2011年8月19日 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110819/CK2011081902000187.html

　葛飾区は十八日、区内の小中学校や幼稚園などの砂場の空間放射線量を測定した結果、毎時〇・二五マイクロシーベルト（一マイクロシーベルトは一ミリシーベルトの千分の一）以上の数値が出た二十九カ所の砂場を使用中止し、再測定すると発表した。

　区は今月三〜十七日、すべての区立小中学校、幼稚園、保育園、公園、希望があった一部の私立幼稚園、保育園などの砂場計三百九十八カ所で地上五センチの放射線量を測った。

　その結果、区立小十八、私立保育園四、区立中三、区立保育園二、区立幼稚園一、私立幼稚園一カ所で毎時〇・二五マイクロシーベルト以上を観測した。最高は区立川端小の毎時〇・五七マイクロシーベルトだった。

　区は毎時〇・二五マイクロシーベルト以上は、国際放射線防護委員会が定める平常時の年間被ばく限度一ミリシーベルトを超えると判断。再測定の結果に基づいて対策を検討するとしている。 　

コメント
01. 2011年8月19日 23:33:50: vYaTE3dzKU 空間放射線量といっても遠く福島から届く電波の様なものでは無く、空気中や地べたにセシウムさん・ストロンチウム・プルトニウムなどの放射性物質があるから高い値で計測されるのです。 万一それ等の放射性物質を吸い込んだりして体内に取り込んでしまったが最後。その遺伝子へのダメージは細胞分裂の盛んな子供達にとって計り知れない。東京のお母さん達は気を付けてあげてほしい。
02. 2011年8月20日 07:52:06: AEpSXuDD0g ＞０１ そうですね。福島第一原発から放射線が飛んできているのではなく、放射性物質が埃とかチリに付着した状態で飛んできていると思います。 よって、福島原発事故以前よりも高い数値が出たときは、上記の「何か」が飛来して、降下していると考えるのが通常です。 ＩＣＲＰを信奉している学者たちは、このチリなどから発する放射線量（外部被曝）を重視しますが、それを体内に吸引したときの影響についてはあまり考慮しません。そして、このＩＣＲＰ基準が国の基準であり、各自治体もこれに準拠することが建前上義務付けられているといっていいでしょう。 内部被曝の影響については、ＥＣＲＲといった団体によってその危険性が指摘されています。 そして、何よりも恐ろしいのは、ＩＣＲＰが内部被曝について考慮しないという原因が、アメリカによる原爆投下という歴史的事象に遡ることによって判明するということです。 つまり、アメリカによる原爆投下は国際人道法による「広範囲・無限定な殺戮行為」に該当するかどうか、そして、放射性降下物による広範囲な被曝を認めてしまうと、アメリカは、被告人席に座らざるをえなくなる。だから、原爆は急激な放射線と熱による狭い範囲での「通常兵器」とさして変わらないモノにする必要があった。 だから、広範囲にわたる放射性物質の影響など存在しない。 ということにする必要があった。そして、そういった「政治的判断」に基づいた基準がＩＣＲＰ基準なのです。ＩＣＲＰは、ＮＣＲＰ（アメリカ放射線防護委員会）の双子の妹なのです。 私たちは、何十年も前に封印された真実の前に踊る「亡霊」を未だに鑑賞しているのです。
03. 2011年8月20日 11:38:36: EszHBBNJY2 >>砂場２９カ所　使用中止 遅っ！　今頃かよ。 官僚と自治体が如何に仕事をしていないかが、良くわかる。 一般人なら2〜3日有ったら、調査から決断までできる。

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