★阿修羅♪ > 原発・フッ素14 > 865.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「福島の作業員被ばく別枠」 保安院が上限緩和要請、厚労省拒否 (中日新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/865.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 7 月 29 日 07:52:46: igsppGRN/E9PQ
 

「福島の作業員被ばく別枠」 保安院が上限緩和要請、厚労省拒否
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072890090219.html
2011年7月28日 10時26分 中日新聞

 経済産業省原子力安全・保安院が、福島第1原発の事故収束に当たる作業員の被ばく線量を、通常時の被ばく上限値と「別枠」扱いにすることで、上限値を大幅に緩和するよう厚生労働省に働き掛けていたことが分かった。保安院は原発や作業員の安全を守るのが主な役割だが、これに逆行する行為ともいえ、批判を浴びそうだ。

 保安院によると、同院の寺坂信昭院長が4月1日、厚労省の労働基準局長と面談。今後、収束作業で作業員が被ばくしていくと、現在の被ばく線量のルールでは人手不足になる恐れがあると説明した。

 既に政府は、福島第1の収束作業に限って、被ばく線量の上限を250ミリシーベルト(通常は年間50ミリシーベルト、5年間で計100ミリシーベルト)まで緩和していたが、寺坂院長はさらに、福島第1での被ばく量は通常時の上限値に含めないよう「別枠」とする緩和を求めた。

 この通り緩和されると、仮に福島第1で250ミリシーベルトを被ばくしても、別の原発に移れば「5年間で100ミリシーベルト」の枠が残ることになる。最高で2年間に350ミリシーベルトまでの被ばくが認められることになる。

 面談に先立ち保安院は、東京電力に対し、今後の収束作業で50ミリシーベルト以上の被ばくをする作業員が何人出るか予測するよう指示。東電が協力企業などから予測値を集めた結果、約2千人という数字が出た。保安院側はこの数字を面談の席で厚労省側に示し、大幅緩和を求めたという。

 厚労省は福島第1での被ばく量を別枠扱いにすることは拒否した。代わりに、福島第1での被ばく量が50ミリシーベルトを超えても、これまでなら1年間、他の原発で働けなくなるところを、5年間で100ミリシーベルトを超えない範囲なら作業を続けてもよいと認めた。4月25日付で保安院に伝えた。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は「一義的には作業員の被ばく管理が保安院の役割。一方、事故収束も大切で、緩和を求めた。東電の懸念を踏まえた対応だが、東電から正式に要望されたことはない」と述べた。被ばく人数の予測については「(事故当初は)今後の見通しが立っていないことから、大まかな概算しかできなかった」と、根拠が薄いことも認めた。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年7月29日 07:58:07: WWPdCisWSY
東電の事務員、役員、経済産業省役人を投入すればいいんだよ。

02. 2011年7月29日 08:01:53: vYaTE3dzKU
作業員の確保の限界が現実のものとなってきたようだ。
腐る程いる暇な公務員にもいつかお呼びが掛かるんじゃないか?
国のためなんだから仕方ないよな。

03. 2011年7月29日 08:03:31: 8fgDAvKZz6
良く読むと保安院の意図は福島第一以外の
原発の再稼働・定期検査の人員を確保したいだけ。

再稼働容認=作業員に膨大な被曝をさせることを黙認


04. 2011年7月29日 08:48:18: h69tTYryng
フクシマの収束は全く見込みがない。
よって旧ソ連と同じく軍、公務員を強制投入すべき。
公務員は国家100万、地方で300万いる。
これに非常招集令をかける。
法令で公務員は拒否出来ないことにする。
拒否した者は死刑または無期懲役とする。

05. 2011年7月29日 09:08:07: trpnwK1166

>>04さんに一部賛同。

拒否したものは、解雇でいいと思いますが、、

現実に、自衛隊、警察、消防のみなさんは、政府の命令で
命がけで、現場で作業しました。

それと、昨日28日の小沢氏の記者会見で、
小沢氏は、福島原発の収束の具体的な策を、いろんな専門家から
(おそらく小出さんなどから)得ているようである。
菅内閣の無策と、東京電力に任せていること、
政府のリーダーシップのなさに、問題がある。
このことを解決しないかぎり、ダメだ。


06. 2011年7月29日 12:22:38: HYHUspnQ6g
350ミリまで緩和・・・・。日本のリクビダートル(清掃人)も死ぬ運命なのか。是非とも、権力者の老人どもが福島第一に行って作業して欲しい。これから家庭を作るかもしれない20代、30代の若者が作業している光景には、心が痛む。

07. 2011年7月29日 18:49:59: czgXAEQpzY
そもそも役人が勝手に決めた基準値なるものに”権威”を認めるほうがおかしい。

そんなに役人が偉いわけではない。


08. takaki 2011年7月30日 05:05:07: /UltS/.h9lGio : xnaAZGDO3A
最終的には、全公務員の投入も考えなくてはならない自体だとは思いますが、

やはり、一番先に、
東電の社員の方が行かれるのが筋だと思います。

自衛隊とかに、要請もあるでしょうが・・・

東電社員本部の幹部の方が、危険な現場で作業もしないと、

他の自衛隊・公務員の人も納得しないでしょう。

東電の幹部の人は、最初に、自衛隊に爆発は絶対に無いと
言って、一度、隊員を危険にさらしたので
今、非協力な事態を招いていると思います。

原発は絶対安全で事故を起こさないと言って来た当事者が行かないと
全員の協力は得られないと思います。

正直、
労災も出ない、派遣社員の人が行くのは、余りにも悲惨です。


09. 2011年7月30日 11:03:09: aLy3dmWqTI
道義的には東電幹部や保安院の職員を作業に投入するのが正しいが、
素人にやらせるのはかえって危険。
他の原発を全部止めて(将来も動かさない前提で)作業員を福島に回すのが現実的な選択。

10. 2011年7月30日 11:12:14: aLy3dmWqTI
あ、もちろん東電幹部は現地に送り込んで線量計がわりにずっと立たせておくのがよいかと。
作業員の皆さんは健康管理もろくに受けられないようですから、人間線量計の状態を見て
退避を判断されるのがよいと思います。
それぐらいしか役に立ちません、幹部どもは。

11. 2011年7月30日 22:59:03: h6cbKB908I
保安院は、これまで1人も作業員を出していないが、出さすべきじゃないのか?。
原発には詳しいはずで、最適だと思うのだが、まじめな話。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素14掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素14掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧