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政府と電力の反撃に備えて(3) 食品の安全と放射線規制   武田邦彦(中部大学) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/818.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 7 月 27 日 23:11:25: igsppGRN/E9PQ
 

政府と電力の反撃に備えて(3) 食品の安全と放射線規制
http://takedanet.com/2011/07/post_ee2e.html
平成23年7月27日  武田邦彦(中部大学)

2011年7月末、日本の食品安全委員会は、「生涯被曝量の上限を100ミリシーベルト」という考え方を出しました。

日本人の平均寿命は80歳程度ですから、正確に割ると1年に1.25ミリシーベルトになりますが、こういったものは、「長寿の人」を視野に入れておかなければならないので、100歳として、1年1ミリになります。

おおよそ、これまでの国際的な認識を再確認した形です。ちなみに、日本のお医者さんは高い被曝までOKという人が多く、ドイツ(規制値1年0.3ミリ)では慎重派が多いという特徴も頭に入れておく必要があるでしょう。

・・・・・・・・・

私はこの食品安全委員会の発表を評価しますが、若干の問題点があります。良い点も悪い点も含めて、考えてみましょう。

1) この100ミリシーベルトは、外部被曝も内部被曝も含んでいるので、本来なら、同じ内閣府の原子力安全委員会と一緒に協議するべきだったと思います。

2) 食品は「準強制的摂取」(もしどうしても食べたくなければ、食べないこともできないわけではない)というものですが、放射線のうち、外部被曝は「その土地に住んでいたら、強制的に被曝する」というものなので、基準も少し変わる必要がある。

3) 従来の食品安全の基準は「このぐらいなら大丈夫」ではなく、「いくらなんでもこのぐらいなら大丈夫」(動物実験の100分の1。体重キログラムあたり)としている。

4) 放射線被曝の1年1ミリも、ほぼ同じ基準で考えられていたが、現在は「放射線の専門家」と言われる人が「素人的」な発想で議論している。

 今から数10年前、食品添加物や農薬が心配された頃、「このぐらいなら大丈夫」という議論をして、不安をあおったので、「いくらなんでもこれぐらいなら大丈夫」という考え方に切り替えて、多くの人の信頼を得ました。

 たとえば、動物実験で100mgがギリギリということがわかった場合、まず、動物間の差などがあるので、10分の1にして、さらに人間の個体差や大人と子供などがあるので、さらに10分の1にして1mgと決めるというような感じです。

もちろん、それ以外にも人間のデータや、年齢によって細かく研究して補強していきます。

 実は、放射線被曝も原発事故までは同じ考えで、人間ではおよそ1年間5ミリシーベルト(労災適応限度)から20ミリシーベルト(職業被曝限度)程度が危険領域なので、一般公衆(赤ちゃんを含む)はその10分の1で、1年1ミリシーベルトというのは、このようなことからみても妥当でしょう。

 いずれにしても、「一歩前進」という感じです。今の食品の暫定基準値が、「内部被曝だけ」で「1年20ミリシーベルト」をもとにしているのからみると、とても良いことと思います。

 でも、さらに進んで、「なぜ1年1ミリなのか」というのを論理的にも社会が合意していく必要があります。

(平成23年7月27日 午前7時 執筆)

                                   武田邦彦
 

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コメント
 
01. 2011年7月28日 06:39:17: maxkpWHZCo
日本人の平均寿命は80歳程度ですから、正確に割ると1年に1.25ミリシーベルトになりますが、こういったものは、「長寿の人」を視野に入れておかなければならないので、100歳として、1年1ミリになります。

逆でしょタケちゃん
80歳の人はプラス25%を甘受しろってか  笑
食品安全委員会が何故外部被曝の基準値を論ずるのか
根拠をおしえてほしい
権限ないじゃん
タケちゃん いい人ぶってもだめだぞ
奥さん大事にしろよ

02. 恵也 2011年7月28日 17:23:58: cdRlA.6W79UEw : tK1JP8pDk6

>> たとえば、動物実験で100mgがギリギリということがわかった場合、まず、
>> 動物間の差などがあるので、10分の1にして

少しは実験のことを知っておられるが、あまりにも不完全!
動物実験でモルモット何匹が必要とされるのか考えてないでしょう。

ベラルーシで被ばくした子供が6年後に甲状腺ガンになってますが、それは10万人
当たり5人→82人と16倍に患者が増えるという意味。

10mSvから100mSvまで10種類の動物実験をやろうとすれば、それだけで無菌
のモルモットを100万匹買って管理し、実験をする必要がある。
健康にこいつらを養うには広大な場所と設備と人員が必要になり、莫大な金がかかる。

実際にマウス寿命の放射線実験を見てみても、4000匹を1000匹ずつ4群に分けての
実験であり絶対数が非常に少ないもの。
だから放射線への影響を調べるのには、動物実験は不向きだ。

ムラサキツユクサは6本のオシベがあって30個くらいの細胞が一列に並んでるから
タッタ一つの花で180個の細胞の遺伝子異常を発見できる。

この実験植物を発見した市川定夫氏は、2.5mSvでも遺伝子異常が生じること
を証明しておられます。

ーーーー引用開始ーーーー
その72年の論文を出したことによって、許容線量の20分の1でもこれだけ突然変異
が起こって、それ以上ではずっと線量と比例関係になるということが証明されました。
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kuroha/ichikawa_report3.htm


03. 2011年7月28日 20:42:36: Q7xWiVsKwk
>EFFECTS ON ECOSYSTEMS
Implementing an environmental radiation protection approach requires knowing the levels of chronic exposure to radionuclides which are likely to cause damage in ecosystems.
This implies considering the environment as a set of ecosystems hat must be protected rather than as a simple food chain for human beings. The practical implementation of such a change in perception comes up against a lack of knowledge, especially insofar as regards the biological
effects due to chronic exposure to low doses and in a multiple contamination context.
In practice, defi ning ecosystem protection criteria requires governing population dynamics. In particular, the amount and quality of energy dedicated to producing the next generation seem to provide a clue about the renewal capacity of a population, as shown by studies conducted
in the short term (resistance of young people in a fasting
situation) and in the medium term (impact over several generations).
A small water crustacean called Daphnia Magna, characterized by a short lifetime of about one month, was selected by IRSN to carry out the experiments.
This organism, which is widely used in ecotoxicology, was selected for the fact that it is easy to control and has a fast reproductive cycle, thus saving time and cutting the workload and the cost of data acquisition.
The research carried out in 2006 on this organism showed a decrease by approximately 15% in the growth of individuals chronically exposed to americium 241 (23 days), as from a 110 μGy/hr dose rate (UNSCEAR considers that effects are observed on aquatic organisms as from 400
μGy/hr). Female fertility remained unchanged for one generation, but the ovum and larva numbers produced were reduced as compared with a non exposed control group.
The additional energy consumption induced by the stress associated with chronic internal exposure to an α emitter is passed on to the next generation. This is suggested by lower resistance to fasting observed in young individuals born from irradiated mothers as compared with those born
from non-irradiated mothers. Other studies on external exposure γ (up to 31 mGy/hr) concluded that the energy delivered by a γ emitter was 30 times less effi cient than the same energy delivered by an α emitter for the survival of second generation young individuals. Finally, contaminationby americium 241 continued over three generations (10 weeks) with an internal dose rate varying from 0.4 to
40 μGy/hr resulted in a net effect on the survival of the
second and third generation individuals.
Chronic risks
http://www.irsn.fr/FR/base_de_connaissances/librairie/Documents/publications_institutionnelles/annual_report2006.pdf

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