読売（経由：孫崎享氏）
電力会社が不当な世論工作してきたことの暴露継続。読売も暴露に参加。多分汚染された読売政治部と汚染小の読売社会部の差。9日読売「九電、プルサーマル説明会に社員動員…川内でも」「九電は川内原発３号機の増設計画でも、同様動員」「玄海では反対運動が起き、九電説明会頻繁に開催」
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/89600528266428416

社会部がんばれ！マスコミが知事を血祭りにあげるようになれば、もう、新規立地など夢のまた夢。停止した原発の再開すら無理かもしれません。

ちょっと面白い金額だ

そう、サラリーマンの悲哀がにじんでいる。

給与は社内規定で成分で決められていて、献金額を会社が補填するとばれる。従って、この献金は本人の所得から持ち出しだ。

会社は、企業献金ができないがそれでも象徴的意味を出すためにこれら役職者に献金させたい。これら役職者は自分の所得から持ち出しではいくら会社の命令と言えたくさん出すのはいやだ。そこで、苦渋の選択で、支店長、原発所長は3万円、次長クラスはその半分の1万5千円と定めたわけだ。

ところが、やはり電力会社で出世する人は違う。副社長に出世した佐賀支店長は3万円でいいところを2万円さらに自腹を切って5万円だ。ここら辺の忠誠度が出世に関係するところが電力会社の体質を良く現す。

今頃九電や他の電力会社の幹部社員の間では、「そうか気がつかなかったなあ、会社に言われただけ出してちゃ出世できないぞ、じゃ俺は3万円上積みだ」、「いや、俺は4万円だ」、「いや俺は次長だから、上司の所長/支店長より多くなっちゃまずい、序列を守りながら同額上積みにするよう上司と相談しよう」、「こりゃ皆がやったんじゃ差が出ない、かといってやらないと俺だけ差がついてしまう、だったらどうすりゃいいんだ」、「もめないように総務で各職位ごとの上積み額を決めてもらうべきだ」、「いや、それじゃみんなで増額になってしまう、るしろ総務で自発的上積み禁止を決めてもらうべきだ」、「副社長の抜け駆けだけは報道するなよ、皆が迷惑するだろう、時事の馬鹿野郎」とかさかんに問題になっているはずだ。

まことに電力会社の幹部社員は大変だ。