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チェルノ原発事故の悲劇描く映画プリピャチ 12年後のフクシマの姿がここにある (田中龍作ジャーナル) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/858.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 04 日 07:06:16: igsppGRN/E9PQ
 

【チェルノ原発事故の悲劇描く映画プリピャチ】 12年後のフクシマの姿がここにある
http://tanakaryusaku.jp/2011/12/0003279
2011年12月4日 01:38  田中龍作ジャーナル


 プリピャチはチェルノブイリ原発そばの村の名前である。原発から4キロという近さだ。原子炉から吐き出された冷却水を運ぶ川の名前でもある。

 チェルノブイリ原発事故後、30キロ圏内は立ち入り禁止区域となり、プリピャチ住民5万人が避難した。避難後に戻ってくるなどして、事故から12年後の映画撮影時(1998年)には700人が立ち入り禁止区域で生活していた。同区域の悲劇を描く映画『プリピャチ』が3日、東京神田のアテネフランセで本邦初上映された。

 映画は夫がチェルノブイリ原発の作業員だった老夫婦の語りで始まる。「私たちはゾーン(警戒区域)なんて言葉は使わない。検査した連中が名付けただけだ。放射能がある。30キロ圏内を指す。30キロ離れろと言ってもその先はどうなるんだ。鉄線で放射能は止まらない」。

 村への出入りをチェックする検問所の警備兵が大きな溜息をつきながら話す。「かつてゾーンには美しい景色があり、イチゴやキノコが採れる山と川があった。そこに事故が起こり全ては汚染された。30キロ圏内の線量は許容値をはるかに超える」。

 プリピャチは原発から撒き散らされた放射性物質によって、その面影も留めぬ、人が住んではならない場所になってしまったのだ。

 オーストリア人のニコラウス・ゲイハルター監督らスタッフは、3か月に渡って線量の高いプリピャチで撮影を敢行した。ウクライナのグリーンピースに監督の知人がいて政府と交渉してくれたおかげで、警戒区域に入りカメラを回すことができた。

 「こんな状況でも人が生きてゆける。未来が見通せない中で人が生きてゆける。ゾーンの中が危険だと知っていながら、生活を立て直している」―上映後のトークショーで語ったゲイハルター監督の言葉だ。村人に尊敬の念を抱き、のめり込んでいった様子がモノクロームのフィルムに焼き付けられている。監督の思いは村人に伝わり、彼らも本音を明かす。

 村人の診察を続ける女医の言葉が印象的だ。戦慄さえ覚える。「人がここに住んではいけない。でもウクライナ(政府)の事情があって人々は移住できない。ゾーンの内に安全な場所はない。とにかく情報がない。私たち医師もわからない。危険だとは分かる」――情報を隠して避難を遅らせ、その後は帰還を急がせる日本政府の姿と重なるではないか。

 ラストシーンは冒頭の老夫婦が再び登場する。二人はプリピャチ川に釣りに出かける。「昔は川の水を汲んで茶を沸かした。川は浅かったけど水は澄んでいた。この河畔で生まれたんだから、ここで死にたい」。淡々と話す老人の口調が観る者の胸をえぐる。

 「ここで死にたい」と願い、線量の高いことを知っていながら福島に住み続ける老人は数えきれない。『プリピャチ』でチェルノブイリ原発事故から12年後に起こったことは、すでに福島で起きている悲劇である。

 ◇

『プリピャチ』は神田アテネフランセで6日〜10日まで毎日2回上映。
問い合わせはアテネフランセ文化センター(TEL 03-3291-4339)

上映前緊急シンポ:
http://www.ustream.tv/recorded/18816038

 

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コメント
 
01. kristenpart99 2011年12月04日 07:35:41: 6lghLweqHvN/I : pj0KXIvxBk
年寄りには「悲劇」ではない。
「ここで死にたい」と思ってそこに居るのだから。
それでも放射線による障害よりも先に寿命が来るのだろうし。

「悲劇」は子供を含む若い世代がそこに居なくてはならない
ことだろう。日本の場合は政府が率先してこの子供を含む若い世代を
将来の「悲劇」に引きずり込んでいることに、チェルノブイリと
異なる問題がある。

従って、この映画はある意味で幸せなのである。
老人が主役である限りは。

以上


02. 2011年12月04日 17:43:02: 1G4MFIcYcY
>>1
>年寄りには「悲劇」ではない。
>。ヨここで死にたい」と思ってそこに居るのだから。
>それでも放射線による障害よりも先に寿命が来るのだろうし。

「放射線による障害(ママ)よりも先に寿命が来る」のなら悲劇ではないでしょう。しかし、放射線によって寿命が縮められる可能性を認める説もあります。そうであるならば、「ここで死にたい」と思ってそこに居るのだとしても、「悲劇」でしょう。

「低線量の放射線は、最終的には以前に予想もされなかった損傷を起こしてしまう。これには、インフルエンザ、肺炎などの感染症、その他加齢による病気、すなわち肺気腫、心臓病、甲状腺疾患、糖尿病などが含まれる。」(「人間と環境への低レベル放射能の脅威」あけび書房 P.138)


03. 爺さん 2011年12月05日 01:53:09: pkMRoq8j2xu8g : VPUT9fyg4E
周囲の老人を見ていると、白血病や固形癌の前に、人格崩壊や失明による家庭崩壊が起きるような雰囲気です。
意外と老人介護と精神病院が儲かるようだ。

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