佐賀知事発言の九電メモ克明、未公表事実も多数
2011年8月7日 読売新聞
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110807-OYS1T00323.htm

　九州電力玄海原子力発電所（佐賀県玄海町）の再稼働を巡る「やらせメール」問題で、佐賀県の古川康知事と面談した九電幹部が作成した知事発言メモの概要が６日、わかった。この中には、６月２１日の面談当時は未公表で、しかも関係者しか知り得ない事実が多く含まれ、その信ぴょう性が高まっている。知事の“本音”ともとれるメモは、どこまで真実なのか――。渦中の知事は６日、報道陣の問いかけにほとんど応じず、９日の県議会で説明するとしている。

　６月２６日に行われた国主催の説明番組に参加した県民代表は、当日まで非公表だった。だが、メモには、人選経過が赤裸々につづられている。

　＜１人は商工会議所の専務理事を予定している＞との言葉通り、名指しされた専務理事は、５日後の番組に参加した。

　＜反対派も１人入れようかと考えたが、選抜が難しいとのこと。残りは普通の参加者を選ぶことになるだろう＞と、まるで県が主催者として人選しているかのような発言も。結局、反対派は参加要請を断り、参加者は女子大学生や主婦、農業男性らとなった。

　＜長崎大の放射線医学の専門家に同席してもらう＞との内容も実現した。

　参加要請を受けたという反原発市民団体の杉野ちせ子さん（５９）は「県民が信じた知事が、裏では九電と一緒になって再稼働に向けて突っ走っていたとしたら完全な裏切り行為。全てが信用できなくなる」と強い不信感を示した。 　

コメント
01. 2011年8月08日 06:10:05: DPMtKzSm4U 俺はこの知事はずっと前から信用してないよ。俺の記憶ではたしか元官僚出身で 以前、九州新幹線（長崎線だったかな）誘致が問題になったとき、地元の住民や首長さんたちがわずかな時間短縮するだけの新幹線に大きな負担するのではいらないとかの理由で大反対したにもかかわらず、地元選出国会議員と官僚とグルになってこれまでの「地元の意向尊重」の政令だったか法律だったかを強引に変更して作ることにした時のど真ん中にいた人物だったように記憶していて、当時はこの野郎を含めた利権屋集団なんだと思いましたからね。 だから、今回の九州電力の原発再稼働の話が出てきたときは、最初からこの知事の言動を注意深く見てましたけどこいつは口はうまいれど、最初から微妙な発言をしていたのでこういうことが出てきて、やっぱりな、という思いですね。 佐賀県民は次の選挙はどうするんでしょうね。
02. 2011年8月09日 12:08:16: ILiTPGkN7Y 典型的な悪代官！

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