★阿修羅♪ > 原発・フッ素16 > 619.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
プルトニウム等に関する小出氏の楽観的見解とそれを否定する様々な悲観的警鐘 (先住民族末裔の反乱) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/619.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 9 月 19 日 00:34:46: igsppGRN/E9PQ
 

プルトニウム等に関する小出氏の楽観的見解とそれを否定する様々な悲観的警鐘
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/21276326.html
2011/9/18(日) 午前 8:22 先住民族末裔の反乱


週刊実話(2011年09月17日14時00分 livedoor news)では、「地中に沈んだプルトニウムの危険」と表し、プルトニウムが地下水を通じて海に流れ甚大な海洋汚染を引き起こしているとする。それに加えて大量に大気中に気化した有毒放射性物質について、2011年9月15日、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演した際、非常に楽観的な見解を述べている。


20110915 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://youtu.be/rXFOmD0hF0w
質問者:「(前略)理解できるほどに不思議なのですが、放射性生成物の中には様々な核種が存在してるはずなのに問題になるのはいつもセシウム134、137、ヨウ素131、時々メディアによってストロンチウム90だけです。他の放射性生成物はなぜ問題にされないんでしょうか。この疑問がどうしても分かりません。子どもを抱える身としては色んなことを勉強して、事故防衛するしかないと思っているのですが。という質問なのですが」
小出氏:「ウランが核分裂反応を起こすと、およそ200種類ぐらいの核分裂生成物という放射性核種が生まれます。今問題になっているのはセシウム134と137。そして事故の当初は、ヨウ素という放射能が問題になっていました。なぜそれらの放射性核種だけがことさら問題にされるかというと。原子炉の事故の時に、環境にとても逃げて着やすいというそいういう性質を持っているから、です。セシウムやヨウ素よりもっと逃げて着やすい放射性物質も、実は、ありまして。それは希ガスと呼ばれている、一群の放射性核種です。キセノンとかリプトンとか。いうような希ガスと私たちが呼んでいる一群の放射性核種があるのですが、それは完全にガス体であるために原子炉の中に、入っていたもののほとんど全量が事故の時に環境に出てきてしまいます。
ですから事故の当初は希ガスが問題になった時期もあったはずなのですが。えー、希ガスというのは完全なガス体でして。仮に人間化呼吸で吸い込んでも、人……、体の中にはたまらないですぐにまた、出ていってしまう。風に乗って流れてきても地面に沈着することもない。そういう性質を持っていますので、事故の本当の当初だけにしか問題になりませんし。危険性があまり大きなものでもありません。えー、そういうことがあって、事故の当初に問題になるのは、希ガスを除けば、ヨウ素で、あるし。その後長期間にわたって汚染を広げて、食べ物などを通して被曝をさせるというのはセシウムが一番重要になる、ということです。」

つまり小出氏は希ガスとして大気中にばら蒔かれたプルトニウムなどはヨウ素やセシウムと比して、吸引しても人体には蓄積されないのでさほど影響はない。一方、ヨウ素やセシウムは食べ物で内部被曝されるため、これらがクローズアップされたと主張している。これは明らかに被曝者に数多くの被験も持つ郷地医師とは全く異なる見解である。郷地医師はプルトニウム等希ガス化した放射性物質がβ線やα線を放出し多大なる人体への悪影響を及ぼす可能性が高く、その事実を隠蔽するために高々原子炉内にあった放射性物質全体の僅か2%程度に満たないヨウ素やセシウムをダミーでクローズアップ化させているとことを示唆している。
プルトニウムが核兵器の原料であること及び数々の臨床結果報告に鑑みれば、小出氏の『仮に人間化呼吸で吸い込んでも、人……、体の中にはたまらないですぐにまた、出ていってしまう。風に乗って流れてきても地面に沈着することもない。そういう性質を持っていますので・・・』という行に多大な疑念を抱かざるをえない。一旦吸引した場合、α線はγ線と比して体内で膨大なエネルギーで細胞を破壊し癌を誘発することは、郷地医師が報告したように長崎県の被曝がん患者の解剖・臓器分析事例から証明されている。
また『週刊現代』2011年9月10日号で神戸大学大学院海事科学研究科・山内知也教授は次のように指摘する。


「プルトニウムの場合、ホットパーティクルと呼ばれる微粒子を体内に取り込むと、外部被曝に比べて数百倍の危険性があると言われています。今回の原発事故では、一部の研究者が福島第一の周辺でプルトニウムを検出済みですが、これは冷戦時代の核実験の名残りでは、という意見もあります。
ただ、リストを見るとどこかに濃く残っているのかもしれません。このリストで、私がより心配になったのは、内部被曝すると骨の中心にまで入り込んでしまうストロンチウムです。これまでいろんな研究者が土壌調査などをした結果を見て、さほどストロンチウムは放出されていないと安心していました。しかし、試算値を見るとまったく安心できない。セシウムに比べてストロンチウムは100分の1程度の量ですが、その危険性はセシウムの300倍と主張する科学者もいます」

本年6月に原子力災害対策本部がIAEAに提出した資料(6月6日の記者会見で配布された保安院公表資料)によれば、福島1号機〜3号機の合計でのプルトニウムとヨウ素の放出合計は下記のとおりである。
・Pr238・・・・1.9×10の10乗(Bq)・・・・・I131・・・・1.6×10の17乗(Bq)
・Pr239・・・・3.2×10の 9乗・・・・・・・・・I132・・・・4.7×10の14乗
・Pr240・・・・3.2×10の 9乗・・・・・・・・・I133・・・・6.8×10の14乗
・Pr241・・・・1.2×10の12乗・・・・・・・・・I135・・・・6.3×10の14乗
郷地医師の資料では全放出量の20%がプルトニウムであり、ヨウ素とセシウムの合計はその10分の1程度の僅か2%としている。3号機がプルトニウム原発であったにも拘わらずこの真逆の数値は素人なりにも政府・東電は嘘八百を並べIAEAに報告したのだと想定がつく。この比率こそ、マスコミがヨウ素やセシウム特化報道の真意が隠されていると私は思う。
ところでENE NEWSによれば、
「東京西部(八王子)でプルトニウムより危険なアメリシウム241が発見された。」と報じている。そこで改めてアメリシウムをwikipediaで確認すると、次のように説明されていた。
>原子炉内のプルトニウム239に2個の中性子を当てると、プルトニウム241ができ、これがβ崩壊して、アメリシウム241(半減期432.2年)となる。
つまり既に東京に核兵器の原料であるプルトニウム239が到達し、そこで大気中に人体に有害な発見された同位体の中で最も半減期が長いのは、アメリシウム243の7380年である。
この記事の信憑性を疑う見解もあるが、今年4月の段階で福島第一原発付近の土壌から微量(?)とはいえ、アメリシウムとキュリウムを検出されたことが報じられた。
さらに週刊現代は6月より独自にイギリスの研究機関の協力を得て、福島の大気中にどんな放射性物質が飛散しており、福島の人たちがそれをどれくらい吸い込んでいるのか、調査・シミュレートした結果が掲載されている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13228?page=3
これによれば、大気中のチリ・埃・ゴミを吸い取る役割を有する乗用車のエンジン部についているエアフィルターを利用し、福島原発より30~50km離れた地域(主に福島市内)を、3月11日以降100~200km走行している車のエアーフィルターを@ロシア製ガイガーカウンターAドイツ製ガンマ線分光器Bオックスフォードの専門研究施設の高分解能ガンマ線分光器(最小排気量車のみ)で調査を行った。その結果、
@ガイガーカウンターによる放射線量測定は、0.12~0.17マイクロシーベルト
ABガンマ線分光器でフィルターからはセシウム137、セシウム134、ヨウ素131、テルル129mなどが検出
以上から成人は0.38~0.53ミリシーベルト(=380~530マイクロシーベルト)のセシウム134、セシウム137を吸引したことになる、との結果が算出された。子供の場合は成人よりも呼吸量が6割落ちるので、0.1~0.16ミリシーベルトとなる。EURATOM(欧州原子力共同体・ヨーロッパ15ヵ国が加盟する、原子力産業の発展を目標とした機関)が定めた基準では、年間の内部被曝量の限度を0.15ミリシーベルトと定めており、これを超えると健康に重大な影響を引き起こすとされる値を示している。
この外に注目されるのはテルル132が発見されたことである。同誌は6月3日には、原発事故直後に、核燃料が損傷したことを示す「テルル132」という放射性物質が検出されていたにもかかわらず、原子力安全・保安院はこのデータを公表しなかったことが発覚したと伝えた上で、これについて欧州放射線リスク委員会の科学委員長であるクリス・バズビー博士の次のような見解を掲載している。
「テルルが検出されたというのは、とても興味深いデータですね。なぜならこれは、核分裂によって生じる物質なのですが、半減期が33日ととても短いからです。半減期が短いものが、原発事故より3ヵ月がたった6月に採取したフィルターから検出されたということは、核分裂が今も続いている可能性---つまりは再臨界を起こしている可能性を示唆しています。最初に放出された量がわからないので、これが確かなことかどうかは断言できませんが、再臨界が起きていたのかどうか、政府や東電は調査し、その結果を公表すべきです。」
「たとえその量がセシウムの100分の1だったとしても、プルトニウムの線量はとても高く、この100日間だけで24ミリシーベルトとなります。もしも検査によって一定量のプルトニウムが検出されれば、もはや安全かどうかを議論しても、意味がないレベルとなります。」
またアメリシウムの検出もウラン・プルトニウムとの関連で重要な意味を持つようだ。同誌で検出されたアメリシウムに関して、立命館大学の安斎育郎名誉教授は次のように述べている。
「原子炉内にあるウラン238が中性子を吸収してプルトニウム239となり、さらに段階を経るとアメリシウム241になります。もしもアメリシウムが本当に出ているなら、プルトニウムが出ている可能性もあると言えるでしょう」
最後に同誌は、今回のガンマ線分光器を使った検査ではガンマ線を出さない放射性物質は検出されず、それはプルトニウムやウラン、アメリシウムがアルファ線を出すことが原因で、これを検出するには別の特殊な検査を実施する必要があり少し時間を要するため、プルトニウム、ウランの検出結果については追って詳細を伝えたいとしている。

Americium-241 found in soil west of Tokyo at 74 becquerels/kg — “Much more dangerous” than Plutonium-241
(September 14th, 2011 at 03:54 PM  ENE NEWS)
http://enenews.com/alert-americium-241-found-soil-west-tokyo-74-becquerelskg-dangerous-plutonium-241

核燃料損傷で放出?放射性物質2種、敷地で検出
(読売新聞 4月27日(水)18時57分配信)
東京電力は27日、福島第一原子力発電所の敷地内土壌から、放射性物質アメリシウムとキュリウムを検出したと発表した。
事故に伴う核燃料の損傷で放出されたとみられる。プルトニウムと同様に、原子炉の運転で生成される元素で、吸い込むと肺にとどまり、がんを引き起こす危険性がある。今回の検出量はごく微量で、人体に影響ないという。
東電によると、土壌は敷地内の2地点で、3月28日に採取。うち1号機の西北西約500メートル地点の土からは、1キロ・グラムあたりアメリシウム241が0・033ベクレル、キュリウム242、243、244が0・2〜4ベクレル検出された。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年9月19日 01:10:52: W1595Y4I7k
ん?プルトニウムは希ガスじゃないよ。
ガスにはならない。

15日,プルトニウムについてはこう云ってるだけ。↓
小出「そうです。えー、他にそのストロンチウムという放射性物質もありますし。えー、プルトニウムという放射性物質もありますけれども。環境に出てきた量で言えば、圧倒的にセシウムが多いので。基本的に皆さんはセシウムという放射性物質に注意を払って欲しいと思います。

プルトニウムについてはこう云ってる。↓
小出さんは決して軽視などしてないようですが?
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-6289


02. 2011年9月19日 01:36:53: TN60kYbhi6
八王子のアメリシウム241は未検出だった
2011年09月18日12時00分 提供:ゆかしメディア

 東京・八王子市から放射性物質アメリシウム241が検出されたという情報で、分析依頼者が誤解による測定一覧表を作成し、「ENENEWS」がニュースとして掲載していた。実際には検出されていなかったことになる。

 ENENEWSの報道では、アメリシウム241が3.7ベクレル(1グラムあたり)検出され、1キログラム換算で47ベクレル検出されたとなっており、ゆかしメディアも引用する形で伝えた。

 しかし、実際には3.7ベクレルは検出限界値でもあり、限界値を現す不等号「<」を、依頼者が抜いてインターネット上で公開されていた。


03. 2011年9月19日 02:18:57: 03bw0jfJsI
 院長の独りごと より

東日本大震災後から、ずっと原子力の報道を見てきました。事実の報道すら訂正

されたり、途中で報道が書き換わったりしています。こんなことはできるはずないから、報道は正しいと思わないことです。

・政府の発表は常に控えめに、そして徐々に大きくなる
・現場からの第一報はすぐに取り消されるが、あとから正しかったことがわかる
・事実は正確に伝えていても、その解説部分がウソ
・現場からの発表内容と権威のある機関の発表は、しばしば異なる。
・本当の内容は「デマを飛ばす」という理由の元に、検閲を受ける。
・報道されている内容もそうだが、報道されていない内容(当然、報道されるべき項目なのに-missing news-)にも目を向ける必要がある

を常に頭に置いておかねばなりません。

東京・八王子からアメリシウム241検出
2011年9月17日(土)18時20分配信 ゆかしメディア
 東京・八王子で、プルトニウムより1.3倍毒性が強いアメリシウム241が1キロあたり74ベクレル検出されたことがわかった。
 ENENEWSによると、八王子市内の土を7月29日に採取し、8月31日にテストを行った。サンプルは50グラムで、1キログラムあたり換算で74ベクレル検出されたという。
 アメリシウム241とは、プルサーマルによって発生する可能性が高くなるといい、3月14日に爆発した東京電力福島第一原発3号機(プルサーマル発電)から、飛来したものではないかとも見られている。
 半減期は458年という長期にわたるもの。プルトニウムよりも毒性が1.3倍強いとされる。現在、土壌や食品の検査で、調査されているの放射性物質はセシウム、ヨウ素などで、アメリシウムは検査されていないという。

 アメリシウムのことを聞くのは実は二回目です。この時に、いろいろと勉強しました。アメリシウムなんて、MOX燃料評価をした人でなければ、知らなかったと思います。

フェアウィンズ・アソシエーツ、アーニー・ガンダーセンインタビュー:「福島原発事故はわれわれが考えるよりはるかに危険」パート2から
ガ:何が起きたかというと、放射能の雲は海に出たあと、南向きに曲がって、それからさらに西向きに曲がったのです。ちょうどフックのような形ですね。放射能の雲は海に出てから、沖の風で南に運ばれ、それから西に運ばれて東京に達した。その雲に含まれていた粒子が車のエアフィルターに詰まっていました。ストロンチウム、セシウム、そしてアメリシウムです。燃料が損傷した証拠です。

 ここから、アメリシウムについて以前考察をしています。

福島第一原発3号機の定期検査現場をマスコミ公開しました (3号機定期検査状況)。から
燃料交換機の上から炉心を見た写真。制御棒が倒れないようにチェック模様に燃料を取り出します。取り出した炉心は青白く光っています。これはチェレンコフ現象(注1)と言い、神秘的な光を放ちます。

・・私はこの光を見るのが好きで、定期検査の燃料交換の時など、ぼーと20分くらい眺めていたこともあります。確かにブルーの神秘的な光。

さて、次の記述が

使用済燃料貯蔵プールに格納された使用済燃料により、空いている格納ラックにもチェレンコフ現象が現れます。左上の囲われた箇所にはMOX燃料32体が保管されています。

 MOX燃料は、私が1995年に勤務していたとき、あと数年で使用する予定と聞いていました。

以下の資料は、全編アメリシウムに関わる評価と言っていいでしょう。
福島第一原子力発電所3号機の燃料プールに保管中のMOX燃料の健全性の確認結果について(PDF968KB)2010.5.21
福島第一原子力発電所3号機の燃料プールにおいて現在保管しているMOX新燃料(ベルゴニュークリア社/FBFCインターナショナル社製造)は、平成11(1999)年9月27日の発電所搬入後、10年以上水中にて保管してきた。
抜粋
燃料の組成変化の影響
MOX燃料は、燃料に含まれる核分裂性物質であるプルトニウム241が保管中に核分裂しないアメリシウム241に自然と変化していく特徴がある。(ベータ崩壊で変化する・・電子のみが核からでて質量数が変わらず、原子番号が一つ増える)
MOX新燃料にはその特性が経時変化するという特徴があり、プルトニウムのアメリシウムへの崩壊等の燃料組成変化によって、ペレット物性の変化や燃料の反応度低下および反応度係数の変化等の影響が想定される。しかしながら、これらの影響を考慮した評価および解析により以下のとおり問題ないことを確認した。
・ 生成するアメリシウムの量が微量であること等から、ペレット物性の変化等が燃料棒熱機械特性に影響しないこと

2.評価・検査項目の選定
長期保管したMOX新燃料に想定される影響を図 1に示す。プルトニウム 241のアメリシウム 241へのβ崩壊等の燃料組成変化の影響、貯蔵時の腐食等の保管中の環境からの影響、異物混入等の外的影響に対して、保管中のMOX燃料が現時点においても問題なく使用できる健全性を有していることを確認するために、評価・検査を実施した。今回の評価・検査で選定した確認対象項目と評価・検査方法を以下に示す。

・車のフィルターからすでに検出されている
・MOX燃料に含まれている

ことから、このアメリシウムの検出は、疑いようがありません。今まで、測定をしていなかっただけでしょう。

 それにしても、すぐに「誤報」説が流れるのには参ります。1カ所だけを取り繕っても、何の意味もありません。

八王子のアメリシウム241は未検出だった2011年9月18日(日)12時0分配信 ゆかしメディア
 東京・八王子市から放射性物質アメリシウム241が検出されたという情報で、分析依頼者が誤解による測定一覧表を作成し、「ENENEWS」がニュースとして掲載していた。実際には検出されていなかったことになる。
 ENENEWSの報道では、アメリシウム241が3.7ベクレル(1グラムあたり)検出され、1キログラム換算で47ベクレル検出されたとなっており、ゆかしメディアも引用する形で伝えた。
 しかし、実際には3.7ベクレルは検出限界値でもあり、限界値を現す不等号「<」を、依頼者が抜いてインターネット上で公開されていた

 一応、このように決着が付きました。が、東京でアメリシウムが検出されたのは、上記で述べたように事実でありますので、このままこのエントリーは継続します。アメリシウムも測定するべき同位体であることは間違いありません。(今までは、検査すらされていません)

 しかし、このニュースもかなりおかしい。検出限界が3.7Bqということがあるのでしょうか?プルトニウムなどは、0.0x Bq単位で発表されます。プルトニウムよりも毒性が高いアメリシウムの 測定下限が3.7Bq(1.0xE-10 ci)ということは納得できません。もう少し詳しく調べるべきだと思います。

■関連ブログ
3号機は燃料プール・・学会認めていた2011.6.23


04. taked4700 2011年9月19日 06:06:48: 9XFNe/BiX575U : N5404ZbQiA
プルトニウムは内部被爆すると非常に危険だとされる。つまり、エアロゾル化したプルトニウムを肺に吸い込んでしまうと、肺がんになる可能性が非常に高くなる。

そして、ここが肝心な点だが、エアロゾルになったプルトニウムは決して大きな粒子ではない。花粉よりももっと小さく、結果的に空中のチリなどに付着して数キロどころか数百キロは簡単に飛散する。もちろん、それだけの広さに拡散するので濃度はかなり低くなるが、依然として危険性は高い。

小出さんは放出量そのものが少ないのであまり気にする必要がないとされているようだが、そもそも、放出量がどれだけだったのかの検査はされていない。つまり、未だに放出されている可能性もある。

原子炉の真上に機器を据え付けて、原子炉内部から立ち昇るミストを採取し、それの核種分析をするべきだと思う。もし建屋カバーがされたら、当然内部にこもったガスの核種分析をすることになるのだから、今から核種分析をしておくべきだと思う。


05. 2011年9月19日 08:02:10: oSI2TMYpd6
小出は核医学はわからないんだからさ、専門の原子力分野で発言していれば良いんだよ。
こいつは最初から信用していなかったが、ほとんど山下某とかわらない。

06. 2011年9月19日 08:26:32: kaASOsrRhA
 投稿記事には正確性が必須とおもいます。

 揚げ足を取るわけではないのですが、基本的な間違いは致命的だと思います。また、放射線安全派(という表現は正確性を欠くことを承知で書きます)に対して格好の攻撃材料を与えてしまうでしょう。

(1) コメントの1にある通り、プルトニウムは、希ガスではない。
(2) プルトニウムの元素記号はPrではなくPuである。
(3) 記事中に希ガス化という言葉があるが、このような用語は通常使わない。

 プルトニウムは、微粒子化すれば当然大気中に飛散するが、その危険性・有毒性については、小出先生は再三、しつこいくらいに警告しています。赤かぶ氏ももう少し慎重に吟味してからの投稿をお願いします。


07. 2011年9月19日 08:51:04: ychWCen2Ks
05さん、ちゃんと小出氏の今まで出た本を読んでね。
馬鹿丸出しよ。
01、06さんに拍手

08. 2011年9月19日 09:29:10: Ed4X1QOznU
格納容器を吹き飛ばしてしまうほどの水蒸気爆発が起きたときのプルトニウム悲惨を
小出先生は恐れているのでしょうね。

水蒸気爆発の専門家の大橋弘忠教授は水蒸気爆発は起きないとおっしゃっていました。

今回は水蒸気爆発は起きませんでしたが、

溶融物落下による水蒸気爆発で格納容器が壊れるということはあるのでしょうか?

大橋氏が水蒸気爆発は起きないと言う根拠と小出氏の水蒸気爆発は起きるという根拠を
今一度明らかにして検証してみたい。


09. 2011年9月19日 10:29:20: oWbillhalg
希ガスは6元素が指定されていてプルトニウムやストロンチウムは希ガスでない。投稿者は用語の定義を混乱してる。また希ガスとエアロゾルも違う。エアロゾルは単に液体や固体の存在様態を表してる一般用語。
したがって小出氏の希ガスは問題ないという趣旨は、希ガスを言ってるのであってプルトニウムやストロンチウムとは関係ないしエアロゾルとも関係ない。

投稿者の記事をあえて気体と結びつけるなら、「プルトニウムやストロンチウムがエアロゾル化して体内に入ったら問題です」という話。希ガスの話でもなんでない。
以下用語説明。

原子力防災基礎用語集
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/glossary/ki01.html
●希ガス

ヘリウム (He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)の6元素を総称するもので、大気中の存在量が非常に少ないので希ガスと呼ばれる。これらは非常に安定な元素で、他の元素と容易に化合しないので不活性ガスともいう。

このうち放射能を持つ希ガスを放射性希ガスという。例えば天然に存在するアルゴン-40は放射能を持たないが、中性子を照射するとアルゴン-41となり、放射能を持つので放射性希ガスという。またこれは人工的に作られたものであるので人工放射性希ガスともいう。ラドン(ラドン-222)、トロン(ラドン-220)は自然放射性希ガスである。

原子力発電所で事故が発生した場合、主にクリプトンやキセノンの放射性希ガスが大気中に放出される。

●エアロゾル

エアロゾルとは「気体を媒体として液体あるいは固体の微小粒子が浮遊している系または状態」と定義されている。通常、エアロゾルというときは、粒子径が比較的小さく(例えば、粒子径1μm以下)、全体としてかなりの時間、大気中に浮遊し続けるようなものを対象とする場合が多い。特に、微小粒子が放射性である場合、放射性エアロゾルと呼ばれる。

エアロゾルは、吸入されたとき、その粒子の大きさ、形状、密度などによって呼吸器官各部位への沈着の割合が異なる。


10. 2011年9月19日 10:36:49: Rz9qIRB7pY
余計な話。希ガスは元素の周期律表の右側に並ぶ元素。

ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン。

これらの元素は原子核周囲の軌道に配置された電子がそれぞれ最大数まで達しているので基本的に他の元素と化学反応はしない。そのため不活性気体と呼ばれることもある。ヘリウムは水素に次いで軽く(原子量4)ウラン、プルトニウムを使った核反応時にはこの形(陽子2中世子2)で放射性を持った形で多量に発生する。これをα線という。

核反応の基本形の一つでは、水素は原子量1であるがまれに原子量2の重水素というものがある。これを核反応で2つくっつけるとヘリウムになる。これが太陽で起こっている核反応である。一時は将来核融合反応が実用化されると期待されたが、なかなか難しいようだ。まだまだ当分無理だろう。「常温核融合」というのはいわゆるトンデモ論。


11. 2011年9月19日 11:06:14: JjTfIW8Nww
>たとえその量がセシウムの100分の1だったとしても、プルトニウムの線量はとても高く、この100日間だけで24ミリシーベルトとなります。

 重量当たりの放射能を比較すると、プルトニウム239:2.3×10の6乗Bq/mg、セシウム137:3.2×10の9乗Bq/mgであり、プルトニウムの量がセシウム137の100分1だったら、プルトニウム239の放射能はセシウムの約10万分の1です。ただし、放射線の種類が異なりますのでその医学的危険度について単純な比較ができないのは言うまでもありません。


12. 2011年9月19日 11:26:09: lubiC41LZw
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-6289 を読むと、
確かに小出氏はプルトニウムの危険性を指摘しているが、なぜセシウムより危険なプルトニウムの話題が出なかったのか。希ガス以外に気化した放射性物質もあるはずで、IAEAに提出された資料からも東電サイドは(実際よりは過少であろうが)プルトニウムの放出を認めているよね。
「小出氏:過去の大気圏内核実験というのは、大変な犯罪的な事をした訳で、 大量のプルトニウムを大気中にばら撒いたという、そういう時代が60年代であったのです。ですから、それ自身がとてつもない事だった訳で、地球上殆どプルトニウムで既に汚染されています。その上に、今回福島の原発の事故があって、福島原発の周辺が、プルトニウムで更に汚染されたいう事になっている訳です。残念な事だと思います。」

13. 2011年9月19日 12:46:10: oWbillhalg
>>12

>なぜセシウムより危険なプルトニウムの話題が出なかったのか。

このときの種まきジャーナルのリスナーの質問は、「セシウム、ヨウ素といった、総量として大量に空気中に放出された類の核種が他にもあると思うのにセシウム、ヨウ素だけがことさら問題になるのか」というものだったが、小出氏は、容易に飛び出しやすく空気中に広範囲に拡散しやすい物質(いわばポピュラーな拡散物質)で注意すべき物は何かと質問を受け止めたんだと思うよ。

で、それに対応するようなセシウム、ヨウ素以外の拡散しやすい物質として希ガスがあるので、たまたまそれに言及したのだと思うよ。

プルトニウムやウランなどは比重が19ほどもある大変重い物質だから、エアロゾルになって飛ぶにしても、ほとんど気体状?に振る舞うヨウ素やセシウムや希ガスなどと拡散様態が違うと考え、それらを拡散面でセシウムやヨウ素と同列に語るのは、学者の答えとして適切とは言えないと思ったのではないかな。

つまり「ポピュラーな拡散をする物質」に関し、その中で注意すべき物質は何かという質問と捉え、それに対する科学的回答をしただけでは。

リスナーが、拡散様態、量の大小を問わず、放出されたあらゆる物質のなかで危険なものは何かと聞けば、当然プルトニウムやストロンチウムが小出氏の口から出てくると思うよ。

もちろん、物質そのものの話しであれば、プルトニウムが吸入で体内に入ったときは極めて危険なものだと小出氏が前々から言っているのは周知の通り。


14. 2011年9月19日 12:48:30: oWbillhalg
13訂正

×  総量として大量に空気中に放出された類の核種が
○ (総量として大量に)空気中に放出された類の核種が


15. 2012年6月05日 21:16:19 : 5uvl0AM6Ng
むしろ注目すべきはこっちだと思います。
>ですから事故の当初は希ガスが問題になった時期もあったはずなのですが。

小出先生のこの発言は、「今となっては」と「比較的」という含みでの発言でしょう。
決して、希ガスの問題が軽い問題だということではないと思います。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧