許せないのです。これを直視して回避しないといけないのに、風評被害とかで小さく見せているのです。風評被害ではない、汚染が起きている、食べ物も汚染されている、小出先生、規制するな、原子力を許してきた大人が汚染されたものを食べるべきであり、汚染されていないところはないのです。

 小出先生、異端扱いされつつ、警鐘の通りになった、これをどう受け止めるか、恐れていたことがおきた、まったくうれしくない、次々原発を作られた、こんな事故を起こらないようにしてきたのに、これは決定的な敗北であり、これで日本人が気が付かないとダメ、原発を廃止しないといけない、それまで声を上げるとのことでした。

 以上、お伝えいたしました。


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