《生涯１００ミリシーベルト」は一生を８０年として単純計算すると年１・２５ミリシーベルトとなり、現行暫定規制値の根拠である被ばく限度（放射性セシウムで年５ミリシーベルト）を大幅に下回る。》

こんな記事よんだら、「だいぶ厳しくなった！」と普通の人は安心してしまうやないの。
暫定基準値が、大甘なんやから、これを厳しくした所で似たり寄ったり。
武田先生も、これで暫定基準よりだいぶ厳しくなった、と安心されいらっしゃるが、甘いのでは？
しかも、年間１ミリシーベルトの基準はどこへぶっとんだ？

年間１ミリ基準は、残っているのんか？
あんまり腹がたって、そこのところをはっきりさせてほしい。
私の勘違いやったら、すみません。

阿修羅の皆さんの中で、お分かりの方がいたらご教示おねがいします。

参考記事
ーーーーーーーーーーーーーーー
http://mainichi.jp/life/health/medical/news/20111028ddm001040016000c.html

生涯被ばく：「内部１００ミリシーベルト」基準に　「外部と合計」撤回−−食品委答申

　放射性物質の食品健康影響を評価していた内閣府の食品安全委員会は２７日、健康に影響を及ぼす被ばく線量について、食品からの被ばくで「生涯累積でおおよそ１００ミリシーベルト以上」とする評価書をまとめ、小宮山洋子厚生労働相に答申した。当初は「１００ミリシーベルト」を外部、内部被ばくの合計線量としていたが、「説明不足だった」と食品摂取による内部被ばくに限定した。厚労省は答申を受け、現行の暫定規制値の見直しに入り、規制値を引き下げて厳しくする見通し。

　食品安全委は４月以降、広島や長崎の被爆者のがん発生率データなど約３０００の文献を検討。７月に「生涯１００ミリシーベルト」の評価案を公表し、広く意見を求めた。賛否が分かれたが、「修正を必要とする意見は確認できなかった」とした。

　外部被ばくを考慮しないことについて、会見した小泉直子委員長は「著しく外部被ばくが増大しないことを前提にした」としながらも、「外部被ばくが非常に高いケースには適用できない。しかるべき機関が策を講ずる問題だ」とした。１００ミリシーベルト未満の健康影響については「言及することは困難」とした。また小児に関して、甲状腺がんなどのデータから「感受性が成人より高い可能性がある」とし、配慮が必要であるとの考えを示した。

　「生涯１００ミリシーベルト」は一生を８０年として単純計算すると年１・２５ミリシーベルトとなり、現行暫定規制値の根拠である被ばく限度（放射性セシウムで年５ミリシーベルト）を大幅に下回る。【小島正美】

食品安全委：生涯被ばく「１００ミリシーベルトで影響」
食品の放射線：規制値「更に厳しく」厚労相
放射性物質：食品規制値「厳しく」　暫定年５ミリシーベルト見直し−−厚労相
ＴＰＰ：交渉、農業以外も議論錯綜　自由診療拡大？食品安全基準が緩和？
東日本大震災：給食の安全性／下　福島の親、不安口にできず

毎日新聞　2011年10月28日　東京朝刊
　

コメント
01. 2011年10月29日 06:12:10: E4bT3Bpr2w ICRPの一般公衆1mSv/年より悪いのは明らかだし、生涯で100mSvというのが気に食わない。 今後3年間は年30mSv、その後、死去するまでに10mSv、なんてこともなくはない。
02. 2011年10月29日 07:35:34: RAIKe0XcRa yputyan: 横浜市にある民間の分析機関「同位体研究所」TEL045-718-5457は福島県に住む6歳以下の乳幼児を対象に12月から無料で尿に含まれる放射性物質の測定を行う事を決めた。ホールボディカウンターより内部被爆は分る筈だ。今後は母乳の検査も実施するとの事。上記電話番号に問い合わせを。
03. 2011年10月29日 08:40:28: 848Zk9QhBo 答申しただけです。私たちには何の責任もありません。・・・食品安全委員会 答申を受けて実施しました。私たちには何の責任もありません。・・・厚生労働官僚 私たちには基準を決める権限はありません。だから責任もありません。・・・東電・原子力安全委員会・経産省官僚 責任は私がとります。・・・総理大臣・担当大臣 しかし、私たちを選んだ国民が責任をとってください。
04. 2011年10月29日 08:51:44: k0ihWhRjrI 外部被爆を除外して、内部被爆でも呼吸によって吸い込んだ内部被爆も無視。 しかもどうやって生涯被曝量を測定・管理するかもわからない。 すべて無茶苦茶で無責任。縦割り行政の欠陥の極致。 委員会のメンバーと議事録を公開するべきだ。
05. 2011年10月29日 12:38:06: 03bw0jfJsI 04<さん、そのとうりと思う。
06. 爺さん 2011年10月29日 13:52:14: pkMRoq8j2xu8g : OKIDWWOC3M 武田教授の言うように肯定的にとらえて逆手に取るべきだと思いますが、 ベラルーシの70ミリシーベルトより30ミリも多い。なんだこりゃあ。 ちなみにあちらは内部外部合計。良心ないな委員様。ボーダーか？ 次にネステレンコの報告を投稿しておきました。 http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/143.html
07. 2011年10月29日 14:27:51: LGBgCctOsQ 食品安全委員会 　 委 員 長　　小泉　直子　（こいずみ　なおこ）（常勤） 熊谷　進　（くまがい　すすむ）（常勤） 長尾　拓　（ながお　たく）（常勤） 廣瀬　雅雄　（ひろせ　まさお）（常勤） 野村　一正　（のむら　かずまさ）（非常勤） 畑江　敬子　（はたえ　けいこ）（非常勤） 村田　容常　（むらた　まさつね）（非常勤） http://www.fsc.go.jp/iinkai/iin_meibo_2301.html
08. 2011年10月29日 15:11:21: VuPtgMPvn2 原発を容認してきた 「国民の自業自得（自己責任）」 「国民が地獄を味わうのは当然の義務」 「選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ」 by ヒトラー
09. 2011年10月29日 18:46:46: us3SzFRIYU もちろん狂っております。
10. ジャック・どんどん 2011年10月29日 19:15:43: V/iHBd5bUIubc : A4GQ7o9O02 皆さん、コメントありがとうございます。 例えば、1歳児が、９０ミリシーベルトの内部被曝、その１年後5ミリシーベルトの内部被曝して、３歳になりたてのころ、不幸にも死亡したとする。生涯、９５ミリシーベルト、すなわち基準値（１００ミリシーベルト）以内だから問題ないということなのか？ これは、生涯１００ミリシーベルト以下のなので問題なしとなりうるのでしょうか？ 1年1シーベルトの歯止めは、もうなくなっているということでしょうか？

11. 2011年10月31日 00:29:50: 03bw0jfJsI １０＞さん、いあぁ、政府は東電げんしりょくマフィアは、そう発表するつもりと、踏んでおります。

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