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衝撃スクープ! 福島市の大気 恐るべき検査結果を初公開 (週刊現代) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/714.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 7 月 25 日 07:43:15: igsppGRN/E9PQ
 

衝撃スクープ! 福島市の大気 恐るべき検査結果を初公開
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13228
2011年07月25日(月) 週刊現代 :現代ビジネス

国がやらないなら週刊現代がやる

本誌が英国研究所と共同で独自検査

 本誌は福島市内を走る車のエアフィルターの分析を英国の研究機関に依頼。その結果、高濃度の放射性物質が多種類、検出された。セシウムだけで、事故から100日で積算内部被曝量は530マイクロシーベルト。年間限度被曝量を軽々超える。国はなぜ放っておくのか

■この国はウソをつく

 7月11日、茨城県にある日本原子力研究開発機構に、福島県浪江町周辺に住む妊婦や子供ら20人が集まった。福島第一原発の事故以降、体内にどれぐらいの放射性物質が取り込まれてしまったのかを調べる、「内部被曝検査」を受けるためだ。

 当初はこの内部被曝調査は8月以降に行われる予定だったが、住民らの放射線への不安の声が高まったため、予定を繰り上げて早期に検査を実施することになったという。福島第一原発事故から4ヵ月。福島に住む人々は、いったいこれまでどれくらいの量を被曝したのか、どんな放射性物質を吸い込んでしまったのかを心配し始めるようになった。

 しかし、全県民を対象とした本格的な調査が始まるのは8月以降で、全員の調査が終わるまでには相当な時間がかかる見込みだ。さらに、「検査」とは言うもののそこには限界が見える。この調査によって調べられるのはヨウ素とセシウムの放射線量だけで、骨に蓄積しやすく、長期間にわたって体に影響を与えるストロンチウムや、肺や骨に吸着されて強い発がん性を帯びるプルトニウムなどの内部被曝については調査されないからだ。つまり、この調査を受けても、自分の体にどんな放射性物質が取り込まれたかは、完全には判明しないということだ。

 そもそも福島県全土に、どんな種類の放射性物質が放出されているのか、政府は綿密な調査を行っているとはいえない。たとえばプルトニウムひとつとっても、検出が困難なことも手伝ってか、積極的な調査が進められていない。6月5日、金沢大学の山本政儀教授の独自調査によって、福島第一原発から約1.7km離れた大熊町内の土壌に微量のプルトニウムが検出されたが、政府はこうした調査報告を受けても、プルトニウムの検出に全面的に取り組もうとしない。

 いや、調査に乗り出さないだけなら、まだマシかもしれない。6月3日には、原発事故直後に、核燃料が損傷したことを示す「テルル132」という放射性物質が検出されていたにもかかわらず、原子力安全・保安院はこのデータを公表しなかったことが発覚した。

 この国の政府は、動こうとしない。それどころか、ウソまでつく---。このことに改めて気づいた自治体や研究機関は、福島県民がどれほどの量を被曝したのか、福島県の各地にはどんな放射性物質が飛散しているのかを知るために、独自調査を開始している。福島県は、今月から毒性の強いプルトニウムやストロンチウムがどこまで飛散しているのか、県全土で土壌の調査を行うことを決めた。

「こうした調査を県が行うこと自体がばかばかしい。しかし、国が乗り出さない以上、住民の不安を解消するためにも、自治体が調査に乗り出すしかない」

 とは福島県庁職員の悲痛な声だ。

■テルル129を検出

 こうした自治体の動きに先がけて、本誌は6月より、ある独自の調査を開始していた。イギリスの研究機関の協力を得て、福島の大気中にどんな放射性物質が飛散しており、福島の人たちがそれをどれくらい吸い込んでいるのか、調査・シミュレートしたのである。調査の結果わかったこと—それは、想像以上に福島県は危険な状況にあるということだ。その衝撃の結果を以下に記していこう。

 いったい福島の大気中には、どんな放射性物質が漂っているのか。これを調べるために、本誌は乗用車のエンジン部についているエアフィルターを利用した。エアフィルターはエンジンが汚れて動かなくなることがないように、大気中のチリ・埃・ゴミを吸い取る役割がある。もしも大気中に放射性物質が飛び交っていれば、エアフィルターにはこれが多量に付着しているため、このフィルターを調査すれば、どんな放射性物質が飛散しているのかわかる、というわけだ。

 実際、大気中のプルトニウムなどの濃度を調べる際、各研究機関も類似のフィルターを使用し、大気を取り込み、これを調査している。

 本誌は福島の大気中の放射性物質を調べるために、原発事故以降も福島を走っていた車のエアフィルターを、福島市内の自動車整備工場の協力を得て入手した。排気量700ccの小型車から、1300ccの中型車まで計4台。すべて福島県内のナンバーの車で、福島原発より30~50km離れた地域(主に福島市内)を、3月11日以降100~200km走行している車だ。

 6月15日に採取したこれら4つのフィルターをそれぞれ箱に詰めて、イラク戦争における劣化ウラン弾の影響などを調査した、イギリスのAberystwyth(120年超の歴史を誇る、ウェールズの大学都市)にある放射性物質の分析を行う研究所に送り、「どんな放射性物質がフィルターに付着しているのか」「その放射性物質がどれくらい強い値を示しているのか」を調査してもらった。

 その調査方法は次の通り。

1 ロシア製ガイガーカウンターで、箱の外から線量を測定する。
2 ドイツ製ガンマ線分光器で、フィルターにどのような放射性物質が付着しているかを調査する。
3 より子細な結果を得るために、もっとも排気量の小さい車のフィルターをオックスフォードの専門研究施設に送り、高分解能ガンマ線分光器で調査を行った。

 フィルターを送ってから約3週間後の7月9日、その調査結果が届いた。その結果について以下に記していきたい。

 まず、1 ガイガーカウンターによる放射線量測定は、0.12~0.17マイクロシーベルトと、ひどく高い数値ではなかった。しかし、2,3のガンマ線分光器を使った調査によって、フィルターからはセシウム137、セシウム134、ヨウ素131、テルル129mなどが検出された。いずれも健康に重大な害を及ぼす物質で、一定量以上内部被曝すれば、がんや白血病などを引き起こすことになる放射性物質だ。

 ここで注目しておきたいのが、フィルターからテルル129mが検出されたという事実だ。

 この結果について、欧州放射線リスク委員会の科学委員長であるクリス・バズビー博士が解説する。

「テルルが検出されたというのは、とても興味深いデータですね。なぜならこれは、核分裂によって生じる物質なのですが、半減期が33日ととても短いからです。半減期が短いものが、原発事故より3ヵ月がたった6月に採取したフィルターから検出されたということは、核分裂が今も続いている可能性---つまりは再臨界を起こしている可能性を示唆しています。最初に放出された量がわからないので、これが確かなことかどうかは断言できませんが、再臨界が起きていたのかどうか、政府や東電は調査し、その結果を公表すべきです」

 再臨界の証拠のひとつとなるテルルが検出されたのだとしたら、これは大問題。しかし現在のところ、東電も政府も再臨界の可能性についてはほとんどふれていない。

■安全基準を3倍超えている

 さて、今回の検査の結果では、人体に極めて有害であるプルトニウムやウラン(強い発ガン性がある)は検出されていない。では、今回の検査結果をもって「プルトニウム、ウランが検出されなかった」と安心できるかと言えば、残念なことにそうではない。

 今回のガンマ線分光器を使った検査では、ガンマ線を出さない放射性物質は検出されない。プルトニウムやウランはアルファ線を出すため、これを検出するには別の特殊な検査を実施する必要があり、それには少し時間を要する。今回の記事を作成する時点で、その結果はまだ出ていないため、プルトニウム、ウランの検出結果については、追って詳細をお伝えしたい。

 だが、ここで記しておきたいのは、今回の検査で、「アメリシウム241」とみられる放射性物質が検出されたことである。アメリシウムが検出されると、どういうことが言えるのか。立命館大学の安斎育郎名誉教授が説明する。

「原子炉内にあるウラン238が中性子を吸収してプルトニウム239となり、さらに段階を経るとアメリシウム241になります。もしもアメリシウムが本当に出ているなら、プルトニウムが出ている可能性もあると言えるでしょう」

 先ほど「みられる」といったのは、アメリシウムもやはりアルファ線を分析するまでは正確な結果がわからないからだ。しかし、今回アメリシウムとみられる物質がフィルターから検出されたことから、プルトニウムとウランが放出されている可能性が十分にあることを、ここで指摘しておきたい。

「福島を走る車のエアフィルターから、有害な放射性物質がいくつも検出されたのは当然のことだと思います」

 これらの検出結果に納得するのは、アメリカの原子力エンジニアで、スリーマイル島事故の復旧を手がけた会社の副社長も務めたアーノルド・ガンダーセン氏だ。

「セシウムが検出されたのはもちろんのこと、ストロンチウム(カルシウムと似た性質があり、体内に入ると骨に蓄積。骨のガンや白血病を引き起こすおそれがある)はまず出てくるでしょう。これは福島沖3kmの海底からも検出されていますからね。さらにプルトニウムが検出されることも考えられるでしょう。私の予測では、福島の人は日に40~50種類の放射性微粒子を吸引しています。その放射性物質がどれほどの強さを持っているかで、健康への影響は異なりますが、無害であるはずはない」

 さて、今回の調査の目的は、放射性物質の検出だけでなく、もうひとつある。それは、福島県民が6月までの3ヵ月間で、どれだけの量の放射性物質を吸い込んだかというシミュレーションである。次のような方法で、これを算出した。

 排気量700ccの小型車のフィルターが取り込んだセシウムの量を測定する。そこから、福島の大気中に、1立方メートルあたりどれぐらいのセシウムが含まれているかを計算(1)。それをもとに、人間の肺がどれぐらいの量を取り込んだのかを計る。成人は一日約24立方メートル分の呼吸をするので、1に24をかけ、6月15日までの日数(97日)を掛けると、これまでどれほどのセシウムを吸引したかがわかるというわけだ(このエンジンと人間の肺を置換して吸引量を計る方法は、放射線を研究する研究者の間では広く知られている)。

 この計算の結果、少なくとも6月までの3ヵ月間で、成人は0.38~0.53ミリシーベルト(=380~530マイクロシーベルト)のセシウム134、セシウム137を吸引したことになる、との結果が算出された。子供の場合は成人よりも呼吸量が6割落ちるので、0.1~0.16ミリシーベルトとなる。

 前出の安斎育郎教授は、算出されたこの数値について、こう感想を漏らす。

「人間が自然界から受ける放射線量は年間で1.4ミリシーベルト程度ですから、0.53ミリシーベルトということは、この100日間でその3割程度の放射線をセシウムだけで受けてしまったということです。これは意外に高いという印象を受けますね」

 この数値が、国際的にみればいかに高いものかは、EURATOMの基準をみれば一目瞭然である。EURATOM(欧州原子力共同体・ヨーロッパ15ヵ国が加盟する、原子力産業の発展を目標とした機関)が定めた基準では、年間の内部被曝量の限度を0.15ミリシーベルトと定めており、これを超えると健康に重大な影響を引き起こすとしている。つまり、EURATOMの基準から言えば、福島の内部被曝量は基準値を「大幅に超えた被曝量」なのである。

「しかも、これはわずか100日での内部被曝量ですから、年間の被曝量はこれをさらに上回ることになります。加えて、半減期の短いヨウ素などの内部被曝量は含まれていません。原発事故当初は、これとは比較にならないぐらいの放射性物質を吸引しているのは間違いない。これは相当控えめに見積もった数字だと言えます。さらにこの上、外部被曝の線量も加算されることになりますから、福島の人が受けている被曝量は、とっくに日本の年間許容被曝線量である1ミリシーベルトを超えている可能性が高い」(バズビー博士)

■首都圏は大丈夫か

 さらにバズビー博士はこう続ける。

「それでも日本政府は『年間1ミリシーベルトを超えていても、健康上の問題はない』というかもしれません。しかし、何度も繰り返すように、これは内部被曝の線量です。衣服や皮膚に付着した放射性物質は洗い流せるが、内部被曝の場合は、放射性物質が体内にとどまるため、内側から遺伝子を傷つけ、将来がんや白血病を引き起こす確率が高まる。同じ1ミリシーベルトでも、内部被曝と外部被曝では意味が異なることに注意すべきです」

 はたして福島県民が累積でどれほどの放射性物質を体内に取り込んでいるのか、各研究機関による「公式な」結果が出るまで、もうしばらく待たなければならない。しかし、今回のシミュレーション結果から、安心できる数値が検出されるかは、かなり疑わしいだろうことを指摘せざるをえない。さらに恐ろしいことに、もしもプルトニウムが検出されれば、内部被曝の量は飛躍的に増えることになる。

「たとえその量がセシウムの100分の1だったとしても、プルトニウムの線量はとても高く、この100日間だけで24ミリシーベルトとなります。もしも検査によって一定量のプルトニウムが検出されれば、もはや安全かどうかを議論しても、意味がないレベルとなります」(バズビー博士)

 プルトニウムやウランといったもっとも危険な核種が検出されるかどうかは、現段階ではまだわからない。今月下旬に送られてくる予定の調査の結果を待つほかない。

 冒頭で述べたように、福島県が独自調査に乗り出したことからも、多くの国民がプルトニウムやストロンチウムの有無を知りたいと思っている。これらがもし検出されなければ、それにこしたことはない。しかし、万が一にも検出される可能性があるのだとすれば、いまこの瞬間にも、福島県民は内部被曝の危険に晒されているといえる。はたしてなんの対策も施されないままで良いのだろうか。今の段階から新たな避難措置を講じておくべきなのではないか。しかし現在のところ、政府内でそんな声が上がる気配は微塵もない。

 さらに、福島だけでなく、3000万人が暮らす首都圏はどうなのか。原発事故以降、福島由来の放射性物質が各地に飛散しているのは周知の通り。では、首都圏に住む人々はどのくらいの量の放射性物質を吸引したのだろうか。また、プルトニウムをはじめとする危険な放射性物質は首都圏には本当に飛来していないのだろうか。本誌は引き続き、これらについての独自調査を行い、その結果を誌面で公表していく。

(取材協力/飯塚真紀子・在米ジャーナリスト、調査協力/クリス・バズビー博士)

「週刊現代」2011年7月30日号より
 

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コメント
 
01. 2011年7月25日 09:06:45: tKyteFFlE2
恐ろしですね!勉強になりました!

02. 2011年7月25日 12:38:30: DTK68v7wks
プルトやウランのパーティクルを吸ってるから、首都圏はダメだろ。
病死者数は、東京都が最大。
汚染区域の人口密度が高いので、被害者数はチェルノブイリの比ではない。

03. 焼きそば子 2011年7月25日 14:38:34: YirQ856SiFJ7I : LDVznG1dSo
甲状腺がんや白血病が増えれば放射能との因果関係も明確になるが、ほとんど感染病を発症し死んでいくはず!なので放射能との因果関係をうやむやにして国が丸め込むはず。
首都圏の死亡率は上がるが放射能が原因とは言えないといった論文が御用学者から出てくると思う。

04. 2011年7月25日 16:27:23: oz33FCcPgo
>国がやらないなら週刊現代がやる

そうだ、それこそ真のジャーナリズムだ。
マスゴミどもよ、週刊現代の爪の垢を煎じて飲むがよい。


05. 2011年7月25日 19:31:41: EbYhz07urA
おれも先週安い居酒屋で牛コロコロスーキ
先々週は焼肉でカルビ、牛軟骨、その前の週も会社の飲み会で焼肉でホルモンで
もう相当やべぇよ。名古屋だけど。
ってか4月の頭に雨の中10kmジョギングしたら喉に違和感あって腫れたし。
まだ腫れてるし。もうなんつーか。完全に防御不可能っす。

06. 2011年7月25日 20:07:39: JrPYjVYQO2

http://ahaha.365blog.jp/e388789.html



[削除理由]:URLの紹介時には、その内容を表すタイトルが必須
07. 2011年7月25日 21:22:46: p9B89YgNYw
国の対策はおかしいよね、
こんなになって人体の検査をしてもしょうがないだろう、
除染と避難を進めるべきなのにごまかしばかりだよ。

08. 2011年7月25日 21:31:27: h6cbKB908I
>EURATOM(欧州原子力共同体・ヨーロッパ15ヵ国が加盟する、原子力産業
>の発展を目標とした機関)が定めた基準では、年間の内部被曝量の限度を
>0.15ミリシーベルトと定めており、これを超えると健康に重大な影響を
>引き起こすとしている。

内部被曝の許容値は、なかなか数値としては得られないが、
「年間0.15ミリシーベルトより下」を厳守のようだ。


09. 2011年7月25日 22:41:54: vzIwaLzDyg
07>まだ、除染ですか?
除染しても駄目なんです。30センチ下へ、土をひっくり返しても駄目なんです。
本当に此処まで残酷に言わねばだめですか?避難して下さい。
特に、その被曝地に住み続けると言うことは毎日毎日被曝し続けると言うことなのです。子供が住むところではないと言うことです。
学校も、早く転地させて下さい。神奈川以西、過疎地はいっぱいあります。自治体は動かねばなりません。今はまさしく戦時中です。
馬鹿な大本営があったように今は馬鹿な国会議員達がいます。
国民は自分で自分の処置をして下さい。
自分の身は自分が守る。
自分の子供は自分が守る。
早く住民票を持って移転して下さい。このことを、沢山の人に伝えて下さい。

10. 2011年7月25日 22:46:43: yz0AwV2f1S
非常にためになったけど、赤かぶさん、あと、阿修羅管理人さん、著作権の問題はいいの?今、売っている雑誌でしょ。
阿修羅つぶされないように、考えておいて。

11. 2011年7月25日 23:38:56: oVTt5Snbfk
関西だけど、金ないし水道水飲んでるけど、確実にセシウムとか混ざってるし、
もう諦めたよ、早死にするかも。
とりあえず、菅には先にくたばって欲しい、日本のチャウシェスク夫婦め。

12. 2011年7月26日 00:23:13: C1XTCG7GXY
ばかばかしい。著作権、まともにようく考えよう。
阿修羅では科学技術の現在のレベルは理解していない。あらゆる核種は今の日本の大学、研究所、と名のつくところは測定可能である。(液体シンチレーション法、MS、波高分別法=スペクトルといってるがサンプルを濃縮して測れば簡単に同定できる)汚染された水道水があれば1から2日でアルファー、ベーター、ガンマーは測定できる。セシウムの測定といっているが同時にストロンチウム等他の核種もすべて測ってるはずである。高らかに言わないのは原発武闘派の石川派の遠慮のためである。つくばの研究都市の研究者の家族の動向を調べるとつくば地区の一般の人はなにをしないといけないかはわかる。学校でその人たちの家族の転校が多い場合はマジにすめない。どんなぼんくらな研究者も石川の口ぞえがあると数千万、数億円の研究費がでる。週間現代もこのあたりの取材が甘い。知ってる人は1万人はいると思うけどがんばって取材してね。

13. 2011年7月26日 00:37:09: MLjY3ocaAg
電力会社も測定可能です。
西日本の電力会社も福一事故の環境汚染のデータを持ってます。
彼らが逃げ出したら、日本は、本当にアウトです。

14. 2011年7月26日 02:40:02: DNZTBAK9tY
週刊現代 よくやった。

これからも続けろ 途中でやめず 長期測定/監視が必要だ

ウオッチしています。


15. 2011年7月26日 03:19:50: EX6TZJ2kPQ
この国の政府やマスコミのウソがまたも発覚した。

放射線調査は民間でお金を出し合っても海外の信頼できる調査期間に頼まなければならないといことか?

この国は調査機関は大変な予算で最先端の設備をもっているはずなのに全く国民のためになっていない!こんな機関はもう必要ない!税金の無駄遣いばっかりだ!

一方、マスコミが国民ではなく政府や官僚に向いている以上、我々はインターネットを活用して家族や仲間にこうした事実を拡散をしていくしかないだろう。

こんな政府やマスコミは無くなった方が絶対上手くいくように思える。



16. 2011年7月26日 06:49:38: oTcVIeLdVw
>排気量700ccの小型車から、1300ccの中型車まで計4台。

700ccはおそらく660ccの軽自動車、1300ccは小型車になります。

細かいけど


17. 2011年7月26日 09:13:44: wdBQoyNUvo
>3様

以前宮城県の中学生か?高校生の野球部の人達が、余り日本に見られない感染症で
3〜4名ほど無くなりましたよね?あれも放射能の影響だったと、あの時私は思ったのですが、余り大きく報道されないまま、終わりましたよね。
あの様に成るのでしょうね?いまだに放射能で死んだ人は0だと、言っているのですから・・・・・・


18. fumifumi923 2011年7月26日 09:59:17: SkHMOfI8xanDg : 2vIq77p9xE
週刊現代はいつから方針転換をしたのか。
陸山会事件や小沢さんのことは捏造記事の書きまくりだったが。

故に講談社を含め信用できないね。


19. 2011年7月26日 10:19:41: DwXIys7xek
>>10 さん

まぁ、これって結構宣伝になりますよ。私も慌てて買いました。
講談社もかつては東電の宣伝費のおこぼれに与ったのですから、これくらい罪滅ぼしだと思って大目にみてくれるでしょう。


20. 2011年7月26日 10:33:49: p9B89YgNYw
09
放射性廃棄物の処理をしないと汚染は拡散するばかりだよ、
市場原理とか言っていたら日本全国汚染される、
左翼は政府とタッグを組んで福島を困らせている、
福島の人は福島にしか住めない、
避難先でいじめられることを考えたら福島に住んだ方がまし、
100ミリベクレルまでは安全とも言えるよ。

それよりも汚染物質の処理をどう考えるかが緊急の課題、
どこかが引き受けなければ地表に住む人間が引き受けるしか無くなるだろう。


21. 2011年7月26日 11:03:06: zsS73np1wE
05さん、
日本政府がBSE牛輸入を防ごうと、「米輸入牛肉:20か月以下」と決めている。米はしつこく「30か月以下にしろ」と、TPPで日本農業を突破口に日本滅亡を画策する。それにしても『稲藁の放射線量』が莫大(?)で、おかしい。

1)稲は秋に刈り取り、藁を干して倉庫へ入れ、冬の雨や雪で腐るのを防ぐはず。いつ戸外に干したか、某農家の稲藁が汚染し肉牛が食べたか?経緯を納得しにくい。
2)政府は2011.3.11、福島原発爆破被害を誤魔化し、その後も、爆破を国民に隠し、「ただちに健康に被害はない」の一点張り、大ウソを付き続けた。
もし野積みの稲藁にすさまじい放射線量が降ったのなら、周辺一帯の土地や人にも降る。今すぐ全国にある研究所、大学の計測器を使い、計測結果を発表すべきだ!
3)牛肉を突破口に、HUKUSIMA発で日本農業を壊滅させれば、米は≪TPP≫で米産品を洪水的に日本へ輸出可能。「恐るべきTPPの正体」。日本滅亡を謀るために≪稲藁に無人偵察機が、放射性物質を打ち込んだか≫と疑う、米危機は回避不能ですか?
4)「稲藁だけがホットスポット的に汚染された」と科学的に証明出来なければ、菅は「日本潰し」の、日本人見殺し首相になる。6カ国協議には誰が行くの??


22. 2011年7月26日 11:43:37: ImP74pV7kw
中国では架橋から落下した車両を死者生存者確認途中で土中に車両を埋めているのをニュースでみた。行政の対応は中国も日本も体質的に変わりは無い、日本の原発事故はニュースに出さずに隠蔽しているものが数多くある。中国の報道機関のほうが日本の記者クラブより良心がある。

23. 2011年7月26日 12:24:52: XYYM3QDTx6
中国の高速鉄道の幹部は、我が国の鉄道は安全ですとか、最高技術ですなどと日本の原子力関係者と同じことを言っていた。中国の鉄道技術と日本の原発技術はどうやら同レベルらしい。ともに低レベルなのに海外に技術を輸出しようとたくらんでいるところも同じ。
日本は中国の原発技術、中国は日本の鉄道技術を見習うべき。

24. 2011年7月26日 12:50:49: LGUfwnafEI
国が〜とか言ってる奴へ

なにができるって=の!

もうなんにもできることなんかないから!

東京に住んでる奴は今後5年から10年でガンやらなにやらになりまくる。

しょうがないでしょ?

今更どうしようがあるわけ?

検査?そんでどうすんの?

プルトニウムでました=はい、で?

どうにもなんないのよ。

東京は罰があたったと思うしかないわな。

死んでください・・・黙って・・・東京のそれが心意気でしょ?


25. 2011年7月26日 13:43:19: p9B89YgNYw
24
その通り。小出は糞だよ

26. ケロリン 2011年7月26日 14:09:15: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

>小出は糞だよ

その通り、ではそのどこが、どう糞か証明してみるんだな、
>25. 2011年7月26日 13:43:19: p9B89YgNYw ・・よ。

ほれ、持論を展開してみろ、ここで。
特別に、聞いてやる。


27. 2011年7月26日 14:54:21: LUuPbM6Jms
テルル129mの半減期は33日なの?それで再臨界の証拠になるとは考えにくいけど、どういうことか、わかるかたいらっしゃいますか?4か月で16分の1の量になるだけで、最初に出た量によれば、検出されてもおかしくないと思うのだが、

ほかの放射性核種と比べて多いっていうことかな?


28. ケロリン 2011年7月26日 15:52:30: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

再臨界しようがしまいが、核種が放出されてるかどうかの問題だろう・・。
そこを、東電や経産省の利権役人はひた隠しに隠す・・・。
情報は政府にまでも、回ってこない・・・。
そんな中で『あいつら、どうせ任期切れまでで、どうにでもコントロールできる』
・・という肚だろ?・・ほんとのところは誰もわからん。
・・

ところで、
>20. 2011年7月26日 10:33:49: p9B89YgNYw ・・・よ。

>左翼は政府とタッグを組んで福島を困らせている
>100ミリベクレルまでは安全とも言えるよ。
・・・らしいが、素人のオマエが何を証拠に?・・だ。

第一<サヨク・ウヨク>など、この国に居るんか?
サヨク=国を破壊する連中。
ウヨク=国を守る連中。
・・と規定すれば、
結果的に『国を破壊』してしまうような、東電役員と利権役人はサヨクだ。そのサヨクを、弾劾・追求するデモを起こしている人間は、ウヨクということになる。そのウヨクに、日章旗掲げながら、『電気使うなぁ−、電車に乗らんと歩いて帰れーッ!』と、デモ隊のウヨクに、どこか、園児のような罵倒浴びせている、東電役員と利権役人を守る、サヨクの中のサヨクも居る。・・因みに、在特会などは、日章旗振り回してウヨクのフリした極左となる。 チャンネル桜の水島などは極左ということになる。極左は、結果的に国を潰していくので、昔の利権塗れの<陸軍>と同じように早めに掃除しておかなければならない。

そういうことだな?・・・p9B89YgNYw ・・・よ。


29. 死には始まりがある。 2011年7月26日 16:07:57: 59Ho2eec6C2fg : TxIaetmHIo
何故、此処に投稿している方々は、政治家や行政なぞいまや存在意義など無く、存在悪である事を一致団結して表明しないのでありましょうか?個別の話題に反応するのだとすると、相当な時間を無駄にする事になります。
結局のところ、日本国民として納税した(強制徴収がほとんど)金がきちんと生かされないことが総ての”怒り”の根源だと思います。また、総てにおいて日本国の独立性を取り返せねば、自国通貨”円”すらも意味をなさない事になっています。
何故アメリカの言う事を聞かねばならないのか、何故中国などにへつらわな蹴ればならないのか?総ては日本国民が低能、幼稚化した為です。TVを見ればすぐわかります。幼稚な子供っぽい発音が溢れ、動物の子供や。衣装、商品名、登場する人物総てが幼稚、女性向けであります。また、一方戦後の老人は”無責任、恥知らず”とかしており、そのあきれた生き様を継承し、さらに日本を堕落させているのは”団塊世代”であります。彼らは今、恥ずべき事に”子供”を利用し、さらに日本を堕落させているのです。皆さん言葉ではなく行動してください。戦争という名目の”初期化”を。政治家と、テレビ局員と芸能人は存在しなくても日本国は成立します。

30. 2011年7月26日 16:46:31: 8RTGibMBP2
情報有難う御座います。

現政府(民主党)は電機労連の支援でなりたっています。
野党(自民)は電力会社よりの迂回献金でなりたっています。
どちらが政権を担当しても庶民は無視です。
チェルノブイリ(旧ソ連)より政府の対処の方法は悪い。
これから我々庶民は核の脅威に曝されながら、人体実験を継続し
原爆被害より新たな局面を迎える事になります。
原発賠償法には税金を投入して東電を守る事になっています。
庶民より「金」搾り取り体を捧げさせ核の反応を試す事には変わりは
有りません。


31. 2011年7月26日 17:27:48: 0J7slYFgPk
原発が3基も爆発して日本の国土のほぼ三分の一は、人が住んではいけない土地になってしまった。3基も爆発してまだ住めるところが残っただけましかもしれない。将来において北海道と関西と九州で1基づつ爆発したら、もう島しかすむところがない。100年後は人口減と相まって日本列島には何人住んでいるのだろう。

32. 2011年7月26日 17:47:28: fXlF5FATt2
小沢氏の問題では、週刊現代はマスゴミの代表な様な週刊誌。
放射能汚染問題では、週刊現代は正義の味方?
無いかおかしくないか?

小沢問題では、あれだけ嘘を書き通した週刊現代が今度は僅かなデータで
国民を恐怖に陥れる。

政府は勿論信用できないが、週刊現代も信用できない。

何としても菅を辞任させ、まともな政府にすべきだ。
菅のシモベに成り下がった細野も情報隠蔽か?

我らが生き残る為には、小沢首相しかないのかもしれない。
いよいよ切実ですな!


33. 2011年7月26日 18:24:14: wVJaobwZD6
>29さんへ

極論だね。でも、言っている事はわかる。その怒りにも共感するよ。
ただ、具体的にどう行動したいの?
今の政治家&官僚総取換え?現実的じゃないし、良い人材は失いたくないでしょ。
厚労省に居て中から声を上げて窓際に干された木村さん。
経産省に居て問題提起し続けたら肩叩きされ、でもそれを拒否した古賀さん。
その古賀さんが官僚と一番闘ったのは、長妻さんだと言った。
各省の事務次官全部交換。
国会議員は、国民が投票して選んだわけで、憲法にある通り主権在民なんだから
国民側に向いていない国会議員は、選挙で確実に落とす。

選挙に行く。
一票を投じる前に、自分が投票する相手をしっかり吟味する。
自分の場合、投票したい候補が存在しないジレンマに苦しむ。
でもさ、まず半世紀以上も政権交代さえ出来なかった非は、国民側に
あるんじゃないの。>>31さんへ

六ヶ所がいったら、この国は終わります。
後藤さんによれば、原発は一基だけ単独で爆発はしないそう。
連鎖で全部いく。
福島みたいに。


34. 2011年7月26日 18:31:03: DGVzEWnAL2
現代がどうこうとか、イラネ。
測定した結果だけ知りたい。

35. 2011年7月26日 18:32:01: b3rnBlWtho
>27
テルル129mはいきなり出てこない。
テルル129が崩壊してテルル129mが出来るけど、テルル129は半減期が約70分だったかな。だから、出たてでないと検出できない。

つまり、テルル129mが出たということは、テルル129が存在した証拠になるということ。


36. 2011年7月26日 18:57:20: WHMKFMJbY8

 今回の福島第一原発事故による放射線被ばくで、(原発付近で大量の放射線にさらされている作業員や、自衛隊、消防、警察などを除き)少なくとも一般公衆において、がんは増えないと予測する。

 放射線汚染(内部被ばく)を恐れるあまり、政府や自治体が出荷制限・摂取制限していない野菜・魚・水までをも警戒し、摂取しないと、かえって健康被害が生じかねない。

 今回の事故に影響を受け、放射線被ばく(外部被ばく)を恐れ、X線やCTなどによる検診(健診)を受けないと、がんを早期に発見できず、進行がん・末期がんに至る可能性がある。

 放射線に対する正しい理解を欠いたままでは、放射線への恐怖・懸念・ストレスが大きくなる可能性がある。

 2011年3月11日、宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、女川および福島の原子力発電所が大津波に襲われたが、原子炉は自動停止した。しかし、福島第一原子力発電所では冷却ポンプが故障し、炉心が高温となり水素爆発となった。環境へ放射性物質が漏えいし、20キロメートル圏内で避難した。日本では軽水炉であり黒鉛炉ではないため、チェルノブイリのように黒煙火災にともなう大量の放射性物質の放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならない。



37. 2011年7月26日 18:59:46: WHMKFMJbY8

 原子力関連施設で発生する通常ではない事象の規模を評価する尺度として、1992年に国際原子力機関と経済開発協力機構・原子力機関が提案した「国際原子力事象評価制度」がある。それによると、異常事象を7段階のレベルに分類し、上位レベル7から4を事故とし、3以下を事故とはせず異常な事象としている。

 レベル7が最大の事故で、原子力施設から多量の放射性物質が外部環境へ放出される。事例としてはチェルノブイリ事故が、これに該当する。事故分類上、最も低いレベル4の事故は、所外への大きなリスクを伴わない事故である。東海村JCO臨界事故、このレベル4に分類された。社会の受けた印象とはかなりの差があるように、思われるかもしれない。しかし、科学的な判断で、レベル4と分類された。ここでは、公衆との関わりで事故の規模を分類していることに注目していただきたい。その事業所内では事故とされる事象であっても、この国際尺度では異常事象として分類されることがある。JCO事業所から漏洩した放射線による公衆の被曝線量は、最大でも20ミリシーベルトに達していなかった。また、周辺環境に顕著な放射性物質による汚染もなかった。

 これが事実でありながら、社会へ与えた恐怖のインパクトはかなりの大きさとなってしまった。このアンバランスを専門家としては真剣に受け止めている。日本人のほとんどが、放射線および被曝の科学教育を受けていない事実。無責任に被曝リスクを話す一部「科学者」たち。恐怖を煽る報道。住民たちに不信を抱かせた科学技術庁(現・文部科学省)からの被曝線量に関する説明。発電の3割を原子力に依存し、医療やその他の産業で放射線を利用しておいて、科学技術立国を唱える我が国としては、あまりにも悲しい現実ではないだろうか。

 20世紀後半、米国とソ連が対立した冷戦下の核兵器開発競争のなか、2400回を超える核爆発実験が実施され、総量として広島原爆の3万5000発分の核爆発があった。実験場周辺の核汚染と住民の放射線被曝は、許容範囲にあったのだろうか。その実験がすべて軍事的であったため長い間秘密にされていたし、21世紀の今もなお、多くの実験場周辺での被曝のの実相は不明な部分が多い。原爆の原料・プルトニウムの製造地域での住民の被曝は存在しなかったのだろうか。チェルノブイリ原子力発電所事故により高レベルに放射能汚染した地域の住民たちの被曝の線量と放射線状態のその後の推移など、不明な部分が残されている。

 この疑問の答えを求めて、私は、1995年から2001年にかけて、世界の主な核災害地での住民の放射線被曝を調査した。この海外調査のために、持ち運べる実験室・ポータブルラボを開発した。航空機内持ちこみサイズのトラベルケースに、各種の小型計測機、ノートパソコン一式が入っている。これにより環境および人体に対し、主な測定と解析が現地でできる。

 この測定システムの前に、ロシアで開発された、計測機器を搭載した車「走る実験室」があった。私のは、それをさらに小型化している。だから、このポータブルラボ「トラベルケースに詰め込んだ持ち運べる実験室・ポータブルラボ。環境および体内放射能測定、アルファ・ベータ・ガンマの各放射線計測、地球座標測定(GPS)、方位測定、測量、重量秤、インスタント写真、ボイスレコードの機能がある」を片手に、航空機、トラック、漁船などに乗り、世界の被曝地を縦横に調査できた。

 核汚染地に暮らす人々は、自分たちの被曝の状態がわからず、少なからず不安を感じている。そこで測定結果を現地の住民にすぐに伝えた。

 調査地は、ロシア原爆プルトニウム製造施設周辺での核災害地、カザフスタンにある旧ソ連セミパラチンスク核兵器実験場周辺、米国の水爆実験で被曝したマーシャル諸島共和国ロンゲラップ島、産業利用を目的としたシベリアでの核爆発地点、チェルノブイリ原子力発電所事故からのフォールアウトにより居住制限と指定された地区、臨界事故で放射線が住宅街へ漏洩した東海村である。これらの調査は、文部省の科学研究補助金や、民間の国際ボランティア団体からの支援、国内および現地の科学者との共同により実施できたことを忘れることはできない。

 これらの調査から最初にわかってきたことは、世界の被災地で、過去に危険な被曝があった事実である。つぎに、その悲劇のあった土地も、年月を経て放射能汚染が減衰し、放射線被曝から解放されつつあることがわかってきたのは、嬉しい結果だった。

 放射線防護学の研究グループの体験記


38. 2011年7月26日 19:02:02: WHMKFMJbY8

 放射線防護学の研究グループの体験記

 1997年7月オブニンスクの医学放射線研究センター(MRRC)のロシア・ブリャンスク州高放射能汚染地区へのフィールドミッションに参加した。笹川記念保健協力財団のチェルノブイリ医療協力事業の一環である。モスクワから南西90キロメートルに位置するこの都市は、日本では「つくば」に相当する旧ソ連の科学都市である。街の壁には、アインシュタインの有名な式(E=m×cの2乗:質量に光速度の二乗を乗じた値はエネルギーに等しい)が大きく描かれている。なお、1954年に世界初の原子力発電所がこの地に誕生している。

 このミッション参加者の内訳はMRRCからステパネンコ博士、コンドラショー博士、シャフターリン博士ら7名、科学工業ユニオン・タイフーンから事故直後に現地調査をしたスニコフ博士、モスクワの生物物理学研究所からヨウ素129の調査のための土の採取にガブリーリン博士、ブリャンスクダイアゴナスティックセンターからアレクサンドル博士、イズベスチヤ紙の記者チェチェン氏、そして私の総勢12名である。4個のスペクトロメータを搭載したモービルラボを含む3台の車で、7月18日朝9時にオブニンスクを発ち、南西方向に約400キロメートル離れた町クリンシーへ向かった。このミッションは、その前年に原医研に客員教授として招待されていたステパネンコ博士からの提案がその発端だった。彼から、ロシアで最も汚染した村ザボリエの話を聞いた私は、その調査の機会を心待ちにしていた。

 私のねらいはチェルノブイリ事故からのフォールアウトで高レベルに汚染した居住制限地区の被曝線量調査である。

 途中ブリャンスクダイアゴナスティックセンターに立ち寄り、ドロホフ博士から現地の甲状腺がんの疫学的状況の説明を受けた。土壌汚染の少ない地域でも、甲状腺がんの発生が少なくないと言う。その晩クリンシーに到着した。

 ウエートホテルを基地として日帰りの現地調査が翌日からはじまるのだが、私がこれまで経験した、旧ソ連のホテルの中でも最もレベルの低いものであった。9泊の滞在中に、シャワーの湯は二晩しか供給されなかったし、部屋は一度も掃除されなかった。支配人は私たちに挨拶に来てベストを尽くすと言ったにもかかわらず、他のロシア科学者たちも同様な悪印象をもったようだ。

 バザールで魚の燻製(くんせい)、野菜、西瓜、チーズ、豚肉などの食料品を調達した後、11時45分に出発。ザボリエ村の6キロメートル手前、眺めのすばらしいマカリチの丘の上で昼食休憩。毎時0.36マイクロシーベルト。この場所で、前年の厳戒管理区域での調査で校正した検出器を用い、セシウムの地表面汚染密度のその場測定を試みた。

 セシウム137が放射するガンマ線を直径2.5センチメートル、長さ5センチメートルのヨウ化ナトリウムの結晶で検出する。その一秒間当たりの計数と汚染密度との関係を既に求めているので、その計数を測定することから、未知の土地の汚染密度を知ることが可能である。液晶画面を有するスペクトロメータと称するノートサイズの装置にガンマ線のデータを記録し、それを信号ケーブルでつないだノートパソコンへ読み込む。このパソコンで汚染密度が計算できるようにしてある。測定に3分、計算に2分で、結果が出せる。

 その場でのセシウム137放射能の測定結果は平方メートル当たり316キロベクレルだった。この迅速な評価にロシア科学者たちの関心が集まった。今回が、オブニンスクの科学者たちとの最初の合同調査である。

 昼食を終え、いよいよ厳戒管理地区・ザボリエ村へ移動。レンガ造りの旧織物工場の壁からドリルで直径5センチメートルのレンガ試料をくりぬいた。その近くでその場測定した結果は、セシウムの汚染は平方メートル当たり5.1メガベクレル、線量率が時間当たり3.9マイクロシーベルトと確かに高い値だった。

 その廃工場の前の草原で、村のウシャコフさん(40歳)が草刈りをしていた。日に焼けた筋肉質の男性。そこでチェルノブイリという名の、丈50センチメートル程の真っ直ぐに伸びた先に小さな花を見た。群生せず、一本のみが、ひっそりと咲いていた。

 その後、旧養鶏場へ移動した。そこも同様に高濃度に汚染していた。セシウムの汚染は平方メートル当たり6.3メガベクレル。

 ウシャコフさんをマカリチの川辺へ連れていき、車に搭載した機械で体内放射能量を測定した。セシウムの全身量は10万ベクレルだった。この放射能は筋肉組織に分布し、ガンマ線を放射する。彼の場合、これによる年間の内部被曝線量を3ミリシーベルトと推定した。

 小川には近くに放牧された牛たちが水を飲みに来るため、糞が多数あった。それを踏まないように気をつけながら、私たちはパンツ1枚で水浴を楽しんだ。小川での水浴は最高。ロシアのアルブス(西瓜)もうまい。この時、マカリチで入手したウォッカを喉の奥に入れた。クリンシーのホテルの風呂には湯がないので、その後毎日、小川が風呂代わりとなってしまった。風呂好きの私は、毎日、動物の糞を踏まないようにと願った。

 チェルノブイリ事故後、1989年にザボリエなどの村の住民は退去することになったが、そのまま居残った人たちがいる。20時、ウシャコフさんの家を訪れ、家の内外の放射線を測定させてもらった。彼の家の外の線量率は毎時2.9マイクロシーベルトだが、中は外からの放射線が壁で遮蔽されているため約4分の1と低かった。家で12時間、屋外に12時間いるとし、彼の1年間の外部被曝を推定すると、およそ14ミリシーベルトになる。この量は日本と比べると約10倍だ。セシウムに汚染した村に暮らすウシャコフさんは、内部被曝の3ミリシーベルトと合わせて、総被曝線量は年間17ミリシーベルトと推定した。

 家の玄関先の日陰には長椅子が置かれ、彼のお母さんや近所の老人たちが腰掛けた。日本や広島の話をした。「広島では何人が亡くなりなしたか」と聞かれた。「1945年の12月までに市民14万人が死亡したが、今は完全にきれいになり、復興しています」と伝えた。

 前年ベラルーシで苦い思いをしたので、今回はポラロイドカメラ用意していた。この村には、電気、電話はないし、もちろん写真店も存在しない。いっしょの写真を撮り、それを渡すと大層喜ばれた。帰りには、籠いっぱいの新鮮なキノコをもらった。21時40分村を出た、日没。

 ウシャコフさんがこのゾーンで今後50年間暮らした場合、チェルノブイリ事故起因の外部被曝線量を推定すると269ミリシーベルトになる。
体内のセシウム137放射能量から推定される50年間の内部被曝は72ミリシーベルトである。したがって推定総被曝線量は341ミリシーベルト。なお、放射線被曝した歯のエナメル質の電子スピン共鳴測定から、ステパネンコ博士のグループが評価した1986年から1996年の外部被曝線量は180ミリシーベルトであり、1年間当たりでは平均18ミリシーベルトであった。一方、スニコフ博士は事故直後に、ザボリエのある地点で、被曝線量を、1986年から1990年まで住み続けたと仮定した場合で、より大きな値である1000ミリシーベルトを、1990年から2060年まで住み続けた場合で400ミリシーベルトと推定している。しかしこの調査の後、彼は亡くなってしまったので、この違いを今となっては、議論できない。

 これに対し日本で毎年、胃と胸部のX線集団検診(1回4および0.3ミリシーベルトの被曝)を50年間続けると、自然放射線による被曝も含めて290ミリシーベルトの線量になる。一方、ザボリエ村のセシウム137の残留放射能密度の最大値は、1平方メートル当たり6.3メガベクレルだった。したがってセシウム放射能汚染密度が日本の場合の約1000倍以上高いにもかかわらず、被曝線量の今後に関してはザボリエと日本との間には大差はないことになる。

 ホテルでの食事は、科学者チームによる自炊だった。各自1回は調理するとのことで、私も一度皆の希望で日本食を用意することになってしまった。そこでNHKの番組「男の料理」でみたある俳優のキャベツ料理を思い出した。それは、1個丸ごとのキャベツと、豚肉を使った単純なメニューだった。もちろん、この料理は私にとって、これが最初の試みだ。

 幸い韓国製の醤油を、ロシアの友人がバザールで調達してくれていたので助かった。本当は日本酒も必要なのだが、ないので代わりに皆が好きなウォッカを用いた。砂糖に醤油、それにウォッカを混ぜたソースを、鍋の具にかけたとたん、ロシア人たちの目は点になった。今晩の食事をあきらめた顔をしたように見えた。彼らロシア人は決して、ウォッカを料理には用いないと後で聞いた。20分くらい煮込んで、まだかまだかと待たせた後、各自の皿に盛り付け、食事開始。おっかなびっくりの彼らだったが、とたんに皆明るい顔になって「クスナ(美味しい)」と言ってくれた。

 さて、本日ザボリエ村でいただいたキノコは、チーム一の料理人がフライパンで炒めてくれた。せっかくだから、ロシア一の汚染村からのキノコを食べる前に測定することを提案した。スペクトロメータの液晶画面にセシウムの存在を示す大きなピークを見た。1個当たり約1000ベクレルのキノコは好い味だった。「オーチンクスナ(大変美味しい)、トースト(乾杯)」

 翌朝、早速自分の体内放射能量を自ら、ホテル室内で測定した。1インチサイズの検出器は、人体測定用に校正してきていた。これにより、世界のどこでも測定ができるようになっている。今回の自分の体の測定が記念すべき最初の使用だった。その結果、私の体に4キロベクレル(=4000ベクレル)のセシウムが取り込まれたことが判明した。これによる内部被曝の推定は0.04ミリシーベルトである。これが、携帯型測定器による放射能全身測定のはじまりであり、かつ自分自身の体を用いた人体実験のはじまりでもあった。

 翌朝から開始した自らの体内に含まれる放射能セシウム137量の経時変化の測定は帰国後も続いた。その結果は、初期の4日間で半分になり、その後104日で半減するように徐々に排出されていった。現在は検出されないくらいにまで減少している。セシウムは取り込まれた後、全身の筋肉組織に均等に分布し、私の例のように少しずつなくなる。この代謝によって半減する期間を、生物半減期と言う。セシウム137の物理半減期30年に比べると、その生物半減期は成人の場合約100日とかなり短いことがわかる。放射能セシウム137は全身分布とこの短い生物半減期のため、造血器官に近い骨に沈着して生物半減期の長いストロンチウム90やプルトニウムと比べ危険性は相対的に低い。

 今回の10日間の調査が原因の私の被曝線量は内外被曝合わせて、約0.3ミリシーベルトと推定した。この量は日本で実施されている胃のX線集団検診による被曝線量4ミリシーベルトの10分の1以下である。胃の撮影が瞬時の被曝に対し、少しずつ受けた被曝、すなわち低線量率の継続的被曝である。被曝量が同じでも、この低線量率や分割被曝の場合のリスクは低い。

 ロシアの兄弟作家アルカディ・スツルガフスキーとボリス・スツルガフスキーのSF小説に「道路の近くでピクニック」がある。宇宙人が地球のある地域に来た。そこではいろいろな怪奇現象が生じ、国連軍はそこを立入禁止地区とした。自分の科学的興味と人々のために、自らの健康障害も顧みない科学者たちがその地を調査した。そのような科学者・研究者をスタルケルという。

 1999年9月下旬、ステパネンコ博士チームのベラルーシのゴメリ・ホイニキ郡へのミッションに参加した。これは、チェルノブイリ笹川医療協力プロジェクトが診断した、甲状腺ガンとなった子どもたちの甲状腺個人線量精密評価プログラムである。

 ゴメリでは、ベラルーシ放射線医学研究所ゴメリ支所長のシェブチュック博士の協力を得て、ホイニキ郡と30キロメートルゾーンの調査を実施した。調査項目は、甲状腺ガンになった子どもの両親への面接、本人のホールボディーカウンティング、周辺土壌の採取の三点。

 9月30日 ヴィッチ村へ向かう途中、ラジオ放送で「タカイムラでの核事故」
のニュースを聞いた。「タカイムラ?」は東海村のことだった。ベラルーシの大統領は、「いつでも日本への緊急支援をする用意がある」と声明した。

 10月1日 許可が得られ、制限区域へ入る。途中、勢いよく駆ける数頭のイノシシを見かける。住民がいないので、繁殖しているらしい。獰猛で危険だ。

 14時マサニ放射線調査基地へ到着。1990〜97年の間、この地区で働いたヴィクトル・N・フェドロフが、この施設を建設した。2名の調査員が、2週間交替で、常時配置されているという。正に、厳戒管理地区に暮らす、勇気あるスタルケルたち。

 主任のススコフさんに周囲を案内してもらった。周辺は毎時10マイクロシーベルト、その場測定の結果、セシウム137は平方メートル当たり8メガベクレルの汚染地であった。森の各樹には白いペンキで番号が付けられている。長期間の生態系を調べるための、ひとつの監視対象となっている。

 苔の生えたフィールドで、比較的大きなキノコ38グラムを見つけた。ホテルに持ち帰り、測定した結果、キノコのセシウム137放射能は1.2キロベクレル、キログラム当たりでは33キロベクレルとかなり高いレベルに汚染している。

 地表面で、プルトニウムの微粒子ホットパーティクルを見つける目的で、アルファカウンティングをした。プルトニウム粒子は重いので、爆発した原子炉周辺のこのゾーンの外へは、ほとんど漏洩していないことがわかっている。そこで、この4号炉から10キロメートル程度しか離れていないマサニにならば容易に発見できると信じた。この一帯は、プルトニウムの汚染が、平方メートル当たり3700ベクレル以上と報告されている。しかし、アルファ線を多数放射する粒子は見つからなかった。2箇所で捜したが、計数はゼロだった。厳戒管理地区の外のホイニキ郡でも同様な測定をした結果の最大値は、毎分5カウントだった。

 作業終了後、スタルケルドーム(家)で、ウォッカを飲みながら、ススコフさんと汚染地での調査について意見交換した。汚染調査の意味、環境の回復、再定住などについて。将来、私もこのドームを基地として調査したい。

 チェルノブイリ発電所事故による核災害における公衆の放射線被曝の特徴は次のようにまとめられる。

@核反応が暴走した原子炉では水蒸気・水素爆発後の黒鉛火災にともない、環境へ莫大な量の放射性物質・約2エクサベクレルが放出された。事故時の急性放射線障害で、線量レベルA(4シーベルト以上)となった運転員および消防士28人が死亡した。

A半径30キロメートル以内の住民9万5000人が事故翌日から7日後にかけて緊急避難し、被曝線量の低減化がはかられた。しかし住民の最大被曝線量は、750ミリシーベルト、甲状腺線量は、数グレイ(=数シーベルト)に達していると推定されている。放射性ヨウ素に汚染した牛乳を飲むことが主な原因で、子どもたちの甲状腺の線量が高くなった。WHOの2002年までの調査では、総数4000人の小児が甲状腺がんになったが、治癒率が高く、死亡したのは15人であった。

B長半減期の放射性物質により広範囲にわたって地表面が汚染し、特に放射性雲が通過中に降雨した土地には、セシウム137の残留汚染が顕著である。ロシア、ベラルーシ、ウクライナの3カ国で、平方メートル当たり555キロベクレル以上に汚染した面積は1万300平方キロメートル(東京都の面積の4.7倍)であった。

C一部を除いた30キロメートル圏やセシウム137の汚染が平方メートル当たり1480ベクレル以上(年間線量5ミリシーベルト以上)の土地は厳戒管理地区と指定され、居住は公的には許可されていない。なお、事故後10年以後の年間被曝線量は、日本の医療検査線量と大差はないレベルである。

Dこの地区には、自らの意思で暮らす成人たちがいるので、長期にわたる調査と復興に向けた支援が必要と考える。

 福島第一原子力発電所(2011年の場合)

@地震P波を検知し核反応が自動停止したことにより原子炉の暴走破壊はなかった。そのため、半減期の短い放射性物質の危険な大量漏洩はなかった。半減期8日と短い放射性ヨウ素の周辺住民の甲状腺線量はチェルノブイリと比べて圧倒的に低く、甲状腺がんはない。

A原子力運転員の急性放放射線障害もなく、線量はレベルC:0.1〜0.9シーベルト(=100〜900ミリシーベルト)以下。


39. 2011年7月26日 19:05:02: WHMKFMJbY8

 体内へ放射性物質を取り込み、それにより被曝することを内部被曝という。その経路は汚染した食物、飲料水の摂取、放射性の粉塵・ガスの呼吸、皮膚からの取り込みである。放射性物質の体内の集積部位は元素ごとに異なる。例えば、セシウムは全身の筋肉組織、ストロンチウムは骨や歯、ヨウ素は甲状腺、そしてプルトニウムは肝臓、骨、肺に沈着する。

 体内に残留する期間は生物代謝によって決まる。代謝により、体内量が半減する期間を生物半減期と呼び、元素の種類ばかりでなく、その人物の年齢によっても異なる。多少の個人差がある。

 内部被曝の場合、飛程の短いベータ線やアルファ線を放出する放射性核種が特に大きな影響を与える。

 核医学診断で使用する放射性薬剤は、検査する臓器により薬剤の化学形は異なる。例えば、核種Tc-99mでは、検査の臓器として、骨の場合がリン酸塩であるが、甲状腺の場合には過テクネチュク酸塩である。

 診断での投与量をTc-99mの場合で見ると、世界平均値で、骨検査で719メガベクレル、心臓血管検査で622メガベクレル、脳検査で482メガベクレルである。これらの検査あたりの実効線量は2.0〜8.4ミリシーベルトの範囲である。

 体外からの人体照射と同様に、体内に取り込まれた核種による人体照射においても、線量の理解が重要である。少しでも体内からの被曝のほうが、より危険であるとの認識は誤りである。

 内部被曝線量は、摂取された核種が体内から消えていくので、外部被曝線量とは異なる評価となる。線量評価期間は50年(成人以外は70歳まで)として、管理上は、最初の単年度の線量として扱う。これを預託線量という。

 体内に取り込まれた物質は、代謝により体外へ排出される。この代謝による人体の半減期を、物理半減期と区別して、生物半減期という。したがって、体内の放射性核種の減衰は、物理および生物的な減衰の両方で生じるのである。その全体としての半減期を実効半減期といい、次の式で表される。

 (1/実効半減期)=(1/物理半減期)+(1/生物半減期)
  実効半減期=(物理半減期×生物半減期)/(物理半減期+生物半減期)

 セシウムの生物半減期は、成人男子で、およそ100日である。物理半減期は30年なので、生物半減期に比べて非常に長く、実効半減期は、100日と計算される。

 (1/実効半減期)=(1/30×365)+(1/30)=1/100
  実効半減期=100日

 日本では、内部被曝事例として、第五福竜丸の被災船員の死亡の記憶が強烈である。ただし、死因は肝機能障害である。被災船員の多数は、治療の輸血時に肝炎ウィルスに感染したと考えられる。入院中に黄疸となり、その後も肝機能障害を持った。こうした障害は、現地のマーシャルの被災者たちには発生していない。

 第五福竜丸船員の肝機能障害は、体内に取り込まれた放射性核種が原因でないと断言できる。肝臓に障害を与えるほどの線量はなかったからである。第五福竜丸の船員たちの顕著な内部被曝は、マーシャルの被災者と同様に、放射性ヨウ素による甲状腺にあると考えるのが合理的である。ただし、被災した船員たちに急性の甲状腺機能障害はなく、甲状腺がんも発生していない。

核種、物理半減期、生物半減期、集積部位、1ミリシーベルトの被曝となる体内放射能、主な影響は次の通りである。

Cs-137、30年、100日、筋肉・全身、7万7000ベクレル、白血病・不妊
Sr-90、29年、骨・歯、3万6000ベクレル、骨腫瘍・白血病
I-131、8日、80日、甲状腺、4万5000ベクレル、甲状腺ガン・甲状腺機能低下
Pu-239、2万4000年、100年(骨)・40年(肝臓)、骨・肝臓・肺、4000ベクレル、骨腫瘍・肝臓ガン・白血病・肺ガン

国際放射線防護委員会の経口摂取に対する実効線量係数(㏜/㏃)より求めた値。物質の性状としては、速い吸収速度(セシウム、ストロンチウム、ヨウ素)ないし中位の吸収速度(プルトニウム)としている。この被曝は、これらの放射性物質を体内に摂取してから、その後50年間の線量である。ただし、セシウムやヨウ素の被曝はそれらの生物半減期や物理半減期が短いので、体内摂取後、比較的速やかに、体内から消失する。

内部被曝とは、体内に取り込まれた核種から放射線を照射される被曝の形態。
例えば放射性ヨウ素は甲状腺に蓄積し、その組織が集中的に被曝するので危険。
一方、セシウムは全身の筋肉に蓄積する。
人体へのリスクは放射性ヨウ素のほうが高い。
人体内に通常、およそ1万ベクレルの放射性カリウムや放射性炭素などがある。
健康影響のリスクは、概して100万ベクレル程度以上が体内に入り込んだ場合である。
アルファ線の透過力は弱く、空気中では酸素分子や窒素分子との衝突のために、数センチメートルしか届かない。また、紙一枚でも遮蔽できる。したがって、アルファ線を放射するプルトニウムで地表面が汚染しても、それだけでは被曝を心配することはない。


40. 2011年7月26日 19:08:41: Fmuy1S9dgk
>これらの調査から最初にわかってきたことは、世界の被災地で、過去に危険な被曝があった事実である。つぎに、その悲劇のあった土地も、年月を経て放射能汚染が減衰し、放射線被曝から解放されつつあることがわかってきたのは、嬉しい結果だった。

 放射線防護学の研究グループの体験記

希望の持てる話ですが、さて放射能汚染の汚染のあった地に、保守系政治家やお金持ちの人達は戻ってきたのかな?住んでいるのはどこにもいけない貧しい人達や先祖伝来の地にしがみつく頑固者だけ。チェルノブイリの森の野ネズミと同様、放射性物質に弱いものは淘汰され比較的抵抗力のあるものだけが残っている。


41. 2011年7月26日 19:12:32: WHMKFMJbY8

 核兵器開発の最中、ソ連原爆プルトニウム生産拠点で、核廃棄物公害などにより周辺住民に甚大な体内汚染が発生した。特にテチャ川の核汚染による流域住民のストロンチウム90による内部被曝は世界に類をみない災害となった。2000年4月〜5月の現地調査を中心に、この地の核災害による住民の被曝と現在の状況を報告する。

 1949年に、南ウラルにおいてソ連の原爆プルトニウムの生産が始まった。これは内務大臣ベリヤが建設責任者としてつくったソ連最初の核施設マヤークである。ソ連のカザフスタン・セミパラチンスク核兵器実験場はここから東方1400キロメートルと近い。

 このマヤークは、主に三施設から構成されている。原子炉と、プルトニウムを抽出するための放射化学施設、そして廃棄物処理施設である。ただし、驚いたことには廃棄物処理施設の処分場として、主として川と湖が使用されていた。まるで、昭和以前の日本の産業界が河川に廃液を垂れ流していたような状態だ。こうして、このマヤーク周辺で操業の初期に、核廃棄物公害と廃液貯蔵タンクの爆発事故により広範囲な環境核汚染が発生してしまった。

 放射能汚染の主な源は、(1)1949〜56年のテチャ川への10万テラベクレルもの核廃液の放出、(2)1957年のキシュテムでの放射性廃棄物貯蔵施設の爆発によって放出された放射能7万4000テラベクレルによる西ウラル地域の汚染、(3)1967年の核廃液の投棄場として利用されたカラチャイ湖畔の落雷による22テラベクレルの沈殿物の舞い上がり、そして初期10年間のガス状エアロゾル2万1000テラベクレルのヨウ素131(I-131)などの放出であった。

 1993年1月27日、ロシア政府は、はじめてこのウラル地方の放射能汚染の実態を公式に発表した。ロシア閣僚会議幹部によれば、工場周辺に放出された放射性廃棄物の放射能総量は3700万テラベクレル以上に達し、「チェルノブイリ原発事故の20倍」にあたる。この間、約45万人が被曝し、そのうち強度被爆者5万人中1000人が発病した。放射能汚染は工場周辺のチェリャビンスク、クルガン、スヴェルドロフスク三州を中心に広がっている。これに対して、ロシア閣僚会議幹部会は、マヤーク核兵器用プルトニウム製造工場からの放射能汚染補償・対策計画を決めたという。

 特に核廃液が放出されたテチャ川河畔周辺の人々は、その川を主要な飲料水として利用していたため、世界で他に例をみない体内被曝となった。約3万人からなるこの調査対象群を、長期にわたり疫学的に調査した結果、白血病や他のガンからの死亡リスクが、被曝線量に伴って増加することがわかった。

 テチャ川に流れ込んだ核分裂生成物の4分の1が長半減期放射性核種である、ストロンチウム90とセシウム137だった。放射能の95%以上が、1950〜51年に投棄された。水中の放射能は、投棄された場所から離れるにしたがって減少し、テチャ川の上流域と中流域の人々は、下流域の人々と比べて、放射性物質の摂取量が多い。川の汚染は、魚を汚染したばかりでなく、その水を飲む牛とそのミルク、そして流域農地を汚染し野菜を汚染した。

 1956年から1960年の間にテチャ川の上・中流域に住んでいる約7500人の住民が、汚染された川から離れた場所へ移住したが、そのうち約2000人の住民は、1957年に起こったキシュテム事故からのフォールアウトも併せて被曝した。マヤークから60キロメートル以内に位置するテチャ川の上・中流域の人々は、また、施設が定常的に放出するプルトニウムの同位元素も含む気体上の放射能によっても影響を受けた。

 テチャ川流域の住民への広範囲なモニタリングが、1951年に始まった。これらの調査で、長半減期放射性核種による人体への汚染の程度が長期間調べられた。被曝した住民を保護するための特別なデータベースが、ウラル放射線医学研究センターにより作成された。この体内被曝の特徴は、ストロンチウム90だ。ストロンチウムはカルシウムと化学的性質が似ているため、骨や歯に蓄積する。このストロンチウム90からのベータ線が骨髄を長期間照射することになった。

 セミパラチンスクでの原爆実験のルーツであるマヤークでの核災害の存在を知った私は、その調査の機会をうかがっていた。折よく、チェリャビンスクから広島を訪れていた医師シャロフ博士が、1999年の春に私の研究室を訪れた。そこで、現地調査の可能性を打診し、文部省の海外研究開発動向調査に応募した。そのテーマは「ロシア連邦での核兵器原料プルトニウム製造過程における周辺住民に対する放射線防護・衛生学上の課題」で、幸いこれが採択された。現地の寒い気候を考慮して、翌年の年度末ぎりぎりに、単身出発し、5月中旬まで現地に滞在することにした。

 ロシアでの原爆プルトニウムの製造に関わる今回の調査は、現地の許可が得られるかどうか心配であった。もちろん許可なくして調査はできない。そこで現地チェリャビンスクに明るくない私だが、ロシア連邦の放射線分野には太いパイプがあるので、事前に可能な限り手を打った。そのひとつは、サンクトペテルブルグにあるロシア連邦保健省の放射線衛生学研究所(IRH)の協力である。この研究機関からは、過去私の研究所へ客員教授を迎えたことがある。またこの調査出発前の3か月間、今回の調査をにらみ、共同研究のためIRHの研究者を広島大原医研へ招待していた。もうひとつは、オブニンスクの医学放射線研究センター。この研究所のステパネンコ博士から、現地チェリャビンスクの専門研究機関URCRMの紹介を受けた。

 成田空港を、2000年3月29日出発し、ヘルシンキ経由で、サンクトペテルブルグに翌日に到着した。ロシア調査の多くの場合、かなりの率で、機器の持ちこみが税関でトラブルとなる。片手で持ち運べる実験室・ポータブルラボの持ちこみの成否が、今回の調査の最初の鍵である。そのため、あらかじめその持ちこみ許可証を、IRHのラムザエフ所長名で作成していただき、無事に税関を通過できた。空港ではIRHのコンスタンチノフ、エルケン両博士に出迎えられた。

 放射線衛生学研究所で、全般的な情報交換を行い、所長の共同研究協定書を携え、4月7日12時40分サンクトペテルブルグを出発した。南南東方向の飛行であったが、眼下の景色は次第にうっすらと白い雪に被われた大地となった。ウラル山脈を超えると大小の湖が現れ、17時40分にチェリャビンスクに到着した。時差2時間なので、3時間の飛行だった。そこで1年ぶりにシャロフ博士と再開した。彼は、広島放射線被曝者医療国際協力推進協議会の招待により広島を訪れ、今回の訪問のため当地当局に働きかけてくれた。専門は放射線診療。当地はペテルブルグよりも寒く、シベリアの一部だという。湖には依然氷が残り、氷上から釣りをする光景が見られた。空港は市中心から北北東方向に位置し、車でおよそ30分だった。

 当地での住民線量調査の許可を得るのにおよそ1週間を要し、やきもきした。チェリャビンスク州環境放射線防護局へ出頭して調査計画書を提出し、要求に応じて日本から持ち込んだ測定器類一式のリストも作成した。過去、ハバロフスクで手痛い目にあったことを思い出した。その時は、数日間にわたり散々取り調べられた挙句、計器類一式が税関で取り上げられたしまった。これでサハでの調査が不能となってしまったのだ。核にかかわる調査の道筋を作るには、それなりの権威の了解を得なくてはならない。今回は、最終的にはIRHのラムザエフ所長が用意してくれた共同研究の書面が功を奏した。

 いったん許可された後はすこぶる順調だった。この環境放射線防護局が調査地区へ指示をだしてくださり、調査対象のクナシャック区とアルガヤッシュ区では、かなり好意的に迎えられた。調査には、元URCRMの局員オレエグ氏の同行付きで、監視されている状態にあったが、私の調査や、住民や区長への対応ぶりを見てか、友好的に仕事を進めることができた。

 チェリャビンスクに到着したその日、最初に市の中心へ行った。街にはトロリーバスや路面電車が走っている。まだ雪のある街は、寒いせいなのか人通りは少なかった。小さな屋外の売店キオスクや書店で街の地図を探した。

 街の北部にあるチェリャビンスク医学追加教育アカデミーの宿舎へ向かった。ここは、シベリア地域の医師を対象とした教育機関に来る受講生のための宿舎である。ひと月あまり滞在することになるこの施設は、外見のみすぼらしさとは裏腹に室内は快適だった。

 居間、台所兼食堂、寝室、シャワー室、家具・食器・掃除つきのアパートの家賃は1日2000円。洗濯と食器洗いは、メイドに週400円で頼めた。その施設内および周辺にはレストランがないので、久しぶりの自炊生活となった。また市内にもレストランはごく少ない。

 到着2日目の午前中に、シャロフ博士に市場へ案内された。市場には、野菜、米、肉、魚が豊富に売られていた。物価は日本の20分の1くらいだ。骨付きの肉の塊、ペリメニというロシアの小さな餃子、それと地元で製造している麺を購入した。飲み水も4リットルほどの容器で売られている。醤油もあったが、これは中国製で味の方はかなりのがまんが必要。米も種類が豊富にあり、日本米に近いものを選んだ。

 ご飯は、電熱器コンロの上に鍋を置いて炊く。強力な熱のためにしばしば、あっという間に真っ黒に焦がしてしまった。もちろんろくな食事は作れなかった。これにより、1週間ほどで、2キログラムの減量に成功した。自炊で最高に美味しい食事は、1ビン500円で買った黒キャビアのお茶漬けだった。

 チェリャビンスクは戦前からの工業都市で、人口120万人。新たな住宅も建設中で、各地から労働者が集まっているという。1991年までは、地図上に記されていない秘密都市だった。この街には、金属、石炭の鉱山、トラクター工業がある。第二次大戦前ソ連の戦車のほとんどがこの地で製造された。

 中央公園には旧ソ連原子力の父と言われたクルチャトフの像が、プルトニウムの臨界現象を表現した模型とともに聳(そび)えている。ロシア語の意味が「灯台」であるマヤーク生産施設は、この街から北西60キロメートルにある。新大統領プーチンは就任後すぐに、マヤークを訪れ、原子力産業再生重視の姿勢を示した。

 チェリャビンスクの教育・文化レベルは高いようだ。ウラル州には、ロシア最高のバレエ学校があるという。市営の劇場では、毎日のようにバレエや音楽会が催されている。また2年前の数学オリンピックのチャンピオンが、この街の数学物理学校から出ている。

 その学校の少年イゴール君(13歳)は、英語、独語の他、きれいな日本語を話した。この都市に日本人は住んでおらず、日本語のできる中国人から習っているという。彼の曾祖父はシベリアに来ていた日本の商人だった。しかし「第二次大戦が始まり、日本へ戻った後、音信が途絶えてしまった」と、彼の母親が話してくれた。

 テチャ川はオビ川の上流に位置し、イセット、トボル、イルティッシュ、オビと続いて、最後に北のカラ海へ至る。したがって、ウラルから北方の海まで核廃棄物質が運ばれてしまった。ムスリュモボ村は川の汚染後、他の村が移住するなかそこに取り残された村である。

 その村を通る鉄道の鉄橋から180メートルの河原で、詳細な放射線測定を行った。そこの汚染は、チェルノブイリ事故により高レベルに汚染し強制移住となった地域と同レベルだった。すなわち、空間線量率およびセシウム137放射能が、毎時2マイクロシーベルトと平方メートル当たり1メガベクレルを超えていた。しかしその核汚染は川に局在しており、土手を超えての汚染はほとんどなかった。村の病院裏の白樺の森の中での結果は、それらの値が、毎時0.05マイクロシーベルトと平方メートル当たり20キロベクレルと心配のないレベルだ。

 パシャークル村での環境会議で知り合ったゴスマン・カビロフさんが、ぜひ出身の村の調査をしてほしいとのことで、4月19日、2人で村へ向かった。英語がほとんどできない現地の人とロシア語に弱い日本人との2人だけで調査はできるのか、少し不安になった。

 言葉がほとんど通じない2人だが、村にある学校の英語の教師に通訳を頼むらしいことはわかった。一つ目の学校では、忙しいとのことで断られてしまい困った。しかし、二つめのゴスマンさんの出身校の校長先生は、学校で一番英語のできる生徒を紹介してくれた。申し分のない通訳だった。

 その生徒の母親が村の駅舎にある博物館の館長とのことで、まずそこを見学した。そこは鉄道の駅の小さな一部屋で、村で亡くなった人たちの名簿が壁に貼られている。海外からの訪問者たちが持参したのか、チェルノブイリをはじめ世界の核災害の試料を目にした。私もこの地の調査報告書ができたら送る約束をし、別れた。

 その日は、食事の準備はなく、飲まず食わずの調査となった。唯一白樺林のなかで測定している時に、ゴスマンさんがビンに入った水を差し出してきた。あまり味のない飲み物だが美味しい。これは村人が、新芽を吹き出す直前の季節に白樺の木に傷をつけて採る樹液だった。

 川沿いのカールマルクス通りの住人から鮒(ふな)の放射能測定を依頼された。その場での測定で、高いベータ係数があったので、宿舎に持ちかえり詳細な測定をした。魚全体で、セシウム137がキログラム当たり11キロベクレル、ベータ係数が毎分359カウントだった。そのうち、グラム当たり毎分、ウロコが75カウント、背骨が11カウントで、その他、内臓や卵からは検出されなかった。ベータ線を放射するストロンチウム90が川魚のウロコや骨に蓄積している証拠だ。

 その結果を後日、その村民へ教えた。ギマトフ・ハイブラさん(50歳)は以前トラック運転手をしていたが、現在失業し、漁猟でどうにか暮らしている。彼にとっては、それら川魚は、ソ連崩壊後、職を失った彼らの主食。そこで、「私があなたの立場なら、ウロコ、骨、ヒレ以外は食べる」と答えた。ちなみに、1999年に調査したチェルノブイリ10キロメートル圏内のマサニのキノコのセシウム137はその魚の3倍の汚染だった。

 私が会ったその他の人たちは、テチャ川の魚は食べないと答えた。やはり、村人たちはテチャ川の核汚染を恐れている。

 ハイブラさんから歓迎された私は、彼を含め、近所の知り合い多数の人体を測定することができた。狙いは住民の骨や歯に含まれているかもしれないストロンチウム90が放射するベータ線の検出である。そこで前歯、額、手の甲に対しベータ線を計測することにした。

 その結果、1946年と1950年生まれの村民の歯から、毎分733および476カウントの高い計数率を得た。ストロンチウムは骨や歯に蓄積され、長期間ベータ線を放出し続ける。

 このベータ線は薄い金属板1枚を透過できないので、背骨に含まれるストロンチウム90からのベータ線は測定できない。歯はむき出しなので、測定には好都合だった。1950年前後以外の年に生まれた村民は、顕著に高いベータ係数は観測されなかった。この現象は、テチャ川への放射能最大放出期間が1950〜51年であることと相関していた。

 それぞれの家で、チャイ(茶)の接待を受けながら、彼らの政府への不満を聞いた。農業組合の崩壊後、仕事がないことや、被曝補償が1カ月わずか100円あまりではどうにもならないことなど。

 こちらは、各自の測定結果をメモとして、その場で被検者へ手渡し説明した。以前、ドイツからの科学者たちが、同様な調査にきて、村民に測定結果票を残していた。彼らは、額に対してのみベータ線を計測していたので、顕著な計数を見いだせていなかった。

 滞在7時間の個人線量計の平均線量率は毎時0.072マイクロシーベルトと正常値であり、現在、住民の外部被曝線量は平常である。以前は川の水が飲料水であったが、現在すべて井戸水に切り替わっている。川岸のごく一部に柵が設けられているが、放牧されている牛は川の水を飲み、河原の草を食べていた。幸い村のミルクの測定で顕著なベータカウントはみられなかった。しかし以前は食物連鎖で汚染した牛乳を村民は知らずに飲んでいたはずである。

 帰りに、ハイブラさんから、以前、村でしとめたヘラジカの大きな角を土産にもらった。せっかくのプレゼントなので、ベータ線計測を宿舎で実施した。表面からの計数は毎分98カウントだった。この鹿もテチャ川の水で育ったに違いない。

 アルガヤッシュ区では、車や通訳の手配など、積極的な調査協力を受けた。最も汚染が心配されているバシャークル村での4月17〜18日の調査では、同村で開催された環境会議へも招待された。調査には、区長代理のナイリャ氏の案内と、地元英語教師ズバリャさんによる英語、ロシア語、バシャーキ語の通訳がついて順調だった。この区の主な民族はバシャーキで、彼らは日常バシャーキ語を用いていた。

 ウラル夫人の会主催で会議が催された。マヤークによる核汚染対策について真剣に討議された。チェリャビンスク州社会財団エコロギーは欧州TACIS支援プログラムによる汚染土壌の測定結果を報告した。私の方からは、その当日の朝に測定した村の森の結果を、世界の他のデータと比較しながら解説し、現状の村の汚染レベルは心配する必要のない範囲であると発言した。

 核廃棄物貯蔵として利用されたカラチャイ湖が1967年に干上がって大量の放射能が環境に放出された事故により、この村は汚染した。現在、森でのセシウム137の汚染密度は平方メートル当たり76キロベクレルであった。滞在5時間半の個人線量計の平均線量率は、毎時0.07マイクロシーベルトと正常値である。

 村の小さな保健施設プンクトに、ボランティアの被検者に集まってもらった。住民7人の体内放射能を測定したが、顕著に高い値はなかった。歯のベータ計数の最大値で毎分53カウント。なお、セシウム137は全員微量のため測定できないほどだった。すなわち体重1キログラム当たり20ベクレル以下だった。

 環境会議で汚染している住宅があることが指摘されたので、会議終了後にその家を訪問した。19と番号が付けられた家の屋内の線量率は毎時1.7マイクロシーベルトで、床面より天井方向の線量率が高い。ちなみに日本での通常の線量率は0.1以下なので、この家はかなり高い放射線があることになる。

 家の外から梯子をかけて屋根裏に入ると、天井裏に土が敷かれていた。表面のベータ係数は毎分2600カウントと異常なので、ガンマ線スペクトル測定を実施した。意外なことに、その土はセシウム137は平方メートル当たり160万ベクレルで汚染していた。

 この家の家主ガビヤ・カリモバさん(51歳)は、1956年に両親とともに、テチャ川流域の村からこの村へ移住してきた。この家は、その移住のために、政府が用意したものなので、天井の土は1956年に敷かれたと説明した。カラチャイ湖の干上がった1967年による汚染では解釈できないこの汚染源は何か。まさか、この土が、テチャ川の河原から運ばれたのではなかろうに。こうした汚染土壌の敷かれた家は他にもあるらしい。

 この事実を家主へ説明するとともに、結果を現地当局へ報告し、汚染土壌の除去を提案した。その後、チェリャビンスク州当局により、この実施が図られたが、当の住民に拒否され、実現しなかったと聞かされた。公衆に対する放射線防護実施の困難な一面を見た。

 1957年のキシュテム核廃棄物貯蔵庫の爆発事故で放出された、放射能により汚染したカラボルカ村を訪れた。この調査は、タタール・カラボルカ村出身の区長代理ムルジンさんの強い依頼があって実施した。ここはタタール人の村。キシュテムの事故で汚染があったとき、隣村のロシア人が住むマラヤ・カラボルカは避難させたが、ここは残ったと訴える。住民は不安を感じている。

 前の晩に雪が降った5月3日の調査は大変寒く、野外の測定ではコンピュータの液晶画面が見えないほどだった。10時35分にクナシャック区の管理事務所に到着し、区長らの前歯および手の甲のベータ線計測を行い、その日の調査の計画を説明した。ウォッカを1本空けての昼食後、2台の車で出発。ムルジンさんの他、病院長のバイムルジン医師が同行。

 村の学校にて、村民6名の測定を行った。また住民6人の歯、額、そして手の甲に対し行ったベータカウントの値は、すべて低かった。最大値はそれぞれ毎分19、46、32カウント。

 森と河原で測定したセシウム137の値は、平方メートル当たりそれぞれ22〜31および4.2キロベクレルだった。河原での測定は汚染を心配していた住民の依頼に応えたものだった。空間線量率は毎時0.05〜0.07マイクロシーベルトの範囲にあり、正常であった。

 この村の残留核汚染は心配のいらない現状であることを、村民、区の行政官に説明した。この寒い日は、太陽もとっぷりと落ちた夜8時に森の中で最後の測定を終えた。別れ際に最後のウォッカのボトルを空にした。その日は5本くらいは飲んだような気がする。ロシア人はよく1人1本が普通という。でも彼らのえらいところは、運転手は決して飲まないこと。日本人も見習わなくては。2時間くらいかけてチェリャビンスクの街に戻ったが、はっきりした記憶がない。

 翌日、ビデオカメラがないことに気がついた。ムルジンさんに電話し、調べてもらったら、タタール・カラボルカのお父さんの家にあることがわかった。その家で食事をご馳走になり、2本くらいは飲んだ。その時に、インスタントカメラ・チェキで記念撮影もしたが、ビデオ撮影もしたらしい。ムルジンさんは、早速カメラを届けてくれた。

 ボゴロフ博士にピックアップしてもらい、街の南部にあるウラル放射線医学研究センター(URCRM)を訪れた。出入りは、しっかりした警備で管理され、重要機関であることが肌で感じられる研究所だ。チェリャビンスク州における放射線医学研究センターとしてのこの機関は、キシュテムの事故後に、はじめロシア連邦保健省の放射線衛生学研究所(IRH)の支所として発足し、その後、生物物理学研究所に移管され現在に至っている。ここはマヤーク核災害による住民の健康影響調査の中心である。

 この研究機関の生物物理学研究室のテーマは、マヤークからテチャ川へ放出された高レベル放射能とキシュテム爆発やカラチャイ湖の干上がりによる住民の被曝線量再構築である。グループトップのデグテバ博士をはじめ、若い女性科学者たちが活躍している。ここではストロンチウム90による内部被曝に関する多くの情報を得ることができた。これが、現地調査の方法の確定と結果の解析に大いに役立った。さらに、こちらの測定結果とURCRMのデータベースとの相互比較もできた。サイエンスの他、訪問のたびに、彼女たちの用意してくれた昼食をご馳走にもなれた。

 ウラル放射線医学研究センターの体内の汚染に関する調査結果はデータベースとしてまとめられている。人骨試料中のストロンチウム90放射能分析のプログラムが1993年まで続けられウラル住民の5400体から得られた骨試料の7500以上の分析がなされた。

 以前の調査方法では被曝した人々を効果的に検診できなかった。しかし1959年以来、前歯における表面的なベータ線を測定することによって、生体内の調査が可能になった。その方法は簡単かつ安価で、持ち運び可能のため、1945年から1955年の間に生まれた調査対象の住民たち(コホート)の前歯に含まれているストロンチウムの量を測定することができるようになった。

 1974年以来、テチャ川河畔の居住者は、全身を測るホールボディーカウンターを使ってストロンチウム90とセシウム137の体内蓄積量を計測してきた。
トンネル状の遮蔽室内のベッドに横になった被検者を、上下各2台の検出器を頭部から足先まで走査し、ストロンチウム90が放射するベータ線の制動放射を測る。これによりテチャ川流域の3万1800人の個人測定が可能になった。

 テチャ川の上・中流域の大人の移住者の骨格におけるストロンチウム90含有量の年変化の平均レベルは、40年間に1桁以上減少した。大気圏内での核実験によって生じた地球規模での核汚染による一般的地域の成人の測定結果に比べて、テチャ川流域住民の量は2桁以上も高い。

 放射能放出地点から遠方になるにしたがって、流域住民のストロンチウム90の体内蓄積量は少なくなる。各村の最高体内量は、その村を流れるテチャ川の水中のストロンチウム90の量に比例していた。これは住民が川の水からストロンチウム90を摂取した証拠だ。川の水利用の禁止は1951年にテチャ川の上流で始まり1956年には下流でも禁止された。

 年齢により歯と骨に含まれるストロンチウム90の量はかなり異なる。歯の成長のピークが乳児時期であるのに対し、骨の成長は、少年期15歳が最も大きいため、それら組織に蓄積する時期に大きな差異が発生した。

 テチャ川流域のムスリュモボ村の住民の摂取率は歯のベータ線を測ることにより再構築できる。前歯の永久歯のエナメル質はごく短期間に形成され、エナメル質の代謝は非常に遅い。そのため、幼児期のストロンチウム90摂取の経年変化に著しいピークが見られる。高濃度のストロンチウム90に川が汚染された期間にエナメル形成が起こった人々の摂取量の経時的変化を正確に示している。子どもと大人の摂取量の比は全食事に対する種々の食事構成成分の寄与を分析することで決められた。全住民のすべての世代の詳細な摂取を再構築することは至るところで行われた。

 1955年から1956年に移住したテチャ川上流の住民に対して、キシュテムの事故のためにストロンチウム90が摂取された量は、15万ベクレルと推定されている。テチャ川流域から移住しなかった住民は、さらに約40キロベクレルのストロンチウムを取り込んだ。移住の有無により被曝に差が生じたが、この違いは、1950年から1952年の間に摂取した300万ベクレルのストロンチウム90と比較すると、大きな差ではなかった。

 放射性物質の主な摂取は、最初の3年間、そのほとんどが水からによるもので、セシウム137と短半減期放射性核種の摂取レベルは、川の水に含まれた放射性物質成分値とストロンチウム90の摂取量から概算された。その結果、ストロンチウム89を除く、すべての短半減期放射性核種の影響は、ストロンチウム90とセシウム137と比べて無視できるほど少ないと評価された。

 ウラル放射線医学研究センター(URCRM)によってテチャ川流域住民の骨髄における線量が推定された。その対象は1960年まで居住していた人たちと、最大放出期間に暮らし、その後も永住している人たちである。それによると、両者とも半数以上の人たちが100〜500ミリグレイ(ミリシーベルト)の被曝をしている。

 テチャ川からのセシウム137の体内摂取量を、地球規模のフォールアウトのレベルと比較する。1974年から1985年の期間にテチャ川流域住民の体内に含まれたセシウム137の量は、地球規模のレベルの約2倍だった。しかしその後チェルノブイリ原発事故で放出されたフォールアウトにより、住民の体内量は1987年にピークに達した。しかしセシウム137は生物学的半減期が約100日と短いため、過去の検査が困難になっている。

 テチャ川流域の住民たちに対するプルトニウム239、240を計測する特別なプログラムはなかった。しかしチェリャビンスク地方の住人680体の解剖からの約7000試料に対する調査が、モスクワの生物物理学研究所の第一支部によって実施された。それによると人体に含まれていたプルトニウムの量は、マヤークから離れるにつれて急速に減少した。しかしプルトニウムのレベルは、テチャ川流域と、川沿いではないがマヤークから同じ距離に位置する居留地の人々の間に差はなかった。すなわち、プルトニウムは、施設からのガス噴霧として放出されたものであって、汚染された川が原因ではなかった。

 ロシア連邦は旧ソ連時代、核兵器用のプルトニウム製造工程で、核廃棄物による甚大な公害や事故を引き起こしていた。これにより周辺環境の核汚染と公衆の放射線被曝を招いた。

 まるで日本における昭和時代の水俣公害事件(住民の有機水銀体内汚染)のような災害が発生していた。南ウラルの核災害での顕著な事象は、1949〜56年にテチャ川に放流した核廃液による流域住民の体内核汚染であった。現在も一部の住民たちの骨に蓄積されたストロンチウム90が放射するベータ線により骨髄などが被曝され続けている。なお、テチャ川は、2000年時点でも、チェルノブイリの厳戒管理地区に匹敵する程度の高レベルに汚染が残留している。

 1957年のキシュテムの貯蔵タンクの爆発、および1967年の廃棄場カラチャイ湖の干上がりから大気へ放出された放射性物質による、住民の被曝災害が発生している。これにより、周辺地域が広範囲に汚染した。なお、カラチャイ湖からのフォールアウトで汚染が心配されていたバシャークル村の環境は、2000年時点で、空間線量率最大が0.1マイクロシーベルト、セシウム残留汚染の最大は平方メートル当たり76キロベクレルであり、リスクは高くなかった。

 この核災害の科学的調査を、生物物理学研究所、放射線衛生学研究所、ウラル放射線医学研究センターが担当してきた。現在、公衆の被曝調査についてはウラル放射線医学研究センターが担当し、医学検診はもちろんのこと、線量測定のために独特の方法が開発され、データベースが構築されている。

 政策・行政面では、連邦緊急事態省が存在し、この地域の環境と被曝した住民回復のための政策を立案している。ウラル州放射線回復局の他、チェリャビンスクオブラスト行政区の放射線環境安全局および災害技術センターなどがこれに取り組んでいる。その基本的な目標は、汚染源の局在化、指定地区の回復、放射線状態のモニタリングのさらなる開発、被曝住民のための医療援助基準の改正と健康対策の向上である。しかし不十分な財政により、好ましい結果には、必ずしも至っていないようだ。

 放射線防護学研究グループの体験記


42. 2011年7月26日 19:39:23: EGaQ73B5yp

>>36>>37>>38>>39>>41 の WHMKFMJbY8 は、
連日IDを変えて長文かつ内容偽装かつ出典隠蔽のインチキ放射線被曝安全デマを
マルチポストで乱貼りし続けているセミナー商法詐欺団体である
嘘島隆彦・餓鬼悶道場カルトの狂信的な信者ですので
エセ科学宣伝に騙されないよう、読者の皆さんはご用心ください。

こいつらカルト狂信者の特徴は、コメント欄という「対話」を前提とした場所で、
いっさいの対話を拒んだ独善的な念仏を、
ひとりで延々と唱えている不気味な非社会的態度にあります。

しかもこいつらカルト組織の特徴は、阿修羅の原発板の
アクセスランキングがトップクラスの、もっとも閲覧者が多いスレッドを
狙い打ちにして、そのスレッドのテーマとは何ら関係ない、
「被曝安全教」のエセ科学マントラを、延々と貼り付けるのです。
つまり、狂信カルトの信者が自己満足で行なっている「お勤め」「敬虔さを自慢する
儀式」にほかならず、掲示板の議論を妨害する迷惑千万な荒らし行為に他なりません。

この連中は、ハイヤーにのって福島県内に「突撃」(笑)して
簡易計測器で(正しい測定法も知らぬまま素人の無知丸出しで)
ポイント計測した結果がたまたま低い数値だったと言い張って
福島県の原発近隣被災者に、避難をやめて原発近隣に戻って
地元の汚染された農産物をバクバクたべて健康に暮らせ、とキチガイじみた
勧告を公言したのでしたが、その後の現地の展開が、史上空前の放射能
汚染になっていることは誰もが知っています。ところが嘘島カルト集団は、
自分らの過ちを認めるのがイヤで、こんどは「名が先大学」の御用学者・
山師多教授らの放射線被曝安全論をもちだして、それでテメエらのウソを
正当化しようと必死です。その結果、典拠不明のエセ科学的な被曝安全デマ
を、毎日IDを変えながら、阿修羅のあちこちのコメント欄に、長文連続投稿
して掲示板荒らしをしながら、放射線被曝の危険性論議をつぶそうとしています。

出典不明の長文怪文書を執拗に連貼りして荒らしを続けるなら、
この怪文書の著者と版元を特定して、その著者と版元に対して
掲示板荒らしの威力業務妨害に関する法的措置をとりますので、そのつもりで。
(怪文書をスパム投稿して違法宣伝をしている可能性もあるので、このような
対応をするつもりです。)

 
嘘島隆彦カルトは、これまでにも有名な学者のネームバリューなどを乱用して
自分たちの権威付けを行なうという詐欺行為を常用してきましたし、「アポロ
11号の月面着陸はなかった」などのエセ科学的新興宗教で科学的リテラシーを
持たぬ人々をカルトに勧誘してきました。研究社の英和辞典はインチキだ、
などと妄想を宣伝して、日本国じゅうの英語学者から嘲笑され、学者のふりを
してトンデモを語ってオチコボレを集める5流詐欺師であるという認識が
すでに20年くらい前から確立している、低教養カルト詐欺の常習犯、それが
嘘島隆彦と餓鬼悶道場の、確立した評価なのです。

ICRPの被曝規制政策の根本思想すら理解できない嘘島隆彦のカルト信者は、
阿修羅で詐欺宣伝をマルチポストしている暇があったら、親分がかつて
学問道場掲示板で絶叫したように、「決死隊」でも組んで福島原発に作業
しに行け! このペテン師どもめ!


43. 2011年7月26日 20:11:28: U3n3rrhRKg
庶民、武田邦彦、鬼塚、あべよしひろVS政治家、官僚、公務員、マスゴミ、企業、御用学者。
知恵、技術を持っている庶民VS庶民にたかって食うことしか考えないダニ。
現実をしりたい庶民VS叩けば埃だらけの犯罪者。
自国を愛している国民VS自分達だけ生き残ればいいと考えているテーノー、ムノー。
米の手下の日本政府は、国減らし人減らしの手先。
この国の現実は、
http://tomiman-daitoku.blog.so-net.ne.jp/
国民は現実を知り、声をあげ続けなければモルモットにされたまま。
知恵も技術も持っている庶民がこの国を変えられる。
イタリア、スイス、ドイツは原発停止を決めさせた。
宇宙ステーションへ逃げ込むくらいしか能のない奴らチキンにビビるな!!!

44. 2011年7月26日 21:03:53: wlZ1o9XjBI
今後起きること。


http://twitpic.com/4hglne
「核実験以前に対するがん死亡の増加率(日本全国の5〜9歳男児)」


http://blog-imgs-47.fc2.com/s/a/i/saigaicom/20110504203350695.jpg
核実験当時に比べて圧倒的に放射能汚染値の高い現在のグラフ


http://fujiwaratoshikazu.com/_src/sc1244/13.png
政府は「肺がんやその他の病気は喫煙が原因だ」とみなさんに信じてほしいと思っています。


http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/
「放射線と健康」
アーネスト・スターングラス博士

 アーネスト・スターングラス博士は、ピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授です。
 1967年から同大学の放射線物理・工学研究所を指揮し、X線と放射線医療診断における放射線量を低減させる新しい投影技術の開発をしました。
 さらに、放射性降下物と原子炉核廃棄物による人間の健康に対する広範囲な医学的影響調査研究を行い、その結果をアメリカ議会で発表しています。
 著書に「低レベル放射能」(1972年)、「隠された放射性降下物」(1981年)、「ビッグバン以前」(1997年)などがあります。

 現在は、ニューヨークの非営利団体である放射線と公共健康プロジェクトの科学ディレクターです。
 アメリカ物理学会会員であり、以前は北米放射線学会会員でした。 2006年3月、長年に渡って低レベル放射線の危険性を訴えているアーネスト・スターングラス博士が初来日し、全国で講演会を行いました。
 スターングラス博士は、アメリカとソ連が核実験を繰り返していた冷戦当時、核実験の死の灰(放射性降下物質)による放射線の影響で世界の子どもたちの白血病やガンが急増している事実を議会で報告し、それがきっかけとなって米ソ核実験停止条約が締結されました。

以下は2006年青森市での講演記録です。


45. 2011年7月26日 21:10:16: AqeBQxOpCs
>>36>>37>>38>>39>>41
長々自説を張り付けまくるのは、やめて下さい。自分のブログででもやって下さい。

46. 2011年7月26日 21:53:21: mAKWjxKjsw
週間現代買いました。
歯医者で読む以外週刊誌なんて買ったことなかったのに。
山本太郎さんの記事が載ってるやつです。
そこにあったとおりだ、ネット監視すごいですね
42さん45さん同感です。
阿修羅はジャストな標的でしょう。

47. ケロリン 2011年7月26日 21:59:51: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE
>>36>>37>>38>>39>>41 の WHMKFMJbY8 は、
御用官僚の下請けだ。同じ情報をID違いで、回して掲載している。

全員の IDを個人特定して、
桜の水と一緒に、お掃除していく。


48. 2011年7月26日 23:58:47: KoaJLfSj8c
すみません、今、久しぶりに「ふくいちライブカメラ」を見て驚きました。
私には火事でも起きているように見えるのですが。
あれでも、何ともない、のでしょうか。
詳しい方、どうか教えて下さい。子どもが東京なのです。

49. 2011年7月27日 00:05:23: C1XTCG7GXY
>>36>>37>>38>>39>>41
2チャンネルでもわかるように、この阿修羅の管理者はアクセスサーバーがわかる。一個人なら自宅がメインになるが、組織的なら所属が簡単にわかる。そのあたりで東電および関連、政府機関、大学とかなると又一つの事件になる。あなたが善良な第三者であることと防犯ビデオのないネットカフェでの所業であることを祈る。
2チャンネルは迷惑行為に対して個人を特定してアクセス住所、名前を公開している。

50. 2011年7月27日 00:11:32: EX6TZJ2kPQ
政府・官僚・マスゴミがいくら放射線は問題ないとか原発が必要と言っても、言ってる連中のウソが次々とばれてるんだから、いまさらこんな連中を信用する人間なんて殆どいないんだよ!

教師と警察官を除いて、総入れ替えしない限り誰も納得しないと思うよ!

世界にはクーデターで既存システムを変えた国なんて山ほどあるんだから。。。。

明治維新だって薩摩と長州の田舎侍でこの国の改革が出来たんだから、同じようにやり直せば良いだけ!

優秀な官僚がいなくなったらどうのこうの言ってたら何も出来ないよ!


51. 2011年7月27日 01:07:25: cjFGVNmyWY
>>日本では軽水炉であり黒鉛炉ではないため、チェルノブイリのように黒煙火災にともなう大量の放射性物質の放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならない。

柏などのホットスポットがなぜできたのか検証のようなことをTVでやっていました。3月21日福島第一原発原子炉(何号機か?)から黒煙が出ている映像と東電の記者会見。東電側はこの黒煙はなにか分からないとした。この黒煙が放射能雲となり3月21の雨によって3月15日に次ぐ高濃度の放射性物質が東日本に飛散したのではないか?
3月21日の黒煙について東電の報告書はでているのでしょうか。

稲ワラから高濃度の放射性物質が検出されたのなら福島のガレキの放射能汚染も高濃度になっているのでは?

日本とロシア、アメリカの決定的な違いは小学生でも分かる領土の広さ。
狭い日本 汚染ガレキの処理もままならぬ現状。
もう一度事故が起こればもう逃げ場は無い。


52. 2011年7月27日 08:21:54: 86pQ4tW6Xx
もういい加減、風評被害 なんて言葉はやめましょう。原発被害もしくは東電被害が正しく使うべき言葉です。
人体に有害な放射性物質を含む食品は”風評”なんて言葉を盾に流通させてはいけません。アメリカのBSEや中国のメラミン入り粉ミルクの時のマスコミ、政府の対応とあまりに乖離しすぎていて理解に苦しみます。
すべて、国か東電に買い取ってもらいましょう。所得補償ももちろんですが。
津波被害を受けていない福島ではすでに田植えが終わっています。秋になったらどうするつもりなのでしょう?市場で売れないからといって給食用に回すつもり?家畜の飼料にする?ラベルを貼りかえちゃう? どれもだめです。
https://www4.tepco.co.jp/info/custom/service/echob_s-j.html へメールすると被害概況申出書、仮払補償金請求書と封筒が送られてきます。
ミネラルウォーターの購入費、自主避難費用も請求対象ですので、東電が破たんする前に請求しておくことをお勧めします。

53. 2011年7月27日 09:15:18: 8LQMpSZJfU
 中国新幹線脱線へのそれ見たことかという中国版安全神話崩壊をサンケイ・ゴミウリ新聞が、ここぞとばかりに記事にしている。
 しかし、肝心の日本の東電原発のウソ・デタラメ誤魔化しの安全神話崩壊を徹底的に検証しているのかといえばウソ寒い限りだ。

2チャンネルやこの阿修羅サイトへの投稿には、現職自衛官や現職官僚とおぼしき文章も散見される。
 かなり内部事情を踏まえていて、職務上知りえた知識を巧妙にアレンジして投稿していると思われる。
 ただのひきもりネトウヨ工作員も多いが、注目すべき現職者たちの政治思想・意識動向を考えると、かなり今の日本は危ない状況にきているのではないか。
 日本の政治変革は、常に上からの政体改革でしかなく、2.26、5.15、血盟団事件と歴史を繰り返す意識土壌がますます深化してきている。
 脱原発が国民意識の70%にのぼるというのに、あいかわらず産業界・テレビ・新聞・国会では原発推進擁護=核武装能力維持が主勢力である。
 将来的にも、上部構造による軍事クーデーターとしての武断政治、トルコ型の軍・産部による政治意思介入決定という方向に残念ながら進むのではないか。
 いまだかつて国民・市民のための民主主義政治がおこなわれたことはない。

 今後の東日本は、放射能高濃度汚染区域として事実上放棄されて、最終処分場か核実験場、殺戮新兵器実験場と化すのではないか。
 そして、閉塞状況に陥った西日本軍事政府は、隣国との血なまぐさい領土・国境戦争を開始し、東アジア一帯に核砲火の嵐が吹き荒れる。
 


54. 2011年7月27日 09:26:07: OzVv8S8Ymo
夜中に驚いたもので、つい騒いでしまいました。申し訳ありません。
その後you-tubeで同じ様な発光や大量の煙(水蒸気の噴出?)の映像を見ました。
あれは日常茶飯事だったのですね。
驚くことでも騒ぐことでも心配してもはじまることではないのですね。
東電に質問しても、海霧でしょう、工事のライトです、がオチなのですね。
よくわかりました。

55. 2011年7月27日 09:28:17: c3MGH08xSU
週刊現代?イギリスの調査機関?説得力のない情報だよ。(笑)福島の大気?(笑)日本のいたるところがそうだよ。福島にはじまったことでは無い。何せ、自然災害に見せかけた人工地震津波噴火原爆テロなのだから、当たり前だよ。(笑)

56. 2011年7月27日 10:34:51: EGaQ73B5yp
>>52
>もういい加減、風評被害 なんて言葉はやめましょう。
>原発被害もしくは東電被害が正しく使うべき言葉です。


まったく同感。大賛成!
しかし「被害」じゃないですよ。
これは「公害」です。

東電公害、原発公害です。

ついでにいえば、戦後の代表的な「公害」大殺戮事件の代表格は
水俣病と、森永ヒ素ミルク事件でした。

水俣病をおこした公害企業チッソの社長として、
公害患者たちへの補償金を値切る交渉で大活躍した
コストカッター江頭豊は、皇太子雅子妃のじつの祖父です。

今回の震災では千葉県市原市の石油精油所で火災がありましたが、
延焼で劣化ウラン倉庫も燃えました。
劣化ウラン倉庫の運営主は、ほかならぬ、あのチッソだったのです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/717.html

一万数年人の乳児を死傷させた森永ヒ素ミルク事件の
公害企業・森永の社長の娘が、ほかならぬ安倍晋三の嫁の
安倍昭恵です。昭恵は晋三の嫁になる前は電通の雑誌担当で、
主婦むけ洗脳工作をしていた極悪人です。

東電公害!原発公害!と、正しく表現していきましょう。
そして森永ヒ素ミルクで殺された赤ん坊たちの怨霊を背負っている
安倍晋三なんぞに、原発公害をごまかす発言をさせないようにするためにも、
水俣病と森永ヒ素ミルク事件の人殺しどもの行状を、掘り起こして行きましょう!



57. 2011年7月27日 10:37:59: SsA8gb8g3M
30さん

>原発賠償法には税金を投入して東電を守る事になっています。
>庶民より「金」搾り取り体を捧げさせ核の反応を試す事には変わりは
有りません。

その通りです。報ステの古館ですら「東電の株主・金融機関の権益を死守するための法律だ」と言い切りました。

「原発賠償法」は既得権者の権益を守り抜くための法案なのです。「増税」の格好の口実なのです。

阿修羅のみんな、冷静になろう。20さんの言うとおり「福島の人は福島にしか住めないのです」(私らは8キロ圏内なので強制的に追い出されましたが、多くの親族は福島市で頑張っています。)

(事故から100日。じわじわと体感しています。故郷を離れるということがどんなことかを。「命あってのモノダネ」ではありますが、その先の人生はそれだけでは成り立ちません。)

「今すぐ逃げろ」というのは簡単。でも煽るのはやめてください。

米の思惑が非常に気になります。TPP。日本の農業をつぶせばTPPに加入しやすくなります。これだけの事故の後でも米は日本に「さらなる原子力依存」を求めてくる気配です。

現政権の執行部が米の繰人形になり下がっているとしたら・・・?


58. 2011年7月27日 10:55:48: irWCX7XRqI
ペテン師赤かぶの世論誘導投稿です。放射能??たまには.正論も混ぜなければ世間が信用しないわな!!良い加減に悪事をやめろ!!

59. 2011年7月27日 11:23:52: 0HWREZWYs6

今は一刻も早く菅に止めを刺し、
徹底して米製品・米資本をボイコットすることが、一番の解決策。
脅しには屈するな。



60. 2011年7月27日 11:46:50: Pj82T22SRI
>セシウムの100分の1だったとしても、プルトニウムの線量はとても高く、この100日間だけで24ミリシーベルト

バカらしい
そんなに大量にPuが遠くまで拡散するわけないだろ
まだこんな煽りのゴミ記事があるとはね


61. 2011年7月27日 12:22:01: Gw3RlDY2eM
>>この国は嘘をつく

戦前からずっとそうじゃんwww何をいまさら?


62. 2011年7月27日 12:26:03: p9B89YgNYw
国が嘘をつくと言うより騙される愚民が悪いだろう、
小出信者はなんとかならないかね?

63. 2011年7月27日 13:06:35: C1XTCG7GXY
>>57
TPPのこといってますが仮にTPPが導入されてたら官学電気の癒着でこんなに原発が日本にできるわけがない。スリーマイル以降アメリカ発電企業は原発を1基も作らなかった。たかだか発電のためには原発は割高である。それと軽水炉で沸騰水型は加圧水に比べて環境汚染がおきやすい。東電はなんで採用したのかね。すべてオープンにしてない日本社会が諸悪の根源だ。福島を自然公園にして新しい日本を創造しよう。

64. ケロリン 2011年7月27日 13:07:40: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

>60. 2011年7月27日 11:46:50: Pj82T22SRI ・・よ。
ハワイや西海岸まで、届いてるPu報告がある。あれも、ウソや煽りか?
3号機核爆発なら、そんなものは当然のごとく、出てくるだろう?
おまえは、線量を計って、モノ言ってるのか?


>62. 2011年7月27日 12:26:03: p9B89YgNYw ・・よ。
愚民のサンプルのような、おのれも、なんとかならんか?


65. 2011年7月27日 13:54:53: p9B89YgNYw
63
TPP導入、
アメリカ化が何を意味するか歴史に学ぶべきだろう、
アメリカ支配下の中南米の悲惨さを知るべき、
日本の次にオリンピックをやったメキシコもいまや戦争状態。
アメリカ資本の冷酷さは類を見ない、
日本人は原爆投下や東京大空襲さえ忘れてしまったんだろうか?

66. 2011年7月27日 15:49:43: 86pQ4tW6Xx
日本の電気料金はとんでもなく高いんだよ。だから電気を大量に使う製造業ほどんどん海外に出てしまった。アルミ精錬がいい見本。自家水力発電所を持つ日本軽金属が細々と蒲原工場で操業してるが、99%輸入になっちまった。
これ以上、原子力に金をかけるのは愚の骨頂。

為替も1ドル77円が続けば、自動車などの国内工場は操業を停止して、消費地に近くて人件費の安い中国かインドに生産拠点を移すのが、経営のセオリー。
トヨタにしても日本国内で製造販売なんてばかばかしくてやってられねーよ。というのが本音だろう。なんぼ働いても為替差損で赤字は目に見えている。

国家の財産とは何か。国土や資源もあるが、一番大切なものは国民である。
馬鹿政府は今その国民を内部被曝させ国を滅ぼそうとしている。
放射能まみれの農産物を”風評被害”だの”基準値以下”だから安全とごまかして今のところ被ばくしていない残りの8千万人を内部被曝させようと、一億玉砕作戦を行っている。
福島、宮城、茨城、栃木、千葉etc産の農産物は多摩川以西には移動させないこと。まあ、大井川でもいいが。
野菜も商社が海外で農地を企業化して栽培し、安心安全な作物を輸入する。
じきにTPPが導入されるし。消費者はそれを自分の意志で選択し購入する。これが正しいやり方。
ただ、そうなると1次2次産業は壊滅するから今の人口は維持できなくなる。
どうする、管。


67. 2011年7月27日 17:26:09: qB95HaXbrQ
放射能はある意味戦争より酷いよな、なんたって終わりがないから、

68. 2011年7月27日 17:44:38: fXlF5FATt2
日本政府は嘘をつく。
これは正しい。
しかし、週刊誌も嘘をつく。

一方は安全、安全と嘘をつく。
もう一方は、東日本の人間は、皆、癌になると嘘をつく。

原発事故が起こった時の小出先生の見通しは正しかった。
しかし、今はどうだろう?
福島原発は、事故が起こって1日〜2日位で全ての問題を出しきってしまった。
その意味では、それを隠した菅、枝野は国家犯罪を犯した訳だが、
もう、原発事故で新しい事象は起こらないだろう。
むしろ、情報隠蔽が明らかになることぐらいか?

国民は、安全嘘と煽情嘘を見抜いて、自分自身を守らなくてはならない。


71. 2011年7月27日 21:38:45: Pj82T22SRI
>>64
Puがセシウムの100分の1もハワイで見つかったのかw
そっちこそ、ちゃんと調べてみろ

72. 2011年7月27日 22:43:11: 1DLW33j6Hg

 ちなみに、「チェリャビンスク」は広瀬隆が「現地確認せず、ソ連の作家の本に書いてある仮説をそのまま情報を載せているのだろう」と言われている所だ。

http://jitandokusho.livedoor.biz/archives/1580093.html#より転載

(転載開始)

さらに疑問なのが、1957年に旧ソ連のチェリャビンスクで起こった核燃料再処理工場の事故により飛散した放射能による被曝事故の原因だ。

ウラルの核惨事 (1982年)
著者:ジョレス・A.メドベージェフ
技術と人間(1982-07)
販売元:Amazon.co.jp
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広瀬さん自身も荒唐無稽と言ってはいるものの、地中にしみ出したプルトニウムが、地中で集積し一つの固まりとなり4キロを超えて核爆発を起こしたのだと。あまりに荒唐無稽なので、その部分を紹介する。

出典:「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」本文

あり得ないことだ。こんな荒唐無稽なコメントがあると、広瀬さんの著書の信憑性を著しく落とす。

広瀬さんは放射線計を持ってチェルノブイリには行ったことがあるそうだが、こんな荒唐無稽なことを本に書くならチェリャビンスクも現地調査すべきだろう。

筆者は1990年代前半にチェリャビンスクを訪問したことがある。製鉄所も戦車工場もある重工業都市で、町も暗くて犯罪率も高く、外を出歩くこともできなかった。

このときに放射能汚染の話を現地で聞かされた。旧ソ連では、住民にすら全く知らされなかったという。

ちなみにチェリャビンスクは治安が悪く、朝一の飛行機でモスクワに帰る時に空港まで送ってくれたドライバーは防犯用のピストルを持っていた。

そんな都市だから広瀬さんも現地確認せず、ソ連の作家の本に書いてある仮説をそのまま情報を載せているのだろう。Wikipediaでは放射性廃棄物を貯蔵していたタンクが爆発したと原因を説明している。

広瀬さんは読者を必要以上に怖がらせようとしているとしか思えない。

(転載終了)

 


73. ケロリン 2011年7月28日 00:41:25: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

誰かの論評に頼ることなく、自分のおつむで考えることが先決だ・・。

http://jitandokusho.livedoor.biz/archives/1580093.html・・・の人間は・・こうのたまう・・。
>日本人の半分弱はガンになる。そしてそれが放射能被曝なのか、あるいは自然なのか、原因はわからない。
>ガンになる最大の要因は生活習慣と喫煙だ。・・・。
>喫煙でガンになった確率の方が、ロケで時々ユタに行ってガンになるよりはるかに高いと思う。

広瀬隆が根拠を示していないといいながら、その舌先で<ガンの原因は解らない>と力説しながら、厚生省の洗脳原因・・喫煙がガンの原因だと、ハッキリと名言している、この二枚舌はどうだ?


>72. 2011年7月27日 22:43:11: 1DLW33j6Hg ・・君よ、自分のアタマで考えて、相手の文章を自分のアタマで読み解かんと、洗脳家畜からはいつまでも、抜け出れんゾ。相手は誰に対しても同じだ・・。丸呑み鵜呑み=家畜奴隷、ということだ。


74. ケロリン 2011年7月28日 00:56:26: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE
>71. 2011年7月27日 21:38:45: Pj82T22SRI ・・よ。

ハワイどころか、政府発表で、すでにふくいちでPuが出てると発表してる、
ということだ。1か月もかかったのは難しいからと言ってたな?
ガンマ線は比較的測定しやすい。ほんとに危険なベータ&アルファ線は
意図的かどうか、正確な発表を当局はなかなかしない・・。

おまえは、何を、イキがって否定してるんだ?


75. ケロリン 2011年7月28日 01:09:55: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

誰でも知ってる、基本的な事項から確認しておこうか?
>71. Pj82T22SRI ・・よ。

3号機は、MOX燃料棒だわな?・・そこで原子炉かプールかは別にして、あれだけの爆発があれば、当然、ウラン&プルトの混合燃料棒だから、飛び散るわな?・・・何か問題でもあるんか?・・・そんなことは今さら、誰でも知ってるがな?・・後からの政府発表のTVニュースなど見んでも解るがな?・・・ガンマー線のセシウムのみの発表で、放射性各種の説明すらセン、ということだよ。君のような、猿相手の国民には、ちょうどパニクらせない発表かも知れんがな?


違うのか?・・・>71. Pj82T22SRI ・・よ。
それとも、3号機は、プロパンガスでも爆発したんか?


77. ケロリン 2011年7月28日 01:31:48: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

ついでだから、言及しておくがな・・・
上記のhttp://jitandokusho.livedoor.biz/archives/1580093.html・・・の人間によると、
<ガンの原因は解らない>と強弁しながら、厚生省発表の<喫煙と性格習慣がガンの原因だ>
らしい・・・。確かに、それも間接的原因には、ならんこともないと、言えば嘘にはならん程度のことだ。

戦後、アメリカや日本の喫煙人口が急激に下がってきているにも関わらず、
ガン被患率が世界的に急上昇してきている。グラフではX線で交差して上昇している。
説明つかん厚生省は、こんどは高齢化を持ち出してきて、洗脳成功というところだ。
アメリカの原発立地100km圏内の、乳ガン被患率は他所の、約2倍だ。
アメリカだけがチョロチョロ放射能を漏らしているわけではないんだよ・・・。
どこの原発も、基本的に同じだ。


湯を湧かすだけのことに、コントロールもできない、システムを動かす意味はどこにある?
一部の者のための、ゼニだろ?・・・核兵器生産のための燃料作りだろ?
(フランスとの使用済み燃料棒のいったりきたりは、プルトの輸出だろ?・・
確実なウラは、とれてはいないが、その線でいけば、すべてが納得できる・・)


78. ケロリン 2011年7月28日 01:42:39: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

ここは、中国か北朝鮮か?

コメント見てると、中国人の方がまだ賢そうだな?


79. ケロリン 2011年7月28日 08:39:38: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

『破竹の如く快進撃、敵艦撃滅せり』・・by大本営発表
『おかしいんでは、ねぇ〜か?』・・by疑問持つ一百姓
『売国奴ッ! 非国民ッ!』・・by町内会

同じことが、時と空間を超えて、何回も繰り返される。
うじゃうじゃと、後から後から牧場主に洗脳された、
<家畜>が湧き出てきやがる・・・。


『感動の愛のハナシを乗せよう』そして、
『疑うことは止めよう』・・by中国サイト管理当局
わが国の新幹線は世界一だ。・・by中国政府当局
原発が事故るなど非科学的だ。・・by愚民政府当局


すでに、どこの国も同じだ・・・
町内会から、サイトへ移動しただけのハナシだ・・。

在りのままを正しく観察して、
在りのまま対処、処理して行く以外に道は無いんだよ。
実際は沈められた戦艦を、逆に沈めたと報道したり、
実際は出てるものを、出ていないものと隠したり・・・等々。

在りのままを異常に怖れる、家畜奴隷の群れ・・
が、最大の原因・・・というところだ。
政府や官僚をどれだけ批難しようが、
子供っぽい感情反応をまず取り除くことが
先決だろう・・・。

ここ、阿修羅に来ると、今は大正時代かと、
錯覚するゼ・・・。


80. 2011年7月28日 09:45:40: EPP7vh3D2q
7月28日午前1時ごろから5時ごろにかけて茨城の空間線量が一斉に上昇してます。何か有ったのでしょうか。
http://guregoro.sakura.ne.jp/radioactivity/

81. ケロリン 2011年7月28日 11:32:34: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

もし、ここがまともな国なら、『ふくいちで何かあったのか?、それとも、全然心配は要らんのか?』・・・ということを、経産省や保安院なりが、逐一報告するのが、当たり前のハナシになる。

空間線量率をこんな民間レベルで探りながら、いちいち右往左往させられながら、何かモノ言えば、<風評被害>とマスコミと家畜が合同で騒ぎはじめる・・・。<非国民>というフレーズがいまや、<風評被害>に変化している。

被害を出している側が、さも被害に遭っているかのような、ものの見事なコピーだな・・?
<風評被害>・・今年の年間コピー大賞だ。<非国民>以来の秀作だ。


汚染牛も、汚染野菜も、取り敢えず、全頭検査ではなく、東電・政府による全頭全品買い上げの後で、<風評被害>というコトバを出してこい、ということだ。当たり前だろ?・・国民の合意を得ることなく、一部利権官僚と利権議員と利権企業のねじ込みで、結果的に全国民を、塗炭の苦しみに落とし込んでいる・・。


なにが、<風評被害>だ?・・おまけに無節操な<増税>か?
800人体制の能無し保安院の完全解体から、始めろ・・・。



82. 恵也 2011年7月28日 12:22:32: cdRlA.6W79UEw : Jrfa58rnAw
>> 3ヵ月間で、成人は0.38~0.53ミリシーベルトのセシウム134、セシウム137を吸引したことになる、

この数字は恐ろしい数字だ。
セシウムだけで0.4mSvということは、それ以外の半減期の短いヨウ素131や135
なども吸引してるはずだし検出しにくいストロンチウムやプルトニウムを体内にどれだ
け入れてるのか見当が付かない。

この週刊現代のニュ−スから類推すると、福島市の市民は1mSv以上の呼吸
からの内部被ばくを確実に受けてるのだろう。

これに食べ物や飲み水や外部被ばくを考えチェルノブイリ事故から推計すると、
7年後の病人のうち3人に1人は原発事故がなければ病気にはならなかったと思う。


83. 2011年7月28日 21:46:08: 3RrVJgZnow
>戦後、アメリカや日本の喫煙人口が急激に下がってきているにも関わらず、


そうそう、昔はフィルターもなかった。

そのフィルターも年々高性能になってますよね。


84. 2011年8月04日 20:48:08: pEgCpfCxXY
高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況
(7月26日時点)
http://www.cpdnp.jp/pdf/110729Takasaki_report_Jul26.pdf
テルルちゃん、テルルmちゃん、ヨウ素ちゃん、、、
ゼロになってくれない、、、


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