とにかく、今の選挙制度のままでは、共産党も社民党も惨敗確実。
そこで、今後、どうするべきか。

（１）選挙制度改革：
現行の小選挙区中心の選挙制度は、小党に著しく不利。
小選挙区（１人区）で議席を獲得するのは、困難であるからだ。
（例外：大政党が候補者を立てず、その大政党が小党の候補を推薦した場合は、議席獲得の可能性あり）

よって、北欧諸国やドイツなどで導入されている比例代表制ベースの選挙制度を導入するべきである。
比例代表制は、ほぼ得票率に応じて議席を獲得することができる選挙制度であり、
つまり、もっとも民意を反映する選挙制度である。
小選挙区制や中選挙区制に比べて、極めて公正な選挙制度といえ、
小党の努力が報われる選挙制度であるといえよう。

この選挙制度を導入するためには、弱体化している民主党に対して、
社民党は利害が一致する共産党や公明党とタッグを組み、
民主党に対して「国会運営で協力して欲しければ、我々が要求する選挙制度改革を呑め！」と迫ることだろう。
民主党もこのままでは、総選挙惨敗ですから、中小政党が要求する選挙制度改革を呑んだほうが得策であると気づくはず。

（２）社共合併：
選挙制度改革が困難なら、現行の選挙制度に適応せざるを得ない。
つまり、解党して、共産党に合流したほうがいい。
（「社共合併」新党＝欧州型社会民主主義政党結党か欧州型みどりの政党へ）

なぜ、“合体”したほうがよいのか。
現行の選挙制度は、より大きな“塊”をつくればつくるほど、有利だからだ。

そもそも、ほとんど主張・政策が同じである社民党と共産党が、憎しみあい、足を引っ張り合うのは愚か。
原水協と原水禁、全労連と全労協とやらに分裂して、対立する必要がなぜあるのだろうか？
そうした愚行をただちにやめ、“合体”したほうが建設的・生産的である。

いまのままでは、共倒れ。（実際、選挙で“共倒れ”を長期間、繰り返している）

原発作業員の非人間的な労働を知らないのか

＞長く“近親憎悪”の関係が指摘されてきた両党が「脱原発」で共闘する形だ。しかし、緊急避難的に連携を取り繕う側面は否めず、「ガラスの結束」といえそうだ。

共産党はずっと以前から「同じ政策に関しては共闘する、個別の政策ごとに判断する」と主張し、実際そのような態度を貫いています。

産経のこのような見解は初めて聞きました。
どこのどなたの発言なのか明らかにして頂きたい。

＞「核エネルギーの平和利用」を是とする共産党

これも誤解を招く表現です。共産党は、地震大国日本での原発利用は危険であり、死の灰を毎日製造する原発は兵器並に危険であると主張しています。彼らは原発を核エネルギーの平和利用とは見ていません。

この発言も、どなたが発されたのか明らかにして頂きたい。

ただ、将来的に、放射能を完全のコントロールする新たな知見が見つかるかもしれないので、その研究までは否定しない、ということじゃなかったっけ？

思想、信条、研究の自由くらいはちゃんと守ろうよ、ってことでしょ？　別に間違っていることは言ってないと思うが。

核エネルギーの平和利用という言葉は、核兵器への嫌悪感を和らげるために、戦後アメリカや自民党が使ったプロパガンダじゃん。共産党の言ってることとは全然違うと思うよ。

産経の悪意がにじみ出ている表現だねｗ

腐り切った財界に良いように転がされている自民党・民主党の時代はとうに、終わっているのだ。
今こそ、
資本に飼育された腐敗政党の時代に、
勇気を持ってオサラバを告げるときだ。

今まで社民党を抜けた議員で共産党に入った者はほとんどいないのではないか。

社民党を抜けて民主党に入った議員は大勢いるが。最近では辻元清美だが。

社共合併なんかありえないと思うぞ。

そもそも衆院選の中選挙区制を小選挙区制にした時に、社民党の前身の社会党は小選挙区制に賛成したではないか。

北朝鮮の拉致問題でも、共産党は当初から疑惑を追及する姿勢だったが、社民党は「拉致問題はでっち上げだ」と言っていたぞ。
その後「でっち上げ」は撤回したが、田嶋陽子が社民党抜けたな。

私は、共産党と社民党の政策の違いは、「カレーライス」か「ライスカレー」程度の違いしかないので、一緒になるべきだと思う。

自民党内の右と左、民主党内の右と左よりよっぽど政策が近いので
共産党・社民党は合併するのが自然。

おいおい。近親憎悪は的外れだろ。

憎悪は当たってるかもしれんが、近親ではないぞ。

かつての社会党と民社党と社民連は、近親だけどな。

民社党と社民連は、社会党から分裂した。だから社会党が親で民社党と社民連が子だという見方もできる。

しかし社会党・社民党と共産党は、そういう組織的な関係はない。昔も今も他人同士だ。近親ではない。

そして組織的関係がないだけでなく、政策も違っている。

自社さ連立政権時に社会党は与党として消費税を増税したが、共産党は反対した。

米軍普天間基地を辺野古に移設する計画の基礎になった「沖縄に関する日米特別行動委員会」の合意も、当時の社会党が賛成したが、共産党は反対した。

不安定雇用を増やした労働者派遣法の原則自由化も、社民党は賛成したが、共産党は反対した。

解同との関係でも、共産党は解同の不当な利権を追及してきたが、社民党は解同を庇っている。

政党助成金も、共産党は廃止せよとして受け取っていないが、社民党は政党助成金に依存している。

他にも挙げればまだまだあるが。07はこういう事実を無視するのか？、記憶力ないのか？

共産党と社民党はほとんど政策が同じではないぞ。同じというのは07や01の幻想。

「カレーライス」か「ライスカレー」程度の違いどころではない。

社民党は、共産党よりも、民主党や自民党に近いぞ。圧倒的に。

喩えるなら、カレーライスとライスカレーなのは民主党と自民党で、社民党はカレーチャーハンだ。
共産党はお茶漬けといったところか。

カレーチャーハンをカレーライスかライスカレーと混ぜてもそんなに問題はないが。

カレーチャーハンとお茶漬けを混ぜるのはかなり問題だろう。

幻想を捨てて現実を直視しろよ。

08殿の指摘に補足すると、社会党と共産党は根本的に違う点がある。これは歩み寄りすら不可能。社会党は象徴天皇制に賛成。共産党は創立以来、天皇制そのものに反対している。天皇制と言うが、君主制と言うべきか。その君主制だが、フランスは普仏戦争に負けて廃止。ドイツは第一次世界大戦に負けて廃止。イタリアは第二次世界大戦に負けて、1946年の国民投票で廃止。詳しくは、下を見て欲しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E4%B8%BB%E5%88%B6

君主制そのものが少数派だ。このまま行くと倒されてしまうのではないか。そう恐れる支配階級が共産党を叩くのは当然だろう。象徴天皇制を擁護する社会党は体制内勢力である。