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既得権益にあぐらをかく皆様!この「福島のお母さんの声」が聞こえませんか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/683.html
投稿者 888(スリーエイト) 日時 2011 年 9 月 21 日 11:09:28: jwMgwr3A1J/pE
 

きくちゆみのブログとポッドキャスト 様

2011/09/21 記事
9/19福島のお母さんの話に涙
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/09/919.html

(以下に全文転載)

パレスチナ連帯の松元さんから送られてきたメールをより多くの人に知ってほしく、ブログにアップします。武藤類子さんのお話は、胸の奥深くに浸透し、涙がとめどなくこぼれました。福島の子どもたちを3ヶ月単位で受け入れられるように、ここハワイ島でも準備を進めています。
ーーーー
6万人デモ、よかったですね。NHK7時のニュースが取り上げなかった、読売、朝日がまともに報道しなかったというのは、卑劣な国家社会の証明であって、他国の「非民主化」など批判する資格がないことを内外に明らかにしたことだと思います。

今回の6万人デモ、6万人×家族×全国・海外の賛同者=しめて3000万人と(勝手に)推測していますが、行動することの大切さをあらためて教えられました。

大江健三郎さん、落合恵子さん、骨折療養をおして参加された澤地久枝さんのお話もよかったですが、福島のお母さん武藤類子さんのスピーチにことのほか胸を打たれました。

広島の中島さんが文字起こしを紹介してくれましたので、転送いたします。

●9.19集会の様子:後半に武藤類子さんのお話
http://www.youtube.com/watch?v=k5Q5cRWpQaU
●9.19デモ行進の様子:
http://www.youtube.com/watch?v=TjLRe2-71NA

======以下転送======

「9・19さようなら原発5万人集会」での、ハイロアクション福島・武藤類子さんのスピーチをご紹介します。

*********************************

 みなさんこんにちは。福島から参りました。

 今日は、福島県内から、また、避難先から何台ものバスを連ねて、たくさんの仲間と一緒に参りました。初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。福島で起きた原発事故の悲しみを伝えよう、私たちこそが原発いらないの声をあげようと、声をかけ合いさそい合ってこの集会にやってきました。

 はじめに申し上げたい事があります。

 3.11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆる事に取り組んできたみなさんひとりひとりを、深く尊敬いたします。

 それから、福島県民に温かい手を差し伸べ、つながり、様々な支援をしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 そして、この事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子供たち、若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心からあやまりたいと思います。本当にごめんなさい。

 みなさん、福島はとても美しいところです。
東に紺碧の太平洋を臨む浜通り。桃・梨・りんごと、くだものの宝庫中通り。
猪苗代湖と磐梯山のまわりには黄金色の稲穂が垂れる会津平野。
そのむこうを深い山々がふちどっています。
山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。

 3.11原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降りそそぎ、私たちはヒバクシャとなりました。

 大混乱の中で、私たちには様々なことが起こりました。
 すばやく張りめぐらされた安全キャンペーンと不安のはざまで、引き裂かれていく人と人とのつながり。地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人々が悩み悲しんだことでしょう。

毎日、毎日、否応無くせまられる決断。逃げる、逃げない? 食べる、食べない? 洗濯物を外に干す、干さない? 子どもにマスクをさせる、させない? 畑をたがやす、たがやさない? なにかに物申す、だまる? 
さまざまな苦渋の選択がありました。

 そして、今。半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、

・真実は隠されるのだ
・国は国民を守らないのだ
・事故はいまだに終わらないのだ
・福島県民は核の実験材料にされるのだ
・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
・私たちは棄てられたのだ

 私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
 でも口をついて出てくる言葉は、

「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪うな」です。

 福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。

・子どもたちを守ろうと、母親が父親が、おばあちゃんがおじいちゃんが・・・
・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、労働者たちが・・・
・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・
・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障がいを持った人々が・・・
・ひとりひとりの市民が・・・

国と東電の責任を問い続けています。

そして、原発はもういらないと声をあげています。
 
私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。

 私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。

私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してください。

政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。

今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。

私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。

 もうひとつ、お話したいことがあります。

 それは私たち自身の生き方・暮らし方です。

 私たちは、なにげなく差し込むコンセントのむこう側の世界を、想像しなければなりません。便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っている事に思いをはせなければなりません。原発はその向こうにあるのです。

 人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。

 私はこの地球という美しい星と調和したまっとうな生き物として生きたいです。ささやかでも、エネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。

 どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも明確な答えはわかりません。

できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、ひとりひとりが、本当に本当に本気で、自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

 私たちは誰でも変わる勇気を持っています。奪われてきた自信を取り戻しましょう。そして、つながること。

 原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、私たちの力です。

 たったいま、隣にいる人と、そっと手をつないでみてください。見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。怒りと涙を許しあいましょう。今つないでいるその手のぬくもりを、日本中に、世界中に広げていきましょう。

 私たちひとりひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく重く、道のりがどんなに過酷であっても、目をそらさずに支えあい、軽やかにほがらかに生き延びていきましょう。
ーーーーーーーー

私は「福島」とつながり続けます。
「福島」は日本を、地球を目覚めさせ、原発の必要ない新しい地球社会を生み出すのです。

ごめんね
許してね
ありがとう
愛してる


(以上、転載終了)

 

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コメント
 
01. 2011年9月21日 11:31:59: scp60k2ME6
デモ参加しました。武藤さんのスピーチ、心に響きました。
涙を流して聞いている人もいました。

02. 2011年9月21日 12:54:03: V3CF9pFcog
武藤さんの声に、思わず涙でました。

この真摯な記事を世界中に拡散していただきたい。


03. 2011年9月21日 16:23:35: u8T2aRIP9Y
科学的な事実に一つも触れないで、感情論で訴えられてもな。

04. 2011年9月21日 16:33:37: OBLYA2pNsM
03 のような工作員は去れ
03にも死の灰はふりそそぐ。
今は皆自分の立ち場で、できるかぎりの反原発運動を起こすとき。
科学的な事実から訴えるもの、自分の思いを訴えるもの、
参加出来なくとも、ネットの署名をしたり
パブコメを書いたりするもの、
いろんな人が動くとき。
傍観者は去れ。

05. ケロリン 2011年9月21日 18:26:18: 6aICm6xzPa6aE : BW6GTQviU6

>>>03. 2011年9月21日 16:23:35: u8T2aRIP9Y


科学的な事実に一つも触れないで、・・も、
その幕張ったアタマに、鉄槌一発でも喰らわせられたら、
多少の感情が、出てくるゼ・・・。
>>03. よ。

実際の被害とは、<科学的な>などと、
『所詮ひと事意識』とは無縁なものだ・・。

いっぺん、試してみたら、どうだ?
手伝って、やろうか?・・・>>03. よ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

全国50発以上の原発・核然サイクルの、
最も非効率・超高額発電・原始的な
最も時代遅れの<蒸気機関>を
いますぐ、完全廃炉にしろッ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

電磁推進機構研究者談・ひとごと猿退治部隊



06. 2011年9月21日 20:05:40: qXc4KlPUB2
あえて感情論を、記入させていただきますが・・。

・被害補償用の配布書類、実に数百ページ(一箇所の記入ミスもダメだとか)

・東電の清水社長の退職金が5億円だとか(なぜ東電の法的整理すすまない?)

福島の方でなくても、聞くだけで、はらわたが煮えくり返りそうだ。
福島のお母さん方、がんばれ!、こいつらにだけは、負けるな!!


07. 2011年9月21日 20:41:06: SmqJfLrKGY
このおばさんだめだなあ。
とにかくさ、福島県民が自らの手で佐藤を追い出さない限り、おれはいっさい同情しないからね。w

08. 2011年9月21日 23:48:53: pOnQu1o4hA
>>07
それは言えてる。

外に訴えることもいいと思うけど、
内側になにか働きかけをしているのかね。あまり聞かないんだけど。

中央政府官僚はまず、地元の総意を司っているであろう自治体を見るんだよ。
その地元自治体がアレではね・・・。


09. 2011年9月22日 09:06:29: hQBLZt0OuQ
私は東京の者ですが、福島県では、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの山下解任要求をはじめ、かなり熾烈な戦いがあることを見てきました。
福島の経済を縮小させてはならないので避難ではなく除染だ、と言い放つ福島県、市当局と、市、県、国に避難指定を求める対立も厳しくなっています。
福島では、事故の直後から、山下俊一を筆頭とする御用学者を隅々で回らせて、放射能安全キャンペーンを繰り広げ、放射能についてあまり知らなかった(この点ではほかの県民と同様の)福島県民の多くも、当初は、それに騙さされて「安心」しようとしたようです。
こうした御用学者や県による抑えつけは並みのものではありません。
しかし、山下俊一のでたらめさも認識され始めています。
福島県民を県外に移住させないため、子どもにも被曝をさせつづけている佐藤県政―山下俊一と対決して、子どもの疎開や高線量地域の避難区域指定を求めて闘っている福島の人たちを応援してゆくつもりです。

10. 2011年9月22日 21:36:58: mAKWjxKjsw
アラブを見て学習しないかね。
どんなに抑えたって、そのうちバレる。
昔とは違うだろう。
抑えてたことまでがバレれば怒り100倍。
今のところはうまくいってる、と思ってるんだろうけど。
もし、子どもに万が一のことでもあれば、もう失うものはない。
もう家にいてもすることなんかない。
だってあの笑顔のために生きていたんだから。
そうなったら、霞が関はいつ炎上してもおかしくない。

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