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いま生きている日本人は誰一人、廃炉の終わりを見ることはないのではないか 小出裕章(newsweek)小出裕章非公式まとめ
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/716.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 8 月 22 日 01:39:14: igsppGRN/E9PQ
 

いま生きている日本人は誰一人、廃炉の終わりを見ることはないのではないか 小出裕章(newsweek)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/21/newsweekjapan-aug18/
2011年8月18日 小出裕章(京大助教)非公式まとめ

2011年8月18日、Newsweek日本版が、記事「福島原発は廃炉にできない」にて小出裕章氏のコメントを掲載しました。

以下小出氏のコメントの前後のみ引用。
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 福島第一は破壊の程度がひどいため、事故処理にはほぼ永遠と言っていい時間がかかるだろうと、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は言う。チェルノブイリ原発の石棺のように巨大な構造物で建屋を覆った上、作業員の被曝を避け、放射性物質が外に漏れ出さないよう監視しながらの作業が必要だ。「いま生きている日本人は誰一人、その終わりを見ることはないのではないか」と、小出は言う。

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引用元:福島原発は廃炉にできない | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
※小出氏のコメントは2ページ目に掲載。


福島原発は廃炉にできない
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/08/post-2228.php?page=1

危険な廃棄物と化した原発は解体撤去もままならず、事故処理は今いる日本人が皆死んだ後まで続くかもしれない

2011年08月18日(木)13時08分
千葉香代子(本誌記者)

[2011年7月27日号掲載]

 福島の一角で巨大な事故を起こした原発が不安を与え続けている。放射能の塊を早く取り除いてほしい──というのは、避難民や周辺住民のみならず、日本全体に共通した願いだ。汚染水を海に投棄したときに抗議した隣国や、地球の裏側なのに甲状腺の被曝対策として安定ヨウ素剤を買いあさった国があったことを考えれば、世界全体の願いと言ってもいい。

 しかし放射性物質を外界に大量に放出した東京電力福島第一原発は、事故から4カ月を経た今になっても、撤去の前提となる原子炉の安定すらできずにいる。にもかかわらず、東電や政府関係者は確かな根拠があるとも思えない発言を続けている。

 政府と東電は先週末、当初の目標としてきた「原子炉の安定的な冷却」に到達したという見解をまとめた。菅直人首相は原発周辺の市町村長らに対し、来年1月の予定だった核燃料の熱を100度以下に安定させる冷温停止を「前倒しで実現できるよう頑張りたい」と語った。

 だが、冷却のために汚染水を浄化して循環させる「循環注水冷却」は6月末のスタートからトラブル続き。先週も循環する水の量が低下するトラブルでシステムを一時停止した。

 核燃料棒が溶けて塊になったり炉外へ溶け出していた場合、冷温停止が困難を極めることは、多くの専門家の一致した意見だ。燃料に水を行き渡らせ、効率的に冷やすことが難しいからだ。

 福島原発の最終的解決は、すべての元凶である核燃料と放射性物質を取り除き、原発を解体撤去する廃炉の実現にある。だが、それが実現するのはいつなのか。政府は内閣府原子力委員会の中に廃炉検討チームを設置する方針だ。廃炉に向けた政府と東電の中長期の工程表も近く明らかにされるだろう。

 だが政府と東電は事故以来、事態が収束に向かっているように見せることにひたすらエネルギーを注いできた。メルトダウン(炉心溶融)はおろか、それより深刻なメルトスルー(溶融貫通)が起きていたことも、3カ月たってやっと認めたほどだ。公表される廃炉スケジュールが「最悪の事態」を踏まえたものになるとは考えにくい。

 前例のない事故を起こした福島第一原発には、今から廃炉に至るまでの過程にどんな専門家も答えを知らない技術的難題が山積している。廃炉には、事故を起こさなかった普通の原子炉でも30年程度の時間がかかる。原子力委員会は福島の廃炉に要する時間を「数十年」と評しているが、この「数十年」は限りなく100年に近い、あるいは100年以上と考えたほうがいいかもしれない。

■建設より厄介な廃棄作業

 福島第一は破壊の程度がひどいため、事故処理にはほぼ永遠と言っていい時間がかかるだろうと、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は言う。チェルノブイリ原発の石棺のように巨大な構造物で建屋を覆った上、作業員の被曝を避け、放射性物質が外に漏れ出さないよう監視しながらの作業が必要だ。「いま生きている日本人は誰一人、その終わりを見ることはないのではないか」と、小出は言う。

 福島第一は廃炉にもできず、放射能を閉じ込めた「悲劇のモニュメント」として半永久的に残る──その可能性すら、政府や東電はまだ認めていない。

 そもそも廃炉は原発から使用済み燃料を取り出し、構造物を解体撤去して更地に戻す廃棄作業だ。原発を造るより長い時間と労力と巨額の費用が掛かる。

 6月に国民投票で脱原発を決めたイタリアでは、90年に停止が決まった福島と同じ型のカオルソ原発など4基の廃炉に取り組んでいる。作業は2020年頃に完了する予定で、その費用は約7000億円に上る。福島の場合、コストはその何倍にも膨らむはずだ。

 廃炉は、これを請け負う原子力業界にとってはビジネスチャンスだ。世界的な脱原発の流れも受けて、今後大きな市場になるとみられている。「だが、福島だけは誰も手を出したがらないだろう」と、コンサルティング会社ブーズ・アンド・カンパニーでエネルギー問題を担当するパウル・デュールローは言う。「爆発した原発の廃炉が技術的に可能なのかどうかも分からない」

 廃炉で最も重要なのは、核燃料を取り出すことと、高濃度から低濃度まで放射能に汚染された廃棄物を処理することだ。

 原発が冷温停止した後、放射線レベルが下がるのを何年も待ち、低濃度のものから徐々に解体して最後に原子炉を撤去する。その際、染み付いた放射性物質を分離・分類し、不純物を取り除いた上、種類別にまとめて密閉容器に閉じ込めなければならない。放射能を周囲に広げないための、原子レベルの超ハイテク技術だ。

 だが爆発した原発の廃炉は、これまで誰も経験がない。86年に爆発したチェルノブイリは廃炉にできず、今も放射能レベルが下がるのを待ち続けている。設置から40年を経てコンクリートが浸食され、石棺はもはやボロボロの状態だ。

■日本版チェルノブイリに

 普通に運転停止した原発であれば燃料棒を束ねた燃料集合体を取り出せば済むし、周囲の汚染も大したことはないと、かつて東芝で原子炉格納容器の設計をしていた後藤政志は言う。

 だが福島第一の場合は、大量の放射性物質が格納容器の外に漏れ出て、建屋内部が放射能まみれになった。「もはや普通の廃炉という概念は当てはまらない」と、後藤は言う。燃料集合体は溶けてチーズのようになり、どこに流れ出したかも分からない。周囲は壁まで放射能が染み付いている。この状態からどうやって放射性物質を取り出すのか、もはや誰にも分からない。

 物理的な障害も少なくない。炉のふたに据え付けられている開閉用のクレーンは既に吹き飛び、金属製のふたそのものも熱で変形していると考えられている。ふたを開けるためだけに、専用クレーンを一から開発しなければならない。

「福島は廃炉にできない」と、後藤は言う。英科学誌ネイチャーは先週、専門家の見解に基づく記事で、数十年から場合によっては100年かかるとの見方を示した。損傷した燃料を含めて原子炉内の放射性物質の除去に長い時間がかかることなどがその理由だ。記事は、放射能汚染の除去作業が2065年まで続くチェルノブイリと似た状況になるだろうと指摘している。

 福島第一原発の危機は、まだ現在進行形である可能性もある。メルトスルーしたウラン溶融体が、地下深くに潜っていって地下水を汚染する危険性を京大の小出は警告し続けている。逆に炉心のすべてが崩壊していない場合は、これからさらにメルトダウンが発生して水蒸気爆発が起きる可能性もまだ否定し切れないという。

 いずれの場合でも、今とは桁違いの放射能汚染が広がることになる。廃炉もますます遠のくだろう。

 事故の終わりは当面期待できず、待っているのは巨大廃棄物との果てしない戦いだけかもしれない。汚染された原発周辺の土壌を完全に元に戻す技術も、人類は持ち合わせていない。どれだけ巨大なふたで覆ったとしても、「悲劇のモニュメント」は今後数代にわたって日本人を脅かし続ける。
 

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コメント
 
01. 2011年8月22日 01:45:53: br1tnubUos
「いま生きている日本人は誰一人、その終わりを見ることはないのではないか」

まあ、そうなんじゃない?
初めから、十年かそこらで片が付くと思っていた人は、あまりいないのでは?
だからもうこの際、はっきりと、そのことを公的にも認めましょうよ。そこからでないと、安全も復興もないよ。


02. 2011年8月22日 02:23:40: G0fkoMjiOQ
この調子で作業続けてれば東電も存続できそうだ。

03. 2011年8月22日 10:38:19: FYZsAX1ZmU
小出氏、後藤氏も楽観的すぎる。
メルトスルーした核燃料を回収する前に、使用済み核燃料を回収しなければならない。これも相当困難だ。
今、未確認情報ながら敷地内の地割れから水蒸気が噴き出していると言われている。
この状態が来年まで、何事も無く続くなら、それは一種の奇跡だろう。
何年後か知らないが、いま生きている日本人がいまのまま居られるならば、それも
奇跡だ。

04. 2011年8月22日 11:30:31: TRlvpkEP3A
事実は小説よりも奇なりですな。

私たちは、人類史上、まれに見る転換期に生まれついたのです。

人間が放射能を使いこなせるかどうかの瀬戸際です。

悪魔(放射能)と天使(人間の愛情)との戦いですね。

でも、愛は地球を救う。安心、安全という日本政府を信じて

がんばれ日本、汚染された環境でも、汚染食物でも矢でも鉄砲でも

持ってこい。 神風がそのうち吹きますぞよ。



05. 2011年8月22日 12:28:48: 53uRnpnFSA
放射能まみれなっても大丈夫なように、人力ではなく遠隔操作可能ロボットの開発にただちに着手すべきだ。配管作業とか、人間どうように複雑な作業が可能なロボットが必要だ。そいういうロボットは、廃炉ビジネスでも需要は大きいはずだ。
なによりも、人力で作業して、これ以上被曝者を増やしてはいけない。

06. 2011年8月22日 12:36:50: DTK68v7wks
20km圏、地下300mまで掘り返して石棺、東日本は放棄ということで、俺は構わんが。

07. 2011年8月22日 13:14:40: Uvbwn7Gvb2
地下で核分裂反応が続いている。地中で、むきだしの原子炉が動いて、放射能蒸気を噴出なんて、映画のような光景だ。悪夢ではなく現実。福島県・茨城県・宮城県などは、いずれ放棄するしかない。

08. 2011年8月22日 13:34:20: HCQ1BaKEzU
・20110822 吉田照美ソコダイジナトコ「週刊エンター」 小出裕章

http://www.youtube.com/watch?v=86Ktx2E9Gn4


09. 2011年8月22日 13:37:54: PgPBMdxElo
与謝野馨氏は、次世代に借金を残すかどうかより事故を起こした福島原発や何万年も管理しなければならない放射性廃棄物をどう引き継ぐかを考えた方がよいのではないか

10. 2011年8月22日 14:02:33: HCQ1BaKEzU
・原発−隠されていた真実 【山根治ブログ】

http://ma-bank.com/item/1300


11. 2011年8月23日 00:23:33: EaD7UyQFcE

 だから今すぐ原発を停止・廃棄しなければならない。(文殊はもっと悲劇だ!東アジア全体に核被害が及び しかも 日本全体が核汚染圏内なのだ。)
 

12. 2011年8月23日 04:37:02: ZYolJB4AGs
原発は毒の沼に沈みゆく泥船。もともとが欠陥設定だった。
多くを巻き添えにする悲惨な最期は不可避のこと。

既に船底に大穴の空いた福島原発では、人狩りのようにかき集められた現場作業員たちがバケツで一生懸命毒水をかき出しているが、その効果はわずなか時間稼ぎでししかない。

そういう状態に見える。


13. 2011年8月23日 06:44:44: i37fD8kRRc
日本に核爆弾はいらない。
何人たりとも日本を主戦場にしてはならない事に気づいたのだ。

福島の一件で、日本列島そのものが自爆核爆弾であることが分かったのだ。
史上最大の神風特攻機『原発群島日本』。


14. 2011年8月23日 19:50:59: RRc2xdsED2
 その昔 日本というバカな国があった と後世に伝えられ笑いものにされるだけじゃない?いいよそれで。

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