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山本義隆 著 福島の原発事故をめぐって いくつか学び考えたこと 
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/657.html
投稿者 よし3児のじい 日時 2011 年 9 月 20 日 15:15:13: IzGl2oLGNZ4P.
 

前にここでも紹介されていましたが、自分で読んでみて、また違う視点からご紹介します。

山本氏は、私たちの年代で1968年、69年当時に全共闘運動にかかわった者なら知らぬ者のない、東大全共闘議長だった山本義隆氏です。東大で演説をしている氏を遠くから眺めたことがあります。才能ある物理学者だという評判でした。安田講堂陥落の後の日比谷公園での全国全共闘結成大会の会場で、山本氏は逮捕されました。私もその日、その会場にいました。
20代後半でさっそうとしていた俊秀が、いまや70翁とは、月日のたつのは早いものと、当時20才だった私が60才を越えて3人の孫を持つ身になったことを棚に上げて思ってしまいます。

山本義隆氏は自然の道理を解明する物理学者であり、結果として数万人の学生を指導したオピニオンリーダーでしたから、氏の発する言葉は視野が広く、合理的で説得力があります。市民科学者として原子力に反対し奮闘した故高木仁三郎氏と同質の知性と品格です。この半年間、テレビや新聞雑誌で明らかになった、東大工学部原子力工学科出身者を中心とする「原子力村」の連中の言動とは比ぶべくもありません。

いくつかの文章をご紹介しましょう。



引用はじめ

「まえがき より

事故発生以来、日本の原発政策を推進してきた電力会社と経済産業省
(旧通産省)と東京大学工学部原子力工学科を中心とする学者グループ、
そして自民党の族議員たちからなる「原子力村」と称される集団の、
内部的には無批判に馴れ合い外部的にはいっさい批判を受け入れない
無責任性と独善性が明るみにひきだされている。
学者グループの安全宣伝が、想定される過酷事故への備えを妨げ、
営利至上の電力会社は津波にたいする対策を怠り、これまでの事故のたびに
見られた隠蔽体質が事故発生後の対応の不手際をもたらし、
これらのことがあいまって被害を大きくしたことは否めない。
その責任は重大であり、しかるべくその責任を問わなければならない。

本質的な問題は、政権党(自民党)の有力政治家とエリート官僚の
イニシアティブにより、札束の力で地元の反対を押しつぶし地域社会の
共同性を破壊してまで、遮二無二原発建設を推進してきたこと自体にある。」

引用おわり

原発推進の真の理由は核武装

山本氏は本書で、日本の原発が核武装を目的として推進されてきたことを、岸信介語録などを通じて明らかにします。
1958年頃には防衛庁で原爆の技術的な研究が真剣に行われていました。
1959年の参院予算委員会で当時の岸信介首相は「防衛用小型核兵器は合憲」と答弁し、後に1967年の講演で次のように語っています。


引用はじめ

「平和利用ということと軍事的利用ということは紙一枚の相違である。
ある人は紙一枚すらの相違はないといっている。今日の原子力のいろいろな
利用というものは、いうまでもなくみな軍事的な原爆の発達から生まれて
きているものである。
平和的利用だといっても、一朝ことあるときにこれを軍事的目的に使用できない
というものではない。(岸信介講演録) 」

引用おわり


そして、その方針が現在まで引き継がれてきていることを、山本氏は経産省幹部の発言によって明らかにしています。


引用はじめ

「その後、技術的に危険で実用化が不可能と判断して欧米諸国がつぎつぎに
撤退した核燃料サイクルに関して、2001年に経産省資源エネルギー庁
長官は、「力ずくでも進めていくべき課題」だと表明し、2006年には
元通産省産業審議官でアラビア石油の社長も勤めた坂本吉弘が語っている。
「核燃料サイクルは産業政策の枠を超えて、外交、安全保障政策と統合し
て対処してゆくことになります」

潜在的核兵器保有国の状態を維持し続け、将来的な核兵器保有の可能性を
開けておくことが、つまるところ戦後の日本の支配層に連綿と引きつがれた
原子力産業育成の究極の目的であり、原子力発電推進の深層底流であった。
原子力発電の推進、核燃料サイクルの開発が、このように「産業政策の枠
を超える」「外交、安全保障政策」の問題として位置づけられているので
あれば、経済的収益性はもとより技術的安全性さえもが、二の次、三の次
の問題となってしまうであろう。」

引用おわり


私はスライドショウ「脱原発の道」で、原発は安全でないこと、経済的にペイしていないことを指摘し、それなのになぜやるのかを考えれば、「核武装願望」しか残らない、と延べています。

また、最近、自民党の石破政調会長が、「いつでも核武装できることが抑止力になっているので、原発を止めるべきではない」と発言しましたが、自民党の政策は一貫していると言えます。
http://www.minusionwater.com/isibaseityoukiaityou.htm

つまり自民党や財界が、「電力が足りない」とか「技術を維持しろ」とか言って、原発を推進しようとする根底の理由は、現在でもなお「核武装願望」にあるということです。

日本が核武装することは国際世論の許すところではありませんし、国内世論も受け入れません。ですから核武装の意図を表に出すわけにはいきません。そこで岸や中曽根や正力らは、核武装という鎧の上に「原子力の平和利用」という、他者から非難されにくい衣をまとったのです。

つまり原発推進は、核武装という鎧の上の衣です。

山本義隆氏は「脱原発、反原発は、同時に脱原爆、反原爆でなければならない」と指摘しています。私がスライドショウ「脱原発の道」を、「原爆を許すまじ」の歌でスタートしているのもこの理由です。


脱原発を目指す人は、敵のこの真の意図を知る必要があります。

逆に、「日本経済のために、日本人の生活のために、原発は必要だ」と本気で信じている(信じこまされている)人々も、この事実を認識しなければなりません。

「原子力村」の多くの人々は、個々にはまじめで、世のため人のためと信じて原子力開発に携わってきたのかも知れません。しかしそれは現実には、自民党政権中枢の核武装論者の手のひらの上で踊っていたに過ぎません。そう思って見返してみれば、「そういえば道理で、経済性も安全性も二の次、三の次にしてきたなぁ、なんだか無理をさせられてきたなぁ」と、過ぎた過去に思い至ることでしょう。

東電の榎本元副社長は正気ではない

技術的な面では、山本氏は核廃棄物の処理ができないことを最大の問題としています。


引用はじめ

「日本でも高レベル廃棄物が処理以前のものもふくめて溜まり続けているが、
その最終貯蔵地を引き受ける自治体は当然ながらなく、完全に行き詰まっている。
榎本聡明という東京大学工学部原子力工学科を出て東京電力の副社長と
原子力部長を務めた人物の2009年の書「原子力発電がよく分かる本」
には書かれている。

「高レベル放射性廃棄物の地層処分は、地点選定に数十年、さらに処分場の
建設から閉鎖まで数十年とかなりの長期間を要する事業であるとともに、
処分場閉鎖後、数万年以上というこれまでに経験のない超長期間の安全性の
確保が求められます。」


正気で書いているのかどうか疑わしい。「数万年以上」にわたる
「超長期の安全性」をいったい誰がどのように「確保」しうるのだろう。 」

引用おわり

榎本副社長は、東電がデータを捏造して通産省に報告した際の技術陣のトップでした。
後にそれが発覚して2002年に副社長を辞任しています。
しかし今でも顧問として東電に残っており、実力者として隠然たる力で技術陣を支配しています。

データを捏造して官庁に報告する行為は、明らかに刑事犯罪です。
しかし刑事訴追は見送られました。官庁と検察と業者の明らかな癒着です。

その榎本氏が東電になお君臨しながら、2009年にこういうことを書いていて、山本義隆氏に「正気かどうか疑わしい」と斬って捨てられているわけです。


東電のデータ捏造事件のあらましは以下の通りです(ウィキペディアより)。


内部告発
2000年7月、ゼネラル・エレクトリック・インターナショナル社(GEI)から東京電力の福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の3発電所計13基の点検作業を行ったアメリカ人技術者が通商産業省(現経済産業省)に以下の内容の告発文書を実名で送った。

一、原子炉内の沸騰水型原子炉にひび割れ六つと報告したが自主点検記録が改竄され三つとなっていた
二、原子炉内に忘れてあったレンチが炉心隔壁の交換時に出てきた

保安院の調査
告発を受け、原子力安全・保安院(以下保安院と略)は事実関係を調査する。2002年2月、GEが保安院に全面協力を約束する。その結果、東電も不正を認めざるを得なくなった。

謝罪・辞任
8月29日、保安院は会見で東電の不正を報告する。「なお未修理のものが現存するが、安全上問題ないことを確認した」と強調。翌日、南直哉社長は記者会見し、「このような疑惑を生じたのは誠に残念で、社会に深くおわびを申し上げる次第です。」と陳謝。また福島第一3号機、柏崎刈羽3号機で予定していたプルサーマル計画を無期限凍結すると発表した。
9月2日、南直哉社長はじめ、社長経験者5人が引責辞任。

改竄内容
福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の原子炉計13基地において、1980年代後半から1990年代にかけて行われた自主点検記録に、部品のひび割れを隠すなどの改竄が29件あった。


なんともおぞましいデタラメぶりで、「原発の話はウソだらけ」の典型です。

このとき同時進行で、自民党と検察と東電によって、あくまでもプルサーマルに反対する現職の佐藤栄佐久福島県知事を抹殺する陰謀が進められていました。


原発ファシズム

山本義隆氏はこれを「原発ファシズム」と呼んできびしく批判しています。

引用はじめ

「もともと問題が多く国民的合意も形成されていない原子力開発への突進は、
ほとんど暴走状態をもたらしている。税金をもちいた多額の交付金によって
地方議会を切り崩し、地方自治体を財政的に原発に反対できない状態に追いやり、
優遇されている電力会社は、他の企業では考えられないような潤沢な宣伝費用を
投入することで大マスコミを抱き込み、頻繁に生じている小規模な事故や不具合
の発覚を隠蔽して安全宣伝を繰りかえし、寄付講座という形でボス教授の支配の
続く大学研究室をまるごと買収し、こうして、地元やマスコミや学界から批判者
を排除し翼賛体制を作りあげていったやり方は、原発ファシズムともいうべき
様相を呈している。
ほとんど唯一の有効な異議申し立て人になりうる骨のある有能な地方自治体の
長にたいしては、前福島県知事の起訴に見られるように、冤罪すら仕組まれて
いる。実際、経産省のプルサーマル計画に抗った佐藤前福島県知事にたいする
東京高裁の判決は「賄賂がゼロ円」の収賄罪という奇怪なもので、氏の起訴が
国策遂行にとって不都合な人物の政治生命を抹殺するための国家的報復である
と判断しても、それほど間違っていないであろう。

かくして政・官・財一体となった「怪物的」権力がなんの掣肘もうけることなく
推進させた原子力開発は、そのあげくに福島の惨状を生み出したのであった。 」

引用おわり

「福島の惨状」がけっして天災ではなく、人災であることが的確に指摘されています。

事故は防げたのではないか、と国際的にも強く批判されています。日本の政・官・財一体となった癒着構造が、世界に放射能をまき散らしたと言って過言ではないでしょう。

日本の恥さらし、と言うべき人々です。

しかるに自民党も財界も、まだ原発をやる、と言っています。
仮にどんな理屈があっても、この連中には原発をやる資格がありません。


山本義隆氏は、原発継続を「子孫にたいする犯罪」だとして、本書を次のようにしめくくります。


引用はじめ

「生産活動にいくばくかの支障が出るとしても、生活が幾分か不便になると
しても、それでも原発はやめなければならないと思っている。事故のもたらす
被害があまりにも大きいだけではない。いずれウラン資源も枯渇するであろう。
しかしその間に、地球の大気と海洋そして大地を放射性物質で汚染し、
何世代・何十世代も後の日本人に、いや人類に、何万年も毒性を失わない
大量の廃棄物、そして人の近づくことのできないいくつもの廃炉跡、
さらには半径何キロ圏にもわたって人間の生活を拒むことになる事故の跡地、
などを残す権利はわれわれにはない。そのようなものを後世に押し付けるという
ことは、端的に子孫にたいする犯罪である。

世界中がフクシマの教訓を共有するべく、事故の経過と責任を包み隠さず
明らかにし、そのうえで率先して脱原発社会、脱原爆社会を宣言し、
そのモデルを世界に示すべきであろう。 (完)

あとがき

原子力技術の専門家でもなく、特別にユニークなことが書かれているわけ
ではありませんが、物理教育のはしくれにかかわり科学史に首を突っ込んで
きた私が、それなりにこれまで考えてきた、そしてあらためて考えた原子力
発電に反対する理由です。   2011年7月24日 山本義隆」

引用おわり

一読をおすすめします。
 

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コメント
 
01. 2011年9月20日 15:41:27: JFwD2ogXF9
この山本とかいうバカ、まだ学生を相手のアジ演説口調で語っているが、

おまえたちの、あの、社会に甘ったれたゴタゴタの反省もなく、
(吉本隆明は学生運動は「政治運動」ではなく「社会問題」だといったが)

しらっとした顔でまたもや正義漢ぶったことを言う。

もはやそれはこういう東大志向の権力欲に膨らんだ連中の病気か?

中国の天安門もそうだったが権力に楯突くのは権力欲が満たされない権力志向者の

常套的行動形態だ。

おれはこんなカビの生えたもと学生運動崩れのいうことなど毛ほども相手にしたくない。


02. taked4700 2011年9月20日 15:57:09: 9XFNe/BiX575U : cM78a85kfo
>「原子力村」の多くの人々は、個々にはまじめで、世のため人のためと信じて原子力開発に携わってきたのかも知れません。しかしそれは現実には、自民党政権中枢の核武装論者の手のひらの上で踊っていたに過ぎません。そう思って見返してみれば、「そういえば道理で、経済性も安全性も二の次、三の次にしてきたなぁ、なんだか無理をさせられてきたなぁ」と、過ぎた過去に思い至ることでしょう。

>地球の大気と海洋そして大地を放射性物質で汚染し、何世代・何十世代も後の日本人に、いや人類に、何万年も毒性を失わない大量の廃棄物、そして人の近づくことのできないいくつもの廃炉跡、さらには半径何キロ圏にもわたって人間の生活を拒むことになる事故の跡地、などを残す権利はわれわれにはない。そのようなものを後世に押し付けるということは、端的に子孫にたいする犯罪である。

 つまり、究極としての武器を持ち、究極的にはそれによって相手を倒すことを自分が生きることのためにはいとわないか、または、そういった武器を持つことを拒否し、もし相手がそういった武器を行使したときも、それを甘受するかという選択をしなければいけない。

 現実に武器を行使する連中は存在する。そのことを直視せずに、単に「子孫にたいする犯罪」とだけ述べるのは片手落ちだ。

 日本における、または世界における原発論議において原爆の行使をどう考えるか、核抑止力をどう考えるか、または、生存競争という現実をどう捉えるか、それにどう対処するのか、そのことを避けていては現実に対処できないのではないだろうか?

 山本氏の文章は尊敬に値すると思う。しかし、上に述べた現実の問題を避けてしまっているように思う。


03. 2011年9月20日 16:00:25: RibTDwlJ8U
>>1
君は虚しい時間を過ごしてきて、今も過ごしている。
悲しいLifeTimeだ。

04. 2011年9月20日 16:12:09: ILOyiJor5w
懐かしい名前です。東大紛争がなければ、いやたとえあっても、将来のノーベル物理学賞の候補になりうる俊英だと聞いていた。確か今はどこかの塾の先生をしていなかったか。
名こそ惜しめ。草に埋もれる事なかれ。

05. 2011年9月20日 17:08:42: MjgjcaZias
現実の問題として、広島・長崎原爆を経験し、今また福島原発事故の惨状を目の
当たりにしながら、なお、原発=原爆を抑止力などと架空の論拠に惑わされてい
る人間は、世界の本質を理解していない。

既に多くの放射性物質が世界中にばら撒かれ、報道は隠ぺいされているものの
非常に多くの人々が、放射能の犠牲者になっている。更に今後も増え続けること
は必至である。
既に日本全域に拡散した放射性物質の影響は、今後、福島に留まることなく、
日本中の国民に被害を齎すことになることは間違いのないところである。

核抑止力とは、核兵器を使うことを前提にしているのであるから、核兵器を持ち
続けることは、何れどこかの時点で使用しなければならないことになろう!
そして、その為の原料であるプルトニウムを製造するために、今の技術では無毒
化不可能な核兵器の何百倍という莫大な量の核廃棄物を生み出している。
そして、既に生みだしてしまったこの核廃棄物は、後世の子孫に押し付けて逝く
しかない、今の私たちなのである!

>山本氏の文章は尊敬に値すると思う。しかし、上に述べた現実の問題を避けて
 しまっているように思う。

別に避けているわけではなく、議論に値しない問題だということだ!


06. 2011年9月20日 17:32:45: tTrD7tBRQs

あいつはとにかくとてつもなくできる男なんだということで、山本にはみんな一目置いていました。このままいけば、東大の理論物理をしょって立つ男なんだろうなということは、僕たちだけでなく教授たちも同じ認識だったと思います。
山本が出てきたというので、『これは職業的革命家が指導する学生運動じゃないんだ』ということになってきたわけです

http://zenkyoto68.tripod.com/newton1.htm
山本義隆は、どこの党派にも所属していなかった。
ただ、大学管理法反対闘争の時に安田講堂前で一人テントを張って抗議したという伝説をもつ男であり、全共闘以前は「東大ベトナム反戦会議」で地道な反戦運動を続けていた。
専攻は素粒子論。当時は、京都大学の湯川秀樹教授のもとに国内留学しており、将来を嘱望される研究者の一人だった。それまでの学生運動家タイプからはずれる人物だった。
 当時、教養学部の生物学教室の助手として闘争に参加した最首悟は語る。
「あいつはとにかくとてつもなくできる男なんだということで、山本にはみんな一目置いていました。このままいけば、東大の理論物理をしょって立つ男なんだろうなということは、僕たちだけでなく教授たちも同じ認識だったと思います。それが闘争に飛び込んでくるとなれば、これは将来を捨てることになる。これが大きな衝撃でねえ。山本が出てきたというので、『これは職業的革命家が指導する学生運動じゃないんだ』ということになってきたわけです」
http://zenkyoto68.tripod.com/todaiz01.htm
全共闘には、特別の役職がない。
しかし、そのシンボルとなった人物はいた。
それが理学部博士課程の山本義隆(当時二六歳)である。
山本は、代表者会議の司会を務めているうちに、その力量を周囲に認められて 「東大全共闘代表」と目されるようになっていく。

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/7dc4b948a184f94e6577ca134049e88d
http://kimugoq.blog.so-net.ne.jp/2011-09-09

『福島の原発事故をめぐって』
いくつか学び考えたこと【著者】 山本義隆
四六判 並製 114頁 1050円(税込)みすず書房
〈税金をもちいた多額の交付金によって地方議会を切り崩し、地方自治体を財政的に原発に反対できない状態に追いやり、優遇されている電力会社は、他の企業では考えられないような潤沢な宣伝費用を投入することで大マスコミを抱き込み、頻繁に生じている小規模な事故や不具合の発覚を隠蔽して安全宣言を繰りかえし、寄付講座という形でのボス教授の支配の続く大学研究室をまるごと買収し、こうして、地元やマスコミや学界から批判者を排除し翼賛体制を作りあげていったやり方は、原発ファシズムともいうべき様相を呈している〉
http://esashib.web.infoseek.co.jp/genpatumura02.htm


07. taked4700 2011年9月20日 17:40:15: 9XFNe/BiX575U : sdFfl4mpSo
>>05

>別に避けているわけではなく、議論に値しない問題だということだ!

 そうでしょうか?現実に核兵器は存在し、それを行使しようという国もあるのです。

 もし核攻撃されてしまえば、子孫も何も意味がないことになります。

 自分は原発廃止を主張しています。そして、多くの同様な議論で平和の保証があまりに軽んじられていることに危惧をしています。

 原発廃止は同時にどう平和を保証するのか、その議論と無関係ではありえないのです。


08. 2011年9月20日 18:05:05: Mq7sF5E3HI
東大闘争で山本氏らが何を訴えていたのか、もっと多くの人々に理解されて、闘争が正当に評価されていたなら、この忌まわしい原発事故は避けられたのかもしれません。あの闘争を短絡的にしかとらえることができなかった時代を残念に思えてなりません。闘争後の学者はほとんどが御用的な人物になった印象です。山本氏は在野で立派な仕事をされておられます。本当に日本が誇れる数少ない人物のお一人だと思っています。

09. 2011年9月20日 18:19:00: F2nMhzTht6
おまえらいまだに東大なんかの関係者を崇拝するのか?
いい加減にこんな連中を頼るのはやめなさい。
自分たちの身の回りの、ふつうあたりまえの人たちにもっと尊敬のまなざしをむけるべきだよ。

10. 2011年9月20日 18:21:10: S2l3raS7AQ
>>01 おれはこんなカビの生えたもと学生運動崩れのいうことなど毛ほども相手にしたくない。

工作員(?)の必死な自己矛盾・支離滅裂なコメントの見本!



11. 2011年9月20日 18:29:50: tTrD7tBRQs

>7 >8

1950年代頃から急激に大学の中に軍部が侵入してきた。
巨額な軍事費で大学が「侵略・殺戮」の下働きにされて行ったのだ。

軍部とのたたかいに踏み出して行く若き学者たち。

http://zenkyoto68.tripod.com/zenkyoto22.htm
1966年9月に日本物理学会が主催して開催した第8回半導体国際会議に,米国陸軍極東研究開発局から米軍資金8,000ドルが秘かに投入されていたことが翌年5月に明るみに出た。

1967年9月9日の日本物理学会臨時総会で山本義隆をはじめ小出昭一郎、水戸巌、槌田敦等若い物理学徒達は厳しい理事会批判を行った。
その結果、総会は「日本物理学会は今後内外を問わず、一切の軍隊からの援助、その他一切の協力関係をもたない」(賛成1927、反対777、棄権639、無効57)を決議した。
それは、日本科学界が歴史に刻んだ不滅の決意であった。
この決議は、その後1995年までの28年間にわたって日本物理学会総会のプログラム第1ページに掲げられた。

http://www.jca.apc.org/~yyoffice/Son%20My/Part2.htm


12. 2011年9月20日 19:48:57: uo24qIg0cQ
 >>01 このようなみじめで支離滅裂なコメントはやめてください。「毛ほども相手にしたくない」と自分でいいながらその矛盾に気がつかないとは、一体全体どのような頭脳の構造なのでしょうか。

 著作の中で展開されている論理は非常に明確で、アジ演説呼ばわりは全くの言いがかりです。また、山本氏のどこが東大志向なのでしょうか。

 権力志向がどうのこうのという論にいたっては、もう度し難いとしか評価できません。どうか阿修羅のレベルを貶めることはご遠慮ください。


13. 2011年9月20日 20:09:20: F2nMhzTht6
>どうか阿修羅のレベルを貶めることはご遠慮ください。

阿修羅の議論のレベルって、どんなレベルなんでしょうか?
妄想を唯一の論拠として、まるでみてきたようなことをいうことでしょうか?
あるいは有名人を担ぎ出して、まるで自分のことのように自慢することでしょうか?
自分にちょっとでも反論や批判をするコメントがあると「工作員」呼ばわりすることでしょうか?
いやはや素晴らしいレベルですが、w

吉本新喜劇のセリフじゃあるまいし、
あまり吹き出すようなこといわないでください。


14. 2011年9月21日 02:26:43: 03bw0jfJsI
>08さんと同じ思いです。東大闘争は真摯な戦いでした。反原発の運動の発端とその過程と結果と非常に類似しています。いわゆる権力側の対応の手口がよくにている。

15. どぶさいら 2011年9月21日 03:40:19: loFw68yS.9s8U : hyzycMfdD2
いいぞ、

山本義隆も、

山本太郎も。


16. 2011年9月21日 08:23:33: 0bdsmOT6uY
>いいぞ、

>山本義隆も、

>山本太郎も。

山本太一をわすれてやしないかい?w


17. 2011年9月21日 12:00:04: tXeRGquu5w
全共闘は当時全国的に大多数の人から顰蹙を買った。
そのリーダーとしてのぼせ上がっていた奴が、今さら偉そうなことを言っても説得力に欠ける。

ファシズムって、それは全共闘だった山本自身のことではないか。批判者を排除し翼賛体制を作りあげていったやり方は、まさに全共闘だ。ブーメラン。

「入試粉砕」とか言ってたくせに予備校講師になるというのも、なかなか笑える話だ。


18. 2011年9月21日 14:34:28: lKKHU30Woc
ウチのおじいちゃんをイジメないで!

19. 2011年9月21日 17:10:06: Tp31XqdCPY
>>12です。
>>13の人へ
 山本氏の主張のどこが妄想なのでしょうか。具体的に論破してください。反論があれば具体的に項目・内容を明示してから論ずるべきです。あなたこそ投稿文、小生のコメントをろくに読みもせずただレッテル張りをしているだけでしょう。私がどこで「工作員」と言いう表現を用いているのでしょうか。
 最近の(遠い過去は知りませんが)阿修羅のコメントは、記事に対して理解不足、感情中心の反論、論理的でなく意味不明・理解不能の文が多くなっています。13の人もその典型です。

20. 2011年9月21日 20:50:49: SmqJfLrKGY
>19

>山本氏の主張のどこが妄想なのでしょうか。具体的に論破してください。

山本の主張に具体的なものがあれば、こちらも「具体的に論破」しよう。
しかし山本の主張は「まえがき」からして既成のメタ言語で彩られており、往年の学生相手のアジ演説以外のなにものでもない。
そのような既成左翼の既成観念用語に対していまさら「論破」もくそもない。
だまってゴミ箱に捨てれば良いような退屈な常套語の連鎖だ。
「具体的に論破」してほしければ、山本がその足と手と目でたしかめてきた「原発事故」の生ましい現実を語るところを拾って来い!
そういう言葉があるならばいつでも相手にしてやる。w


21. 2011年9月23日 14:46:50: iFONLsjOA6
山本義隆氏(東京大学大学院博士課程中退)は、かつて東大全共闘議長であった時、全国全共闘の議長も務めた方で、物理学者としての将来を嘱望されていながら大学を去り、かつての全共闘運動に関して沈黙を守ってきたので、われわれの世代の者にとっては、ある意味で<神>のような神秘的存在であり、日本の「チェ・ゲバラ」のような人です。

現在の山本義隆氏は科学史家であり、『磁力と重力の発見』全3巻で、第1回パピルス賞、第57回毎日出版文化賞、第30回大佛次郎賞を受賞しています。

当時から腐敗していた日本の大学の在り様を改めようとした全共闘運動が勝利していたら、日本の大学は御用学者の巣窟のような場にはならなかったのは明らかであり、今回の福島第一原発の事故も防げたかもしれません。

全共闘運動を、デマと警察・機動隊の力で潰した自民党政府やマスゴミ、御用学者どもが「原発ファシズム」体制をつくりあげ、今回の原発事故を引き起こし、日本の医療を破壊したのです。


22. 2011年9月23日 15:49:25: iFONLsjOA6

山本義隆氏は、日本の至宝ですよ。

全共闘運動が提起した問題は、何一つ解決されなかった。

その結果、新自由主義で日本の社会は破壊され、医療は崩壊、家族や地域も崩壊、そして、ついに、日本人のDNA、そして美しい山河まで放射能で汚染される羽目となった。

山河にばら撒かれた放射能は回収不能。

この先1000年は日本の山河が、日本の最大の脅威となる。

われわれの子孫は、美しい日本の山河を見たら、同時にセシウムも連想するのである。

セシウムの巣窟となった山河は1000年間、平地に住む大多数の日本人を汚染し続けるのである。

日本人は、セシウム入りの水と米を食らい、放射能と共に生きてゆくしかないのである。

日本人の遺伝子は傷つき、修復不能となる。

おびただしい、数え切れない犠牲者が出るのは、チェリノで証明済みである。

全共闘運動を潰したのは、日本を真に支配している従米の権力集団=経団連などの資本家階級=であり、特に金融業界と電力業界が豊富な資金をマスゴミや大学に投入して、マスゴミや知識人を買収して日本国民の意識を操ることで、全共闘運動=悪、原発=善、小沢=悪といった幻想を作り出し、この資本家階級の支配を覆そうとする運動をことごとく潰してきたのだ。

権力集団に操られたマスゴミと、そのマスゴミを通じて日本中にばら撒かれるイデオロギー=権力集団の支配を正当化するイデオロギーを作り出す知識人が敵である。

正に、「大学」を砲撃しなければならない。

第二の全共闘運動が必要だ。


23. どぶさいら 2012年3月25日 04:21:01 : loFw68yS.9s8U : sxBlsFLru6
>16. 2011年9月21日 08:23:33: 0bdsmOT6uY
>>いいぞ、
>>山本義隆も、
>>山本太郎も。

>山本太一をわすれてやしないかい?w

くそ、このやろー

こんなのがはいってたのかい。

今日気がついたよ。 トホ

ナメンナヨ


24. kshrsh 2013年6月23日 23:21:04 : tU0gP6Oqtz4fc : qvh8srfLF6
山本義隆、全共闘の主張が通っていれば、原発事故は起きなかったなどというのは、妄言も甚だしく、悪い冗談としか思えません。
全共闘の主張は医学部インターン問題から始まり、実社会から乖離したアカデミズムの打破でありました。
こうした主張は、個別の問題を提起し解決するという姿勢とは言えず、アカデミズムの打破などという曖昧さを含むものです。
さらにこうした主張を通すために彼らができたことは、一般学生をも巻き込むような校舎の占拠でありました。
入試を中止に追い込み、機動隊が出動する事態を引き起こしました。
こうした行為が「勝利」し、大学の自治構造や意識が変わったとしましょう。
しかし、それがどうして東京大学工学部原子力工学科の意識変革、さらには国全体の原子力政策の変化へと繋げることができるのでしょうか。
学生の過激な主張が通ったことで、国の政策が変わるのですか。
あの時代の学生には、全共闘運動に批判的な者も多かったはずです。
全共闘の「勝利」により、たとえ学生の意識が変わったとしても、それが官界、産業界、政界すべてに行き渡り、全共闘世代の者全員が一致団結して、原子力政策という一つの問題を変えるのでしょうか。
冗談はよしてください。

私には、全共闘によって原発事故を防げたなどという言説が、全共闘世代の青春の懐かしみにしか聞こえません。
全共闘の主張は一理あるでしょう。
しかしそれは社会に混乱を与えた。
自分が学生時代に犯したことの反省と整理も出来ずに、反原発で勃興しはじめたデモの機運に乗って、青春の追体験をしたいだけなのではないか。
学生時代の体験にしがみつき、自己を相対化する目も獲得できないとは、一種の悲哀すら感じます。

私は山本義隆先生に予備校で大変お世話になった者の一人です。
山本先生をある種、偶像化し、全く妥当性のない言説に利用するのを見ていられず、投稿します。


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