朗報！！・・・自治体の追従を期待する
http://takedanet.com/2011/11/post_7e4b.html
平成23年11月7日　　武田邦彦（中部大学）

長い道のりだった。福島原発事故の直後から、日本の国力、バスの量、食糧調達力などから言えば、１年１ミリを貫くことができたが、過ぎ去ったことは問うまい。少しでも早く子供の被曝を減らさなければならない。子供の命と健康は国会議員、東大教授、都知事より重い。ここに新潟県の正式要請を示す。

「新たな食品中の放射性物質の規制値について国に要望します 2011年11月02日

　現在、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された大量の放射性物質が広範囲に拡散し、生活圏の汚染や農林水産物の汚染によって、多くの国民が不安にさらされています。

　一方、食品等に定められている現在の暫定規制値は、事故直後の緊急事態など、生きるためにやむを得ず摂取するような際の基準です。新潟県は国に対し、国民の健康と安全、そして日本の信用を守っていくために、国際的にも信頼される基準に戻すよう要望してきたところです。

　このような中、10月28日、厚生労働大臣は「新たな規制値設定のための基本的な考え方」を示し、食品から許容できる線量を年間１ミリシーベルトに引き下げることを基本に検討することとしました。しかしながら、従来、原子炉等規制法などでは、ＩＣＲＰ（国際放射線防護委員会）の勧告に基づき、外部被ばくと内部被ばく線量を合わせた一般公衆の被ばく限度を年間１ミリシーベルトとしており、従来の規制値と整合性をもった、内部被ばくと外部被ばくの合計を踏まえた規制値とすべきと考えます。

　また、乳幼児からおとなまで一律の基準とすることなく、特に子どもへの影響について十分に考慮したうえで、子どもについては別基準を設定すべきと考えます。今後、厚生労働省で新たな規制値の設定について議論していくにあたっては、これらのことに十分配慮し、より安全サイドにたった議論を行うよう要請します。」

素晴らしい！！　法治国家としては当然とも言えるが、異常な脱法思想が蔓延した日本で新潟県が正式なステートメントの形でこれを出したのは高く評価できる。今まで「１年１ミリなどなに言っているのだ」と言っていた自治体の首長、ホームページ作成者、週刊誌、新聞、テレビ報道部などは深く反省し、直ちに正道に戻って貰いたい。

国民が一致団結して１年１ミリに戻ることで、日本の子供は危機を脱する。

http://takedanet.blogzine.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/11/07/bandicam_20111107_194415725.jpg

新たな食品中の放射性物質の規制値について国に要望します 　：新潟県
http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1320181214798.html

コメント
01. 2011年11月08日 03:32:29: DprNjXc3KE ＞国民が一致団結して１年１ミリに戻ることで、日本の子供は危機を脱する。 奇妙な理屈だ。法的規制値を変更しようと、全国的に日に日に汚染レベルは上がり続けており、現実には「１年１ミリ」は最早不可能になっている。 日本は、チェルノブイリとは異なり、β・α線核種が比較にならない程多量に拡散し、その多くが微粒子となって大気中に漂い続けている。 内部被曝も、現時点までβ核種による粘膜・血管内膜の炎症やそれに伴う血栓（心不全の原因）と中枢血管内の電離放射による脳障害が主だ。更に急性白血病や皮下に現れる内出血は、これに加えα核種が関与していると推測される。 これらはセシウムやイオダイン等のγ核種とは関係がない。 また、甲状腺障害もγ核種に比べてβ・α核種によるものは症状の進行も早く、より重篤な結果をもたらす。 だが、これらは線量に含まれてはいない。当然国民は知らず、肝腎なものは隠蔽されて続けているのだ。 これらを前提とした「１年１ミリ」に何の意味もなく、もし、これに合わすなら、徹底した隠蔽の継続と数値操作以外には無い。 良い人を演じることに忙しく、現実を知る機会も方法もない、このような人物は、数年先には無意味な存在になっていることだろう。
02. 2011年11月08日 04:31:09: M1febARTnQ 武田氏は、法的整合性を失っている日本の現状を回復せよと、政府に迫っている のです。これを放置しておけば、近代社会の原則はすべて崩壊していくことに なります。さながら、ナチスが政権をとったあとのようにです。 よく、ドラマにあるように、最初は小さな嘘でも、その嘘を維持するために より、おおきな嘘をつかなくてはならなくなる。さらには、おおきくなって しまった嘘を、もう公表はできないから、余計な発言者を脅迫したり、逮捕 したりするようになる。こうなったら、もう国としては、おしまい。御用学者 ですら、まともな議論のない国家には、嫌気がさしてくるはずです。 いま、日本は危ないところにあるとおもいますね、
03. 2011年11月08日 13:29:13: 06T0eMXFO2 ・11.08衆院予算委員会・(自民党)村上誠一郎-1〜-4 １.http://www.youtube.com/watch?v=6hSXdSxo0DM&feature=channel_video_title ２.http://www.youtube.com/watch?v=t3kC2p7Vew0 ３.http://www.youtube.com/watch?v=BtwIKmtQkyw ４.http://www.youtube.com/watch?v=S7AlJw2TWVo
04. 2011年11月08日 14:21:46: UwbHXXAps6 >1 論点がずれてると思います。 武田氏は3/11以前の法と同じ1mSv/Yの基準に戻すことで、食品、除染、移住といった放射線防護の対策がまともな方向に進むと主張しているのです。 内部・外部被曝合わせて1mSv/Yに戻れば、東日本の農産物・海産物と日本産の畜産物の多くが流通できなくなり、食品の安全が確保できる。 高濃度汚染値は除染より移住のほうがコストも期間も効率的なので、移住の方向で進展する。 ガレキも移動することがなくなる。 やっぱり、1mSv/Yに戻れば日本の子供は救われる。
05. 2011年11月08日 15:33:34: 03bw0jfJsI 現在の事態を推進しつづけた自民は国民に謝り賠償してから出直せ、他党の推進は政党も同様だ。さっさと死んでほしい
06. 2011年11月08日 20:38:32: 03bw0jfJsI 新潟に続き全国民が政府と全国の原発企業に突きつけ、全世界の悪徳核産業に突きつけよう！！。ワアオ！！
07. 2011年11月08日 22:48:32: kFnN0KCaE 被曝現地の人々の避難が 全て。そうすれば、現地栽培の被曝モノの流通も無い（海産物等は除く）。
08. 2011年11月09日 14:52:19: q3ol0qsG6Y 避難で来きない一番の問題はお金です これから先の生活保障を国がきちんと示せば 大移動を始めるでしょ 「命と引き換えにしても住み続けたい」・・なんて勝手なことを言っている人は 自分がとうの昔に故郷を捨てていることに気づいていないだけ

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