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ベラルーシの苦しみは続く (東京新聞)
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/722.html
投稿者 潜艦トマト 日時 2011 年 7 月 25 日 12:57:24: yqV0JYBcORkm6
 

東京新聞
【私説・論説室から】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2011072502000063.html


ベラルーシの苦しみは続く

 旧ソ連チェルノブイリ原発の爆発事故では、原発があったウクライナはもとより、風下に位置する北隣のベラルーシでも深刻な放射能汚染が広がった。

 東京大学主催のシンポジウムに出席した同国科学アカデミーのマルコ博士によると、飛散したセシウム137で汚染された土地は国土の23%にもなった。

 放射性物質が原因と推定されたのは、ウクライナで児童と青少年の甲状腺がんと白血病、ロシアでは甲状腺がんだったが、ベラルーシでは子どもだけでなく成人の白血病や他部位のがんが多く見つかった。マルコ博士は国際機関の報告より現実はもっと深刻だと強調し、「事故から二十五年過ぎた今も放射能汚染は消えていない」と述べた。

 シンポでは信州大学医学部の元助教授で、ベラルーシに五年半住んで治療に当たった菅谷昭氏(現長野県松本市長)も発言した。

 古びた機材しかない病院で、甲状腺がんになった子どもたちが首に大きな傷あとを残す切開手術を受ける現場に立ち会った。「原発事故を知らされずに子どもを外で遊ばせた」「汚染された森のキノコをずっと食べさせてしまった」と嘆き悲しむ親たちの話を何度も聞いた。これを知った日本の支援団体からは医療器具や衛生用品が届いた。

 福島第一原発事故の後、子どもたちの健康を守るために何をすべきか。チェルノブイリは多くのことを教えてくれる。 (山本勇二)
 

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コメント
 
01. 2011年7月25日 21:30:53: 241W74zHSE
NHKプロジェクトX http://www.youtube.com/watch?v=cJu-rU4-Xyk&feature=related

管谷さんのご活躍が記録されています。
2週間くらい前に見て、なんてりっぱな方なんだろうと感動し、涙しました。
現地の病院に無給で勤め、5年半のご自分の生活費や患者さんに渡す薬代は、大学の退職金をあてられたそうです。


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