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原子炉建屋上空でのダストサンプリングはやられている
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/171.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 10 月 03 日 17:48:10: 9XFNe/BiX575U
 

原子炉建屋上空でのダストサンプリングはやられている

 福島第一原発の報道写真を集めたサイト(http://www.anaroguma.org/komake/fukushima/photo_Aug3/index.html)を見ていたら、原子炉建屋上空でのサンプリングをしている写真があった。こういった写真が公開されているならデータも公開されているはずで、いくつかの機関に電話をして、東電のサイトで公開されていると分かった。その公開資料の一つがこれ(http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110918_01-j.pdf)で、これを見るとヨウ素とセシウムしか結果が載っていない。しかも検出量は非常にわずかという印象を受ける。しかし、「その他の核種については評価中」とか「代表3核種」という表現があり、ヨウ素とセシウム以外にも検出されている可能性が高い。そもそも、検出されていないならそう発表するはずだ。

 どうやら、1号機から3号機まで少なくとも毎月原子炉建屋上空でのダストサンプリングが行われていた様子だ。無人ヘリ(T-Hawk)を使った測定をやったこともあった様子で、これならプルトニウムが飛散した時期の特定もできるはずだと思う。つまり、気象データは常にあるからプルトニウムが飛散した地域とその濃度が分かるはずだ。そもそもプルトニウムについて6月から7月にサンプリングした結果が9月末に発表になるのは不自然だ。

 日本に原発はあまりに危険だ。既に311の地震が起こり、今後東海地震ばかりでなく日本全国の原発直下でM7を超えた地震が起こる可能性は結構高い。そうなった時の安全性は全く確認されていない。福島第一原発の地震による被害でさえほとんど明らかになっていない。また、少なくとも1万年以上の保管が必要な高レベル放射性廃棄物の保管は全く目処がたっていない。日本のような地震国で地層処分など出来る訳がない。

 日本は地熱資源大国だ。技術も資源もある。化石燃料の輸入代金は年に20兆円を超えている。今、原発をやめて地熱に切り替えないと日本は次なる原発震災に見舞われるだけだ。原子炉建屋上空でのサンプリング結果を全て公表し、プルトニウムについての拡散シュミレーションの結果を公表するべきだと思う。そうすれば、原発廃止の世論がはっきりするだろう。日本にとっても世界にとっても、今、原発廃止に動くべき時だと思う。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<751>>  

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コメント
 
01. 2011年10月03日 21:00:42: sWQ4xUWXok
発表していまっせ。ふざけたもんやけど。プルトニウムなど飛んでおらんと白きっている。
http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/20110826010-2.pdf
ニューヨークタイムズがスッパ抜いたNRC文書には、核燃料が1マイル離れた場所まで飛んだとあるんやけど。
3号機のMOX燃料がどんだけあっんかも秘密。
学者は嘘つきまっせ。バスビーさんの言うとおりや。

02. 2011年10月03日 23:00:19: mkEnL84ms2
嘘つき東電以外に
早く第三者が入って測定データを出させないと!

03. taked4700 2011年10月04日 02:01:01: 9XFNe/BiX575U : gVjL3ax6tQ
>>01

リンクありがとうございました。こんな資料出ていたんですね。

Pu-239 8.6×1007 3.1×1009 4.0×1007 3.2×1009
つまり、合計で3.2の10の9乗ベクレルも出ているなんてとても驚きです。

プルトニウム239は半減期が長いのでその分ベクレル数に比べると実質的な原子の数は多くなると考えていいのでしょうか?


04. 2011年10月04日 10:44:19: caY8HyF72I
原発を阻止するためには原発の仕組みを知らせなければならない、暴走を始めると人間の知恵ではコントロールのできない代物である、これが解決できなければ安全は保たれない。又、放射能汚染廃棄物や使用済み核燃料の処置が未解決である、この事からでも原発は破綻状態である。先の福島大災害は原発の安全神話を根底から打ち砕いた。広島・長崎・福竜丸と体験しながら性懲りもなくモルモットになっているようだ。東芝が原発の権利を買い取ったときは何故なのかと不振に思っていたが、やはり闇で蠢くからくりがあったようだ。何時までもモルモットになっていないで、悲惨な体験生かして立ち上がるべきである。

05. 2011年10月05日 01:12:31: sgolhP60mA
情報には感謝、原発廃止にも賛成だが、だから地熱と言う結論には賛成しかねる。
化石燃料輸入を賄う外貨がないわけではない。火力だろうと、地熱だろうと一番安く作れるものが良い。
エネルギー安全保障なら、備蓄を必要な程度まで増やすのとどちらが安いかだ。地熱があれば火力全廃できるのだろうか?

06. 2011年10月05日 18:58:01: 8XZXkg5Mac
マグネシウムを使って水を燃やせ。

07. taked4700 2011年10月05日 22:15:11: 9XFNe/BiX575U : FqFbvkSfco
>>05

>地熱があれば火力全廃できるのだろうか?

現状の規制がある限り、地熱でエネルギーの大半を賄うのは無理です。つまり、国立公園内での開発禁止、環境アクセスの3年以上の義務化などです。

しかし、地熱資源量も技術も日本には十分にあります。規制が無くなれば、一気に普及するはずです。コスト的に言っても、火力より安くなる可能性が十分にあります。現状で、減価償却が終わった地熱発電所は全発電方法の中で最も安いコストで発電ができています。これは、燃料購入費がいらないこと、維持管理費が他の発電方法に比べて少ないことなどによります。

また、高温岩体発電やマグマ発電について、研究開発費を集中投下すれば、必ず数年から5年以内ぐらいにかなりの技術開発ができ、日本の全エネルギーをこれらの方法で自給可能であると言われています。

これらの技術が実現化すれば、地球規模でのエネルギー問題が解決します。

そもそも、アメリカでは年間100以上の地熱開発プロジェクトがこの5年間以上ずっと行われています。フィリピンやインドネシアのような地熱震源が豊かな国も、アイスランド同様、この数年間急速に地熱開発をやっています。

日本だけなのです、地熱資源国で地熱の新規開発をやっていないのは。

しかも他の国で地熱開発の実際の作業をやっているのはその半分以上が日本メーカーです。


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