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「会話不成立社会・日本」は原発推進派の術中にはまった嘆き 
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/691.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 7 月 24 日 12:33:41: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 「会話不成立社会・日本」 | それなのに,あーそれなのに,それなのに… (飯山一郎HP) 投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 7 月 24 日 11:33:43)

>財界も,高級官僚も,マスコミも,海江田など政府閣僚の大半も,『原発は安全』と
>信じきっている.これ,信じられないだろうが事実なのだ.

『原発は安全』と、国民をダマしているだけで、信じ切っているわけではない。
『原発は安全』と信じ切っているのなら、過酷事故を想定した原子力損害賠償法の改定(電力会社の賠償上限設定)や現在審議中の「賠償支援法案」(原発保有電力会社が将来の過酷事故に備えるための法案でもある)が俎上に載ることはない。

官僚・財界・政治家は、今回のような惨事が再び起こるリスクを勘案しても、原発を稼働させ続けることのほうがメリットがあると判断して、国民を口先で欺いているだけである。

>中途半端にグラグラしているのは菅直人だけだ.

菅首相は『原発は危険』と確信しているが、原発廃絶の国策化に踏み切れていないだけである。
認識の問題と政策の問題をグチャグチャにして中途半端にグラグラと考えるのはおかしい。


>放射能は危険! これが常識だったのに,100ミリシーベルト/年までは安全と
>言い張るヒトから,「放射能は身体に良い」と主張するヒトまで登場する始末.
>これでは会話が成り立たないのは当然だ.

「放射能は危険!」と「放射能は身体に良い」のそれぞれで会話は成り立つし、成り立つようにしなければならない。

「放射能は危険!」と判断する人は、できるだけ放射能から避ければよい。
「放射能は身体に良い」と判断する人は、許されている方法で被曝すればいい。

問題は、そのような『選択の自由』を奪い、濃淡の違いはありながらも広大な地域で誰彼かまわず放射能汚染をもたらすのが原発事故だということにある。

原発事故は、「放射能は危険!」と判断する人を被曝させないわけではない。
原発事故は、膨大なお金がある人は別だが、「放射能は危険!」と判断する人にも容赦なく、強制的に放射能を浴びさせる。

両者は、そのようなリスクを承知で、自動車事故やガス爆発事故と同じように“許容”するのかしないのかという会話をしなければならないのだ。

また、法律で人工放射線の年間被曝限度が1mSvになっていることを無視する説明を閣僚までが平気で行っているのは由々しき事態である。

「100ミリシーベルト/年までは安全と言い張るヒト」の代表は山下教授だが、彼は国策信奉者であり、政治的に安全を売っているだけで安全だと信じているわけではない。

だから、仮に、政府が50km圏内は避難という指示を出し、50km近辺の住民が仕事もあるし家も捨てられないとダダをこねると、「法律でも定まっているように、年間1mSvを超えただけで身体に変調をきたす可能性がある。子どもはとりわけ危険だ。政府の指示に従うのが親の義務でもある」と諭すような人物だ。


どういうテーマであっても会話はなかなか難しいが、狭いかもしれないが共通のベースを見つけて反対派と推進派が会話で解決を計らなければ、現在の国策が原発推進なのだから原発はずるずると存続することになる。


 

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コメント
 
01. 2011年7月24日 16:54:28: pEgCpfCxXY
放射能は人体にとって危険である、というのは細胞とその中の遺伝子を損傷し
再生・修復不可にしたり、または損傷が修復に影響して癌細胞になって、
健康被害を生み出すから。
他方、放射能は身体によいというのもまた事実で、先に述べたように、
放射能、ここでは正確に放射線というが、放射線は細胞とその中の遺伝子を
損傷し再生・修復不可にするから、たとえば水虫やタムシを治療することが
あるし、そのほか病原菌を原因とする病気を治療することがある、
けれども放射線は使いようであり、使い勝手が制御可能であるという条件で、
また人体の細胞への発がんリスクを考慮した上で、医療行為の利益がリスクに
まさると判断された場合でのみ、「放射能は身体に良い」ということができる。

だが、投稿者がいうように、そういった放射能の制御、使いかたの制御が
原発事故での放射能人体汚染では不可能である。
好き嫌い、必要不必要にかかわりなく、濃淡ありながらひとしなみに汚染
され続け、当たりがよければがんや白血病に近い将来なってしまうし、
当たりが悪くても、免疫も低下し諸々の病気になりやすくもなる。
あえて二者択一を述べるなら、
そういう将来のがん白血病ぶらぶら病不安と現在の治療利益とをいつまでも天秤にかけ続けるのか、
それともそういうある意味でばかばかしくもある天秤の上で暮らすくらいなら
そういう天秤のないところで暮らすほうが賢明ではないのか、というふうになる。
もう一つある。
従来通りの原発との適度な共存とその基準であるICRPの勧告を容認し
年百ミリシーベルト以下なら健康被害のおそれを指摘する科学論文は未だない
のだから、福島原発事故後といえども福島の暮らしに問題はなしとするか、
それとも原発反対核兵器廃絶とICRPの姿勢と勧告をともに指弾するECRR2010勧告
を支持し、年これこれシーベルトなら健康被害はないなどといった
放射能しきい値を認めず、体内被曝を重大視する限り、福島での暮らしはもとより
首都圏での暮らしも危ぶまれているのだというか。この択一は熟慮してしすぎる
ことはないと思われる。


02. 2011年7月24日 21:50:08: 1qmOy4Hy0U
あとさ、「原発は電気を作るためのものではなく、兵器の一種だ。」という論点での議論もまだ重要じゃない?

「電気のためじゃないなら安全か危険かに関係なくそんなものいらねーよ!」
みたいな人は反原発になるわけだから。

石原あたりがすでに発言し始めているから、出遅れると「雰囲気」が作られちゃうかも。
中国とか北朝鮮とかが憎くなるようなイベントが「タイミング良く」起こるかもしれないし。


03. 2011年7月24日 22:35:44: pEgCpfCxXY
「...本当は、日本国家が核兵器をもつ野心があるからだと思います。韓国もそうですね。ロシアやインドは、もちろん核兵器を持っている。核兵器を持っている国、あるいはこれから作りたい国は、原発をやめないと思います。ウランを使う原子炉からは、プルトニウムが作られますからね。元々そうやって原子爆弾を作ったんだから、原子力の目的はそれ以外にはない。原子力の平和利用と言うけれど、そんなものは、あるわけがない。同じ原子力でも、トリウムを燃料として使うものがあります。『原発安全革命』(古川和男著、文春新書)という本に書かれていますが、トリウムはウランより安全かつクリーンで、小型であり、配電によるロスも少ないという。しかし、それがわかっていても採用しないと思います。そこからはプルトニウムができない、つまり、核兵器が作れないからです。...」

http://www.kojinkaratani.com/jp/essay/post-64.html
反原発デモが日本を変える
2011.6.17 『週刊読書人』 ロングインタビュー


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