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記者の目:放射性廃棄物の最終処分場問題=袴田貴行 (毎日新聞) 福島の思い胸に皆で考えよう 
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/262.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 10 月 07 日 08:31:59: igsppGRN/E9PQ
 

記者の目:放射性廃棄物の最終処分場問題=袴田貴行
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20111007k0000m070137000c.html
毎日新聞 2011年10月7日 0時11分


 ◇福島の思い胸に皆で考えよう

 「原発周辺は国が買い上げ、高レベル放射性廃棄物の最終処分場にするくらいのことを考えてもいい」。連載企画「この国と原発 第1部 翻弄(ほんろう)される自治体」(8月19〜25日朝刊)で、福島第1原発事故に伴う警戒区域の元町議からこんな声が出ていることを紹介した。事故後、脱原発世論が一気に高まったが、最終処分場の問題の論議は深まっていないように感じる。この問題は避けては通れない、国全体の課題だ。避難生活が長期化している福島の人たちだけに可否判断を強い、苦悩させるのは酷だ。

 ◇避難住民が語る福島第1周辺案

 震災後、取材班の一員として何度も福島県を訪れ、福島第1から半径20キロ以内の警戒区域への一時帰宅にも同行した。半径20〜30キロ圏の緊急時避難準備区域は9月30日に解除されたが、警戒区域を解除する見通しは立たない。

 過酷な現実を前に、ふるさとを追われた人から、悲壮な決意も聞こえてくる。双葉町から郡山市に避難している天野正篤さん(73)は、帰郷の望みは捨て、原発周辺の汚染地帯を高レベル放射性廃棄物の最終処分場にすべきだという考えに行き着いた。国に新たな土地で復興できるよう補償を求めていきたいという。天野さんは「晩節に入ってこれ以上の苦しみはないが、国家のために何ができるかを考えた時、それしか浮かばない。その代わり、要求すべきものは要求していく」と話す。

 福島第2原発が立地する富岡町の元町職員も「本当は自分たちの土地にそういう物は置きたくないが、ここより危険な地域はどこにもない以上、狭い国土全体にリスクを分散させるわけにはいかない」と苦渋の判断を口にした。

 原発から出る「核のごみ」の最終処分は法律で、ガラスと一緒に固めてステンレス製の容器に密封し、地下300メートル以上の地中に埋めることになっている。それでも、放射能が危険レベル以下に下がるには10万年かかるとされる。

 経済産業省の認可法人「原子力発電環境整備機構」によると、最終処分場建設が決まっているのは、世界でもフィンランドとスウェーデンだけだ。日本では、同機構が02年に立地自治体の公募を開始。地震・噴火の記録や岩盤の強度などを調べる3段階の調査があり、初期段階の調査に応募しただけで、関連自治体に最大20億円の交付金が出る。07年に高知県東洋町が応募したが、議会や住民の反発を招き、出直し選挙を経て新町長が撤回。その後、選定作業は暗礁に乗り上げたままだ。

 ◇なし崩し的に六ケ所村へ?

 現在、国内に貯蔵されているガラス固化体は約1700本で、国は21年ごろには約4万本に達すると試算する。最終処分場建設のめどが立たない中、青森県六ケ所村の一時貯蔵施設が多くを引き受けているが、村民の間には「なし崩し的に最終処分場にされる」との疑念がくすぶる。「この国と原発」の連載で取材した、同村の元幹部は「最終処分場などできっこない。100〜200年置かれるなら、有事にも対応できる地下300メートルの施設を造るべきだ。国を守るためなら、そのまま最終処分場になってもやむを得ない」と苦悩を語った。

 よくよく踏まえないといけないのは、福島や六ケ所の人たちの「故郷への思い」だ。「福島の原発跡地を最終処分場にしてもやむをえない」という主張には、当然反発が強い。全域が警戒区域の渡辺利綱大熊町長は「原則反対。町民にも核のごみ捨て場にしてはならないという思いがある。国の責任で除染に取り組むのが先で、それもやらないうちから『帰れない』と言うのはあまりに理不尽」と話す。

 岡山県の親戚宅に避難している同町の木村紀夫さん(46)は、自宅を津波で流された。父(当時77歳)と妻(同37歳)が亡くなり、次女(8)は行方不明。帰宅の見通しは立たず、父と妻の遺骨も代々の墓に納骨できない。「10年や20年かかっても、3人の思い出が詰まった故郷に帰りたい。そこを核の墓場にするというのは、あまりに残酷すぎる」

 通常、「記者の目」欄は筆者の意見や主張を書いて締めくくる。だが、私にはそれができない。あまりにテーマが重く、明快な結論は浮かばないからだ。「国策に翻弄された福島の被災者に、最終処分場まで押しつけるなどとんでもない」という思いは強い。だが、原子力という「パンドラの箱」を開けた以上、その後始末をしなければならないという現実も、直視する必要がある。今、国民に求められているのは、この深刻な課題に皆で向き合い、真剣に考えることだ。私も国民の一人として、そうしていきたいと思っている。(東京社会部)

 

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コメント
 
01. 2011年10月07日 12:39:32: DTK68v7wks
処分場は、原発周辺くらいでは、どうにもならんよ。
とにかく、核汚染ゴミは焼却しないこと、また、一般ゴミや産業廃棄物の処分場には、埋立てないことにしなければ、汚染は拡散する一方だ。
核汚染物のための処分場が必要なのですよ。

核燃料の処分場の問題ももちろんあるが、技術的に回収不可能であることが、まず問題だろう。
地下に潜った核燃料は、福一の地下300m以深のところに、地下構造物を造ることが、今のところ、考えられる現実的な方法ではないだろうか。

回収できたプールの燃料などは、福一から100km以上離れた所に処分場を造るようですな。

ま、なんにしても、東日本は、核ゴミ処理・処分場だらけになります。
そうしなければ、焼却・埋め立てによる「核汚染サイクル」の中に住み続けるしかない。
まともな産業は潰れ、清掃奴隷として、東電の小会社のゴミ処理業者で、こき使われて、使い捨てられることになるでしょう。


02. 2011年10月07日 12:50:14: w9GvZRyDHM
さんざん原発マネーの恩恵を受けてきた新聞記者ごときがなにを偉そうに。
おまえらは他人のことを云々する前に、反省と謝罪がまず先だろう。
マスゴミ新聞記者が。

03. 2011年10月07日 13:59:51: 03bw0jfJsI
全国の原発を廃炉にして、その地で出された核ゴミは原発敷地ないで処理する。、その地以外には絶対持ち出さない。
これしかないでしょう!!!!!!

04. 2011年10月07日 14:25:22: 3bncRlqgg6
>>03 さんの考えが一番正しいと私は考えます。
震災と福島第一原発を苦い教訓とするのなら、核廃棄物や原子力施設を
1箇所に集中させるのはリスク分散から考えても全うな考えではない。
福島第一原発1号機〜3号機+4号機のような連鎖的な事故を考えると
核廃棄物処理施設と最終処分場が一箇所に集中することは寒気がする。
しかも、六ヶ所村は活断層の上である。
また、別の意見で福島第一原発事故による警戒地区に中間貯蔵施設や
最終処分場を造るというようなバカな意見があるが。
放射線量が高い地域での作業は過酷になる。
ちょっとした作業や、軽微なミスに対応できなくて事故に発展する可能性が
他の地域と比較しても高まるのは明白だ。
また、六ヶ所村と同様に福島第一原発近傍に双葉断層という
宮城県亘理〜いわきまで走っている、活断層がある。
事故継続中の原発周辺に、中間処理施設や最終処分場とは狂気の沙汰である。
注)本来の中間処理施設とは六ヶ所村のような施設である。
  福島県内でイメージしている、汚泥や草木の保管場所ではない。
カタストロフィを避けるためにも原子炉は廃炉で、その場所で処理と保管
外に持ち出し不可が現状でベストの解決策だと思います。

05. 2011年10月07日 17:25:53: 03bw0jfJsI
04. 2011年10月07日 14:25:22: 3bncRlqgg6>様 ご賛同嬉しい限りです。3・11以来夢中で核について調べ、多様な意見見解を見聞きしました。その途上でこれしかないと。心の奥底からの叫びが聞こえてきていましたが、その時その時の意見見解に流されてしまい、なかなか書いたり、声に出したりする暇がありませんでした。真実や真理は実に単純なんですよね。
*核廃棄物は一個所に集中させると、地球の全滅へと繋がる。これは絶対に回避し なければならない。
*全国の原発を廃炉にして、その地で出された核ゴミは原発敷地ないで処理す   る、その地以外には絶対持ち出さない。この理念を国是とする。
*全国の原発跡地を、核廃棄物処理施設とその無害化研究所とする。
*全国の原子力研究者でチームを組ませ、各地の核廃棄物処理施設研究所に隈なく 配置する。
*上記の処理研究に実蹟を上げたチームに毎年賞を与える。これを日本最高の誉賞 と定める。
*この活動と理念と実績を、日本だけに留めず世界に広める努力をする。

今、思いつく限り書いてみましたが、他に良い考えがありましたら
おおしえください。


06. 2011年10月07日 20:55:21: CwjR4fnnRc
核廃棄物の処理場は残念ながらすでに汚染がすすんで、人が住むべきではない

福島原発周辺しか考えられない。

地震・津波・原発事故による放射能汚染という何重もの災害に遭遇された方々には

本当に気の毒で言葉も無いが、いまの日本政府や官僚・行政・財界などの動きを

考えると福島の復興を本気で考えているとは思えません。

除染が盛んに叫ばれていますが、除染不可能な地域も周辺には多数存在し、思わぬ

処に線量の高いホットスポットが存在します。

福島周辺には住めないというのが世界の常識でしょう?

「永年住み慣れた土地を離れたくない」という東北の人達に特有の感情があり

十分に理解できますが、いまの日本はもうそういう状況にありません。

昔のように大家族でささやかながらも楽しい我が家で落ち着いた幸せな生活を望ん

でも叶いません。

グローバル化などというまやかしの甘言に乗せられ、日本的な幸せの形を破壊され

てしまったのです。

放射線を気にしない方達は除染後はもとの自宅に住まれれば良いと思います。

しかし子供や働き盛りの若い人達は放射能汚染を考えれば福島に住もうとすること

事態、自殺行為であると思います。

福島や東北関東の被災者の方々には何の罪もありません。

このような事態が予測されたにも係わらず何の手立てもしてこなかった東電・政府

保安員・安全委員会に全責任があるのではないでしょうか。

このような重大事故を起しながら当事者である東電はじめおおくの責任機関が今ま

でなにをしてくれたでしょうか?

私たちは感情や気持ちで望郷の思いを募らせると思いますが、こんな状態にし

責任ある対応をしない電力各社や原発村の連中の態度は事故以前と何ら変わってい

ません、上から目線で被災者に対応する東電には吐き気がします。

何時までも仕方ないとため息をついていても問題は解決しません、我々は怒るべき

時にはもっと怒ってよいのではないでしょうか?


07. 2011年10月08日 01:15:00: 3bncRlqgg6
06さんの考えはまさに今の政府や役人の浅墓で短絡的な考えと同じである。
リスクを更に増す考えは常人には理解できない。
人が住めない場所で冷静な作業ができるか?
リスクに迅速に対応できるか?
放射性廃棄物処理施設や最終処分場、原子力関連施設を維持するには
緩衝地帯というか、バックアップする工業地帯や技術者集団が必要
それを理解していますか?
福島第一原発事故に関しては
いわき市+広野町や相馬市+南相馬市の一部で
事故対応で手一杯どころか不足しているのが実情だ。
放射線量から言えば、福島市や郡山市はバックアップ地帯にならない。
全くの論理矛盾で分裂症的な考えである。
一箇所集中がもたらした福島原発事故の現実が理解できないのか???

08. 2011年10月08日 01:17:30: sgolhP60mA
いま建設中の原発のそばの住民、故郷への想いはどうなのだろうか。
事故が起こってから「故郷への想い」を言い出すのでは遅いのだが。
どんなに汚染されても、大枚を投じて除染して貰えると信じているなら甘すぎる。
ダム建設の場合でも、故郷への想いは安くしか評価されない。

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