オバマ政権の思惑ということなら、「福島原発周辺」ではなく「日本」を「世界の核のゴミ捨て場」にするつもりですよ。

核は「持ち込まず」「持ち出さず」に処理すべきです。
がんばろう、東北・関東。

東京電力がバラ撒いたのは、日本人一人当たり100億ベクレル。大部分は山野にあって着々と海洋に流出しつつある。焼却灰や下水汚泥に含まれ、人のコントロール下にある放射性物質は、全体の0.1％もない。福島県以外は、地方自治体ごとに、よく考えて決めれ。福島県民は、福島県に撒かれた分だけで 一杯パイです。東電にも国にも頼らず、自分の生活圏だけでもチマチマ除染中の人が100万人以上。そのリアリティをよーく考えれ。

すでに既存設備は満杯。
今後、除染が進むほどゴミは出るし、汚泥焼却灰は、日々膨大な量が出ているし、ゴミは、すべてリサイクル不可能だし、なにしろ福島は、ゆくゆくは福一の解体・廃炉というとてつもない大作業が残っていますからね。

「ゴミは福一に戻せ」とか言ってる人は、先のことは何も考えてないのでしょう。
福一は汚染水でいっぱい、ただでさえ作業困難な敷地内にゴミ山を作ってどうしようというのでしょうか。先のことだけでなく今のことも考えてない。

現在の夢の島が高濃度に汚染されてるだけに、拡大するかたちで「新夢の島」が造成される可能性はありますね。
もっと人口が減って、病弱な住民ばかりになってからだと思いますが。

基本的に海に埋立てるのは、あまり良くないというのはあります。
海よりは山間部の方が管理しやすいと考えます。

工業地帯が、だんだん寂れていくので、貯蔵施設・処理場・処分場は、そういった場所に造られていくと思いますよ。

東電が所有している土地がどれほど広大で
大熊、双葉の面積がどのくらい広いか知っているの

自分の家の庭と比べないでね

福島県のプラント立地可能な面積と比べてみてください。
必要なデータは、すべてネットで検索できます。

算数の問題です。

専門用語では「建設廃棄物」というが、今回はそれがほとんど放射性廃棄物でもあるわけ。

放射性廃棄物の問題は、ほんとに難しい。
本来なら焼却も埋立ても出来ないものだ。
核ゴミ専用の貯蔵施設を建て、そこに集めることから始めなければならない。
さらに核ゴミの中間処理、最終処分場も必要になる。
高レベル放射性廃棄物最終処分場は、おそらく福一敷地内もしくはその周辺になる。回収できない核燃料は、ここで処分するしかない。
かろうじて回収できた核燃料は、集中廃棄を避けるためにも、100km以上離れた別の場所で処分するのが本来のやり方だ。

東電が所有している土地なんて、高濃度に汚染された広大な土地に比べたら小さなもんだ。
貯蔵施設・処理施設は、汚染された東日本の各地に必要になる。
放置されたまま、手のつけようのないゴミ山が各地にあることを考えれば分かることだろう。

一刻も早く核ゴミの放置・拡散を止め、放射性廃棄物として、処理・処分が出来る施設が必要だが、なにしろ国の動きが鈍い。国民の認識も甘い。

今いちばんの懸念は、核ゴミが産業廃棄物として処分され、汚染が結局は放置・拡散されることだろう。
規模がダントツで大きい東京を例に出せば、東京湾の海面処分場を拡張しようという動きがあるから、注意しておいたほうがいい。
東京の汚泥焼却灰は、すべてここに処分されている。国の公表値ですら毎時0.8μSvを記録している高濃度汚染地帯だ。今後も核ゴミは増え続け、汚染もさらに増え続ける。

この国は、金ですべてが決まる。
核ゴミによる埋立地が金になる算段がたち、埋立地造成による利権にあずかる連中がむらがり、反対派も金を引き出すために運動をするようになる。
今までもそうやって拡張してきたゴミ捨て場だ。
いよいよ東京湾が核のゴミ捨て場になる危機が迫っている。
核専用の施設がない現状、すでにゴミ捨て場というよりゴミそのものになってるわけだが。
今後、この流れは止まらず拡大することになる。

海面処分場の存在を知らない都民は、意外と多いんじゃないかな。
おそらく東京湾が、核ゴミ化してる現実を知らない都民も多いだろう。
たぶん、このままなし崩し的に東京湾は、核ゴミそのものとして、拡大していくのだろう。表面だけは、お台場のようにきれいに取り繕うかもしれんが。

首都も移転するし、放射線被害が著しく出ることは明らかな東京は、やはりもう終わりと考えておいた方がよい。
というか、分かってる人はもうとっくに東京から逃げ出してる。

東日本に住み続けるなら、核ゴミ問題に正面から取り組まないことには、未来はない。