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菅首相の「原発ゼロ」表明を「無責任」な「絵空事」に終わらせてはならない 五十嵐 仁の転成仁語 
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/467.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 7 月 18 日 03:11:20: igsppGRN/E9PQ
 

菅首相の「原発ゼロ」表明を「無責任」な「絵空事」に終わらせてはならない
http://news.livedoor.com/article/detail/5715449/
2011年07月17日10時51分 五十嵐 仁の転成仁語:法政大学大原社会問題研究所教授・所長

 菅首相の「将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」という「原発ゼロ表明」に対して、関係閣僚と調整せず、唐突にエネルギー政策を転換する方針を示したとの批判が浴びせられています。「個人の夢」(野田佳彦財務相)や「単なる願望」(仙谷由人官房副長官)などという指摘もありました。

 私は13日のブログで、「今後、巻き返しにあう可能性もあります」と書きましたが、予想通りの反応です。『読売新聞』は「深刻な電力不足が予想される中で、脱原子力発電の“看板”だけを掲げるのは無責任」と批判し、『産経新聞』は首相の説明について「内容は全く不十分で、無定見ですらある」として「一刻も早い退陣こそ求めたい」と書いています。

 このようななかで、菅首相も15日午前の閣僚懇談会で「私個人的の考えだ」だなどと釈明し、無責任な対応を示しました。冗談じゃありません。首相としての発言は、「個人」ではなく「公人」としてのものに決まっているじゃありませんか。首相としての責任をきちんとわきまえてもらいたいものです。

 原発推進勢力の巻き返しにあって、菅首相自身がたじろいでしまっては困ります。このまま曖昧にされれば、やっぱり「無責任な放言にすぎなかったのか」ということになりかねません。具体的な施策によって裏打ちされなければ、単なる「絵空事」に終わってしまうでしょう。それは菅首相の望むところでもないはずです。菅首相の「原発ゼロ」に向けての表明を「無責任」な「絵空事」に終わらせてはなりません。そのためには、3つのことが必要です。

 第1には、閣内や民主党内を「原発ゼロ」をめざす方向でまとめることです。事前の協議や調整がなかったというのであれば、これからきちんと詰めればよいのです。閣議で、閣僚1人1人の意見を確認するべきでしょう。もし、従わないというのであれば、罷免すれば良いだけのことです。原発を減らすことや菅さんが打ち出した方向性については、一応の合意があるはずです。「将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」という思いを共有する点で、閣内や民主党首脳部との意思統一を図るべきでしょう。

 第2には、後継政権への継承を確実にすることです。これは、有力な次期後継者がいる閣内での意思統一を図ることで、かなりの部分は達成されますそれに加えて、具体的な施策を実現しなければなりません。その第一歩になりうるのは、再生エネルギー促進法案の成立です。これは、菅首相の「退陣3条件」の一つでもあります。この法案の成立に目処を付けることは、菅首相の早期退陣を求める人々の意にもかなうことでしょう。

 第3には、具体的な段取りや計画を策定することです。菅首相は、先の記者会見で「原発に依存しない社会を目指すべきだと考え、計画的、段階的に原発依存度を下げる」と述べましたが、そのための具体的な計画を示しませんでした。早急に、これを策定しなければなりません。電力供給の不足を招かない形での原発依存度の低下が可能であることを、具体的に示す必要があるでしょう。財界や電力会社、経産省などは、猛烈な電力不足キャンペーンを展開して巻き返しを図っています。これを押し返すためにも、政府が責任を持って具体的な計画を示さなければなりません。

 それにしても、閣僚や民主党幹部の中で、「原発ゼロ」という目標を明確にしているのが菅首相しかいないというのは誠に残念です。このような状況こそが、菅首相が居座る最大の理由になっているということに、どうして気がつかないのでしょうか。もし、首相の早期退陣を願うのであれば、「原発ゼロに向けての思いは分かりました。後は私たちに任せてください」と言えば良いのです。逆に、「そんなのは個人的な願望にすぎない」などというものだから、菅さんは「やっぱり、俺がやらねば」と思い詰めてしまうんじゃないでしょうか。
   

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コメント
 
01. 2011年7月18日 03:39:07: zoLk7PSwCE
民主党は、財界とのかかわりが比較的薄いとはいっても、
その支持母体、「連合」の加盟労組に、
・電力総連(電力会社とその関連企業の労組)
・電機連合(総合電機メーカーなどの労組)
・基幹労連(プラントメーカーなどの労組)
があるんですよね。

それで、民主党全体が脱原発でまとまることはできないのだと思いますよ。


02. 2011年7月18日 04:01:57: 7fbIZkAiys
>第1には、閣内や民主党内を「原発ゼロ」をめざす方向でまとめることです
もし、従わないというのであれば、罷免すれば良いだけのことです

これが出来ない限り、菅が何を言っても信用できない

もし小沢も原発推進で、彼にすら すがれないなら
絶好の踏み台のはずで、小沢を またぞろ悪者にしているはず
それに元々官僚組織に手を突っ込みたくて仕様がないのが小沢
現在の原発利権もその範疇のはずだ

ということは菅が

1・実は小沢と裏で繋がっている
2・まだまだ仙谷の操り人形

どちらかしかない筈だが・・・

>第2には、後継政権への継承を確実にすることです

さてこれが問題だ

朝日も
ポスト菅、みんな原発維持? 「脱原発」路線立ち消えも 朝日新聞
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/698.html
こんな記事を書いて国民を欺こうとしているが

それについては、このコメント投稿を読んでいただきたい
03. 2011年7月15日 04:03:26: WdzZrFYIhw
ひとつ間違ってはいけないのは
全メディアは一つの菅後の青写真を既に持っているということ

それは仙谷一派による日本政治の支配だ
それは松下政経塾による支配であり
超親米政権による支配であり
新自由主義者による支配であり
自民、特に清和会と高い親和性を持つ政権による支配だ

当然、原発推進派による支配だ

そのために菅に居座られては困るなら引き摺り下ろすだろうし
そのほうが都合がいいなら、なんだかんだで延命に手を貸す

そう、今現在のように

突き詰めれば問題は
菅でも菅が脱原発なのかどうかでもないのだよ

そのことさえ理解し、目を光らせ、それを阻止できれば
後はどうだっていいのだよ
=====================================

朝日も例外ではない
それが証拠に、仙谷一味の批判記事は絶対書かない
というより今まで仙谷どもに一番近かったのが朝日のはずだ

>第3には、具体的な段取りや計画を策定することです

これについては、自分は別に具体策がなかったからといって
それをもって菅を批判しているわけではない

とにかく俺は
菅は、このまま仙谷どもが推す総理誕生までは生かされると思っているので
菅が攻撃されている、守らないといけないと焦っている人を見ると
滑稽にしか見えない


03. 2011年7月18日 06:36:12: dfbiaYsyK2
福島産牛肉汚染など、既に調査されているデータからすれば当然。牛が内部被曝してるのに、人が安全なわけがない。もう茶番劇は止めて福島県民の集団疎開を真剣に検討したらどうか。小中学生が線量計を身につけて学校に通うなんて人類史上初の愚かな行為だが

04. 2011年7月18日 07:23:50: BCWAsi5be6
 与党・野党の議員を問わず、そして一部学者の中にさえ「原子力エネルギーで豊かな生活を」とノタマウ愚か者がいる。 原発の負の面を国民に知らせず、ひたすら我欲を満たしてきた日本の原発屋。 ヒロシマ・ナガサキを耐え、今、フクシマこ怯える毎日。 「原子力の平和利用は幻想だ。人類を破滅に導く悪魔の道具だ」ということを今こそ世界に知らせよう。 産業界の脅しに乗せられてはならぬ。 無知な政治家・臆病な科学者・強欲な経営者・愚かな文化人はどんどん糾弾しよう。  国民の生活と命は一人ひとりの国民が力を合わせて選び取っていこう。 

05. 2011年7月18日 07:31:58: BCWAsi5be6
 >04
     変換ミス・・・フクシマこ怯える → フクシマに怯える

06. 2011年7月18日 09:04:14: 8HikxGtgtU

 *** 愛の愛は愛の 放射能 ***


 土に落ちた 砂の混じった ご飯は 食べたくない

 放射能の混じった メシなんて 食えないよ〜〜〜

 
 
 ぜいたく なんてしなくても 健やかに 生きていきたい

 
 
 


07. 2011年7月18日 09:57:36: yAZZCLUgJo
いまさら何もしてこなかった空き缶に期待はしていません。

期待していることは良いのですが、長く居続けることの弊害の方が多いのでは?


08. 2011年7月18日 20:48:57: JZ3J0fnQLo
管は首相として行政のトップであり具体的なエネルギー政策を提案する責任がある
五十嵐教授は経済より政治好きで、脱原発を政治的標語としか見られない。

原発を止めるには代わりのエネルギーを当面どうするか、は直ぐに問題になる。
化石燃料の火力発電をフル稼働し増産しなければならない。
突然管首相が、埋蔵エネルギーを電力会社に供給しろ、とはこの流れだろう。

一方、今でも国はCO2地球温暖化防止政策のために地方自治体にCO2削減計画作成を義務つけている。
電力会社も火力発電でなくCO2を出さない原発発電の根拠と足かせになっている。
各会社の自家発電も削減計画の対象になっている。

両者は矛盾している。
まず、原発を止めるには政治的なCO2地球温暖化説による政策を止めることだ。
原発発電を火力や水力で補い自然エネルギーを増やしていくのが現実政策。

思い付きの脱原発や再生エネルギーを唱えるのは行政失格である。
また、CO2削減でなくヒートアイランド、酸性雨や放射能汚染対策や省エネルギーな
どの環境問題に取り組むべきだ。
管首相と五十嵐氏は無能といわざるをえない。


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