最も悪い奴等は政治に携わっている奴等だ。

官僚共と政治家共である。

が、ややもすると産地の農家や漁民に焦点が当てられる。

しかし、確信犯として人の不幸を利用して金儲けをしようとする悪徳流通業者がもうかなり蔓延ってると考えられる。

産地の農家や漁民は生産物を安く買い叩かれるのだ。

安く叩いて業者が引き取る。

それを飛ばして素知らぬ顔で売るのだ。

安く売ればまだ良心的な方であって、普通の値段で売ってしまえば却って判らない。

広河隆一氏のお話が出ていたが、かつて親から聞いた「闇市」の時代の話を思い出した。

しかし、闇市では放射能汚染された食品は売ってはいなかっただろう。

爆弾と渾名された目の潰れるアルコールは売ってはいても。

しかし、闇市の時代は食糧が貴重であった時代である。

現在はまだマシではないのか。

どういうことかといえば、国内で調達される食料が殆ど総て食べれないほどに汚染されていて安全なものが全く貴重になっているわけではないからである。
”かろうじて”そうであるに過ぎないが、
もしも、地震により、九州から北海道に至るまでの殆どの原発が破裂に至っていたならば、食べられるものは全くなくなっているだろう。

であるから、まだ”かろうじて”なのである。

どのような時にも、人の不幸に付けこんで金儲けの材料にしょうとする輩はいる。

必ずいるのであるから、被害に遭わないように注意をすべきであろう。

消費者は連携する生産者を探して見つけて出来る限り安全な食品を購入すべきなのだ。

生協も当てにならないと考える人達は産直のネットを拡大させたりして生産者と連携し日本の第一次産業を消費者が護るべきなのだ。

そうすればＴＰＰも撃退できるし、悪徳流通業者の跋扈を防ぐ事になるのだ。

これから様々な悪徳業者や汚染食品が出回る事になるのではないか。

なにしろ政治が無責任の自己保身に終始するのだからそうなるだろう。

消費者は自己防衛すればよいだけの事である。

次のような事態が起こるのではないかと想像していた。

東北の汚染された海の地域で流通を禁止された海で密かに漁民ではない者達が漁をして売り飛ばす事。

同様に汚染された山野に他地域からの者達が入って山菜を収穫したり野鳥や動物を狩って流通させる。

さらに、野生化した和牛などを捕獲して牛肉として流通させる。

幾らでも悪い商売は出来るのだ。

これらは勿論犯罪である。

しかし、自己保身に凝り固まった日本の政治はこれらを取り締まることをしないのだ。

自分を護って責任逃れする事に精一杯であるからだ。

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