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「匿名文書」による野党工作の実態――東電救済法案「根回し文書問題」渡辺喜美氏にきく(ガジェット通信)
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/294.html
投稿者 虎丸花蜂 日時 2011 年 8 月 05 日 05:25:53: ZoHfPWCwONHuo
 

(回答先: [資料]原子力損害賠償支援機構法案修正 与野党合意について / 賠償機構法修正ポイント(東京プレスクラブ) 投稿者 虎丸花蜂 日時 2011 年 8 月 05 日 05:24:54)

http://getnews.jp/archives/132669
「匿名文書」による野党工作の実態――東電救済法案「根回し文書問題」渡辺喜美氏にきく(1)
2011.08.01 00:28:09 by 深水英一郎(ふかみん)

東電救済法案と言われる「原子力損害賠償支援機構法案」。水面下の修正協議にあたって、経産省が自民党への説明に使ったと言われる「名無しの文書」が今、話題となっている。文書の内容は、東電の利害関係者(ステークホルダー)を代弁するもので、これが事実であれば大変な問題だ。自民党の西村康稔議員はこの根回し文書について「事実であれば今後経産省の要請には応えない」と国会で述べたが、未だに調査などはおこなわれていないようだ。

賠償機構法修正ポイント

この東電救済法案「根回し文書問題」について、今週追求する予定だという、みんなの党代表の渡辺喜美衆議院議員に話をきいた(取材日:7月29日)。

※問題の「根回し文書」と言われるものは、こちらからダウンロードすることができる。

――「経産省による東電救済法案のための根回し文書」というものが出まわってきています。この書面には何も名前が書いてないのですが、これは一体誰が作ったものなのでしょうか。

渡辺議員:想像するにね、経産省の官僚が「名無しの権兵衛」でこういう紙(文書)をつくって、野党に投げてるんですよ。それは、よくある話で。野党を使って、自分たちが有利になるように修正しようという魂胆なんですよ。

――え、そういうのって、よくある話なんですか?

渡辺議員:よくある話で、私自身も大臣の時にやられましたよ(渡辺氏は2006年末に安倍内閣において行政改革担当大臣就任)。私の時にはね、「日の丸官僚をつくろう」という法案だったんです(「日の丸官僚」=「省益」ではなく「国益」を追求する、国民のために働く官僚のこと)。各省採用じゃなくて、内閣人事庁というものを作って、そこで官僚を採用しましょうという法案ですね。ちゃんと閣議決定終わって、国会へ法案を出したわけですよ。ところが、事務方(官僚)が――私の部下がですよ?――当時の野党である民主党に根回しをして、もう実名を言っちゃいますけど、民主党の松本剛明衆議院議員(現外務大臣)、松井孝治参議院議員(元通産官僚)、この二人ですよ。そして自民党は林芳正参議院議員(元防衛大臣)、彼はポスト谷垣とも言われている自民党総裁候補ですよ。そして今は参議院議員ですが、当時衆議院議員だった宮沢洋一参議院議員(元大蔵官僚)。この4名が、まさにこういった「役人ペーパー」に基づいて、「内閣人事庁」は×にすると。そして「人事局」に格下げにすると。そして、各省採用は残すんだ、「内閣人事庁」による採用なんてとんでもない、ということで、修正しちゃったんですよ。

――渡辺さんは抵抗しようがなかったんですか?

渡辺議員:ブラックアウトされてました。国会の最後のツメでの修正だから「大臣はおいとこう」という形。国会対策でやられるんですよ。

――瀬戸際でそういうことが起きてるんですね。

渡辺議員:今回は、この修正ポイント(の書かれた「根回し文書」)について、海江田さん(現経済産業大臣)は、知ってると思います。

――そうなんですか! この「根回し文書」について質問され、海江田経産大臣と一緒に答弁していた自民党の西村康稔議員(元通産官僚)は「知らない」と国会で答弁されていましたが、それって本当なんでしょうか。

渡辺議員:西村康稔議員は「西村審議官」と呼ばれてますよね。

――え、「審議官」? ですか。

渡辺議員:つまり、経産省の手先だ、ということですよ。「先兵部隊だ」とも言われてます(編集注:「審議官」は、中央官庁の局長の一段階下のポスト。国会議員への根回しなどに携わることが多い。ここでは、もともと通産官僚だった西村氏が、政治家でありながら、事実上は役人に戻ったかの如く、役所の「審議官」のような働きをしているとの皮肉が込められている)。

――西村議員は、「もしこの根回し文書の存在が事実なら、今後経産省の協力要請などには一切応じない」と国会で言い切ってましたが。

渡辺議員:まぁ、そう言っておかないと、自分たちの正当性がなくなっちゃうじゃないですか。来週(8月1日の週)、「本当にそうなの?」と国会で質問しますよ。

――本来なら、根回し文書の存在は事実ではないと言っている自民党も調査はすべきなんじゃないかと思うんですけども。

渡辺議員:この間の本会議では、中西健治参議院議員が、この根回し文書について質問したんですけれども、本会議だから「そんなの知りません」で終わっちゃうんですよ。でも今度は「委員会」ですから、「知りません」と答弁したら二の矢、三の矢を放っていきますよ。

――この問題をきっかけとして、法案自体の見直しをおこなうという動きもありえますか。

渡辺議員:そりゃそうですよ。とにかく、ふざけてますよね。こんな紙(根回し文書)を作ってね、結局東電を債務超過にしないという話じゃないですか。国会でも「東電を債務超過にしないんですか?」「優先株を引き受けて資本注入やっちゃったら、結局債務超過にならなくなりますよね。そういうことをやらせるんですか」と西村議員にききますよ。さて、どういう答弁をされるのか。

――海江田経産大臣は、衆院の復興特別委員会(7月26日)で、「債務超過はさせない(想定していない)」と答弁してました。

渡辺議員:「債務超過にさせない」というのが経産省のそもそもの魂胆で、海江田さんは官僚の路線にしっかりと乗っかってるってことですよね。なんか今日、国会で男泣きをしたらしいんだけど。なんで泣いたのかよくわからないけども。一旦「辞める」と言っちゃったんだけど、官僚から「海江田大臣、是非辞めないでください」と頼まれてるんじゃないですか。「辞める」っていうのは自分の政治決断なんだけど、「海江田辞任」という出来事をきっかけに菅総理下ろしが始まってしまいますから。でも、海江田大臣は官僚にとっては実にありがたい存在になってるんですよ。今日も夜に発表するらしいんだけど、菅総理が「脱原発」「減原発」とか言っているわけですよ。

――経産省とはまったく逆の路線だと。

渡辺議員:経産省は「減原発」すらとんでもないわけですよ。原発続行だと思っているわけだから。海江田さんはそういう官僚路線をそっくりそのままやってくれるわけだから、とってもありがたい大臣なんです。だから「辞めないでください」と言われているんじゃないかな。その相克の中で泣いちゃったんじゃないかな、たぶん。

――昨日、海江田大臣は、経産官僚の古賀茂明さんと会談されて、その中で「また何度も会おうよ」ということをおっしゃったらしいんですが、辞めるつもりなのかそうじゃないのかよくわからないですね。

渡辺議員:「辞める」って言っちゃったんだけど、辞められなくなっちゃってるんじゃない?

――お願いされて。

渡辺議員:そうそう。

(つづく)


http://getnews.jp/archives/132687
東電を「ゾンビ企業」にして電力自由化の道を閉ざす――東電救済法案「根回し文書問題」渡辺喜美氏にきく(2)
2011.08.01 01:17:36 by 深水英一郎(ふかみん)

「東電救済法案」に関する水面下の修正協議にあたって、経産省が自民党への説明に使ったと言われる「根回し文書」が今問題となっている。この東電救済法案「根回し文書問題」について、今週追求する予定だという、みんなの党代表の渡辺喜美衆議院議員に話をきいた(取材日:7月29日)。

――東電救済法案の根回し文書の内容なんですけれども。どのあたりが問題になってくるのでしょうか。

渡辺議員:一枚目。損害賠償機構が支払いをおこなうんですが、要は2兆円の政府保証枠ってのがあるんですね。それに2兆円の交付国債枠というのがありまして、今回の修正案っていうのは、49条の2(最終的な条文では51条)っていうのを新設して、2兆円よりももっとオーバーしちゃった場合、税金投入できる、っていう規定なんですよ。

だから結局、「国の責任」とかね、言ってきたのは結局「東京電力を救済します」という話なんですよ。税金を投入することによって、東京電力を救済しちゃおう、ということ。そして、延々と債務超過させないで、ゾンビ企業としてやっていこうという話なんですよ。

――危なくなればすぐに税金を投入できるようになっている。それを繰り返すことができる。

渡辺議員:そうなんです。

――それはもう「不死身」ですね。

渡辺議員:そう、不死身になる。じゃぁ、それによって東京電力が、見違えるような企業になるかと言ったら、全然そうはならない。賠償のために生かされている企業だから、恐ろしくモチベーションの低い、やる気の出ない会社になってしまうんですよ。

――じゃぁもう、「電力自由化」なんていう話はすっとんじゃいますね。

渡辺議員:こういう体制になってしまったら、電力自由化は絶対にさせないでしょうね。だって電力自由化なんてさせちゃったら、東京電力は競争に負けて、どんどん債務超過になっていきますからね。

――電気料金も上がっていくのでは。

渡辺議員:そうですね。PPSという事業者が今あって、立川の競輪場が東電からこのPPSに変えたら、3割近くコスト削減できたって言うんですよ。新規参入事業者ってのは、発電のコストが低いんです。そういう新しい事業者を、電力自由化によってどんどん参入させたら、コストの高い東電は商売にならなくなっちゃう。電力の中で一番コストが高いのが、実は原発なんですよ。原発っていうのは、トータルのコストで言ったら、電源立地交付金から始まって、再処理コスト、廃炉費用、今回明らかになったように、事故を起こしたら損害賠償もあるし、汚染水の処理などいくらかかるのかまだ見当もつかない。1トン2億円とも言われていて、汚染水の総量は10万トンを超えてるから、それだけで20兆円かかっちゃうわけですよ。ホントかよ! と言いたくなります。そういうものを考えると原子力発電による電力って一番高くなるんですよ。だから電力自由化を徹底して進めていかないと。

消費者が、自分で電力会社選びます、ということになれば、原子力というコストの高い発電方法に依存している電力会社はどんどん淘汰されるんです。

――電力自由化により競争相手が出てきたら勝てないと。それをさせないために、さまざまな工作がおこなわれていると言われているんですね。

渡辺議員:みんなの党は、電力自由化を徹底して進めていく、という立場ですから、10年ぐらいで原子力発電所はどんどん淘汰されていきます。しかしこの 「原子力損害賠償支援機構法案」の先にあるものを考えていくと、原発が淘汰されないように守っていく、ということになるんでしょうね。

――この「根回し文書」は経産省から出てきたと言われていますけど、実際のところその背後には「東電」がいるわけですよね。

渡辺議員:そうそう。例えばこの文書の中の、「機構法案において、修正が許されないポイント」。

――2ページ目ですね。

渡辺議員:東京電力に対する支援について勘定区分を設けること。これは修正しちゃダメですよ、って言ってるんですよね。そして、「東京電力に対する支援について勘定区分を設けると、会計上、東京電力への支援と認められず、債務超過と認定される」と書いてあるんですよ。

――経産省がそれを言うもの変な話で、やはり背後に東電の存在を感じますね。

渡辺議員:要するに東電とつるんでね、債務超過にさせないように「修正が許されないポイント」って紙に書いて国会議員にインプットしているわけですよ。

――これが事実とすれば大変なことですよね。

渡辺議員:大変なことですよ。だから名無しの権兵衛になっている。誰が作ったって書いてねぇわい。「誰がいつ作った」ってことは普通書いてあるじゃないですか。

――普通は、そうですね。

渡辺議員:こんなもの、役人が作ったってことになると、情報公開の対象になって、「全部出せ」って言われると、出さざるを得ないようになるわけですよ。だから、名無しの権兵衛にしてあるわけです。役所が作ったんじゃありません、って逃げられるように。

――来週(8月1日からの週)は国会でそこを追求されるんでしょうか。

渡辺議員:もちろんです。

(つづく)


http://getnews.jp/archives/132696
筋金入りの官僚「古賀茂明」を座敷牢から総理大臣補佐官に――東電救済法案「根回し文書問題」渡辺喜美氏にきく(3)
2011.08.01 02:00:57 by 深水英一郎(ふかみん)

「東電救済法案」に関する水面下の修正協議にあたって、経産省が自民党への説明に使ったと言われる「根回し文書」が今問題となっている。この東電救済法案「根回し文書問題」について、今週追求する予定だという、みんなの党代表の渡辺喜美衆議院議員に話をきいた(取材日:7月29日)。

――菅総理が今日(7月29日)、減原発等をテーマにスピーチをやるとの話なんですが、それをやるにしても、この出発点のところで東電を救済しちゃったら、まったくどうにもならないですよね。

渡辺議員:まったくそうですよね。菅さんの減原発とか依存からの脱却というのは、空回りしている、ということですよね。つまり、総理大臣として、「減原発」と言うわけですよね。総理大臣っていうのは、内閣を組織している人なのであって、内閣が各役所をコントロールするのが本当の政治主導なんですけれども、まるで空回り。

おそらく、菅さんが脱原発とか減原発とか言ったって、言葉が空中浮遊しているだけですよ。大臣をはじめ、政治家の言葉って、空回りしちゃいかんのですよ。空回りしないためには、役所を動かさないといけない。役人を動かさないといけない。空回りしている状態だと、役人はじーっとその言葉が通り過ぎるのを待っているだけ。

そうならないためにはどうするのか、これは簡単なことなんですが、役人のレトリックがわかる、役人のルールがわかる、役人のツボを心得ている側近が必要ということです。

――その側近っていうのは、あらかじめ準備しておく、自分の腹心のような人なんですか?

渡辺議員:今でも、おざなりで「国家戦略室」というものはあるんだけれども、これ、スピーチ原稿ぐらいは手伝ってくれているんだろうけれども、なにしろ指揮命令系統が分断されていますから。

――そこを立て直すのって難しいんでしょうか。

渡辺議員:そこはまぁ、例えば古賀茂明さんのような、あぁいう人が総理大臣補佐官にでもなっていればまた話は別でしょうけど。でも菅さんは役所と全面対決になるのを恐れていますから、古賀茂明は採用されませんよ。

――もし、それが実現すれば凄いですね。

渡辺議員:仙谷さんがね、採用しようと考えて潰されて、そのまま(閑職に)になっちゃったわけでしょ? 古賀茂明さんは座敷牢に幽閉状態になったわけですよ。経産省の官房付きの部屋で一年半以上も幽閉されているわけです。仕事も与えられずに。もったいないですよね、筋金入りの「日の丸官僚」が居るのに、民主党政権は使わないわけだから。ここに民主党政権の本質があるんですよ。改革なんてやる気はねぇんですよ。そして人気とりだけのために脱原発だとか減原発だとか言って、言葉だけは言うんだけども、それで官僚を動かすまでには至ってない。

――人材はいるのに、もったいない話です。

渡辺議員:私が大臣の時には、官僚のレトリックがわかる側近、例えば原英史さんとか、外側には高橋洋一さんとか、古賀茂明さんとかね。そういうブレーンを持ってことに臨んだから。摩擦はものすごかったけれども。でも、摩擦が起きるってことは、ガチッと官僚機構と対峙して動かす、ということなんですよ。

――摩擦を恐れていては、改革はできませんね。

渡辺議員:できません。今は、摩擦すらなく、空回りしている状態です。

――このままでは期待できないということですね。なるほど、わかりました。来週(8月1日からの週)のこの「根回し文書」に関する質問も注目しております。ありがとうございました。

(インタビューおわり)


 

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