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プルトニウム原発敷地外で検出、その危険性について
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/913.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 10 月 01 日 01:40:50: 9XFNe/BiX575U
 

プルトニウム原発敷地外で検出、その危険性について

 6月から7月上旬に調査した結果プルトニウムが原発敷地外で検出と9月30日にやっと文科省が発表した。普通、プルトニウムの検出は1週間ほどで済む。だから、6月中にはプルトニウムの検出が分かっていたはずだ。更に言うなら、飛散時期を考えると3月以外はありえないはずで、3月中にプルトニウムは検査をして検出がされていたのではないだろうか?

 「仮に50年間滞在した場合、同238の被ばく線量は0.027ミリシーベルトにとどまる」というのは確かに統計的に見たらそうなるのだろうが、現実にはかなり違う。プルトニウム239を例にとると、アボガドロ数を6×10の23乗と考えて、プルトニウム239が239グラムあるとその中にプルトニウム原子が6×10の23乗個あることになる。だから、プルトニウム原子一個の重さは239÷6×10の23乗となる。杉花粉の重さは2×10マイナス9乗なので、もし、プルトニウムが杉花粉と同じ重さの塊で飛散したなら、その中に含まれるプルトニウム原子の数は、2×10マイナス9乗÷(239÷6×10の23乗)となる。これは計算すると、ほぼ5×10の12乗となる。これは5兆個だ。半減期が24000年なので、24000年で2兆5000億個が崩壊することになる。これを25000年で近似して簡便化すると、1年で1億個が崩壊することになる。これはざっと計算すると1秒で10回崩壊することになる。

 重さは杉花粉と同じだが、比重はずっと重いので現実の大きさは杉花粉よりもずっと小さい。だから、空気中のチリなどに簡単に付着してかなりの距離を簡単に飛散する。それをたった一つ肺に吸い込んだだけで、一生毎秒10回のアルファ崩壊がそのチリの周囲の細胞に向けて行われることになる。これがプルトニウムの危険性の正体だ。

 なお、上の計算はプルトニウム単体でやったが、現実に飛散しているのは2酸化ウランで酸素原子二つの32をプラスして239のかわりに271で計算するべきだったがこれは誤差の範囲にしていただく。

 今後、少なくとも福島県内で肺がんで亡くなった方の場合は、そのご遺体の肺からプルトニウムが検出されないか、その検査を数十年はやるべきではないだろうか。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011093000750&j4
プルトニウム、飯舘村まで飛散=原発事故で、土壌から検出−文科省

 文部科学省は30日、福島第1原発周辺で行った土壌調査の結果、原発事故で飛散したとみられるプルトニウムが福島県双葉町、浪江町と飯館村の計6カ所から検出されたと発表した。原発敷地外での検出は初めて。沈着量はいずれも、過去に海外で行われた核実験で日本各地に降ったプルトニウムの測定値の範囲に収まっているという。
 飯舘村の1カ所は原発から40キロ以上離れていた。プルトニウムは粒子が重く、遠くまで飛散しにくいとされ、爆発を伴った事故の大きさが改めて浮き彫りになった。
 調査では6月6日〜7月8日、福島第1原発から80キロ圏内にある市町村の100カ所で土壌を採取。プルトニウムなどの量を分析した。
 その結果、3町村の各2カ所で1平方メートル当たり最大4.0ベクレルのプルトニウム238を検出した。事故以前の測定値に比べ、同239、同240に対する比率が大きいことから、今回の事故で新たな沈着があったと判断した。
 沈着量が最も大きかった浪江町の地点で、仮に50年間滞在した場合、同238の被ばく線量は0.027ミリシーベルトにとどまるという。
 また、45カ所ではストロンチウム89を検出。半減期が約50.5日と短いことから、事故後に沈着したとみられる。(2011/09/30-22:36)

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<747>>  

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コメント
 
01. 2011年10月01日 02:04:52: NIdn2VX99k

http://esashib.web.infoseek.co.jp/genpatumura02.htm
◆がん患者は100万人単位で増えていく
あまり煽(あお)りたくありませんが、今後10年でがんを発症する人は100万人単位になるかもしれません。
最初の5年で甲状腺がんや甲状腺異常が顕著になります。
次に50キロ以内の地域で肺がんの発症率が今よりも20%上昇するでしょう。
この数字はノースカロライナ大学の免疫学者スティーブ・ウィング助教授が算出した数字です。
そして10年で骨腫瘍や白血病、肝臓がんも増えてくると思われます。
福島の現状というのはこれくらい深刻なのです。
まず日本の方に大変重要なことをお伝えしなければならない。
それは福島第1原発の4基すべてから、いまだに放射性物質が放出されているという事実です。
3月中旬の水素爆発で飛散が終わったと考えていたら間違いです。
確かに9割はあの時の爆発で放出されたかもしれない。
しかし、それで終わりではない。
ですから環境汚染は計り知れないのです。
放出を防ぐには、建屋を覆いかぶせるテントなどを使わない限り無理です。
(米国の原発専門家アーノルド・ガンダーセン氏)

http://www.msz.co.jp/news/topics/07644.html
安田講堂に陣取った文部官僚が学長を恫喝し構内に国家の暴力装置が始動した。
収奪と侵略の先兵に若者たちは初めて真正面から闘いを挑んだ。
明治という腐った時代が用意した奴隷のシステムに、日本の歴史上かってなかったラジカル(根源的)な闘いの幕が切って落とされたのだ。
学徒出陣、神風特攻隊、
破廉恥極まりない帝国は子供や学生すら楯にして生き延びてきた。

世界史上類を見ない強固な奴隷のシステムとの決戦に向けて数十万の若者たちが陸続と結集を始めた。
http://zenkyoto68.tripod.com/todaiz01.htm


02. 2011年10月01日 11:03:17: JjTfIW8Nww
少なくとも警戒区域については、除染は財政的に無理であり、技術的・人道的に合理性がなく、強制収用により永久に立ち入り禁止にした方がよい。土地の有効利用のためには、大陽光・風力・バイオマス発電基地と放射性廃棄物の最終処分地(新規原発は造らず、これまでの廃棄物と稼働中原発からの廃棄物に限る)とするしかない。

03. taked4700 2011年10月01日 11:41:57: 9XFNe/BiX575U : vzUqoK7BLI
>>02

賛成です。

ただ、最終処分地にするのはまだ検討が必要だと思います。


04. 2011年10月01日 16:52:16: 3bncRlqgg6
>>03 ただ、最終処分地にするのはまだ検討が必要だと思います。

今回の震災と原発事故の教訓は?
日本にはフィンランドのオンカロのような
10万年も安定した岩盤や地層は存在しない。
ヨーロッパやアメリカのような最終処分場建設は実質不可能なのだ。
最悪事故が発生しても人的被害が最小?に抑えられる
広大な面積も日本には存在しない。

福島第一原発近傍に、宮城県亘理〜いわき市まで続く
双葉断層という活断層があります。
放射性廃棄物の最終処分地にするのにはリスクがありすぎだ。
事故が起きた原子炉の管理だけで手一杯のはずだが
警戒地区に放射性廃棄物を持ち込み管理させるのは
通常作業や、ちょっとした事故やミスに対応しにくくなるという
真逆の懸念が大きい。
原発施設の管理には、その周辺に緩衝地帯というか
バックアップする地域・工業地帯と技術者集団が必要です。
いわき市&広野町や相馬市&南相馬市のような場所です。
福島市や郡山市は放射線量から適切な地区ではありません。
リスク分散を考えたら警戒地区に一箇所に集中するのは得策ではない。
今回の1号炉〜3号炉のような連鎖的事故が起きたらと考えると寒気がする。
現状のまま、放射性廃棄物は今ある場所で隔離保管するのが
カタストロフィを発生させない方法だと考える。
劇的な処理方法や無害化技術ができないのなら原発施設は即刻停止し
今までのように核廃棄物はその場所でそのまま保管である。

また個人的に警戒地区の強制収用に反対である。
劇的に放射線量をさげるか無害化する技術が確立するまで
何十年・何百年かかろうが借地とするべき。
強制収用になったら国や原発産業が好き勝手するのは目に見えている。
国・東電に重石と圧力を常に掛け続けるべきだ。


05. 2011年10月01日 18:50:38: JjTfIW8Nww
>>02
>何十年・何百年かかろうが借地とするべき

相続に伴う所有権の細分化が進むので、土地利用の効率化の点で借地は好ましくない。核種変換による消滅処理は、極度に希釈、拡散状態の核種への適用は無理であり、実現性はない。


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